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展示会で使用できる英語フレーズを紹介|英語を使った営業のコツや注意点も解説

展示会において英語は重要です。国内の展示会でも海外からの来場者と接する機会があり、英語で簡単なコミュニケーションが取れるだけで、これまで接点を持てなかった海外顧客と会話を始められる可能性があります。

ただし、展示会で必要なのは「ネイティブのように流暢に話すこと」ではありません。来場者が何を探しているのかを聞き、自社がどう役立てるかを伝え、必要なら次の面談や資料送付につなげることです。

本記事では、展示会で使用頻度の高い英語フレーズに加え、英語営業のコツ、ブースでの声かけ、ニーズの聞き方、商品説明、名刺交換、会話の終え方、翻訳ツールの使い方、展示会前に準備しておきたいことまで詳しく解説します。

清永健一の結論


展示会の英語対応で最も大切なのは、英語力を競うことではありません。
「何を探していますか」「どこで困っていますか」「これは試せます」「後日詳しく説明できます」という、展示会営業で本当に必要な会話を短い英語で準備しておくことです。
完璧な英語よりも、相手の課題を聞き、実物・体験・専門担当・次の一歩へつなげることを優先してください。

目次

展示会で英語力は必要?

「そもそも展示会において、英語力は必要なの?」と疑問を持つ方もいるでしょう。海外向けの展示会でなければ、日本語での接客が中心になるケースが多いのは事実です。

一方で、国内展示会でも海外からの来場者がブースに立ち寄ることがあります。特に製造業、食品、IT、スタートアップ、観光、ライフスタイルなど、海外展開と親和性の高い分野では、外国人来場者への最低限の対応を用意しておく意味があります。

英語対応というと、専任通訳を常時配置したり、全スタッフに高度な英会話力を求めたりしがちです。しかし、まず必要なのは「会話を切らない仕組み」です。簡単な英語で要件を聞き、必要なら英語担当者や翻訳ツールへつなげるだけでも、機会損失を減らせます。

展示会白書のデータ

AI・デジタルマーケティングが急速に普及する中で、対面展示会の重要性が今後どうなると思うかを来場者1,089名に尋ねると、「大幅に高まると思う」16.4%、「やや高まると思う」51.5%で、合計67.9%が「高まる」と回答しました。言語が違っても、実物を見ながら直接対話できる展示会の価値は大きいといえます。

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アジアをはじめとした海外顧客も増えている

国内展示会でも海外顧客を見かける機会があります。商談目的で来場する人もいれば、日本市場の情報収集、取扱製品の探索、パートナー探し、競合調査を目的にしている人もいます。

海外向け展示会でない限り、日本国内の顧客が中心になる場合が多いでしょう。それでも、海外顧客を完全に想定外としてしまうと、せっかくブースへ興味を持ってもらっても、会話を始められず終わってしまいます。

まずは「英語が話せる人がいないから対応できない」と考えるのではなく、最初の30秒を乗り切るためのフレーズを全員で共有しておくことが現実的です。

英語でコミュニケーションが取れると有利になる

海外顧客にも需要のある商品・サービスを扱っている場合、英語で最低限のコミュニケーションが取れることは明確な強みになります。

たとえば、競合ブースでは「Sorry, no English.」で会話が終わってしまうところ、自社では「What are you looking for?」「Please try this.」「I can call our English-speaking staff.」まで言えれば、それだけで会話を継続できます。

重要なのは、難しい文法ではありません。来場者が知りたいことへ到達できる状態をつくることです。

グローバル市場を開拓するきっかけになる

展示会で海外顧客と話すことは、海外市場への小さなテストにもなります。国内向けに開発した商品が、思いがけない国・地域や用途で評価される可能性もあります。

そのため、英語での接客では商品を売ることだけを考えず、

  • どの国・地域から来たのか
  • どのような用途で探しているのか
  • 現在どのような方法を使っているのか
  • 何に困っているのか
  • どの機能や仕様に関心を持ったのか

