2026年4月17日、展示会業界にとって見逃せないニュースが飛び込んできました。
経済ニュース番組:WBSの人気コーナー「トレンドたまご」でも取り上げられていました。
そのニュースとは、博展、we+、セメダインの3社が共同開発した海藻由来のバイオマス接着剤、「LOOPGLUE(ループグルー)」の発表です。
一見すると、「なんだ・・・接着剤の話か」と思う方もいるかもしれません。
でも、ぼくはこのニュースを読んで、すぐにこう感じました。
これはただの接着剤の話ではない。展示会のビジネスモデルそのものを変える可能性を持った技術だ。
今回はその理由を、展示会の専門家として詳しくお伝えしたいと思います。
そもそも、展示会における「廃棄問題」とは何か 展示会に出展したことがある方なら、よくわかると思います。
ブースを作り込んで、来場者と熱い会話をして、商談の手応えを感じて、さあ撤収だ──という瞬間に、一気に現実に引き戻される感覚。
木材パネル、グラフィックボード、装飾材。あれだけ一生懸命作ったものが、イベント終了後には大量の廃棄物として積み上がっていく。
なぜ再利用できないのか?
その答えのひとつが「接着剤」です。
従来の石油系接着剤は、接着力が強い反面、剥がす際に素地を傷めてしまいます。きれいに剥がせない。だから資材を再利用できる状態で回収できない。だから廃棄するしかない。
このシンプルな構造が、展示会業界に長年積み重なってきた「使い捨て問題」の根本原因でした。
コスト的にも、環境的にも、この構造は持続可能ではありません。
LOOPGLUEは、まさにこの「根本原因」に直接メスを入れた技術です。
LOOPGLUEとは何か LOOPGLUEの最大の特徴は、「しっかり接着できるのに、水で簡単に剥がせる」という、一見矛盾する2つの機能を両立している点です。
素材は、海藻に含まれる粘着成分。特に「アルギン酸ナトリウム」という海藻由来の成分が、優れた粘着性を示すことが研究で判明しました。
とはいえ、最初からうまくいったわけではありません。
開発のきっかけは、ちょっとした雑談でした。2023年9月の国際海洋環境デザイン会議で、海苔を使ったテーブル天板を制作した展示の打ち上げの席で、「海藻のネバネバを接着剤に使えないか」という議論が生まれたのです。
着目したのは、日本の「とろろ昆布」の製法です。何枚もの昆布を重ねて圧縮し、薄く削り出して作るとろろ昆布。その製造過程で昆布同士を密着させているのは、昆布が持つ天然の粘着成分だけです。この粘性を抽出し、新たな接着剤に応用できないか。ここから開発がスタートしました。
しかし、アルギン酸ナトリウム単体では接着強度が足りない。
そこで合流したのが、100年以上の歴史を持つ接着剤メーカー・セメダインです。セメダインの組成設計技術により、アルギン酸ナトリウムに他の自然由来材料を複合化。自然由来材料100%を維持したまま、実用レベルの接着強度を実現しました。
セメダイン製品部の西村香菜氏は、「解体されることまでを設計の前提とした接着剤は画期的なアイデアだった」と振り返っています。
この言葉に、ぼくは強くうなずきました。
「解体を設計の前提とする」。これがこの技術の本質です。
技術の信頼性は担保されているか 新しい素材の話を聞くと、「本当に使えるのか」という疑問が当然出てきます。
ぼくも同じです。展示会の現場で実際に使えなければ、どれだけ理念が正しくても意味がない。
物性検証の結果を見ると、LOOPGLUEは通常状態だけでなく、高温多湿(温度50℃・湿度85%)という過酷な環境下でも、一般的な接着剤と同等レベルの接着強度を発揮しているとのことです。
さらに半屋外環境での半年間にわたる耐久試験では、湿気によるしわや剥がれなどのトラブルは一切発生しませんでした。
使い方もシンプルです。
接着時は、接着面に薄く均一に塗布して数分から数十分静置するだけ。紙や表具の場合は水で3倍に希釈して使います。剥離時は、接着部分に水を含ませて数分放置すれば、素地を傷めることなくスムーズに剥がれます。残った接着剤も水で軽く拭き取るだけで除去できます。
ただし、適用素材に制限があることは知っておく必要があります。LOOPGLUEは紙や木材といった多孔質材料同士の接着に適しています。金属や樹脂などの非多孔質素材への適用は現状では難しい。
とはいえ、展示会ブースの主要素材は木製パネルや紙素材が中心ですから、実用上の問題は限定的です。
展示会出展者にとっての「本当のメリット」 博展の試算によれば、LOOPGLUEの活用により、木材の資材調達費と製作人件費がそれぞれ約15%削減できる見通しです。
これは単なる接着剤のコストダウンではありません。「資材の再利用」によって実現される削減です。
でも、ぼくが注目したいのは、コスト削減そのものより、その先にある構造変化です。
展示会において、最も疲弊する瞬間はいつか。
ぼくは断言します。それは「撤収」です。
短時間での撤収、廃材処理、人手不足、コスト負担。展示会の「撤収」というフェーズは、これまでずっと「仕方ないもの」として扱われてきました。
出展が終わったあとの疲労感と廃棄物の山。あの光景を見るたびに、「なんとかならないか」と思ってきた展示会関係者は多いはずです。
LOOPGLUEは、この「仕方なかったもの」を変えます。
工具不要で解体でき、廃棄物が減り、人手も減る。そうなれば、展示会のコスト構造そのものが変わります。
これは単なる効率化ではありません。「出展することへの心理的ハードル」が下がるのです。
中小企業にとっての意味 展示会において、中小企業が出展を躊躇する理由は大きく3つあります。
コスト・人手・準備と撤収の負担。
今回の技術は、このうち少なくとも2つに直接効きます。コスト削減と、撤収負担の軽減です。
つまり、「出展しない理由」が一つずつ消えていく。
これは、ぼくにとって非常に重要なポイントです。
展示会は、本来「強い企業のための場」ではありません。むしろ、「想いがある、技術がある、でも営業力が弱い」という企業が世の中に出るための舞台です。
ぼくはこれまで1,300社以上の展示会出展を支援してきましたが、その中には「コストがかかりすぎる」「撤収が大変すぎる」という理由で出展を諦めた中小企業が何社もありました。
その舞台に立つハードルが下がる。
これは業界全体にとって、大きな意味を持ちます。
「サステナブル」は、見せる価値になる 環境価値についても触れておきたいと思います。
LOOPGLUEは自然由来材料100%のバイオマス接着剤です。廃棄性にも優れています。ESG(環境・社会・ガバナンス)が重視される現代、企業の環境への取り組みはブランド価値に直結します。
ただ、ここで重要なのは「環境に良い」という事実そのものではありません。
展示会においては、それが来場者に伝わるかどうかがすべてです。
考えてみてください。
「このブース、全部水で分解できる素材を使っています」
「廃棄物ゼロ設計のブースです」
こういうストーリーが来場者に伝わったとき、何が起きるか。強い共感が生まれます。
「使い捨て」から「循環型」への転換を、ブースそのものが体現している。それは単なる装飾以上の訴求力を持ちます。
つまりこの技術は、「ブースの裏側の効率化」だけでなく、「表側の訴求力」にも転換できるのです。
展示会という「見せる場」だからこそ、環境配慮の取り組みが可視化され、企業価値の向上につながります。
展示会は「構造で勝つ」時代へ ここで、ぼくが感じている大きな気づきをお伝えしたいと思います。
展示会で成果を出す企業は、派手な装飾をしている企業でも、予算をかけている企業でもありません。「構造を設計している企業」です。
LOOPGLUEの話は、まさにそれを示しています。
組み立てやすい、壊しやすい、環境に優しい、コストが下がる。
これはすべて「構造の設計」です。
ぼくは長年、「展示会は引き算の美学だ」とお伝えしてきました。
装飾を足すより、何を削ぎ落とすかを考える。来場者に届けるメッセージを一つに絞る。
1ブース=1アイテム=1ターゲット
ぼくのセミナーを聞いたことがある方なら必ず聞いたことがあるはずです。
LOOPGLUEが示す設計思想も同じです。「壊すこと」を前提に作る。これは、展示会の評価軸そのものの転換です。
従来の評価軸は明確でした。「どれだけ目立つか」「どれだけ強固に作れるか」「どれだけ来場者を引きつけられるか」。
つまり、「作る技術」にフォーカスされてきました。
しかし、LOOPGLUEが示しているのは逆です。「水で簡単に剥がせる」「解体が容易」「コストが削減される」。
これは「壊すことを前提とした設計思想」です。
これからの展示会は、「どう見せるか」の競争から「どう設計するか」の競争へ移行していく可能性が高い。ぼくはそう感じています。
業界全体への波及を期待したい 博展は、自社管理下で行う全ての表具工事においてLOOPGLUEを標準採用する方針を発表しました。全体の約3割に相当します。
3社は現在特許を出願中であり、LOOPGLUEの活用を希望する他社への製品展開も積極的に進めていく構えです。
博展サステナビリティ推進部の鈴木亮介氏は、「LOOPGLUEをわれわれのみで独占するのではなく、より多くの方々に活用されることで、循環型経済の実現に向けた実践的な一歩となり、業界内外に新たな動きを生み出していくことを強く期待している」と語っています。
この姿勢は重要です。
技術は、使われてはじめて価値になります。一社が独占しても、業界は変わりません。
日本国内だけでも、年間に開催される展示会は大規模なものだけでも900件以上もあります。それぞれで大量の資材が使われ、多くが廃棄されている現状を考えると、LOOPGLUEが業界標準になった場合の環境負荷削減効果は計り知れません。
ぼくは、この技術が業界全体に広がることを強く期待しています。
出展者が今すぐできること では、実際に展示会に出展する企業として、今何ができるか。
まず、次回の出展計画を立てる際に、施工会社や装飾会社に「循環型素材」や「LOOPGLUE」について相談してみてください。すでに一部の施工会社では導入が始まっており、今後さらに広がることが予想されます。
「うちには木工ブースなんて関係ない。安価なシステムブースだ」と思った方がおられるかもしれません。でもちょっと待ってください。そう思った方に、ぼくはお聞きしたい。
「システムブースの壁面に掲示するパネルやポスターを毎回使い捨てにしているのではないですか?」
もしそうなら、そこは改善ポイントです。防炎トロマットのタペストリを壁面に境目なく吊るしましょう。そうすれば、パネルやポスターとちがって、壁面全体をつかってメッセージを伝えることができます。しかもそのタペストリは再利用可能です。
「循環型素材」や「LOOPGLUE」だけの話ではないのです。展示会業界に蔓延る使い捨て発想から脱却して、再利用可能な状態にできないかをゼロベースで考えることこそが重要なのです。
次に、自社のサステナビリティ方針を明確にし、資材の再利用や環境配慮を重視する姿勢を社内外に示すことです。展示会での環境配慮の取り組みは、CSRレポートや会社案内にも記載できる具体的な事例になります。
そして、もう一歩踏み込んで考えるなら、
「この技術をどうブースのストーリーに変換するか」
ここに勝負どころがあります。
技術は、それ単体では伝わりにくい。しかし「意味」を与えた瞬間に、強力な訴求ツールになります。
「剥がせる」という機能ではなく、「未来の社会のあり方を示すメッセージ」として使えるかどうか。そこに、出展成果の差が生まれてくるのです。
「作っては壊す」から「作って、使って、また使う」へ 海藻由来接着剤「LOOPGLUE」の登場は、展示会業界における資源循環の新たな可能性を示しています。
ぼくがこの技術に注目する理由を、最後にまとめます。
コスト削減(資材費・人件費で約15%削減) 、環境配慮によるブランドイメージ向上 、施工・撤収作業の効率化 。この3つの価値は、数字としてわかりやすい。
でも、その先にある本質的な意味は、もっと大きい。
展示会の構造そのものが変わる可能性があります。「作っては壊す」という使い捨て型から、「作って、使って、また使う」という循環型への転換。これは単なる素材の変更ではなく、展示会業界のビジネスモデル自体の変革を意味しています。
展示会は、製造・物流・人材・環境のすべてが交差する「総合現場」です。だからこそ、このような素材技術は「材料の進化」にとどまらず、「展示会というビジネスモデルの進化」につながっていきます。
ぼくは1,300社以上の展示会出展を支援してきました。その経験から言えるのは、展示会で本当に成果を出す企業は、常に「構造から考える企業」だということです。
LOOPGLUEは、その「構造から考える」ための新しい選択肢をぼくたちに与えてくれています。
次回の出展からぜひ、循環型素材の活用を検討してみてください。
持続可能な展示会の未来は、一つ一つの出展の選択から始まります。
あなたの展示会の成功を心から応援しています!
