展示会場の様子がわかる動画です。
会場を歩いてまず感じたこと
初日の朝、パシフィコ横浜に足を踏み入れた瞬間から、その熱気に圧倒されました。
葬祭業界は今、家族葬による小規模化、低価格化、オンライン化と、かつてないほどの変化の波に晒されています。そういった背景があるからこそ、今年のフューネラルビジネスフェアは格別の熱量を帯びていると感じました。
業界の変化が激しい時こそ、展示会は大きな力を発揮します。これは現地を歩いて改めて実感したことです。
変化の渦中にいる人たちが、答えを探しに来ている。そのリアルな課題意識が、会場全体に漂っていました。
展示会基本情報
開催日時
2026年6月23日(火)10:00〜17:00 / 2026年6月24日(水・友引)10:00〜16:30
会場
パシフィコ横浜 展示ホールC・D(シンポジウムはアネックスホール)
神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1
主催者
綜合ユニコム株式会社・月刊フューネラルビジネス
公式サイト
来場者層
葬祭業界の関係者を対象とした商談型展示会で、一般消費者は入場できません。
来場されているのは、葬祭会社の経営者・営業担当者、ホール運営スタッフ、業界に携わる士業・専門家など、現場のプロフェッショナルばかりです。業界の最前線にいる方々が、情報収集や商談を目的に集まる場として長年の信頼を築いてきた展示会といえるでしょう。
主な出展分野
棺・骨壺・霊柩車といった伝統的な葬具から、AIやDXを活用した業務支援システム、生花祭壇の装飾ツール、オンライン葬儀サービスまで、幅広い分野の企業が出展しています。
今年は特にデジタル関連の出展が目立ち、業界のDX化の流れを色濃く反映した構成になっていました。
展示会の特徴
フューネラルビジネスフェアは今年で第29回を迎えます。30年近い歴史を持つ、葬祭業界を代表する専門展示会です。
今年は過去最大規模となる140社以上・約300小間が出展し、会場の規模感も格段にスケールアップしていました。業界専門家によるシンポジウムが同時開催されるほか、複数の特設ステージで実演やセミナーも行われており、商談だけでなく学びの場としての機能も充実しています。
入場は無料(事前登録制)で、商談スペースも設けられているため、出展者と来場者がじっくりと対話できる環境が整っています。
今回のみどころ
今年のフューネラルビジネスフェアで僕が特に注目したのは、デジタルとアナログが融合しつつある出展の多さです。
AIを活用した葬儀の手配支援、業務のDX化を進めるシステム、遠方の参列者がオンラインで参加できるサービスなど、数年前には想像もできなかったソリューションが続々と登場していました。
一方で、伝統的な葬具や生花祭壇の職人技にこだわったブースも健在でした。技術革新と職人文化の共存が見られた点も、この業界ならではの光景だと感じます。
注目ポイント
今回の展示会を通じて、葬祭業界が直面している変化の深刻さを改めて実感しました。
家族葬の普及による小規模化、それに伴う単価の低下、そしてオンライン化の加速。この三つの波が同時進行していることが、出展各社のソリューションを見ていても明らかでした。
特に印象的だったのは、「変化への対応」を前面に打ち出すブースが増えていたことです。かつては「伝統と格式」を訴求する企業が多かった葬祭業界が、今は「変化への対応力」を競う場へと変わりつつあるように見えました。
会場の様子
開場直後から来場者の流れが途切れなかったのが、今年の展示会の熱量を物語っていました。
通路は常ににぎわっており、各ブースでは担当者が熱心に説明を行い、来場者も真剣な表情でメモを取っていました。商談スペースでは早い段階から商談が始まっており、出展者と来場者の間に生まれる「本音の対話」が随所で見られました。
シンポジウム会場も盛況で、業界の未来を語る専門家の言葉に参加者が真剣に耳を傾けていました。「答えを探している人たちが集まっている」という空気が、会場全体に満ちていたように思います。

業界への意味
変化が激しい時代に、展示会はなぜ力を持つのでしょうか。
それは、変化の中にいる人ほど「正解」を探しているからです。AIや書籍から得られる情報は多くても、目の前で実際に動いている商品やサービスを見て、開発者と直接話せる場はなかなかありません。
展示会はまさに、その「リアルな出会いの場」として機能します。今年の葬祭業界がそうであるように、変化が急速なほど、展示会に集まる人の熱量は高くなります。業界の課題が凝縮された場が展示会であり、出展企業にとっては市場の最前線を肌で感じる絶好の機会でもあるのです。
そして展示会が持つ「一次情報の宝庫」としての価値は、AI時代においてますます重要になっていくでしょう。AIが扱えるのは過去の二次情報ですが、展示会の現場には「今この瞬間の顧客の本音」があります。その価値は、どれほどデジタル化が進んでも失われないはずです。
今年の展示会トレンド
今年の展示会全体を通じて感じたトレンドは、「AI・DXの本格導入期」という印象です。
数年前まで「検討段階」にあったデジタル化が、今年は「実装段階」に入ったブースが明らかに増えていました。単なるシステム紹介ではなく、実際の導入事例や費用対効果を示す展示が増えており、来場者の関心も「使えるのか」「いくらかかるのか」という実践的な方向へシフトしていました。
また、「小規模化・低単価化への対応」を正面から打ち出す出展者が増えたことも、今年ならではのトレンドといえます。業界全体が現実を直視し、次の打ち手を模索している姿勢が、会場の随所から伝わってきました。
今回の展示会でも感じたのは、成果が出ている企業ほど「その場の対応」ではなく、事前・当日・事後までを一貫した設計で動いているという点です。この全体像を理解せずに出展してしまうと、どうしても場当たり的な営業になりがちです。展示会で成果を出すための考え方と具体的な進め方は、展示会営業 of 成功ガイドで体系的に解説しています。
過去のレポート
フューネラルビジネスフェアの過去の現地観察レポートについても、こちらのサイトでご覧いただけます。業界の変化を年ごとに追っていくと、トレンドの推移がより鮮明に見えてきます。ぜひあわせてご参照ください。
展示会営業の専門家 清永健一のワンポイントアドバイス
葬祭業界の方が展示会に出展する際に僕が強調したいのは、「変化を言葉にして伝える」ことの重要性です。
家族葬の普及、低価格化、オンライン化——これらは業界全体の課題ですが、来場者が本当に知りたいのは「あなたの会社はその課題にどう答えるのか」という点です。変化の時代に、漠然と「便利です」「対応できます」と言うだけでは、ブースの前を素通りされてしまいます。
来場者の課題意識はかつてなく高まっています。だからこそ、出展コンセプトを明確にし、誰のどんな課題に応えるブースなのかを、来場者が3秒で理解できるように設計することが重要です。
今年のような変化の激しい時代は、出展企業にとって大きなチャンスでもあります。業界全体が答えを探しているこの局面で、明確なメッセージを持つ企業は際立ちます。ぜひ今回の展示会を、自社の「答え」を発信する場として最大限に活用してください。
※この記事はAIを活用して作成しました。
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展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照。
展示会をテーマとした著書5冊を含む合計7冊を執筆し、すべてAmazon部門1位を獲得している。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。