を聞き、一次情報として残すことも大切です。

展示会の英語対応は「5つの場面」に分けて準備する

英語フレーズを100個暗記する必要はありません。展示会でよく起きる場面を5つに分け、それぞれ2~3個の定型フレーズを準備する方が実践的です。

  1. 声をかける
  2. 何を探しているか聞く
  3. 商品・実物を説明する
  4. 名刺交換・次の一歩につなぐ
  5. 会話を終える

この5場面だけでも、かなりの接客をカバーできます。自社独自の専門用語や商品名だけは、別途英語表現を決めておきましょう。

展示会における英語コミュニケーションのコツ

相手としっかり目を合わせて会話をする

英語に自信がないと、スマートフォンの翻訳画面や手元のカンペばかり見てしまいがちです。しかし、相手の顔を見ずに話すと、意思疎通しようとしている姿勢が伝わりにくくなります。

文法を間違えても構いません。まず相手を見て、笑顔で話しかけます。その後、必要に応じて実物や画面を一緒に見ながら説明します。

文化によってアイコンタクトの取り方は異なるため、「ずっと目を見続ける」と機械的に考える必要はありません。大切なのは、相手の反応を確認しながら対話することです。

自己紹介と挨拶を欠かさない

海外顧客とのコミュニケーションでも、最初に自分が誰かを伝えます。ただし、長い会社説明は不要です。

たとえば、

  • Hello. I’m Ken from ABC Company.
    こんにちは。ABC社のKenです。
  • I’m in charge of sales for this product.
    この製品の営業を担当しています。
  • Welcome to our booth.
    弊社ブースへようこそ。

程度で十分です。

最初から会社の沿革や事業内容を長く説明するより、来場者が何を見ているのかを聞いた方が会話は進みます。

ゆっくり・はっきりと話す

英語が得意ではない人ほど、覚えた文章を一気に言い切ろうとして早口になりがちです。しかし展示会場は周囲が騒がしく、相手も必ずしも英語ネイティブとは限りません。

短い文章に区切り、ゆっくり、はっきり話してください。難しい単語より、簡単な単語を使う方が伝わることも多くあります。

たとえば「Our sophisticated proprietary solution significantly improves operational efficiency.」と無理に言うより、「This system saves time.」「It reduces manual work.」の方が伝わりやすい場面もあります。

会話が上手くいかないときは無理せずツールに頼る

英語での会話が難しくなったら、スマートフォンやタブレットの翻訳機能を使って構いません。大切なのは、相手を放置したり、会話を切り上げたりしないことです。

たとえば、

  • One moment, please. I’ll use a translation app.
    少々お待ちください。翻訳アプリを使います。
  • Could you type it here?
    ここに入力していただけますか?
  • Let me call our English-speaking staff.
    英語対応できるスタッフを呼びます。

というフレーズを覚えておけば、会話をつなげられます。

普段から英語を使って会話に慣れておく

普段まったく英語を使わないスタッフが、展示会当日だけ急に話そうとしても難しいものです。展示会前に15分でもよいので、実物を前にしてロールプレイを行ってください。

スタッフ役、海外来場者役、観察役に分け、

  • 声かけ
  • ニーズ確認
  • 実物説明
  • 名刺交換
  • 次回連絡

まで一度通しておくだけでも、本番の心理的なハードルが下がります。

展示会で役立つ英語のフレーズ

ここからは、展示会で実際に使いやすい英語フレーズを場面別に紹介します。すべて暗記する必要はありません。自社で使いそうなものを選び、スタッフカードやスマートフォンのメモに入れてください。

緊張感を解きほぐす・声をかけるフレーズ

  • Hello. Can I help you?
    こんにちは。何かお手伝いしましょうか?
  • Welcome to our booth.
    弊社ブースへようこそ。
  • What brings you to the exhibition today?
    今日はどのような目的で展示会に来られましたか?
  • Where are you visiting from?
    どちらからお越しですか?
  • Is anything here interesting to you?
    何か気になるものはありますか?

元の記事にあった「what brings you this exhibition today?」のような表現は、What brings you to the exhibition today? とすると自然です。

自社商品の魅力を説明するフレーズ

  • We make this product in Japan.
    この製品は日本で製造しています。
  • This system reduces manual work.
    このシステムは手作業を減らします。
  • This product is designed for food factories.
    この製品は食品工場向けに設計されています。
  • Please try it.
    ぜひ試してみてください。
  • Let me show you how it works.
    どのように動くかお見せします。
  • This is our most popular model.
    これは弊社で最も人気のあるモデルです。

展示会では、機能説明を全部英語にする必要はありません。まず「誰向けか」「何が変わるか」「何を体験できるか」の3つを英語で言えるようにしておくと実務で使いやすくなります。

相手のニーズを探るフレーズ

  • What kind of product are you looking for?
    どのような商品をお探しですか?
  • What are you trying to improve?
    何を改善したいと考えていますか?
  • What is your biggest challenge right now?
    今、一番大きな課題は何ですか?
  • How are you handling this today?
    現在はどのように対応していますか?
  • Which feature is most important to you?
    どの機能が最も重要ですか?
  • Could you tell me more about your application?
    用途についてもう少し教えていただけますか?