【参考記事】 https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2604/17/news049.html
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展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照 。 展示会をテーマとした著書5冊を含む合計7冊を執筆し、すべてAmazon部門1位を獲得している。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。
展示会場の様子がわかる動画です。
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会場を歩いてまず感じたこと 会場に足を踏み入れた瞬間、いつものスタートアップ系展示会とは少し違う空気を感じました。
大型のブース装飾や大掛かりな映像演出が少なく、代わりに人と人とが向き合って話をしている場面が随所に見られました。
これは偶然ではありません。この展示会が意図的に設計した「出会いの場」としての哲学が、会場の雰囲気に自然と反映されているように感じました。
名刺交換が目的の展示会は数多くありますが、ここには「その先の関係性」を作ることへの意識が漂っていました。
展示会基本情報 開催日時 2026年開催。詳細な日程は公式サイトをご確認ください。
会場 詳細は公式サイトにてご確認ください。
主催者 Eight(Sansan株式会社)。日本最大級のビジネス名刺アプリ「Eight」を運営する会社が主催しています。
公式サイト 公式サイトはこちら
来場者層 スタートアップ企業の経営者や事業開発担当者が中心です。
加えて、スタートアップへの投資に関心を持つ投資家や、連携先を探している大企業の事業部門担当者なども多く来場しています。
ビジネスの現場で意思決定に携わる方が集まる場であり、来場者の質が高いという点が大きな特徴です。
主な出展分野 SaaS、フィンテック、HR Tech、AIソリューション、ヘルスケア、グリーンテックなど、幅広いスタートアップ領域の企業が出展しています。
業種を問わずスタートアップ全般を対象としているため、会場内には多様なテーマが混在しており、思わぬ出会いが生まれやすい環境です。
展示会の特徴 この展示会の最も際立った特徴は、「出展のハードルを意識的に下げている」点です。
ブースをバックパネルだけにするなど小規模化・簡略化し、その分出展料をリーズナブルに抑えている点は、中小スタートアップにとって大変好感が持てます。
大手企業が巨大ブースで圧倒する展示会とは異なり、アイデアとプロダクトの力で勝負できる場として設計されている印象です。
出展費用が高いために展示会を諦めてきた企業にとって、この展示会は一つの現実的な選択肢になり得ます。
今回の見どころ 今回の展示会で特に注目したいのは、主催者であるEightが自社サービスをそのまま展示会に活かしている点です。
名刺アプリEIGHTの運営会社が主催しているだけに、デジタル名刺を活用した交流会やくじ引きなど、さまざまなアトラクションが会場内に用意されています。
これは単なる余興ではありません。交流することへの「きっかけ」を意図的に設計することで、来場者が自然と動き、出展者と話す機会が生まれる仕掛けになっています。
展示会の場で人と人をつなぐ工夫に、主催者の本気度を感じました。
注目ポイント 今回の展示会で僕が最も注目したのは、AIによるマッチング機能です。
来場者が出会うべき出展者をAIが提案するなど、新たなマッチングの機会を生み出している点はすばらしいと感じました。
展示会に来ても「どのブースを回ればいいかわからない」という来場者の悩みは、実は非常に多いものです。
AIが事前に最適な出展者を提案することで、来場者は会場を迷いなく歩けます。出展者側も、自社に関心を持つ来場者と出会える可能性が高まります。
双方にとってメリットがある設計であり、展示会の新しいスタンダードになる可能性を感じました。
会場の様子 会場内は、大型ブースが並ぶ従来型の展示会とは一線を画す雰囲気でした。
バックパネルを背に、テーブルと椅子だけで来場者と向き合うブースが多く、その分スタッフと来場者の距離が近い印象です。
商談に近い対話が各所で生まれており、「展示する場」というより「話す場」としての機能が色濃く出ていました。
くじ引きや交流会のエリアでは、自然と人が集まり、初対面同士が名刺交換をしながら笑顔で話している場面が随所に見られました。こうした柔らかい雰囲気が、会場全体の空気を和らげていたように思います。
業界への意味 今回の展示会でも感じたのは、成果が出ている企業ほど「その場の対応」ではなく、事前・当日・事後までを一貫した設計で動いているという点です。この全体像を理解せずに出展してしまうと、どうしても場当たり的な営業になりがちです。展示会で成果を出すための考え方と具体的な進め方は、展示会営業の成功ガイド で体系的に解説しています。
スタートアップ界隈の展示会が、こうした「参加しやすさ」と「出会いの質」を両立する方向に進化しているのは、業界全体にとって明るい兆しだと感じます。
大企業だけが展示会を使える時代から、アイデアのある企業すべてが展示会を活用できる時代へ。そのシフトを、この展示会は一歩先に体現しています。
今年の展示会トレンド 2026年の展示会を取り巻く最大のトレンドは「AIとリアルの融合」です。
デジタルで完結できる情報収集が当たり前になったからこそ、リアルな場でしか得られない「一次情報」の価値は高まっています。
AIが二次情報を瞬時に集約できる時代だからこそ、現場で感じる空気感、担当者の表情、会話の熱量といった情報が、企業の意思決定に欠かせないものになっています。
そしてその「リアルの場」を、AIがより効率的に活用できる環境へと整えているのが、今回のような展示会です。テクノロジーとリアルを対立させるのではなく、組み合わせる発想が、展示会の価値を新しい次元へと引き上げています。
過去のレポート 展示会営業コンサルタント清永健一による、過去の展示会現地観察レポートもあわせてご覧ください。さまざまな業種・規模の展示会を通じて見えてきた、成果につながる展示会営業の共通点をお伝えしています。
Startup JAPAN スタートアップ ジャパンEXPO2025|現地観察レポート
Startup JAPAN スタートアップ ジャパンEXPO秋2024|現地観察レポート
Climbers Startup JAPAN EXPO 2024|現地観察レポート
展示会営業の専門家 清永健一のワンポイントアドバイス Startup JAPAN EXPO 2026を見て、改めて感じたことがあります。
展示会で成果を出すかどうかは、ブースの大きさでも予算でもありません。「誰に、何を伝えるか」という設計の明確さで決まります。
今回の展示会は、出展のハードルを下げながら、出会いの質を高める仕組みを丁寧に作っています。その姿勢は、出展者にとっても大いに参考になるはずです。
小さなブースだからこそ、準備と対話の設計が問われます。来場者の課題をしっかり聞き、会期後のフォローまでを見据えた出展ができれば、小規模な出展でも必ず成果につながります。
展示会は規模ではなく、設計です。この展示会に出展される企業の方には、ぜひその視点を持って会場に臨んでいただきたいと思います。
※この記事はAIを活用して作成しました。
展示会で成果を出すコツを知りたい方へこのセミナーに参加すると、 成果を出すノウハウを習得できます。
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展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照 。 展示会をテーマとした著書5冊を含む合計7冊を執筆し、すべてAmazon部門1位を獲得している。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。
展示会場の様子がわかる動画です。
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会場を歩いてまず感じたこと 東京国際フォーラムの地下2階、ホールE1に足を踏み入れた瞬間から、会場の空気が違うと感じました。
通路を歩けば専門用語が飛び交い、あちこちで名刺交換や商談が自然に発生しています。
「来ている人が全員、健康食品のプロだ」という実感は、この展示会特有の空気感でした。一言で表すなら、会場全体が商談の場として機能している展示会です。
展示会基本情報 開催日時 2026年4月16日(木)・17日(金) 10:00〜17:00 ※2日目は主催者セミナーが9:50より開始
会場 東京国際フォーラム ホールE1(ガラス棟地下2F) 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1
主催者 株式会社ヘルスビジネスメディア
公式サイト 公式サイトはこちら
来場者層 健康食品業界の関係者のみに来場を限定した、完全BtoBの専門展示会です。
健康食品メーカーの商品開発担当者、ドラッグストアのバイヤー、通販企業の調達担当者など、健康食品ビジネスに直接関わるプロフェッショナルが集まります。
予想来場者数は1万4,000人。業界専門家だけでこれだけの規模になることは、健康食品市場の活況を示しています。
主な出展分野 健康食品の原料供給企業、受託加工(OEM)企業、容器・包装資材メーカーが主な出展分野です。
原料・製造・パッケージという健康食品製造のサプライチェーン全体を、一度の来場で俯瞰できる構成になっています。
展示会の特徴 健食原料・OEM展の最大の特徴は、「業界関係者のみ」という来場制限にあります。
一般公開型の展示会と異なり、会場に集まるのは健康食品ビジネスに関わるプロフェッショナルのみです。そのため、ブースでの会話は最初から実務的なレベルで始まります。
もうひとつ注目したいのが、ブースに基礎フレームが提供されている点です。出展企業は装飾費用を大幅に抑えることができるため、予算規模にかかわらず同じ土俵に立てる仕組みになっています。
質の高い見込み客と出会えて、出展コストも抑えられる。この展示会がコストパフォーマンスに優れていると感じる理由は、まさにここにあります。
今回の見どころ 今年の見どころは、機能性表示食品に関連した原料・処方提案の充実度です。
規制環境が変化し続ける中でも、各社が新たな素材開発や製法改善に積極的に取り組む姿勢が印象的でした。
OEM受託の商談がその場で成立する場面も多く、展示会が単なる情報収集の場を超えて、実際のビジネスが動く場として機能していることが伝わってきました。
注目ポイント 今回特に注目したのは、商談密度の高さです。
健康食品に強い関心と知識を持つ来場者が集まるため、会話がすぐに核心に入ります。「うちはこういう課題があって」「それならこの原料で対応できます」という流れが、ブースのあちこちで展開されていました。
展示会というよりも、業界全体が一堂に会した商談会の雰囲気が強く感じられます。
今回の展示会でも感じたのは、成果が出ている企業ほど「その場の対応」ではなく、事前・当日・事後までを一貫した設計で動いているという点です。この全体像を理解せずに出展してしまうと、どうしても場当たり的な営業になりがちです。展示会で成果を出すための考え方と具体的な進め方は、展示会営業の成功ガイド で体系的に解説しています。
会場の様子 東京国際フォーラムの地下2階という立地は、都心からのアクセスが抜群です。
会場内は通路幅も適切に確保されており、ブースとブースの間でも立ち話による商談が自然に生まれていました。各ブースでは基礎フレームを活用したシンプルな展示が多く、かえって商品・サービスの内容がダイレクトに伝わる設計になっていました。
派手な装飾よりも、素材サンプルや試飲・試食の提案が来場者の関心を引き寄せていた点は、この展示会ならではの光景です。
業界への意味 健康食品市場は近年、規制強化と市場拡大が同時に進む複雑な局面にあります。
