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東京ビッグサイト来場完全ガイド|持ち物・コインロッカー・効率的な回り方と成果を高めるコツ【2026年版】

展示会で成果を出すヒントをGoogleでもチェック

東京ビッグサイトで開催される展示会に初めて行く方、あるいは久しぶりに来場する方に向けて、事前に知っておきたい情報をまとめました。

東京ビッグサイトは、東展示棟、西展示棟、南展示棟などに分かれた国内最大級の展示施設です。

展示会によっては複数のホールを使用するため、事前準備をせずに訪れると、移動だけでかなりの時間を使ってしまうことがあります。

また、コインロッカーや食事場所、休憩スペースなどを知っているかどうかでも、当日の快適さは変わってきます。

ただし、ぼくが展示会の専門家として、もっともお伝えしたいのは別のことです。

展示会は、たくさんのブースを見て回れば成果が得られるわけではありません。

大切なのは、自社の課題を解決するための情報や、これからの仕事につながる出会いを持ち帰ることです。

ぼくはこれまで1,300社を超える企業の展示会活用を支援し、ほぼ毎週、東京ビッグサイトの展示会場を歩いています。

さらに、弊社が2026年に公表した『展示会白書』では、業務目的で展示会を訪れた1,089名を対象に、来場者の行動や期待について独自調査を実施しました。

この記事では、東京ビッグサイトの施設情報に加えて、こうした調査結果と現場経験をもとに、展示会を効率よく回り、仕事の成果につなげる方法を解説します。

1.東京ビッグサイトに行く前に確認したい3つのこと

① 来場する展示会の開催ホールを確認する

東京ビッグサイトは、主に東展示棟、西展示棟、南展示棟、会議棟などで構成されています。

展示会によって使用するホールが異なり、同じ日に複数の展示会が開催されることもあります。

特に注意したいのは、東展示棟と西展示棟、南展示棟の間を移動するときです。

会場全体が広いため、目的のホールを間違えると、かなり歩くことになります。

来場前には、展示会主催者の公式サイトで開催ホールと受付場所を確認しておきましょう。

また、東京ビッグサイトでは施設の改修工事も行われています。利用できるホールや通路が変更される場合があるため、最新情報の確認も必要です。

② 来場登録を事前に済ませる

多くのBtoB展示会では、事前の来場登録が必要です。

登録後に発行される入場用QRコードや来場者証を利用することで、当日の受付をスムーズに進められます。

展示会によっては、名刺の提出や本人確認が必要になることもあります。

登録方法や入場条件は主催者ごとに異なるため、必ず事前に確認してください。

③ 見たい出展企業を事前に選んでおく

これは、ぼくが特におすすめしたい準備です。

展示会場に到着してから、どのブースを見るか考えるのでは、時間がもったいないからです。

出展者一覧や会場マップを確認し、訪問したい企業をあらかじめ選んでおきましょう。

ただし、企業名や製品名だけで選ぶのではなく、自社の課題から考えることが重要です。

例えば、「生産性を高めたい」「人手不足を解消したい」「新しい販路を開拓したい」といった目的を明確にすると、訪問すべきブースが見えてきます。

2.東京ビッグサイトのコインロッカー・荷物預かりサービス

東京ビッグサイトでは、展示会の来場者向けにコインロッカーや手荷物預かりサービスが用意されています。

展示会では、パンフレットやサンプル、資料などを受け取る機会が多く、思った以上に荷物が増えます。

大きな荷物を持って歩き回ると疲労も大きくなるため、必要に応じて預けておくと便利です。

コインロッカーの場所と料金

東京ビッグサイトのコインロッカーは、会議棟、東展示棟、西展示棟、南展示棟などに設置されています。

2026年11月時点の案内では、主な料金は次のとおりです。

サイズ料金(1日)
小400円
中500円
大700円

会議棟には、さらに小さな300円のロッカーもあります。

なお、ロッカーの数には限りがあるため、大規模展示会では空きが少なくなることがあります。

スーツケースなどの大きな荷物は、サイズによっては入らないこともあります。

大きな荷物は手荷物預かりを活用する

エントランスホール付近のビジター&ビジネスセンターでは、手荷物預かりサービスも提供されています。

2026年11月時点の案内では、当日預かりは1個500円で、3辺の合計が120cm以内の荷物が対象です。

また、複数日にわたる預かりサービスや、一定期間利用できるウィークリーロッカーも用意されています。

ただし、サービスによって利用条件や事前予約の要否が異なります。

最新の料金・営業時間・利用条件は、東京ビッグサイト公式サイトで確認してください。

3.東京ビッグサイト来場時の持ち物・服装

展示会を快適に回るためには、持ち物と服装も重要です。

特におすすめしたいのは、次の7つです。

