展示会場の様子がわかる動画です。
会場を歩いてまず感じたこと
東京ビッグサイトの南展示ホールに足を踏み入れた瞬間、まず感じたのはHR領域のイベントとしてはかなり大きな熱量です。
名刺アプリのEightとNewsPicksという、普段は別の顔で知られる二社が組んだイベントということもあり、来場者の顔ぶりも多彩でした。人事・人材開発の担当者だけでなく、経営に近い立場のリーダー層らしき方々の姿も目立ちます。
会場に一歩入ると、単なる展示会というより「学びの場」としての空気が漂っていました。ブースの合間を縫うように、セミナー会場へ向かう来場者の流れが絶えません。
僕はこれまで数多くの展示会を見てきましたが、出展社の商談ブースと学びのステージがこれほど有機的に組み合わさっている会場は、そう多くないという印象を受けました。
展示会基本情報
開催日時
2026年6月9日(火)・6月10日(水)の2日間、各日10時から17時まで開催されました。
会場
東京ビッグサイト 南展示ホール(南1・2ホール)で開催されています。
主催者
主催はSansan株式会社(Eight)と株式会社ユーザベース(NewsPicks)です。名刺管理とビジネスメディアという異なる強みを持つ二社が共催した点が、このイベントの大きな特徴になっています。
公式サイト
来場者層
人材育成に課題を抱える組織のリーダー層が中心でした。人事部門はもちろん、事業責任者クラスと思われる方の姿も少なくありません。参加は無料で事前登録制となっており、目的意識を持って来場している方が多い印象を受けました。
主な出展分野
「AI時代の人材開発・タレントマネジメント展」「事業成長のための人材不足解消展」「スキルとマネーの教養展」という3つの専門展で構成されていました。人材開発、採用・DX、リスキリングや資産形成まで、HR領域を広くカバーする布陣です。
展示会の特徴
この展示会の特徴は、単なる製品紹介の場にとどまらず、50ものセミナー・ワークショップが同時展開されていた点です。
CHRO同士の対談や、NewsPicksとのコラボレーションステージなど、コンテンツの厚みがしっかりと感じられました。展示ブースで情報を得て、ステージで学びを深めるという回遊が自然に設計されています。
「人財の可能性を武器にする」というコンセプトが、会場の随所に一貫して表れていました。
今回のみどころ
今回のみどころは、やはり3つの専門展それぞれの切り口の違いです。大企業向けのタレントマネジメント支援から、中小企業が直面する人材不足の解消策、さらには個人のキャリアや資産形成に関わるテーマまで、視野の広さが際立っていました。
併催された「Climbers X LIVE 2026」の存在も見逃せません。著名なゲストによるステージが組まれ、組織課題と個人の成長という二つの視点が、会場全体で交差していました。
注目ポイント
注目したいのは、来場者の足を止めていたブースに共通する設計思想です。単に自社サービスを説明するのではなく、来場者が抱える課題を一言で言い当てるようなキャッチコピーを掲げているブースほど、人だかりができていました。
今回、来場者の足を止めていたブースには共通点がありました。それは「誰に、何を伝えるのか」が明確に設計されていることです。こうした成果の出る展示会営業は、決して偶然ではなく再現可能です。その具体的な考え方と手順は、展示会成功のための全体像で体系的にまとめています。
HRという専門性の高いテーマだからこそ、来場者の課題に寄り添う姿勢が結果に直結していたように感じます。
会場の様子
会場全体は、落ち着いたトーンでまとめられながらも、随所にステージの熱気が伝わってくる構成でした。ビジネスカンファレンスらしい知的な雰囲気の中に、対談やトークセッションを楽しむ来場者の表情が印象的です。
ブースエリアでは、担当者と来場者がじっくり対話している光景が多く見られました。名刺交換の後、すぐに具体的な課題の話に入っているブースも少なくなく、初開催とは思えないほど場慣れした運営がなされている印象を受けました。

業界への意味
今回のイベントが示しているのは、HR領域における課題がもはや単独の企業努力だけでは解決しづらくなっているという現実です。AIによる業務変化、人材の流動化、リスキリングの必要性など、テーマは多岐にわたります。
その中で、名刺というリアルな接点データを持つEightと、ビジネス情報の発信力を持つNewsPicksが手を組んだことには、大きな意味があると感じました。二次情報だけでは見えてこない現場のリアルな声を集める場として、この種のイベントの価値は今後さらに高まっていくでしょう。
今年の展示会トレンド
今年のトレンドとして感じたのは、展示会単体で完結させず、セミナーやステージイベントと一体化させる設計です。来場者の滞在時間を延ばし、深い学びを提供することで、単なる情報収集の場を超えた体験価値を生み出そうとする流れが強まっています。
また、AI時代における「人」の価値を改めて問い直すテーマ設定も特徴的でした。技術の進化が進むほど、逆説的に人材や組織づくりへの関心が高まっている様子がうかがえます。
展示会営業の専門家 清永健一のワンポイントアドバイス
今回の会場を歩いて改めて感じたのは、展示会は単なる商談の場ではなく、一次情報を集める絶好の機会だということです。AIがどれだけ発達しても、来場者の本音や現場の温度感は、会場に足を運んでこそ得られます。
HRのような専門性の高い領域では特に、来場者が今どんな課題に悩んでいるのかを直接ヒアリングできる価値は計り知れません。名刺交換をゴールにせず、そこから始まる関係構築を意識することが大切です。
今回のような大規模かつ初開催のイベントを、これだけ完成度高く作り上げた主催者と、真摯にブースづくりに取り組んだ出展社の努力には、心から敬意を表したいと思います。来場者にとっても実りの多い二日間だったのではないでしょうか。
※この記事はAIを活用して作成しました。
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展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照。
展示会をテーマとした書籍を5冊執筆している展示会の専門家。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。