そうした環境の中で、サプライチェーン全体が一堂に集まるこの展示会の意義は、年々高まっています。原料・製造・パッケージのソリューションを一度の来場で得られることは、業界全体の時間的コストを下げる機能を果たしています。
また、専門知識を持つ来場者しかいないこの場は、出展企業にとって市場のリアルを知る貴重な機会でもあります。AI時代においても、こうした現場でしか得られない一次情報の価値は、むしろ高まっていると感じます。
今年の展示会トレンド 今年の展示会全般に共通するトレンドとして、「実需型」の商談スタイルが強まっています。
来場者が情報収集だけを目的にするのではなく、具体的な課題解決を求めてブースを訪れるケースが増えています。
健食原料・OEM展でもこの傾向は顕著で、セミナーや企業プレゼンテーションへの参加意欲も高く、学びをその場ですぐに商談へ転換するスピードが速くなっていました。展示会そのものが、業界のビジネスサイクルを加速させる場になりつつあります。
展示会営業の専門家 清永健一のワンポイントアドバイス 健食原料・OEM展のような専門性の高い展示会は、展示会営業の本来の価値が最もよく発揮される場です。
来場者が全員、健康食品ビジネスの当事者である以上、ブースでの会話はすぐに実務レベルに入ります。この環境を活かすには、「誰に、何を、どのように伝えるか」を事前にしっかり設計しておくことが欠かせません。
また、基礎フレームによって出展コストが抑えられるこの展示会では、中小企業でも大企業と同じ土俵に立てます。装飾にコストをかけるより、商談設計と事後フォローに時間と労力を集中させることが、成果を出す最短ルートです。
展示会の本質は、名刺を集めることではありません。関係性を育て、次の商談につなげることです。専門用語が飛び交い、名刺交換がそこかしこで起きているこの会場は、まさに展示会営業の理想的な舞台と言えます。
※この記事はAIを活用して作成しました。
展示会で成果を出すコツを知りたい方へこのセミナーに参加すると、 成果を出すノウハウを習得できます。
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展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照 。 展示会をテーマとした著書5冊を含む合計7冊を執筆し、すべてAmazon部門1位を獲得している。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。
展示会場の様子がわかる動画です。
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会場を歩いてまず感じたこと 東京ビッグサイトに足を踏み入れた瞬間、今年の雰囲気が例年とは少し違うと感じました。
空気の密度が違うのです。
いつもなら来場者の流れはある程度均一に広がるものですが、今回は明らかに人の流れに「偏り」がありました。その偏りをたどっていくと、ある一角に大きな人だかりができていました。
それが今回新設された「ヒューマノイドロボット EXPO」のエリアです。
展示会の現場には、数字やレポートでは掴みきれない「空気感」というものがあります。その空気が何を語っているのか——僕がこの会場で読み取ったことを、展示会営業の視点からお伝えします。
展示会基本情報 開催日時 2026年4月(春季開催)
会場 東京ビッグサイト(東展示棟)
主催者 RX Japan株式会社
公式サイト 公式サイトはこちら
来場者層 来場者層は非常に幅広く、製造業・IT・商社・スタートアップなど多業種にわたっていました。
特に今回はヒューマノイドロボットEXPOの新設効果もあって、普段の回より明らかに若い来場者が増えていました。エンジニアと思われる層、投資家や事業開発担当らしき層、そして純粋に興味本位で来たと思われる一般的なビジネスパーソンまで、幅広い顔ぶれが印象的でした。
主な出展分野 NEXTECH WEEKは複数の専門展で構成される複合イベントです。今回の主な出展分野は以下のとおりです。
AI・人工知能 EXPO、IoT/M2M EXPO、量子コンピューティング EXPO、サイバーセキュリティ EXPO、ブロックチェーン EXPO、そして今回新設のヒューマノイドロボット EXPO。
テクノロジーの最前線を網羅する構成となっており、一度の来場で多様な最先端技術に触れることができるのがこの展示会の大きな特徴です。
展示会の特徴 NEXTECH WEEKは、IT・デジタル・製造テクノロジー分野における日本最大級の複合専門展です。
複数のテーマ別専門展が同一会場・同一会期で開催されるため、来場者は自分の関心分野を軸にしながら、隣接する技術領域にも自然と触れることができます。このクロスオーバーな設計が、異業種間の新しい出会いを生みやすい環境をつくっています。
出展者にとっても、単一業界の展示会と比べて来場者の多様性が高く、思わぬ商談のきっかけが生まれやすいのが特長です。主催のRX Japan株式会社がこれだけの規模感を継続的に運営されていることには、改めて敬意を感じます。
今回の見どころ 今回最大の見どころは、やはりヒューマノイドロボット EXPOの新設でした。
これまでロボットといえば「産業用ロボット」の文脈が中心でしたが、ヒューマノイド——つまり人型ロボットという括りで展示会として独立させるのは、業界全体がこのテーマを「次のステージ」と位置づけたことの表れです。
その判断は正しかったと思います。実際、このエリアが今回の会場でもっとも人を集めていました。来場者が足を止め、スマートフォンで動画を撮り、隣の人と話し合う——そんな光景がそこかしこに広がっていました。
注目ポイント ヒューマノイドロボットのエリアで強く印象に残ったのは、完成品を展示している企業の顔ぶれでした。
滑らかな動きを披露する二足歩行ロボット、自律的にタスクをこなすデモを行うロボット——そうした完成品としての「存在感」を放っていたのは、中国をはじめとした海外企業が多数を占めていました。
日本企業の姿を探すと、部品・素材・センサー・アクチュエーターといった要素技術での出展が目立ちます。その技術水準の高さは確かなもので、海外完成品メーカーも日本の部品を採用しているケースが多いと聞きます。しかしながら、完成品としての存在感という点では、正直やや影が薄く感じました。
鉄腕アトム、ドラえもん、ガンダム——日本はロボットへの夢を世界に先駆けて描いてきた国です。その想像力を育ててきた国だからこそ、完成品の世界でも改めて存在感を発揮してほしいと、僕は強く思います。部品・素材で世界を支える力があるのなら、完成品という舞台でもその底力を見せてくれるはずです。
会場の様子 開場直後から来場者の流れは絶えることなく続いていました。
今回、来場者の足を止めていたブースには共通点がありました。それは「誰に、何を伝えるのか」が明確に設計されていることです。こうした成果の出る展示会営業は、決して偶然ではなく再現可能です。その具体的な考え方と手順は、展示会成功のための全体像 で体系的にまとめています。
一方で、立派なブース装飾をしながらも来場者の足が止まっていないブースも見受けられました。力を入れているのに届いていない——そのギャップは、準備の段階で解決できるものです。
ヒューマノイドロボットEXPOのエリアは特に熱気があり、デモ展示の前には常に人だかりができている状態でした。動くものには人が集まる——この原理は展示会においても変わりません。
業界への意味 ヒューマノイドロボットが展示会として独立した専門展になったことは、単なるトレンドの反映ではないと思います。
これは産業構造の転換点を示すサインです。
これまでロボットは「特定の工程を自動化するもの」でした。しかしヒューマノイドが普及すれば、「人が行うあらゆる作業を代替できる可能性」が生まれます。製造・物流・介護・建設——あらゆる労働集約型の現場に影響が出うる話です。
日本が誇る部品・素材・精密加工の技術は、こうした完成品の品質を左右する根幹です。サプライチェーンの上流にいる日本企業にとって、この市場の拡大は大きなビジネスチャンスでもあります。来場者の目がその完成品に集まっているとき、実はその中に日本の技術が息づいていることを、僕たちは誇りを持って伝えていく必要があると感じました。
今年の展示会トレンド 今年のNEXTECH WEEKから読み取れる展示会トレンドをいくつか整理します。
まず「体験型デモ」の重要性がさらに高まっています。来場者はもはや「説明を聞く」だけでは満足しません。実際に動いているものを見て、触れて、感じることを求めています。デモ展示に力を入れているブースは、それが一目でわかる人の集まり方をしていました。
次に「テーマの細分化・専門化」の流れがあります。今回のヒューマノイドロボットEXPOの新設はその典型です。AI・IoTのような広い括りから、より具体的な技術テーマへと展示会の切り口が進化しています。これは来場者のニーズが高度化・専門化していることの表れでもあります。
そして「海外企業の存在感の増大」も今年の特徴として挙げられます。特にヒューマノイドロボット分野では、アジアを中心とした海外企業が完成品で積極的に市場に打って出ていました。この潮流は今後さらに加速するでしょう。
過去のレポート 過去のNEXTECH WEEKや関連展示会の観察レポートはこちらからご覧いただけます。展示会ごとの変化や業界トレンドの流れを時系列で確認したい方にもお役立ていただけます。
NexTech Week2025【春】(AI・人工知能EXPO、ブロックチェーンEXPO、量子コンピューティング EXPO、デジタル人材育成支援 EXPO)|現地観察レポート
NexTech Week2024【春】(AI・人工知能EXPO、ブロックチェーンEXPO、量子コンピューティング EXPO、デジタル人材育成支援 EXPO)
NexTech Week2023【春】(AI・人工知能EXPO、ブロックチェーンEXPO、量子コンピューティング EXPO、デジタル人材育成支援 EXPO)
NexTech Week 2022春
展示会営業の専門家 清永健一のワンポイントアドバイス 今回の会場を歩いて改めて感じたのは、「展示会は一次情報の宝庫だ」ということです。
ヒューマノイドロボットの前に集まった来場者の顔を見てください。彼らの反応、彼らの質問、彼らが足を止めた瞬間——これはどんなマーケットレポートにも載っていない生きた情報です。
AI時代においても、この一次情報の価値は落ちるどころか高まっています。AIが処理できるのは既存のデータです。しかし展示会の現場にあるのは、まだデータになっていないリアルな市場の反応です。
出展企業の皆さんに伝えたいのは一つです。展示会に出て「売ろう」とするのをいったんやめてください。会場の来場者が何に反応しているか、何を課題と感じているか——その観察こそが、次のビジネスの種になります。
ヒューマノイドロボットに集まった人たちの期待と不安を、あなたのビジネスにどう活かすか。それを考え、設計し、次の展示会につなげていく——それが展示会営業の本質です。
※この記事はAIを活用して作成しました。
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展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照 。 展示会をテーマとした著書5冊を含む合計7冊を執筆し、すべてAmazon部門1位を獲得している。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。
展示会場の様子がわかる動画です。
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会場を歩いてまず感じたこと 会場に入ってまず感じたのは、とにかく熱気がすごい、ということでした。
東京ビッグサイトの広い会場が、開場直後から多くの来場者で埋まっています。
通路をすれ違う人たちは、みなメモを片手に目的を持って動いていました。何かを探している。その目の真剣さに、この展示会の密度を感じました。
ファベックスは、フーデックスのような国際的なスケールとも異なり、アグリフードエキスポや地方銀行フードセレクションのような地域特化型の展示会とも違います。