  • 歩きやすい靴:長時間歩くことを想定し、履き慣れたものを選ぶ。

  • 名刺:出展企業の担当者と情報交換する際に役立つ。

  • スマートフォン:来場登録、会場マップ、情報収集などに使用する。

  • モバイルバッテリー:会場での検索や撮影による電池切れを防ぐ。

  • 軽量なバッグ:資料やサンプルを持ち帰りやすくする。

  • メモ帳やメモアプリ:担当者から聞いた情報を記録する。

  • 飲み物:長時間の移動中も適切に水分補給する。

服装は、展示会の種類や訪問目的に合わせて選びましょう。

BtoB展示会ではビジネスカジュアルの来場者も多く見られます。

ただし、重要な商談を予定している場合には、相手企業との関係性に応じた服装が適しています。

そして、忘れてはいけないのが靴です。

東京ビッグサイトの展示会では、気づかないうちにかなりの距離を歩くことがあります。

見た目だけでなく、疲れにくさも考えて選ぶことをおすすめします。

4.展示会白書が明らかにした「来場者が本当に求めているもの」

ここからは、単なる施設案内ではなく、展示会の価値を最大限に引き出すための話をしたいと思います。

弊社が発行した『展示会白書』では、来場者1,089名への独自調査を実施しました。

その結果、来場者が展示会に何を期待し、どのような体験に価値を感じているのかが明らかになりました。

来場者が期待以上と感じた体験

展示会で期待以上だった体験割合
開発者・技術者と直接話せた49.1%
具体的な導入事例を聞けた42.2%
自社に合った個別提案を受けられた34.3%
製品・サービスを実際に体験できた30.9%

出典:株式会社展示会営業マーケティング『展示会白書』来場者調査(1,089名)

この結果から、重要なことがわかります。

来場者は、製品の説明を聞くだけでなく、自社の課題解決に役立つ具体的な情報や体験を求めているのです。

製品の仕様や価格は、インターネットでも調べられます。

しかし、開発者に直接質問したり、自社での活用方法を相談したりすることは、リアルな展示会ならではの価値です。

せっかく東京ビッグサイトまで足を運ぶのであれば、この価値を積極的に活用してほしいと思います。

5.展示会で成果を高めるブースの回り方

最初に「絶対に訪問したいブース」を回る

展示会では、会場に入ると目立つブースや人だかりに引き寄せられがちです。

もちろん、偶然の出会いも展示会の魅力です。

しかし、最初から気の向くままに歩いていると、本来訪問したかった企業を見逃してしまうことがあります。

そこでおすすめなのが、訪問先を3つに分ける方法です。

A:必ず訪問したい企業

現在の課題解決に直結する製品やサービスを提供している企業。

B:時間があれば訪問したい企業

今後の事業展開や情報収集に役立ちそうな企業。

C:会場で偶然見つけた企業

事前には知らなかったものの、新しい発想や可能性を感じた企業。

まずAの企業を訪問し、その後にBやCの企業を見ることで、計画性と偶然性の両方を活かせます。

会場マップを使って移動を効率化する

東京ビッグサイトでは、ホール間の移動に時間がかかります。

訪問予定のブースを会場マップ上で確認し、近い場所をまとめて回ると効率的です。

特に東展示棟と西展示棟、南展示棟をまたぐ場合は、移動時間を見込んでおきましょう。

また、人気ブースでは説明待ちが発生することもあります。

商談予約ができる企業については、事前に時間を確保しておくのもおすすめです。

6.出展企業の担当者には、こんな質問をしてみよう

展示会でブースに立ち寄ると、担当者から製品説明を受けることが多いでしょう。

もちろん説明を聞くことも大切ですが、それだけで終わってしまうのはもったいないことです。

例えば、次のような質問をしてみてください。

「当社と同じような業種での導入事例はありますか?」

「導入した企業では、どのような効果が出ていますか?」

「導入するときに、つまずきやすい点はありますか?」

「現在の当社の状況であれば、どのような活用方法が考えられますか?」

こうした質問をすると、カタログには掲載されていない具体的な情報を得られることがあります。

さらに、可能であれば開発者や技術者に直接話を聞いてみることもおすすめします。

『展示会白書』で、来場者が期待以上と感じた体験の第1位が「開発者・技術者と直接話せたこと」だったのは、非常に象徴的です。

展示会の価値は、展示物だけにあるのではありません。

その製品をつくった人、使い方を熟知した人と直接話せることにも、大きな価値があるのです。

7.AI時代だからこそ、展示会では「現場でしか得られない情報」を集めよう

今は、製品やサービスの情報をインターネットや生成AIで簡単に調べられる時代です。

『展示会白書』では、業務上の情報収集手段として、Webサイトを利用する人が56.5%、AIを利用する人が50.2%、展示会を利用する人が50.0%という結果が出ています。

