展示会場の様子がわかる動画です。
会場を歩いてまず感じたこと
6月24日、ライフスタイル Week【夏】の初日に東京ビッグサイトを訪れました。
会場に足を踏み入れた瞬間、まず感じたのは「熱気」でした。
1,250社、38,000点もの製品が一堂に集まる会場は、期待と商談の意気込みで満ちています。
そのなかでも、今回特に僕の関心を引いたのが「推し活グッズ」のゾーンです。
来場者の反応が明らかに違う。足が止まる。立ち止まって話し込む。
推し活市場の盛り上がりを、数字ではなく「肌感覚」として受け取れる場面でした。
展示会基本情報
開催日時
2026年6月24日(水)〜6月26日(金) 10:00〜17:00
会場
東京ビッグサイト
主催者
RX Japan合同会社
公式サイト
来場者層
来場者の71.2%が仕入れ製品の決定権を持つバイヤーです。
雑貨店・百貨店・量販店の小売店のほか、商社・卸売業者が中心となっています。
国内から約42,000名、海外から約4,000名の来場が見込まれており、国際色も豊かな展示会です。
主な出展分野
本展は10の専門展で構成されています。
雑貨・ベビー&キッズ製品・ファッション雑貨・ヘルス&ビューティグッズ・テーブル&キッチンウェア・文具・紙製品・デザイン製品・推し活グッズ・インバウンド向けグッズ・デザインパッケージと、生活にまつわるあらゆるカテゴリが揃います。
展示会の特徴
ライフスタイル Week【夏】は、RX Japanが主催する生活雑貨・ライフスタイル分野の総合展示会です。
「トレンド情報のリサーチ、仕入れ、OEM商談に最適な3日間」というコンセプトのもと、優れたデザイン・機能・ストーリーを持つ最新製品が一堂に集まります。
バイヤーが主体の来場者構成は、出展者にとって非常に商談しやすい環境です。
来場者の7割超が意思決定権を持つ方々というのは、展示会としてかなり質の高い構造といえます。
今回のみどころ
今回特に注目したいのが「推し活グッズ」と「インバウンド向けグッズ」という2つのゾーンです。
推し活グッズは、近年急速に市場が拡大しているカテゴリです。
アイドル・アニメ・スポーツ選手など、推す対象はさまざまですが、「推し活」という行動様式そのものが定着し、グッズ需要の底が広がっています。
インバウンド向けグッズは、訪日外国人需要を取り込もうとする出展者が増えている分野です。
円安が続くなかで、海外からの購買力を生活雑貨分野でも活かしたいという機運が、会場から伝わってきました。
注目ポイント
今回の会場を歩いて特に感じたのは、推し活市場の「すそ野の広さ」です。
推し活と聞くと、若い世代のトレンドというイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし実際の会場では、幅広い年代の来場者が推し活グッズのブースで熱心に商談をしていました。
対象となるコンテンツの種類も、アニメ・音楽・スポーツ・地域アイドルなど多岐にわたります。
つまり推し活市場は、特定のニッチではなく、複数の市場をまたぐ「横断的な消費行動」として機能しているということです。
中小企業が参入を検討するとき、こうした視点から市場を捉え直すと、選択肢の幅が一気に広がります。
会場の様子
初日の会場は、開場直後から多くのバイヤーが詰めかけていました。
通路は活気にあふれ、商談スペースはほぼ埋まっている状態です。
出展者の方々も、事前に招待した見込み顧客との商談を精力的にこなしていました。
会場全体の雰囲気として感じたのは、「探しに来ている人」の多さです。
ただ見て回るのではなく、「次の売れ筋を仕入れたい」「新しいサプライヤーと出会いたい」という目的意識を持った来場者が目立ちました。
これは出展者にとって、商談成立の可能性が高い環境といえます。

業界への意味
ライフスタイル Week【夏】が示す意味は、単なる商談の場にとどまりません。
生活雑貨・ライフスタイル分野は、コモディティ化が進む一方で、ストーリーやデザイン性によって差別化できる余地も大きい市場です。
特に今回の推し活市場の盛り上がりは、中小企業にとって重要なシグナルだと感じます。
大手企業が参入しにくいニッチなコンテンツ領域でのグッズ製作・販売は、中小企業の新規事業として現実的な選択肢になり得ます。
展示会はそうした「市場の温度感」をリアルに感じられる場所です。
AIが提供する情報はあくまでも二次情報ですが、展示会で自ら体感した一次情報は、事業判断の精度を大きく高めてくれます。
今年の展示会トレンド
今年のライフスタイル Week【夏】から読み取れるトレンドをいくつか整理します。
第一に、「推し活」の主流化です。
かつてはサブカルチャーの一角と見られていた推し活市場が、百貨店バイヤーやギフト業界のプレーヤーが真剣に仕入れを検討するカテゴリとして成熟してきています。
第二に、インバウンド需要の本格化です。
インバウンド向けグッズが独立した専門展として設けられていることからも、主催者のRX Japanがこの分野に本腰を入れていることが伝わってきます。
第三に、OEM・仕入れの場としての機能強化です。
「OEM商談に最適な3日間」というコンセプトが示すように、単なる展示ではなく、実際のビジネスが動く場としての位置づけが強まっています。
過去のレポート
ライフスタイル Weekの過去のレポートも、ぜひ参考にしてみてください。展示会ごとの変化や市場トレンドを比較することで、より深い洞察が得られます。
展示会営業の専門家 清永健一のワンポイントアドバイス
今回の展示会を訪れて、改めて感じたことがあります。
「展示会は、情報を仕入れる場でもある」ということです。
出展者の方は商談に集中するのは当然ですが、来場者として参加している企業にとっても、この場所は一次情報の宝庫です。
推し活市場のリアルな温度感、インバウンド需要のポテンシャル、バイヤーが実際に何に反応しているか。
こうした情報は、会場を歩かなければ手に入りません。
今回、来場者の足を止めていたブースには共通点がありました。それは「誰に、何を伝えるのか」が明確に設計されていることです。こうした成果の出る展示会営業は、決して偶然ではなく再現可能です。その具体的な考え方と手順は、展示会成功のための全体像で体系的にまとめています。
中小企業が新規事業を検討するとき、まず展示会に足を運ぶことを僕はおすすめしています。
市場の温度が、数字ではなく「肌感覚」で伝わってくる場所が、展示会です。
ぜひ会期中に一度、会場を歩いてみてください。
※この記事はAIを活用して作成しました。
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展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照。
展示会をテーマとした書籍を5冊執筆している展示会の専門家。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。