中食・外食業界に絞り込みながらも、全国から出展企業が集まる。その絶妙なバランスが、この展示会の個性です。
「ちょうどいい規模感」とでも言うのでしょうか。会場全体を1日で歩き切れる密度と広さが、来場者にとっても出展企業にとっても使い勝手のよい環境を生み出しています。
展示会基本情報 開催日時 2026年4月15日(水)〜17日(金)、10:00〜17:00(3日間開催)
会場 東京ビッグサイト(東京国際展示場)
主催者 日本食糧新聞社(共催:一般社団法人 日本惣菜協会)
公式サイト 公式サイトはこちら
来場者層 スーパーマーケット、コンビニエンスストア、外食チェーン、学校・病院給食など、食品の仕入れや商品開発に携わるプロフェッショナルが中心です。
業界関係者のみが入場できる展示会のため、商談目的の来場者が非常に多いのが特徴です。
出展側から見ると、「課題を持って情報を探しに来ている」来場者と出会える場であることが、この展示会の価値のひとつと言えます。
主な出展分野 惣菜・弁当、デザート・スイーツ、ベーカリー、お米・米飯製品、食品素材・調味料など、業務用食品の広い分野にわたります。
同時開催として「デザート・スイーツ&ベーカリー展」「お米未来展」「食品&飲料OEM Expo」のほか、プレミアム・フードショー2026、ProWine Tokyo2026なども並行して開催されています。
一度の来場で、食品業界の多角的な情報収集ができる構成になっているのは大きな魅力です。
展示会の特徴 ファベックスの最大の特徴は、業務用に絞り込んだ「実務直結型」の展示会である点です。
一般消費者向けの食品イベントとは明確に異なり、バイヤーと出展企業の商談が成立しやすい環境が整っています。
大きすぎず、小さすぎない規模感も特徴のひとつです。フーデックスは国際展示会として圧倒的なスケールを誇りますが、来場者数が多すぎるゆえに「目当てのブースに辿り着けない」という声も聞かれます。
その点、ファベックスは会場全体が把握しやすく、出展企業と来場者の間に丁寧な対話が生まれやすい環境があります。
業種を絞り込むことで、来場者の質と目的意識が高まる。その循環がこの展示会の強みです。
今回の見どころ 今回のファベックス2026で目を引いたのは、健康志向と利便性を両立させた惣菜・弁当の提案でした。
コロナ禍以降に定着した中食需要の高まりを受け、栄養バランスへの配慮や機能性素材を活用した製品提案が多く見られました。
人手不足への対応としては、製造工程の効率化を支援する加工技術や省力化設備の出展が目立っていました。業界共通の悩みに向き合う出展企業の姿勢が伝わってきます。
デザート・スイーツ分野では、高付加価値路線の提案が増えており、外食業界が「体験価値」で差別化を図ろうとする動きが読み取れました。
お米未来展では、米粉を活用した製品や業務用の新品種米の提案が並び、日本の食文化を支えるお米の可能性を感じさせる展示が続いていました。
注目ポイント 今回、来場者の足を止めていたブースには共通点がありました。それは「誰に、何を伝えるのか」が明確に設計されていることです。こうした成果の出る展示会営業は、決して偶然ではなく再現可能です。その具体的な考え方と手順は、展示会成功のための全体像 で体系的にまとめています。
逆に、どんなに商品が優れていても、ブース前に立った来場者が「これは自分向けではない」と感じてしまえば、立ち止まってもらえません。
業務用の展示会では特にこの傾向が顕著です。来場者は課題を持って会場に来ているため、自分の課題と関係のない情報には反応しにくい。だからこそ「誰向けのブースか」が問われます。
会場の様子 東京ビッグサイトの各ホールには、惣菜・弁当関連のブースが立ち並び、試食を提供するコーナーには人だかりができていました。
担当者と来場者が立ったまま名刺交換し、その場でサンプルを渡しながら会話を続ける光景があちこちで見られました。
展示会の会場でしか生まれない「一次情報の交換」が、そこかしこで起きていました。
AI時代に情報収集の手段は増えましたが、担当者の話し方、表情、商品の質感や香りは、会場に来なければ得られません。それがこの場の本質的な価値だと思っています。
会場全体に漂う真剣さとエネルギーは、展示会という場が今も業界の重要な接点であることを証明していました。
業界への意味 中食・外食業界は今、大きな転換期の中にあります。
人手不足、原材料費の高騰、消費者の健康志向の高まり、そしてデジタル化への対応。これだけの課題が重なる時代に、業界のプレイヤーが一堂に集まるファベックスの役割は、以前にも増して重要になっています。
新しい技術や商品を実際に見て触れ、担当者と直接話すことで得られる情報は、ネット上のどんなデータよりもリアルです。
展示会は「情報収集の場」という側面だけでなく、「業界の体温を感じる場」でもあります。
その意味で、ファベックスは毎年、業界の現在地を確認できる貴重な機会を提供してくれています。
今年の展示会トレンド 今年のファベックスを通じて感じた展示会全体のトレンドを、僕なりの視点で整理してみます。
まず目立ったのは「絞り込みと特化」の傾向です。何でも扱う総合型の展示ではなく、特定の課題や顧客層に絞り込んだブース設計が増えています。
次に、「体験・実感」を重視した展示が際立っていました。試食や実演など、来場者が直接体感できる仕掛けを持つブースは、通路を歩く人の足を確実に止めていました。
また、「展示会後のフォロー設計」を意識したブース構成も増えてきました。QRコードで動画や資料に誘導したり、来場者の情報を効率よく収集できる仕組みを準備している企業が目立ちました。
展示会は今、単に商品を並べる場から「来場者との関係構築の起点」へと進化しています。この変化に気づいている企業は、着実に成果を出し始めています。
過去のレポート ファベックスの過去のレポートは順次公開予定です。今後の更新をお待ちください。
ファベックス・デザート・スーツ&ベーカリー展2025|現地観察レポート
ファベックス・デザート・スーツ&ベーカリー展2024
ファベックス・デザート・スーツ&ベーカリー展2023
ファベックス(惣菜デリカ、中食、外食、給食、配食業務用専門展)とデザート・スイーツ&ベーカリー展2022
ファベックス2021(惣菜デリカ、中食、外食、給食、配食業務用専門展)とデザート・スイーツ&ベーカリー展
展示会営業の専門家 清永健一のワンポイントアドバイス ファベックスのような業種特化型の展示会で成果を出すためには、「この展示会に来る人は何を求めているのか」を事前に徹底して考えることが大切です。
業務用食品の展示会では、来場者の大半が明確な課題を持って会場に来ています。「何かいいものがあれば」ではなく、「この問題を解決できる商品・パートナーに出会いたい」という目的意識があります。
だからこそ出展企業に求められるのは、幅広い商品を並べるPRではなく、「この課題を抱えている方に伝えたいことがあります」という絞り込まれたメッセージです。
会場を歩いていて感じたのは、うまくいっているブースとそうでないブースの差は、ほぼこの一点に集約されているということでした。
展示会の成果は準備で8割が決まります。次の出展に向けて、ぜひ今から設計を始めてみてください。
※この記事はAIを活用して作成しました。
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展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照 。 展示会をテーマとした著書5冊を含む合計7冊を執筆し、すべてAmazon部門1位を獲得している。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。
展示会場の様子がわかる動画です。
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会場を歩いてまず感じたこと 4月の池袋、サンシャインシティ。コンベンションセンターのフロアに足を踏み入れた瞬間、活気の密度に圧倒されました。
第73回という節目を迎えたインターナショナル プレミアム・インセンティブショー春2026。3日間の会期を通じて、国内外の販促・ノベルティ関連企業が一堂に集まるこのイベントは、業界の今を映す鏡のような場でした。
テーマは「革新が販促市場を飛躍させる PartⅡ」。前回に続く「革新」の問いかけが、今年のフロアにどんな答えを生んでいるのか。そんな視点を持ちながら、僕はゆっくりと会場を歩きました。
展示会基本情報 開催日時 2026年4月8日(水)・9日(木)・10日(金)の3日間にわたって開催されました。
会場 東京・池袋のサンシャインシティ 文化会館ビル コンベンションセンターで開催されました。
主催者 株式会社ビジネスガイド社が主催しました。長年にわたり販促業界の専門見本市を牽引してきた実績のある主催者です。
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来場者層 販促企画担当者、マーケティング関係者、企業ギフトの購買担当者が中心です。メーカー、流通、広告代理店など、業種を横断した専門家が全国から足を運んでいました。
主な出展分野 販促ツール、企業ギフト、ノベルティグッズ、デジタル販促、エコ・サステナブル素材を活用した製品など、販促・マーケティングに関わる幅広い分野が揃っていました。
展示会の特徴 この展示会の最大の特徴は、「販促」という切り口で業界横断的に出展者が集まる点です。食品メーカー、アパレル、ITサービス、印刷会社——業種を問わず、「人に何かを届けたい」という思いを持つ企業が集結しています。
それだけに、来場者も多様です。同じ展示会でありながら、それぞれが持ち込む課題はまったく異なります。会場全体が、まるで大きな商談広場のような雰囲気でした。
今回の見どころ 今回特に注目を集めていたのは、第35回を迎えた日本プロモーション企画コンテストの表彰式です。受賞企業のブースには自然と人が集まり、成功事例を直接聞ける場として機能していました。
また、サステナブル・ノベルティの集約展示エリアも見応えがあります。環境配慮を前面に出した製品が一か所にまとまっており、来場者が比較検討しやすい設計になっていた点が印象的でした。特別講演のステージでは、キャンペーン成功事例の共有が行われ、多くの来場者が熱心にメモを取っている姿が見られました。
注目ポイント 今回、僕が特に目を引かれたのは「推し活」関連の販促グッズの存在感です。キャラクターグッズ、アクリルスタンド、缶バッジ、フォトカード——個人の趣味と企業プロモーションの境界線が、急速に溶け合ってきていることを実感しました。
推し活の勢いが市場全体を底上げしていると言えるほど、そのジャンルに関わる製品やサービスの展示が目立っていました。消費者が「好き」という感情で動く力を、企業がどう販促に活かすか。この問いが、フロア全体に漂っていたように感じます。
「ファンダム」という言葉が業界の共通言語になりつつある今、この変化をいち早くつかんでいる企業とそうでない企業の差は、ブースの雰囲気にもはっきりと表れていました。
会場の様子 会場は3日間を通じて高い集客を維持していました。平日にもかかわらず、午前中から来場者が途切れず、多くのブースで活発な商談が進んでいました。
今回、来場者の足を止めていたブースには共通点がありました。それは「誰に、何を伝えるのか」が明確に設計されているということです。こうした成果の出る展示会営業は、決して偶然ではなく再現可能です。その具体的な考え方と手順は、展示会成功のための全体像 で体系的にまとめています。
逆に、魅力的な商品を持ちながらもブース前を素通りされてしまっている企業も見受けられました。展示物の見栄えと、来場者への語りかけのバランスは、今も変わらない大きな課題です。
業界への意味 販促業界において、この展示会が果たしている役割は非常に大きいと感じています。デジタルマーケティングが隆盛を極める中、「モノを渡す」という行為の価値が改めて見直されているからです。
画面の外にある実物のノベルティや、手に取れるギフトが持つ記憶への刻み込み方は、デジタル広告とは本質的に異なります。そこに「販促」の強みがあり、このプレミアム・インセンティブショーはその価値を体現する場になっています。