展示会で英語を使うときほど、一方的な商品説明を避けることが重要です。自社の商品説明を英訳する前に、相手の課題を聞くための質問を準備してください。

実物・デモへ誘導するフレーズ

  • You can touch it.
    触っていただけます。
  • Please try it yourself.
    ぜひご自身で試してみてください。
  • Would you like to see a quick demo?
    簡単なデモをご覧になりますか?
  • It only takes two minutes.
    2分ほどでご覧いただけます。
  • This is the actual product.
    こちらが実際の製品です。

英語で長く説明するより、実物を触ってもらった方が伝わる商品もあります。特に機械、素材、食品、雑貨、計測機器などは、「実物+短い英語」の組み合わせが有効です。

展示会白書のデータ

対面展示会の重要性が今後「高まる」と回答した来場者740名に理由を尋ねると、「オンライン商談だけでは構築しにくい信頼関係を対面で築けるから」63.4%が最多でした。続いて、「AI検索では得られない、五感を使った製品体験や実物確認ができるから」42.7%、「直接対話で得られる一次情報の価値が高まっているから」41.6%でした。英語が完璧でなくても、実物、体験、対話を組み合わせることで展示会ならではの価値を伝えられます。

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今後の関係性を構築するためのフレーズ

  • May I give you my business card?
    名刺をお渡ししてもよろしいですか?
  • May I have your business card?
    お名刺をいただいてもよろしいですか?
  • Can I send you more information after the show?
    展示会後に詳しい情報をお送りしてもよいですか?
  • Would you be interested in an online meeting next week?
    来週、オンラインでお話しすることにご関心はありますか?
  • I can send you a sample.
    サンプルをお送りできます。
  • Let me introduce you to our engineer.
    弊社の技術担当をご紹介します。

元記事にあった「Are you interested in future transactions?」は意味は通じますが、展示会の実務では少し直接的です。相手の検討段階に合わせて、Would you be interested in discussing this further after the show?(展示会後にもう少し詳しく話すことにご興味はありますか?)の方が自然に使いやすいでしょう。

会話を終了させる基本フレーズ

  • Thank you for visiting our booth.
    弊社ブースへお越しいただきありがとうございました。
  • It was nice talking with you.
    お話しできてよかったです。
  • I’ll send you the information later today.
    本日中に資料をお送りします。
  • Please feel free to contact me anytime.
    いつでもお気軽にご連絡ください。
  • Enjoy the rest of the show.
    引き続き展示会をお楽しみください。

会話の最後は「Thank you.」だけでも問題ありませんが、後で何をするのか一言添えると、展示会後のフォローにつながります。

展示会で英語接客をするときの「3段階」

第1段階|自分で30秒対応する

まずは全スタッフが、挨拶、簡単な質問、商品への誘導くらいまで対応できるようにします。

たとえば、

Hello. What are you looking for?
This product is for food factories.
Please try it.

この程度でも、相手が何に興味を持っているのかは分かります。

第2段階|英語担当・技術担当へつなぐ

専門的な質問や価格、輸出条件、仕様、契約条件などの話になったら、無理に答えず担当者へ引き継ぎます。

Let me call our specialist.
One moment, please.

と言って呼べば十分です。

第3段階|その場で解決できなければ後日に回す

英語担当者が不在、技術確認が必要、輸出可否を社内確認しなければならないなど、その場で答えられないこともあります。

その場合は、

I need to check this with our team. Can I email you later?
チームに確認する必要があります。後ほどメールしてもよろしいですか?