情報収集に利用している手段は?_来場者調査_展示会白書

展示会は、WebやAIと並ぶ情報収集手段になっているのです。

ここで重要なのは、それぞれの役割を分けて考えることです。

例えば、展示会に行く前にはAIを使って、訪問予定企業の製品概要や競合製品との違いを調べておく。

展示会当日は、実物を見たり、担当者と話したりして、事前情報だけではわからなかったことを確認する。

展示会後には、集めた情報を整理し、追加調査や比較検討を行う。

このように組み合わせることで、情報収集の質を高められます。

特に、製品の使い勝手、担当者の説明のわかりやすさ、開発者の考え方、自社の課題に対する提案内容などは、実際に会うことで理解が深まる部分です。

AIが普及したから展示会に行く必要がなくなるのではありません。

AIで事前準備ができるからこそ、展示会では対面でしか得られない価値に集中できるのです。

8.東京ビッグサイトの食事・休憩・館内サービス

展示会を1日かけて回る場合は、食事や休憩の計画も重要です。

東京ビッグサイトには、レストラン、カフェ、コンビニなどがあります。

ただし、大規模展示会の開催時には、昼食時間帯に混雑することがあります。

時間を効率的に使いたい場合は、混雑しやすい時間帯を避けることも検討しましょう。

また、館内には案内カウンター、ATM、車いすの貸し出し、救護室などのサービスも用意されています。

場所や利用時間は、東京ビッグサイトの公式サイトで確認できます。

ぼくがおすすめしたいのは、疲れ切る前に休憩を取ることです。

疲れた状態でブースを回っても、説明が頭に入らなかったり、重要な情報を聞き逃したりすることがあります。

展示会の目的は、できるだけ長い時間歩くことではありません。

価値ある情報や出会いを持ち帰ることです。

そのためにも、無理のないスケジュールを組みましょう。

9.展示会は、帰ってからの行動で価値が決まる

展示会に来場した後、受け取った資料や名刺をそのまま机の上に置いていませんか?

実は、展示会で得た情報を成果につなげるためには、来場後の行動が非常に重要です。

『展示会白書』では、展示会来場後に追加の情報収集を行う人が76.7%に上りました。

これは、展示会が情報収集の終点ではなく、比較検討を深めるきっかけになっていることを示しています。

ぼくがおすすめしたいのは、展示会から帰った後、できれば翌日までに情報を整理することです。

例えば、訪問した企業を次の3つに分類します。

① すぐに具体的な検討を進めたい企業

見積もりやデモ、個別相談など、次の行動を決めます。

② 今後のために情報を集めておきたい企業

資料や導入事例を保存し、必要に応じて追加調査を行います。

③ 今回は検討対象にならない企業

得られた知見を記録し、必要な情報だけ残します。

さらに、社内で展示会の成果を共有することも大切です。

「どんな製品があったか」だけではなく、「自社のどんな課題に役立ちそうか」「次に何をするか」まで整理すると、展示会への来場が具体的な行動につながります。

10.東京ビッグサイト来場前のチェックリスト

最後に、来場前に確認しておきたい項目をまとめます。

【来場前】

  • 展示会の日程・開催ホールを確認した

  • 来場登録を済ませた

  • 訪問したい出展企業を選んだ

  • 会場マップで訪問順を考えた

  • 名刺・スマートフォン・モバイルバッテリーを準備した

  • コインロッカーや荷物預かりの場所を確認した

  • 歩きやすい靴を用意した

【展示会当日】

  • 優先順位の高い企業から訪問する

  • 製品説明だけでなく、導入事例や活用方法を質問する

  • 可能であれば実演や体験に参加する

  • 開発者・技術者と直接話す機会をつくる

  • 気づいたことをその場でメモする

  • 適度に休憩を取る

【展示会後】

  • 訪問企業の情報を整理する

  • 追加で調べたいことを明確にする

  • 社内で情報を共有する

  • 必要な企業に問い合わせる

  • 次の行動と期限を決める

東京ビッグサイトへの来場を、仕事の成果につなげよう

東京ビッグサイトは、多くの企業や新しい技術、製品、サービスが集まる場所です。

普段は接点のない企業と出会えたり、開発者から直接話を聞けたり、製品を実際に体験できたりすることは、展示会ならではの魅力です。

しかし、何となく会場を歩き、パンフレットを集めるだけでは、その価値を十分に活かすことはできません。

大切なのは、来場前に目的を明確にし、当日は現場でしか得られない情報を集め、帰ってから具体的な行動につなげることです。

ぼくは、展示会とは、企業が自社の想いや志を世の中に伝える場であると考えています。

そして、それを受け取る来場者にとっても、新しい可能性を発見できる場であってほしいと思っています。

ぜひ、東京ビッグサイトへの来場を、単なる情報収集ではなく、仕事を前に進めるきっかけにしてください。


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