今年の展示会トレンド 今年のトレンドとして僕が感じたのは、大きく3つです。
ひとつ目は「サステナビリティの主流化」です。エコ素材やリサイクル品を扱う企業が増えただけでなく、それを前面に打ち出すことがもはや差別化ではなく「当たり前」になりつつあります。
ふたつ目は「体験型プロモーションの強化」です。単なる商品展示ではなく、使い方や世界観を体感させるブース設計が増えていました。展示会ならではのリアルな接触を活かした演出が、各社の工夫どころになっています。
3つ目が「推し活・ファンダム文化との融合」です。個人の熱量を企業プロモーションに取り込む動きは、今後さらに加速するでしょう。この3つのトレンドは互いに絡み合いながら、販促市場の新しいスタンダードを形成しつつあります。
過去のレポート プレミアム・インセンティブショー春2025|現地観察レポート
プレミアム・インセンティブショー春2024
プレミアム・インセンティブショー春2023
プレミアムインセンティブショー春2022
インターナショナル・プレミアムインセンティブショー春2021
過去のインターナショナル プレミアム・インセンティブショーの観察レポートも公開しています。展示会の変遷を振り返りたい方は、ぜひあわせてご覧ください。
展示会営業の専門家 清永健一のワンポイントアドバイス 今回の会場を歩いて改めて感じたのは、展示会とは「出会いの場」であると同時に、「設計の差が如実に出る場」だということです。
どれだけ良い製品を持っていても、ブースに呼び込む設計と、来場者との会話の質がなければ成果は生まれません。逆に、ニッチな分野であっても、しっかりと設計されたブースは確実に人を引き寄せていました。
販促業界の企業にとって、この展示会は「お客さまに見られる側」と「お客さまを集める側」の両方を一度に経験できる貴重な機会です。ぜひ出展と来場の両面から、この場を最大限に活用してほしいと思います。
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東京ビッグサイト30周年。
これまで何度も「展示会は終わった」と言われてきました。 でも、終わらなかった。
むしろ今、展示会はもう一度、BtoBビジネスの主役に戻ろうとしています。
東京ビッグサイトが、今年で開業30周年を迎えました。 ぼくはこの節目を、とても感慨深い気持ちで迎えています。
展示会営業(R)コンサルタントとして1,300社以上の企業を支援してきたぼくにとって、 東京ビッグサイトは単なる会場ではありません。
商談が生まれる場所であり、 企業の未来が動き出す場所であり、 そして、ぼく自身の人生を変えてくれた場所です。
思い返せば、ぼくのキャリアは 決して順風満帆ではありませんでした。
※興味を持っていただける方、展示会営業(R)ノウハウ誕生秘話 をご覧ください。
東京ビッグサイト開業の翌年、 新卒で入った会社を、わずか4か月で辞めました。 いきなりの挫折でした。
自信もない。実績もない。 これからどう生きていけばいいのかも分からない。
そんな状態の中でたまたま出会ったのが、「展示会」でした。
展示会で初めて接客した時のことを今でも鮮明に覚えています。
衝撃を受けました。
営業なのに、追いかけなくていい。 お客様の方から来てくれる。
しかもその場には、課題を持った人しかいない。 だから会話が深くなる。 その場で、信頼が生まれる。
その瞬間、気づいたのです。
営業とは、売り込むことではなく、 「教えること」、「価値を伝えること」なのだと。
そして展示会は、それを最も自然に実現できる場なのだと。
展示会とは、単なる「販売の場」ではありません。 出展を決断した時点ではプッシュ、でも当日の場ではプルになる。 プッシュ型営業とプル型営業が融合した唯一の営業の仕組みです。
それにしても東京ビッグサイト。 数字で見ても、その存在の大きさは圧倒的です。
総展示面積11万㎡超。 年間約300の展示会。 来場者数は年間1,400万人。
これは、東京都の人口とほぼ同じです。
これだけの人と企業が、同じ場所に集まり、 出会い、対話し、新しいビジネスを生み出している。
東京ビッグサイトは、ただの施設ではありません。 日本のビジネスを動かすエンジンなのです。
東京ビッグサイトのこの30年は決して平坦ではありませんでした。
東京都市博の中止。 リーマンショック。 東日本大震災。 そしてコロナ禍。
そのたびに、展示会は「終わった」と言われてきました。
ぼくも、何度もその声を聞いてきました。
でも、終わらなかった。
むしろコロナが明けたとき、多くの企業が気づいたのです。
「リアルで会う」ということの価値に。
これから、ますますAIが進化し、 情報がコモディティ化します。
WEB上の情報だけでなく、学術論文に書かれた最新の研究結果まで AIのおかげで、誰でも簡単に手に入れられるようになります。 Deep Research(ディープリサーチ)機能は本当にすごいれす。
でも、だからこそ、その先にある 「人」「空気」「温度」が価値になる。
展示会は、それを一瞬で伝えられる場です。
ぼくは、この場所で何度も奇跡のような瞬間を見てきました。
たった1件の商談をきっかけに売上を2倍にした工具卸。 万策尽きた状態から、展示会で業界トップ顧客と取引が始まり起死回生を果たしたスタートアップ 展示会で出会ったバイヤーをきっかけに海外進出し、今では海外売上比率の方が高くなった食品製造業。 自信のなかった営業担当者が、お客様との対話で変わっていく瞬間。 展示ブースでの顧客との生の対話によって、顧客志向の本当の意味に気づいた開発者。
展示会は、モノを売るだけの場ではありません。
会社の「本気」を見せる場です。
そして今、また新たな試練の気配が見え始めています。
ホルムズ海峡の封鎖リスクによる物流の混乱、原材料費の高騰。 展示会に必要な資材やブース装飾のコストは上昇し、 中小企業にとっての出展負担がさらに大きくなる可能性があります。
出展を見送る企業も出てくるでしょう。
しかし、ぼくはあえて言いたいのです。
それでも、展示会に出てください。
中小企業は、量では勝てません。 資金量も人数も大企業には敵いません。 だからこそ、展示会という『知恵と工夫で勝てる場』を使うべきなのです。
競合が出ないときこそ、目立てる。 不安な時代ほど、人は「直接会える企業」を選ぶ。
これは理屈ではなく、 ぼくが現場で何度も見てきた現実です。
たとえば、紙ぶくろ製造販売業エス・ユニットさんは、 2020年、コロナ禍真っただ中にマーケティングWeek2020 に出展し むしろコロナ前の展示会以上の売上を掴みました (エス・ユニットさんの事例はこちら をご覧ください。)
東京ビッグサイトは、この30年間で何度も危機を乗り越えてきました。
危機を乗り越えるたびに、 出展社は戻り、 来場者は集まり、 商談は生まれ続けてきました。
ぼくは確信しています。
これからの時代、 AIが進めば進むほど、 展示会の価値は上がる。
東京ビッグサイトは、これからも 日本のビジネスの最前線であり続けるでしょう。
出展企業にとっての「商談の聖地」として。 そしてぼくにとっての「原点」として。
東京ビッグサイト、30周年おめでとうございます。
これからも、この場所から たくさんの挑戦と、たくさんの商談が生まれていくことを、心から願っています。
展示会営業®コンサルタント 清永 健一
オンライン展示会営業®セミナーの詳細はこちらをクリック
展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照 。 展示会をテーマとした著書5冊を含む合計7冊を執筆し、すべてAmazon部門1位を獲得している。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。
展示会場の様子がわかる動画です。
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会場を歩いてまず感じたこと ポートメッセなごやに足を踏み入れた瞬間、会場の熱量がすぐに伝わってきました。
ものづくり ワールド [名古屋] 2026。中部エリア最大規模の製造業向け専門展示会です。
9つの専門展示会が同時開催されるこのイベントは、製造業の「今」と「これから」が一堂に集まる場になっています。
会場内には630社を超える出展企業が集まり、3万5000人を超える来場者が情報収集に訪れています。僕がこれほどの規模の展示会を歩くたびに感じるのは、ここに来なければ出会えなかった情報がいかに多いか、ということです。
展示会基本情報 開催日時 2026年4月8日(水)〜10日(金) 10:00〜17:00
会場 ポートメッセなごや(愛知県名古屋市)
主催者 RX Japan 合同会社(日本最大規模の展示会主催者)
公式サイト 公式サイトはこちら
来場者層 中部エリアを中心に、設計・開発・製造・生産技術・調達・ITシステムに携わる技術者・担当者が多数来場しています。
自社の課題を解決するために、複数のサプライヤーを一度に比較・検討できるという点が、この展示会の大きな魅力です。来場者の多くは明確な目的を持って会場に訪れており、展示会営業の観点から見ても非常に質の高い来場者層といえます。
主な出展分野 今回の展示会は、以下の9つの専門展示会で構成されています。
・設計・製造ソリューション展 ・機械要素技術展 ・工場設備・備品展 ・次世代3Dプリンタ展 ・計測・検査・センサ展 ・製造DXソリューション展 ・製造業ODM/EMS展 ・ものづくりサイバーセキュリティ展 ・スマートメンテナンス展
製造業に関わるほぼすべての課題を、一つの会場でカバーできるラインアップになっています。
展示会の特徴 この展示会の最大の特徴は、「製造業の課題を網羅する」という圧倒的な専門性の深さです。
設計段階から製造現場、そして保全・セキュリティまで。製造業のバリューチェーン全体をカバーする出展内容は、来場者にとって一度に多くの情報を得られる場となっています。
また、中部エリアという立地もこの展示会の強みです。トヨタをはじめとする自動車産業が集積するこの地域では、製造業の密度が全国でも群を抜いています。地域の産業構造が、展示会の内容に直接反映されているのがよくわかります。
今回の見どころ 今回、特に注目が集まっていたのは「製造DXソリューション展」と「スマートメンテナンス展」のエリアでした。
工場のデジタル化・スマートファクトリー化は、今や製造業全体の大きなテーマになっています。どのブースでも「どうすればDXを現場に根付かせられるか」という実践的な相談が活発に行われていました。
「次世代3Dプリンタ展」も多くの来場者を集めていました。技術の進化と低コスト化が進み、大企業だけでなく中小製造業でも導入が現実的な選択肢になりつつあることを、会場の空気から感じました。
また、特別講演では鈴木・デンソー・アイシン・ヤマハといった大手企業の経営幹部が登壇し、生成AI・ロボット・DX推進の最前線を語るプログラムが組まれていました。セミナー会場は開始前から多くの来場者が集まっており、関心の高さが伝わってきました。
注目ポイント 今回、来場者の足を止めていたブースには共通点がありました。それは「誰に、何を伝えるのか」が明確に設計されていることです。こうした成果の出る展示会営業は、決して偶然ではなく再現可能です。その具体的な考え方と手順は、展示会成功のための全体像 で体系的にまとめています。
一方で、スペースを広く使いながらも来場者がなかなか立ち止まらないブースも見受けられました。どれだけ立派なブースでも、誰に向けたメッセージなのかが伝わらなければ、来場者は素通りしてしまいます。
会場の様子 会場は開場直後から活気にあふれていました。
来場者の多くは、あらかじめ目的のブースを絞り込んできたような歩き方をしています。情報収集の目的意識が非常に明確で、ブースの担当者との会話もすぐに本題に入っていくケースが目立ちました。
こうした来場者の姿勢は、展示会営業の大きな可能性を改めて示しています。展示会に来る人は、何かを解決しようとしています。その意欲と出会えること自体が、通常の飛び込み営業やテレアポでは得られない展示会特有の価値です。