と伝え、名刺交換して終えます。

展示会当日にすべて解決する必要はありません。大切なのは、会話を切らず、次の接点へつなぐことです。

展示会で英語のコミュニケーションを行う際の注意点

事前に社内で研修をしておく

英語が得意なスタッフがいても、その人が展示会接客に慣れているとは限りません。「英語が話せる」と「展示会で成果につながる会話ができる」は別です。

事前研修では、英会話そのものより、

  • ターゲットは誰か
  • 最初に何を聞くか
  • どの商品へ案内するか
  • 何を体験してもらうか
  • どの質問を技術担当へ引き継ぐか
  • 名刺交換後に何を約束するか

を英語で練習します。

英語力の高い人材を確保する

海外顧客を重要ターゲットにしているなら、英語対応できるスタッフを最低1名は配置した方が安心です。ただし、その人だけに全対応を任せると、接客が重なった瞬間にブースが止まります。

全員が基本フレーズを使い、必要なときだけ英語担当へつなぐ体制にします。

途中で会話を切り上げない

英語が上手く通じないからといって、すぐ「Sorry.」で終わらせるのはもったいありません。翻訳ツール、商品写真、カタログ、図、動画、実物を使えば、言葉だけに頼らずコミュニケーションできます。

それでも分からなければ、名刺を交換して「後ほど英語で回答します」と伝えればよいのです。

複数人で対応する

一人で全部を抱え込まず、営業担当と技術担当など複数人で対応する方法があります。ただし、3人も4人も来場者を囲むと圧迫感が出ます。

基本は一人が会話し、必要な人だけ途中で加わるようにします。

外注して支援を頼むことも考える

海外顧客が重要ターゲットで、専門的な商談まで英語で行う必要がある場合は、通訳や海外営業支援サービスを活用する方法もあります。

ただし、通訳者へ商品知識を当日初めて渡すのでは不十分です。事前に、ターゲット、商品概要、専門用語、よくある質問、答えてはいけないこと、次回アポの取り方まで共有してください。

英語のブース表示も「短く・具体的」にする

英語対応は会話だけではありません。海外来場者がブースの前を通ったときに、何のブースか分かる表示も重要です。

日本語の長いキャッチコピーをそのまま英訳すると、さらに長くなりがちです。英語表示では、短い課題語やベネフィットを意識してください。

たとえば、

  • Reduce inspection time. 検査時間を短縮
  • Cut food waste. 食品ロスを削減
  • Easy setup. No coding. 簡単設定。プログラミング不要
  • Made for small factories. 小規模工場向け
  • Try it here. ここで体験できます

などです。

英語コピーは「かっこよく見せる」ためではなく、海外来場者に「自分に関係がある」と気づいてもらうために使います。

キャッチコピーの考え方は、
展示会のキャッチコピー例・テンプレート集
でも詳しく解説しています。

英語対応用にブースへ準備しておきたいもの

  • 英語版会社案内
  • 英語版製品カタログ
  • 英語版価格・仕様表
  • 英語版の導入事例
  • 主要専門用語の英訳一覧
  • スタッフ用英語フレーズカード
  • 翻訳アプリを入れたタブレット
  • 英語ページへ飛ぶQRコード
  • 英語対応できるスタッフの連絡方法
  • 海外発送・輸出可否に関する社内ルール

特に専門用語は、その場で翻訳すると社内で表現がばらつきます。製品名、部品名、工程名、技術用語などは事前に英訳を統一しておきましょう。

英語で名刺交換したら「次に何をするか」を決める

海外顧客と名刺交換できると、それだけで成果が出たように感じるかもしれません。しかし、国内顧客と同じく、名刺はゴールではありません。

会話の最後に、

  • 英語資料を送る
  • 技術質問へ回答する
  • オンライン面談を設定する
  • 代理店候補として社内検討する
  • 輸出条件を確認する
  • サンプルを送る

など、次の一歩を決めます。

その場で日程まで決められなくても、

I’ll email you tomorrow.
明日メールします。

と約束しておけば、展示会後のフォローへつなげやすくなります。

英語メールは「会場で話した内容」を必ず入れる

展示会後に英語でお礼メールを送る場合も、定型文だけにしないことが重要です。

たとえば、

Subject: Thank you for visiting our booth at [Exhibition Name]

Dear Mr./Ms. [Name],

Thank you for visiting our booth at [Exhibition Name].
It was great speaking with you about your challenge with [topic].

As promised, I am sending you the information about [product / case study / sample].

If you are interested, we would be happy to arrange a short online meeting to discuss your application in more detail.

