展示会を失敗させないセミナー

施設園芸・植物工場展(GPEC)2026|現地観察レポート

展示会場の様子がわかる動画です。

会場を歩いてまず感じたこと

東京ビッグサイトの南ホールに足を踏み入れると、農業という言葉から連想する土の匂いとは違う、金属と樹脂の匂いが漂っていました。

並んでいるのは苗や野菜ではなく、環境制御システムやセンサー、栽培棚といった「仕組み」そのものです。

施設園芸・植物工場展は、農業の現場を支える技術が主役の展示会なのだと、歩き始めてすぐに実感しました。

展示会基本情報

開催日時

2026年7月15日(水)から17日(金)までの3日間、10時から17時まで開催されました。

会場

東京ビッグサイトの南1・2ホールが会場です。

主催者

一般社団法人日本施設園芸協会が主催し、農林水産省や経済産業省をはじめとする農業関連機関が後援しています。

公式サイト

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来場者層

施設園芸の農閑期にあたる7月の開催ということもあり、実際に生産を担う農業者が主要な来場ターゲットになっていました。

あわせて、資材メーカーや研究機関、行政関係者の姿も目立ちました。

主な出展分野

施設本体・資材、環境制御などの付帯設備・機器、生産管理機器・システム、流通・加工・包装まで、施設園芸の川上から川下までを網羅する分野構成でした。

展示会の特徴

施設園芸・植物工場展は、この分野に特化した国内唯一の展示会です。

9回目の開催を数え、業界内での認知と信頼を積み重ねてきたことがうかがえます。

今回はアクアポニックス・陸上養殖設備展との同時開催となっており、隣接領域まで視野を広げた回遊性の高い会場構成になっていました。

今回のみどころ

国内外200社・団体の出展を目標に掲げていただけあって、ブースの数だけでなく技術の幅広さも際立つ内容でした。

環境制御からデータ活用まで、栽培という一つのテーマをさまざまな角度から切り取った展示が並んでいます。

注目ポイント

特に目を引いたのは、センサーで取得したデータを栽培管理に生かすシステム系のブースです。

勘や経験に頼ってきた農業の現場に、データという新しい判断材料が加わりつつあることを感じさせました。

説明員の方々も専門用語を噛み砕きながら丁寧に対応しており、来場者の理解を後押ししようという姿勢が伝わってきます。

会場の様子

平日開催にもかかわらず、会場内は落ち着いた熱気に包まれている印象でした。

来場者の多くは、パンフレットを受け取るだけでなく担当者に具体的な質問を投げかけていました。

これは、来場者の目的意識がはっきりしていることの表れだと思います。

登録来場者数16,976名、延べ来場者数45,113名という規模は、専門展としては相当な求心力があることを物語っていました。

施設園芸・植物工場展2026の会場の様子_展示会営業術 (4) 施設園芸・植物工場展2026の会場の様子_展示会営業術 (3) 施設園芸・植物工場展2026の会場の様子_展示会営業術 (2) 施設園芸・植物工場展2026の会場の様子_展示会営業術 施設園芸・植物工場展2026の会場小間割り_展示会営業術 (3)

業界への意味

施設園芸や植物工場は、人手不足や気候変動といった課題に直面する日本農業にとって、重要な選択肢の一つです。

この展示会が9回にわたって継続してきたことは、業界としての技術投資が着実に積み上がってきた証だと感じます。

会場で見た技術の中には、導入コストや運用のハードルを抱えているものも少なくありません。

それでも一歩ずつ現場に浸透していけば、日本の農業の生産性を底上げする力になっていくはずです。

今年の展示会トレンド

今回感じたトレンドは、単体の機器の性能競争から、データ連携によるトータルソリューションへの移行です。

環境制御機器と生産管理システムを組み合わせて提案するブースが増えており、農業経営全体を支援しようという姿勢がうかがえました。

アクアポニックス・陸上養殖設備展との同時開催も、栽培と養殖という異なる分野を掛け合わせる発想の広がりを感じさせるものでした。

過去のレポート

過去に開催された展示会のレポートについても、順次まとめております。ご興味のある方はあわせてご覧ください。

施設園芸・植物工場展(GPEC)2024|現地観察レポート

施設園芸・植物工場展2022

展示会営業の専門家 清永健一のワンポイントアドバイス

今回会場を歩いていて感じたのは、技術力の高いブースほど、来場者への説明の切り口を工夫しているという点です。

専門的な機器であっても、来場者の課題からいったん翻訳して伝えることで、初めて価値が届きます。

これは、農業関連の展示会に限った話ではありません。今回の展示会でも感じたのは、成果が出ている企業ほど「その場の対応」ではなく、事前・当日・事後までを一貫した設計で動いているという点です。この全体像を理解せずに出展してしまうと、どうしても場当たり的な営業になりがちです。展示会で成果を出すための考え方と具体的な進め方は、展示会営業 of 成功ガイドで体系的に解説しています。

施設園芸・植物工場展のように専門性の高い展示会ほど、来場者の課題を丁寧に聞き取り、次の商談につなげる準備が欠かせません。

会期後のフォローまで含めて設計できている企業こそ、この分野でも着実に成果を伸ばしていくのだろうと思います。

今後もこうした専門展が、日本の農業を支える技術と現場をつなぐ場として発展していくことを期待しています。

※この記事はAIを活用して作成しました。

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