午後になるにつれ、商談スペースが埋まっていくブースもありました。その場でカタログを渡すだけでなく、「次のアポイント」につなげていた担当者の動きは、まさに展示会営業の理想的な姿だと感じました。
業界への意味 ものづくり ワールド [名古屋]は、製造業界にとって単なる情報収集の場ではありません。
中部の製造業が直面している課題——人手不足、DX推進、カーボンニュートラル対応——これらの答えを求めて、多くの現場担当者・経営者が足を運んでいます。
業界全体が変革を迫られているいま、こうした場で「何を見て、何を感じるか」が、企業の次の一手を左右します。展示会は情報過多の時代に、一次情報を届ける数少ない場として、ますます重要性を高めています。
今年の展示会トレンド 今年の展示会全体を通じて感じたトレンドは、「リアルとデジタルの融合」です。
生成AI・IoT・デジタルツインといったキーワードが、製造現場の文脈で語られるようになっています。かつてはIT展示会の言葉だったものが、製造業の専門展示会の中核テーマになってきました。
また、「サイバーセキュリティ」という分野が独立した専門展示会として成立していることも、時代の変化を象徴しています。工場のネットワーク化が進む中、セキュリティは製造現場の避けて通れない課題になってきました。
来場者の質問の内容を聞いていると、「導入できるか」ではなく「どう定着させるか」という段階に来場者の意識が移ってきていることがわかります。技術の普及が着実に進んでいる証拠だと感じます。
過去のレポート ものづくり ワールド [名古屋]の過去の開催レポートは、随時更新しています。業界の変化を年次で追いたい方は、ぜひ過去のレポートもあわせてご覧ください。
ものづくりワールド名古屋2025|現地観察レポート
展示会営業の専門家 清永健一のワンポイントアドバイス 今回の会場を歩いていて改めて感じたのは、来場者は「売り込まれたくない」という気持ちが非常に強いということです。
製造業の展示会には、現場の悩みを真剣に解決しようとしている担当者が来ています。その人たちに対して、最初から製品の説明を畳み掛けてしまうブースは、どうしても来場者を遠ざけてしまいます。
逆に「どんな課題を抱えていますか?」という問いかけからスタートできているブースには、来場者が自然と足を止め、気づけば長い会話になっているケースがありました。
展示会の価値は、「会場で売ること」ではありません。「会期後の商談につながる関係を築くこと」です。ここを正しく理解できているかどうかが、展示会の成果を大きく左右します。
来年の出展を検討している方も、すでに出展が決まっている方も、「何のために展示会に出るのか」という問いをいま一度整理してみることをおすすめします。その問いへの答えが、準備の質を決め、当日の動きを変え、フォローの精度を高めます。
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展示会場の様子がわかる動画です。
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会場を歩いてまず感じたこと 東京ビッグサイトの会場に足を踏み入れた瞬間、空気が違いました。
色と素材と形が、ホール全体に広がっています。IT系の展示会とは明らかに異なる、視覚から入ってくる情報量の多さに、思わず立ち止まりたくなります。
しかしよく見ると、人が止まるブースと、そうでないブースとの差がはっきりしていました。展示会営業のコンサルタントとして会場を歩くとき、僕はいつもその「差」を読もうとしています。今回もまた、学びの多い一日になりました。
展示会基本情報 開催日時 2026年4月8日(水)〜10日(金)、10:00〜17:00の3日間にわたって開催されました。
会場 東京ビッグサイト(東展示棟)
主催者 RX Japan合同会社が主催する、日本最大のファッション専門展示会です。「商談・受注」を目的とした場として位置づけられており、世界20カ国からの参加者が集まります。
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来場者層 ファッション業界のバイヤーや仕入れ担当者を中心に、ブランドの企画・営業担当者が多く来場します。VIP登録は課長職以上限定とされており、意思決定権を持つ層が集まる展示会として知られています。
主な出展分野 サステナブルファッション、アパレル、バッグ・シューズ・アクセサリー、生地・素材・副資材、ファッションDX、デザイナーゾーン、スポーツファッション、リユースビジネスなど、9つの構成展が並びます。ファッション産業の川上から川下まで、ひとつの会場で俯瞰できる構成です。
展示会の特徴 FaW TOKYOの最大の特徴は、「商談・受注」をゴールに設計された展示会であるという点です。
多くの展示会がブランド認知や見込み客との接点づくりを目的とする中、この展示会は来場者自身が「買いに来る」意識を持っています。バイヤーが具体的な仕入れ検討を持って訪れるため、ブースでの会話が商談に直結しやすい環境があります。
出展者にとっては、単なる「知ってもらう場」ではなく、「売れる場」になり得る展示会です。その分、ブースの設計と担当者の準備が成果を大きく左右します。
今回の見どころ 今回の展示会で特に注目を集めていたのは、サステナブルファッションとリユースビジネスの2エリアでした。
サステナブルゾーンは、素材の透明性や環境負荷の低さを前面に打ち出すブースが増え、来場者との会話が非常に具体的でした。「この素材の認証はどこから取っていますか」「廃棄率はどれくらいですか」といった質問が飛んでいるのを耳にしました。バイヤー側の知識レベルが明らかに上がっています。
リユースビジネスゾーンでは、交流パーティーも予定されており、業界のキーパーソンが一堂に集まる場として機能していました。ビジネスマッチングの場としての機能が、展示会単体を超えて設計されている点が印象的でした。
また、特別セミナーには有力企業の経営層が登壇し、業界の今後の方向性についての議論が展開されました。こうしたセミナーは展示会会場でしか体験できない一次情報の場として、毎回多くの参加者を集めています。
注目ポイント 今回の会場を観察して、特に気になったのはファッションDXゾーンの変化です。
数年前まで「DX」「デジタル化」といった言葉は、ファッション業界では半ば他人事のように受け取られていました。しかし今回は、在庫管理のデジタル化や受発注のシステム化に、小規模なブランドの担当者も真剣な目で向き合っていました。
ファッション業界特有の「感性とデジタルの融合」というテーマが、いよいよ現場レベルで動き始めていると感じます。展示会は時代の変化を最も正直に映す場所です。今回のFaW TOKYOも、業界の地殻変動を会場のあちこちで感じさせてくれました。
会場の様子 3日間を通じて、会場の熱量は安定して高い水準にありました。
特に午前中は商談目的のバイヤーが多く、ブースでの会話が丁寧かつ具体的に進んでいる印象でした。午後になると来場者の層が少し変わり、情報収集目的の方が増えてくる流れは、他の商談型展示会と共通しています。
出展者の皆さんが丁寧に作り上げたブース空間に、世界20カ国から集まった来場者が真剣な目で向き合っていました。その場の空気そのものが、ファッション産業の今を表していると感じます。主催者と出展者の皆さんが作り上げるこの場の密度は、オンラインでは決して再現できないものです。
業界への意味 FaW TOKYOが毎年この時期に開催されることには、ファッション業界にとって重要な意味があります。
春の展示会は、秋冬向けの素材や商品の商談が本格化する時期と重なります。バイヤーにとっては、仕入れの方向性を決める重要な判断の場であり、メーカーや産地にとっては来シーズンの受注の起点となります。
また、リユース・サステナブルという軸が加わったことで、従来の「作って売る」産業構造そのものへの問い直しが、展示会の場で始まっています。来年以降の展示会が、どのようにこの変化を吸収していくか、引き続き注目したいと思っています。
展示会の現場に立つと、「頑張っているのに成果が出ない」企業が少なくありません。その原因は、努力不足ではなく「設計」の問題であることがほとんどです。展示会営業は、正しい順番と考え方で取り組めば結果が大きく変わります。その本質については、展示会営業の成功ガイド で詳しく解説しています。
今年の展示会トレンド 今年のファッション系展示会全体を通じて見えてきたトレンドは、「価値の可視化」です。
素材の産地、環境負荷、製造プロセス——かつては「こだわり」として語られていたことが、今は「数値と認証で示す」ことを求められています。来場者であるバイヤーが、そのレベルの情報を当然のように求めてくるようになりました。
もう一つのトレンドは「縮小と集中」です。出展ブース数を増やすより、コア顧客との関係を深める設計を選ぶ企業が増えています。広く集めるより、確実につながる——その方向への変化は、展示会営業の本質に通じるものがあります。
過去のレポート 過去の展示会現地観察レポートもあわせてご覧ください。各回の会場で感じた業界の変化や、ブース設計の傾向についてお伝えしています。
ファッションワールド東京(FaW Tokyo)【春】2025|現地観察レポート
ファッションワールド東京(FaW Tokyo)【春】2024
ファッションワールド東京(FaW Tokyo)【春】2023
ファッションワールド東京春2022
展示会営業の専門家 清永健一のワンポイントアドバイス 今回のFaW TOKYOで改めて感じたのは、「VIP来場者向け設計」の重要性です。
この展示会はVIP登録が課長職以上限定です。つまり会場には、意思決定権を持った人が多く来ています。そうした来場者に対して、「まずはお気軽にご覧ください」という姿勢のブースは、機会を逃しています。
意思決定者は時間を大切にしています。ブースの最初の一言が、商談に進むかどうかを分けます。「御社の課題はどこですか」と聞ける準備を、事前に整えておくことが何より大切です。
展示会の成果は、会場の3日間ではなく、準備と事後フォローで決まります。この構造を理解して臨んでいる企業は、必ず結果を残しています。
※この記事はAIを活用して作成しました。
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展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照 。 展示会をテーマとした著書5冊を含む合計7冊を執筆し、すべてAmazon部門1位を獲得している。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。
展示会場の様子がわかる動画です。
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会場を歩いてまず感じたこと 会場に入った瞬間、いつもとは少し違う熱量を感じました。
東京ビッグサイトの広大なホールに、今年もIT・セキュリティ・AI関連の企業が一堂に集まっています。ただ、今回はその「熱の質」が明らかに変わっていました。
来場者の目線が、特定のブースエリアに集中していたのです。セキュリティ系とAI活用系のゾーンは、会場のどこよりも人が多く、通路がいつも渋滞気味になっていました。
展示会は時代を映す鏡だと、改めて感じた一日でした。
展示会基本情報 開催日時 2026年春、東京ビッグサイトにて3日間開催されました。
会場 東京ビッグサイト(東展示棟)
主催者 RX Japan株式会社が主催する、日本最大規模のIT専門展示会です。セキュリティ、クラウド、AI、データ活用など、企業のデジタル戦略に関わるテーマが網羅されています。
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来場者層 IT部門のマネージャーや情報システム担当者を中心に、経営企画や総務部門からの来場者も目立ちました。近年はセキュリティリスクへの関心が経営層にまで広がっているため、役職者の来場比率が上がっている印象です。
主な出展分野 サイバーセキュリティ、クラウドサービス、生成AI・AI開発ツール、ネットワーク管理、データ分析基盤、業務自動化(RPA)など、企業のIT戦略全般にわたる出展が並びました。