Best regards,
[Name]
[Company]

のように、ブースで話した内容を一文入れます。

英語が完璧でも、誰にでも送れる一斉メールでは関係は深まりません。英語の上手さより、相手との会話が反映されていることが重要です。

翻訳AIを使うときの注意点

翻訳AIは、展示会の英語対応を大きく助けてくれます。事前に説明文を英訳する、会場で相手の質問を翻訳する、展示会後のお礼メールを作る、といった用途に使えます。

ただし、専門用語、仕様、契約条件、法規制、価格、保証内容などは誤訳すると問題になります。重要事項は担当者が確認してください。

また、AIへ「英語にして」とだけ依頼するより、

  • 展示会で口頭説明する
  • 相手は技術者
  • 簡単な英語にする
  • 1文を短くする
  • 専門用語〇〇はこの英訳を使う

など条件を伝えた方が、現場で使いやすい文章になります。

清永式の考え方


AIに英語を作らせることは簡単です。難しいのは、「誰に、何を、どこまで伝えるか」を決めることです。
展示会では、英語そのものより先に、相手へ提供したい価値と、聞きたい質問を決めてください。

展示会英語対応の事前チェックリスト

  • 海外来場者もターゲットに含むか決めたか
  • 英語対応できるスタッフを決めたか
  • 全スタッフが基本の声かけを言えるか
  • 英語版の会社案内・製品資料があるか
  • 主要専門用語の英訳を統一したか
  • 実物・デモを英語で案内できるか
  • 翻訳アプリをすぐ使える状態か
  • 英語担当への引き継ぎ方法を決めたか
  • 名刺交換後のフォロー担当を決めたか
  • 海外発送・輸出の可否を社内確認したか
  • 英語でのロールプレイを行ったか
  • 英語版WebページやQRコードを用意したか

展示会の英語対応に関するよくある質問

英語が苦手でも海外来場者へ声をかけてよいですか?

問題ありません。短い英語で声をかけ、難しい内容になったら翻訳アプリや英語担当へつないでください。最初から「話せないから無理」と避けるより、最低限の受け入れ体制をつくる方が機会損失を減らせます。

展示会で覚える英語フレーズは何個くらい必要ですか?

数を増やすより、実際に使う場面を絞る方が有効です。声かけ、ニーズ確認、実物説明、名刺交換、会話終了の5場面で、各2~3個ずつ用意すればかなり対応できます。

英語資料はすべて用意する必要がありますか?

すべてを翻訳する必要はありません。海外来場者が関心を持ちやすい商品・サービスに絞り、概要、仕様、導入事例、連絡先など優先度の高い資料から英語化してください。

通訳を頼むべきですか?

海外顧客が重要ターゲットで、技術・契約・価格など詳細商談まで英語で行う必要があるなら有効です。単純な案内レベルであれば、社内スタッフと翻訳ツールでも対応できる場合があります。

英語で商品説明するとき、どこまで詳しく話すべきですか?

最初から全部説明する必要はありません。相手の課題を聞き、その課題に関係する部分だけ説明します。詳しい仕様は資料や技術担当へ引き継げば十分です。

海外来場者と名刺交換した後はどうすればよいですか?

会場で話した内容を記録し、約束した資料・回答・サンプルなどを早めに送ります。必要ならオンライン面談を設定し、英語での継続フォローにつなげます。

翻訳AIで作った英語をそのまま使ってよいですか?

一般的な案内文なら役立ちますが、専門用語、仕様、契約条件、法規制、価格など重要事項は必ず確認してください。口頭用なら、自然さより「短く、誤解なく伝わるか」を優先します。

まとめ

展示会で英語を使う目的は、英語が上手いことを示すことではありません。

海外来場者に対して、

  • 声をかける
  • 何を探しているか聞く
  • 課題を聞く
  • 実物やデモを見せる
  • 必要なら担当者へつなぐ
  • 名刺交換する
  • 次の一歩を決める

ことができれば、展示会営業として十分に価値があります。

完璧な英語を目指すより、自社でよく使うフレーズを短く準備し、実物・体験・翻訳ツール・専門担当を組み合わせてください。言葉の壁を越えて「この会社なら話を続けられそうだ」と感じてもらうことが、海外顧客との関係づくりの第一歩です。

展示会を単発で終わらせず、準備・当日・フォローまで一気通貫で成果を出す方法は、
展示会成功の強化書
で体系的に解説しています。

この記事で引用した調査結果の全体は、
展示会白書
で無料公開しています。

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