展示会場の様子がわかる動画です。
会場を歩いてまず感じたこと
初日に行きましたがすごい盛り上がりです。
体験、体感型の展示をつくりやすい分野だけに、特に猛暑対策展の熱気がすごい!屋外の実際に熱い環境で展示するスぺースをつくるなどの工夫も見られました。
会場に足を踏み入れた瞬間から、来場者の真剣な表情が印象に残りました。単なる情報収集ではなく、自社の課題を解決したいという強い意志を持って歩いている方が多いように感じます。
僕はこれまで数多くの展示会を見てきましたが、複数のテーマ展が同時開催されることで生まれる回遊性の高さは、来場者にとっても出展者にとっても大きな価値になっていると思います。
展示会基本情報
開催日時
2026年7月15日(水)から17日(金)までの3日間、10時から17時まで開催されています。
会場
東京ビッグサイトです。メンテナンス・レジリエンス2026は東展示棟1~3ホールを中心に、猛暑対策展をはじめとする4つの体感型展示会が同時開催という形で会場を盛り上げています。
主催者
一般社団法人日本能率協会です。メンテナンス・レジリエンスは経済産業省、国土交通省、デジタル庁の後援を受けており、社会インフラの維持管理という公共性の高いテーマに真正面から取り組んでいる姿勢が伝わってきます。
公式サイト
来場者層
製造業、土木・建設業、自治体関係者が中心です。購買・調達、設計・開発、保全・メンテナンス、営業・企画といった部門の専門家に加え、職場の安全衛生を担当する管理者層の姿も目立ちました。
主な出展分野
プラントメンテナンス、インフラ検査・維持管理、土木・建設DX、防災・減災、建設機械・ロボットといったインフラ系分野に加え、猛暑対策、労働安全衛生、騒音・振動対策、におい対策という職場環境系の分野が並びます。合わせて11の専門展示会が一堂に会する構成です。
展示会の特徴
このイベント群の最大の特徴は、社会インフラの「守り」と、働く人の「健康と安全」という、一見異なるようで実は根っこでつながっているテーマを同じ会場で扱っている点です。
メンテナンス・レジリエンスは、老朽化するインフラをどう維持し、災害からどう社会を守るかという視点を持っています。一方の猛暑対策展や労働安全衛生展は、現場で働く一人ひとりの命と健康をどう守るかという視点です。
どちらも「守る」という共通のキーワードでつながっており、来場者が両方の会場を回遊することで、思わぬ気づきが生まれる設計になっていると感じました。
今回のみどころ
今回のみどころは、なんといっても体感型のブースが多いことです。特に猛暑対策展では、実際に温度や湿度を再現した空間で製品を試せるブースが目立ちました。
屋外の実際に熱い環境をあえてつくり、そこで冷却製品や遮熱素材を体験してもらうという工夫は、来場者の記憶に強く残る展示だと思います。
数字やカタログだけでは伝わらない体感を、会場でそのまま提供する。これは来場者の意思決定を後押しする、非常に理にかなったアプローチです。
注目ポイント
注目したいポイントは、出展社の多くが「製品説明」よりも「課題解決の提案」に軸足を置いていたことです。
猛暑対策一つとっても、単に冷却グッズを並べるのではなく、現場のオペレーションごとにどう組み合わせるかを提案するブースが増えている印象を受けました。
インフラ分野でも同様に、点検データの活用や省人化といった、現場の運用課題に踏み込んだ展示が多く見られます。技術の見せ方が年々洗練されていると感じました。
会場の様子
390社以上が出展し、講演会も80本以上組まれているとのことで、会場全体にかなりのボリューム感があります。
それでも通路の設計が丁寧なのか、混雑の中でも来場者がスムーズに移動できているように見えました。前年度は32,000名を超える来場者を記録したそうですが、その規模感にふさわしい運営体制が整っている印象です。
複数テーマの展示会が同時開催されているにもかかわらず、それぞれのゾーンがきちんと個性を保っている点も好印象でした。

業界への意味
社会インフラの老朽化と、気候変動による猛暑リスクは、どちらも日本社会が避けて通れない課題です。
この二つのテーマを同じ会場で扱うことは、業界にとっても、行政にとっても、課題解決のヒントを横断的に得られる貴重な機会になっていると思います。
今後、こうした社会課題起点の展示会は、単なる商談の場を超えて、業界全体の方向性を示す場としての役割を強めていくのではないでしょうか。
今年の展示会トレンド
今年感じたトレンドは、体感型・五感訴求型の展示が急速に広がっていることです。写真やパネルでの説明よりも、実際に触れて感じてもらうことを重視するブースが明らかに増えています。
また、防災・減災やインフラ維持管理といった分野でも、データ活用やロボット技術を絡めた提案が主流になりつつあります。
単独のテーマだけでなく、関連する複数の展示会を同時開催することで、来場者の回遊性と満足度を高めるという運営側の工夫も、今後さらに広がっていくトレンドだと感じました。 今回の展示会でも感じたのは、成果が出ている企業ほど「その場の対応」ではなく、事前・当日・事後までを一貫した設計で動いているという点です。この全体像を理解せずに出展してしまうと、どうしても場当たり的な営業になりがちです。展示会で成果を出すための考え方と具体的な進め方は、展示会営業 of 成功ガイドで体系的に解説しています。
過去のレポート
過去の展示会レポートについても、順次公開してまいります。あわせてご覧いただけますと幸いです。
展示会営業の専門家 清永健一のワンポイントアドバイス
今回のように体感型のブースが増えている展示会では、出展社側の工夫次第で来場者の記憶に残る度合いが大きく変わります。
ただし、体感で興味を持ってもらうことがゴールではありません。あくまでその先にある、来場者の課題ヒアリングと関係構築につなげてこそ、展示会営業として意味を持ちます。
体感ブースで足を止めてもらった後、どのような会話をし、どのように名刺交換につなげ、そして会期後にどうフォローするか。この一連の設計まで含めて準備している企業ほど、成果に差をつけられると思います。
※この記事はAIを活用して作成しました。
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展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照。
展示会をテーマとした著書5冊を含む合計7冊を執筆し、すべてAmazon部門1位を獲得している。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。