展示会の特徴 Japan IT Week Springは、IT系展示会の中でも「実務担当者が意思決定の材料を探しに来る」色合いが強い展示会です。
来場者の多くは「何となく見に来た」のではなく、具体的な課題を抱えてブースを回っています。「今年中にランサムウェア対策を強化しなければならない」「AIツールの導入を検討している」といった、明確な目的意識を持った来場者が目につきました。
出展企業にとっては、温度感の高い見込み客と直接対話できる貴重な機会です。
今回の見どころ 今回の展示会で特に注目を集めていたのは、セキュリティ領域とAI活用ツールの2分野でした。
なかでもランサムウェア対策関連のブースは、会期を通じて常に人が絶えない状態でした。デモ機の前に人が群がり、担当者がひっきりなしに説明している光景が続きました。
もう一方のAI活用ゾーンでは、開発者向けの自動化ツールや、Claude codeをはじめとするAIコーディング支援ツールを扱うブースが活況を呈していました。エンジニア層だけでなく、非エンジニアの管理職も立ち止まって説明を聞いている姿が印象的でした。
注目ポイント 今回の会場を歩いて、ブースのキャッチコピーに関して一つ大きな気づきがありました。
人が集まっているブースのキャッチコピーに、共通したパターンがあったのです。
「ランサムウェア対策」「Claude code対応」——こういったパワーワードだけが大きく掲示されているブースに、来場者が吸い寄せられていました。
これは、時流に乗ったワードの場合、メリットなどをわざわざ含めなくても、時流パワーワードだけをシンプルに出す方が集客できるということを示しています。
来場者はすでに「ランサムウェア対策が必要だ」「Claude codeを試したい」と思ってきています。だからこそ、余計な説明は不要なのです。キャッチコピーの役割は「私はあなたの探しているものです」と伝えることだと、改めて実感しました。
会場の様子 開場直後から来場者の流入は早く、昼前にはメイン通路が混雑する状況でした。
セキュリティゾーンでは、各ブースが実際の攻撃シナリオを再現したデモを行っており、来場者が食い入るように画面を見つめていました。「うちも狙われるのか」という緊張感が、ブースを真剣な空気にしていました。
AI活用ゾーンは対照的に、どこか前のめりな雰囲気がありました。「これ、自分たちでも使えそうだ」という期待感を持った来場者が多く、担当者との会話が弾んでいるブースが目立ちました。
主催者と出展者の皆さんが作り上げたこの場の密度は、オンラインでは絶対に再現できないものです。リアルな場が持つ力を、改めて感じました。
業界への意味 今回の展示会が示していたのは、「ITは専門部署だけの話ではなくなった」という現実です。
ランサムウェアの被害が大企業だけでなく中小企業にも及ぶようになり、経営者自身がセキュリティを意識せざるを得ない時代になっています。展示会の来場者層の変化が、そのことを如実に表していました。
同時に、AIツールの進化が現場レベルでの業務変革を加速させています。今回の展示会で感じたのは、「AIを使う」から「AIと一緒に設計する」へと、企業の取り組みが一段階進んでいるということです。
今回、来場者の足を止めていたブースには共通点がありました。それは「誰に、何を伝えるのか」が明確に設計されていることです。こうした成果の出る展示会営業は、決して偶然ではなく再現可能です。その具体的な考え方と手順は、展示会成功のための全体像 で体系的にまとめています。
今年の展示会トレンド 今年のIT展示会全体を通じて感じるトレンドは、「リスク起点」と「AI実装」の二極化です。
セキュリティ系は「怖さ」を現実のものとして伝えるデモが主流になっています。理念や機能の説明よりも、「実際にこういう被害が起きている」という事実を見せることで、来場者の危機感を刺激する手法が増えました。
AI系は逆に、「すぐに使える・試せる」というハードルの低さを前面に出すブースが増えています。概念的な説明から、体験型デモへのシフトが明確です。
どちらも共通しているのは、「来場者に自分ごととして感じてもらう」ための設計が進んでいるという点です。展示会営業の本質である「関係構築」に、出展各社が本気で向き合い始めていると感じます。
過去のレポート 過去の展示会現地観察レポートもあわせてご覧ください。各回の会場で感じた時代の変化や、出展企業の取り組みについてお伝えしています。
Japan IT Week(IT・DX・AI総合展)【春】2025|現地観察レポート
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JAPAN IT Week春2022
JAPAN IT WEEK春2021
展示会営業の専門家 清永健一のワンポイントアドバイス 今回の会場で特に感じたのは、キャッチコピーの「引き算」の重要性です。
出展企業は自社のサービスを一生懸命伝えようとするあまり、キャッチコピーに情報を詰め込みすぎる傾向があります。しかし今回、人が集まっていたブースの多くは、むしろシンプルでした。
来場者はすでに「何を解決しに来たか」を知っています。だからこそ、そのキーワードをシンプルに見せることが、最も強い集客になります。
展示会の準備では、「何を書くか」ではなく「何を削るか」を考える時間を必ず取ってみてください。
※この記事はAIを活用して作成しました。
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展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照 。 展示会をテーマとした著書5冊を含む合計7冊を執筆し、すべてAmazon部門1位を獲得している。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。
展示会場の様子がわかる動画です。
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会場を歩いてまず感じたこと 東京国際フォーラムに足を踏み入れた瞬間、会場全体が「AI」という言葉で満たされていることに気づきました。
AI博覧会 Spring 2026は、2026年4月7日・8日の2日間にわたって開催された、AIに特化した専門展示会です。
来場者数は2日間で1万人規模が見込まれており、100社以上の企業が200種類以上のAI製品・サービスを引っさげて集結しました。
僕が最初に感じたのは、「AIが特別なものでなくなってきた」という空気感です。
数年前のAIイベントとは明らかに異なります。以前は「AIとは何か」という啓蒙的な雰囲気が漂っていましたが、今回は違います。来場者の多くが具体的な課題解決を求めて会場に来ていることが、ブースのやりとりを観察するだけでわかりました。
展示会基本情報 開催日時 2026年4月7日(月)10:00〜18:00 / 4月8日(火)10:00〜17:00
会場 東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内3丁目5番1号) JR有楽町駅から徒歩1分、東京駅から徒歩5分というアクセスの良さも、この展示会の強みのひとつです。
主催者 株式会社アイスマイリー。日本最大級のAIメディア企業として、業界内での情報発信力と信頼性を持ちます。日本ディープラーニング協会をはじめ8つの業界団体が後援していることも、展示会の信頼度を高めています。
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来場者層 来場者の特徴は、ひとことで言えば「具体的な課題を持った実務担当者」です。
業種を超えて、現場でAI導入を検討している担当者や経営者が多く集まっていました。IT部門だけでなく、営業・人事・製造・マーケティングと、幅広い職種の方々が歩き回っているのが印象的でした。
また、入場・カンファレンス参加がすべて無料という点が、来場のハードルを下げています。この設計により、まだAI導入の意思決定段階にない「情報収集層」も含めた幅広い来場者層を実現しています。
主な出展分野 今回の出展分野は多岐にわたります。AIエージェント、大規模言語モデル(LLM)、RAGシステム、マルチモーダルAI、音声ボット、バーチャルヒューマン、物理AI・ロボット、エッジAI、データ分析、リスキリングプログラムなどが並びました。
特に「AIエージェント」への注目度が高く、テーマとして「生成AIの先を行く、AIエージェントに特化」を掲げているとおり、今回の展示会の核心はこの分野にありました。
展示会の特徴 AI博覧会の大きな特徴は、「AI専門」に絞り込んだテーマ設計にあります。
総合的なIT展示会とは異なり、来場者も出展者も「AI」という共通の文脈を持って集まっています。この文脈の一致が、ブースでの会話の密度を高めていました。
さらに今回特筆したいのは、出展ブースの設計です。多くのブースが基礎小間をベースにしており、過度な装飾費をかけない設計が目立ちました。
ところが、チープな印象はまったくありません。
多くのブースがパネルや壁面を黒色で統一しており、シンプルでありながらほどよい高級感を演出していました。展示会の現場でよく目にする「装飾にお金をかけすぎて肝心のコンテンツが薄い」という逆転現象が起きておらず、むしろコンテンツに注力できている印象です。
これは展示会営業の観点から見ても、非常に理にかなった判断です。ブースの見た目に過剰投資するのではなく、伝えるメッセージと来場者との対話に資源を集中している企業ほど、実際に成果を出しやすい構造があります。
今回の見どころ 40以上のカンファレンスセッションが設けられており、現場の第一線で活躍するAI企業の担当者や専門家が登壇しました。
カンファレンスの内容は、理論的な解説よりも「自社でどう使ったか」という実践事例が多く、来場者の反応も非常によかったです。
また、展示ブースでは製品のデモンストレーションが積極的に行われており、「見て触って体験する」という展示会ならではの価値が十分に提供されていました。
今回、来場者の足を止めていたブースには共通点がありました。それは「誰に、何を伝えるのか」が明確に設計されていることです。こうした成果の出る展示会営業は、決して偶然ではなく再現可能です。その具体的な考え方と手順は、展示会成功のための全体像 で体系的にまとめています。
注目ポイント 展示会を歩いて気づいた注目ポイントが3つあります。
まず「AIエージェント」への集中です。単なるチャットボットや生成AIの紹介にとどまらず、複数のAIが連携して業務を自律的に進める「エージェント型AI」への関心が会場全体で際立っていました。
次に「業種別ソリューションの成熟」です。以前は「AIが何でも解決する」という漠然とした訴求が目立っていましたが、今回は「製造業の品質管理に特化」「営業メールの自動化」など、業種・業務を絞り込んだ提案が増えていました。これは市場の成熟を示しています。
そして「コスト意識のあるブース設計」です。先ほど触れた黒色基礎小間の活用がその典型で、限られた予算を装飾より中身に使うという発想が浸透しつつあることを感じました。
会場の様子 東京国際フォーラムのガラス棟・ホール棟が会場として使われており、開放感ある空間にブースが並んでいました。
会場の動線は整理されており、来場者が迷わず目的のブースにたどり着ける設計になっていました。主催者側の会場設計への配慮が感じられます。
カンファレンスと展示ブースが同一フロアに近接している構成も、来場者にとって利便性が高く、セッションの合間にブースを見て回る動きが自然に生まれていました。
昼休み前後に来場者の波が大きくなり、ブースでの会話が活発になる場面も見られました。展示会としての動線設計が機能していることを実感できる会場でした。
業界への意味 AI博覧会 Spring 2026が示しているのは、「AIが経営の選択肢ではなく、経営の前提になりつつある」という事実です。
出展企業の多くは中小〜中堅規模の企業であり、大企業だけがAIを使う時代ではないことがはっきりと伝わってきました。
また、100社以上の企業が一堂に会することで、来場者は比較検討と意思決定を一度にできる環境が整っています。この「情報の集積地」としての展示会の価値は、AI時代だからこそ高まっています。
AIはインターネット上の情報を集積した二次情報を扱う仕組みです。一方、展示会の現場には「来場者のリアルな課題」「市場の温度感」「競合の動き」という一次情報が溢れています。この一次情報を直接取りにいける場として、展示会の重要性は今後さらに増していくと僕は考えています。
今年の展示会トレンド 2026年の展示会全体のトレンドとして、いくつかの変化が見え始めています。
ひとつは「テーマ特化型展示会の台頭」です。AI博覧会のように、特定の技術領域に絞り込んだ専門展示会が増え、来場者の目的意識が高まっています。
もうひとつは「ブース設計のコスパ意識」です。豪華なブースより、伝わるブースが評価される時代になってきました。基礎小間を黒く統一するだけで高級感を出せるという実例が、今回の会場でもはっきり見られました。過剰な装飾費をかけずに成果を出す、そういう設計の巧みさが問われています。
そして「カンファレンスとの一体化」です。展示ブースを見るだけでなく、専門家の話を聞いて学ぶという体験が展示会に組み込まれており、来場者は展示会を「会社の外で学べる場」として活用するようになっています。
過去のレポート AI博覧会の過去開催についてもレポートをまとめています。AIと展示会の変化の歴史を振り返るうえでも、ぜひ合わせてご覧ください。
AI博覧会東京2025春|現地観察レポート
展示会営業の専門家 清永健一のワンポイントアドバイス 今回の会場を歩いて、改めて感じたことをひとつお伝えしたいと思います。
ブースの設計に関して、「お金をかければ成果が出る」という思い込みが崩れてきています。
今回の展示会でも、基礎小間を黒でまとめただけのシンプルなブースが、来場者との会話を生み出している場面を何度も目にしました。装飾費を抑えながらも、色使いひとつで品格を出せる。そういうブース設計の知恵が、現場に広がり始めています。
大切なのはブースの見た目ではなく、「誰に来てほしいか」「何を伝えるか」「どう会話するか」という設計の中身です。
出展を検討している方へ伝えたいのは、「費用をかけないとダメ」という先入観を手放してほしいということです。基礎小間でも、伝わるブースは作れます。コストを抑えながら成果を出せる展示会営業の設計に、ぜひ目を向けてみてください。
AI博覧会 Spring 2026は、主催者であるアイスマイリー社の丁寧な設計と、100社以上の出展者の努力、そして課題解決を求めて来場した多くの方々によって成り立つ場でした。これだけの規模の専門展示会を継続的に開催し続けることは、決して簡単ではありません。日本のAI業界全体の発展を後押しするこの取り組みを、心から応援しています。
※この記事はAIを活用して作成しました。
展示会で成果を出すコツを知りたい方へこのセミナーに参加すると、 成果を出すノウハウを習得できます。
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展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照 。 展示会をテーマとした著書5冊を含む合計7冊を執筆し、すべてAmazon部門1位を獲得している。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。
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会場を歩いてまず感じたこと 2026年4月3日から5日にかけて、池袋サンシャインシティで開催された「第34回マリンダイビングフェア2026」を訪れました。
会場の入口に近づいた瞬間、まず目に入ったのは熱心に足を運ぶ来場者の姿です。
平日の初日にもかかわらず、会場は開場直後から賑わいを見せていました。
ダイビングという趣味がどれほど多くの人の心を掴んでいるか、そのことを改めて実感させる光景でした。
展示会場に一歩踏み込むと、青い海を想起させるブースのデザインや映像が広がり、日常とは切り離された特別な空間が広がっていました。
来場者の表情が生き生きとしているのが印象的で、「好きなことのために来ている」という熱量が会場全体に満ちていました。
展示会営業の視点で会場を歩くとき、僕がまず注目するのは「来場者と出展者の関係性」です。
この展示会では、来場者がブースに引き寄せられるように動いていて、出展者側も迎え入れる姿勢が随所に感じられました。
展示会基本情報 開催日時 2026年4月3日(金)・4日(土)・5日(日)、各日10:00〜17:00の3日間開催です。
会場 池袋サンシャインシティコンベンションセンター TOKYO文化会館 Dホール(東京都豊島区東池袋3-1)
主催者 株式会社マリンクリエイティブが主催しています。年間125万人が訪れるダイビング情報サイト「Marine Diving」を運営し、ダイビング業界の情報発信を長年にわたって担ってきた会社です。
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来場者層 ダイビングが好きな方を中心に、これからCカード(ダイビングのライセンス)を取得したいと考えている初心者から、海外のダイビングスポットを探している経験豊富なダイバーまで、幅広い層が来場しています。
趣味への関心が高い来場者が多いため、ブースへの関与度が非常に高いのがこの展示会の特徴です。
「海が好き」「旅が好き」という共通の価値観を持つ人たちが集まっているため、会話が自然と弾みやすい雰囲気があります。
主な出展分野 国内外のダイビングスポット・旅行・ツアー、ダイビングスクール・Cカード取得サービス、水中カメラ・撮影機材、ダイビング器材・ウェットスーツ、マリンレジャー関連サービスなど、ダイビングに関わるあらゆる分野が出展しています。
アジア最大級のブース数を誇ると言われており、会場内を歩くだけでダイビングの世界の広さを体感できます。
展示会の特徴 マリンダイビングフェアは、今回で34回目を迎える歴史ある専門展示会です。
入場無料という来場しやすい設計に加え、来場者全員に定価1,500円の「Marine Diving」最新号が無料でプレゼントされるという太っ腹な仕組みが来場者から喜ばれています。
単なる商品展示にとどまらず、プロの水中カメラマンによるステージプログラムや体験コーナーも充実しており、「来てよかった」と感じさせる工夫が随所に凝らされています。
展示会全体に「ダイビングをもっと楽しもう」というメッセージが一貫して流れていて、主催者のダイビング文化への愛情が伝わってくる展示会です。
今回の見どころ 今回の見どころのひとつは、公式ナビゲーターを務める中村卓夫さん(水中カメラマン)と高砂淳二さん(ネイチャーフォトグラファー)によるステージプログラムです。
プロの目線から語られる海の世界の話は、ダイビング経験者にとっては新たな刺激に、初心者にとっては「自分もいつか潜ってみたい」という気持ちを高めてくれるものでした。
また、Cカード取得に関する相談コーナーも注目を集めていました。「ダイビングをやってみたいけれど何から始めればいいかわからない」という来場者の入口として、有効に機能していました。
豪華な景品が当たる抽選やプレゼントコーナーも盛況で、来場者がブースを回る動機付けとしてうまく活用されていました。
注目ポイント 僕が特に注目したのは、来場者の「購買意欲」と「情報収集意欲」の高さです。
マリンダイビングフェアに来る人は、何かしらの目的を持って来ています。旅行先を決めたい、器材を新調したい、スクールを探したい——そうした明確な動機がある来場者が多いため、出展者との会話がスムーズに成立しやすい環境が生まれています。
今回、来場者の足を止めていたブースには共通点がありました。それは「誰に、何を伝えるのか」が明確に設計されていることです。こうした成果の出る展示会営業は、決して偶然ではなく再現可能です。その具体的な考え方と手順は、展示会成功のための全体像 で体系的にまとめています。
一方で、せっかく工夫したブース装飾も、スタッフの声かけや対話の設計がないと来場者が素通りしてしまうケースも見られました。展示会は「場」を作るだけでなく、「関係」を作ることが大切です。
会場の様子 会場には青い海をイメージした装飾や水中映像が至る所に映し出され、池袋という都会の真ん中にいながら、海の世界に引き込まれるような感覚がありました。
来場者の多くが笑顔で、ブースのスタッフと楽しそうに話している姿が印象的でした。
ダイビングという趣味の特性上、来場者同士でも自然と会話が生まれやすく、展示会全体が温かいコミュニティのような雰囲気に包まれていました。
ステージエリアでは写真や映像を使ったプレゼンテーションが行われ、立ち見が出るほどの賑わいを見せていました。
会場のあちこちで「あ、これ知らなかった」「こんな場所があるんだ」という驚きと発見の声が聞こえ、来場者が情報を吸収しながら会場を楽しんでいる様子が伝わってきました。
業界への意味 マリンダイビングフェアは、単なる展示会の枠を超えて、日本のダイビング文化を支える重要なイベントとしての役割を担っています。
34回という長い歴史は、それだけ多くの人に支持され続けてきた証でもあります。主催者であるマリンクリエイティブが、ダイビング業界全体の裾野を広げようという姿勢で取り組んできた結果でもあるでしょう。
インバウンド観光が活況を取り戻しつつある中で、日本近海や国内の離島ダイビングへの関心も高まっています。この展示会がそのきっかけのひとつになっているとすれば、業界にとって大きな意義があります。
また、SNSやYouTubeで海の映像が広まりやすくなったことで、「潜ってみたい」と思う若い世代も増えています。そうした潜在的なファンを実際のダイバーへと育てる場として、この展示会はこれからも重要な役割を担い続けるでしょう。
今年の展示会トレンド 今年のマリンダイビングフェアで感じたトレンドのひとつは、「体験」の重視です。
器材の展示や旅行先の紹介だけでなく、実際に触れたり、試したり、話を聞いたりといった体験型のコンテンツが充実していました。
来場者が「見るだけ」ではなく「参加する」展示会へと進化している印象を受けました。
また、水中写真・映像の世界への関心の高まりも感じました。カメラ関連のブースに立ち止まる来場者が多く、「ただ潜るだけでなく、記録して発信したい」というニーズが広がっています。
さらに、Cカード取得相談コーナーの賑わいを見ると、ダイビング人口の裾野拡大という課題に業界全体で取り組もうとしているムードが感じられました。「ダイビング初心者をどう増やすか」がひとつの共通テーマになっているようです。
過去のレポート マリンダイビングフェアの過去の観察レポートについては、順次公開予定です。今後もダイビング業界の最新動向をお伝えしていきます。
マリンダイビングフェア2025|現地観察レポート
展示会営業の専門家 清永健一のワンポイントアドバイス マリンダイビングフェアのような趣味系の専門展示会は、来場者のモチベーションが非常に高いのが特徴です。
「好きで来ている」「情報を求めて来ている」という来場者に対して、売り込み型のアプローチは逆効果になりがちです。
この展示会で成果を出すために大切なのは、まず「来場者の話を聞くこと」です。どんな海に潜りたいのか、今どんな課題があるのか——そこから会話を始めることで、自然と関係性が生まれます。
また、趣味系展示会では「ファン化」が大きな武器になります。その場で契約や購入に至らなくても、「また来たい」「あのブースのスタッフに会いたい」と思ってもらえれば、長期的なお客様になる可能性が高まります。
展示会の翌日からのフォローが成果を左右します。名刺をもらって終わりではなく、来場者が話していた「あの悩み」「あの夢」に寄り添った一通のメッセージを送ることが、次の商談への扉を開くことになります。
マリンダイビングフェアは、そうした丁寧な関係構築の積み重ねを大切にする出展者に、きっと大きな成果をもたらしてくれるはずです。
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