展示会を失敗させないセミナー

総務・人事・経理Week東京2026|現地観察レポート

展示会場の様子がわかる動画です。

会場を歩いてまず感じたこと

2026年6月17日、展示会の初日に東京ビッグサイトを訪れました。

会場に足を踏み入れた瞬間、まず目に飛び込んできたのは、オレンジ・黄色・赤といった暖色系の色彩です。

多くのブースがこうした明るい色調を採用しており、会場全体が華やかな印象を帯びていました。総務・人事・経理といえば、どちらかというと堅くシリアスなイメージが先行しがちです。しかし今回の会場は、そのイメージをあえて覆すような演出に満ちていました。

なかでも印象的だったのが「バックオフィス川柳」のコーナーです。担当者のリアルな日常を五・七・五に込めた川柳が並び、訪れた来場者が思わず足を止めて読んでいました。

「総務・人事・経理を、もっと明るく・もっと楽しく」という主催者のメッセージが、会場全体ににじみ出ているように感じます。バックオフィス部門をポジティブに変えていこうという気概が、空気の中に漂っていました。

展示会基本情報

開催日時

2026年6月17日(水)〜6月19日(金)
営業時間:10:00〜18:00(最終日のみ17:00まで)

会場

東京ビッグサイト

主催者

RX Japan合同会社

公式サイト

公式サイトはこちら

来場者層

本展示会には、人事・採用・研修・労務担当者をはじめ、総務・経営企画・経営者層、IT/DX推進担当、経理・財務担当、法務・コンプライアンス担当、防災・危機管理担当など、幅広いバックオフィス部門の実務担当者が集まります。

意思決定に近い立場の担当者が多い点が特徴です。単なる情報収集にとどまらず、製品・サービスの比較検討を目的に来場している方が多い印象を受けました。

主な出展分野

本展示会は9つの専門展で構成されています。HR EXPO・福利厚生EXPO・健康経営EXPO・総務サービスEXPO・ワークプレイス改革EXPO・オフィス防災EXPO・会計・財務EXPO・法務・コンプライアンスEXPO・働き方改革EXPOというラインナップで、バックオフィス業務に関わるあらゆる領域をカバーしています。

今回は約550社が出展しており、この分野としては国内最大級の規模です。

展示会の特徴

この展示会の最大の特徴は、「バックオフィス部門に特化した総合展」であるという点です。

人事・総務・経理というテーマは、ともすれば縁の下の力持ちとして語られがちです。しかし本展示会は、そうした部門を主役として堂々と据えています。

採用管理・給与計算・経費精算・オフィス環境整備・法令対応など、実務担当者が日々向き合う課題をまるごとカバーしている点が、来場者にとって大きな価値をもたらしています。「今抱えているあの課題に答えてくれる企業が、きっとここにある」という安心感が生まれる場です。

今回の見どころ

今回特に注目したいのは、「働き方改革」と「DX推進」が一体として語られる場面が増えている点です。

以前はそれぞれ別々のテーマとして扱われていましたが、今年の会場では両者がシームレスにつながっていました。バックオフィスの業務効率化と従業員の働きやすさをセットで訴求する出展企業が目立ちます。

また、AIを活用した業務自動化ツールの出展も増えており、人事・経理の現場でのAI活用が実用段階に入ってきたことを肌で感じました。デモ展示の前には自然と人だかりができており、来場者の関心の高さが伝わってきました。

注目ポイント

今回、来場者の足が自然に向かっていたブースには共通点がありました。それは「誰に、何を伝えるのか」が明確に設計されていることです。こうした成果の出る展示会営業は、決して偶然ではなく再現可能です。その具体的な考え方と手順は、展示会成功のための全体像で体系的にまとめています。

逆に、製品の機能一覧をズラリと並べているだけのブースは、通り過ぎられるケースが多かった印象です。来場者は情報収集に来ているわけですから、「自分の悩みを解決してくれる企業か」を瞬時に判断しています。そのわずか数秒の印象が、立ち寄るかどうかを決めます。

会場の様子

会場全体に流れていたのは、明るさと熱量のある空気感です。

暖色系のブースが連なる通路を歩くと、一般的なIT系展示会とはひと味違う、どこか親しみやすい雰囲気を感じます。バックオフィス川柳をはじめ、ユーモアを交えたコンテンツが随所に配置されており、「仕事を前向きにとらえよう」というポジティブなメッセージが伝わってきました。

来場者の表情も穏やかで、ブース担当者とフランクに会話をしている場面が多く見受けられました。固い業務分野でありながらも、人と人との距離感が近い展示会という印象です。

僕自身、会場を歩きながら「この展示会は、参加者全員を元気にしようとしているな」と感じました。主催者の工夫と思いやりが、会場のデザインに反映されていました。

総務、人事、経理Week東京2026の会場の様子_展示会営業術 総務、人事、経理Week東京2026の会場の様子_展示会営業術 (2) 総務、人事、経理Week東京2026の会場の様子_展示会営業術 (3) 総務、人事、経理Week東京2026の会場の様子_展示会営業術 (4) 総務、人事、経理Week東京2026の会場の様子_展示会営業術 (5)

業界への意味

バックオフィス部門は長らく「コスト部門」として語られてきました。しかし今回の展示会を歩くと、その位置づけが変わりつつあることを実感します。

人事戦略が企業の競争力に直結するという認識が広がり、経理・総務のDX化が経営判断に直接影響するという見方も定着しつつあります。こうした変化の中で、バックオフィス担当者は単なる事務処理の担い手ではなく、経営を支える戦略パートナーとしての役割を担うようになっています。

この展示会は、そうした変化を加速させる場として業界全体に大きな意味を持っています。出展各社も、その変化をしっかりと受け止めた上でサービスを設計しているように感じました。

今年の展示会トレンド

今年の大きなトレンドは、3点に整理できます。

1点目は「AIの実用化」です。人事・経理の現場に急速に浸透しつつある自動化ツールやアシスタントAIが数多く出展されていました。実務に直結したデモを見られる点が、来場者の関心を集めています。

2点目は「コンプライアンス対応の強化」です。労働関連法規の改正や個人情報保護への対応ニーズが高まっており、法務・コンプライアンス分野の展示内容が充実していました。担当者が熱心に説明を聞いている場面が印象的でした。

3点目は「従業員エンゲージメント」への注目です。採用・定着・育成をまとめてカバーするプラットフォームへの需要が高まっており、HR領域の出展企業が増加傾向にあります。人材不足を背景に、企業が本腰を入れて取り組み始めていることが伝わってきました。

過去のレポート

過去に取材した展示会のレポートもあわせてご覧ください。展示会ごとの業界動向や出展傾向をまとめています。

総務・人事・経理Week東京秋2025|現地観察レポート

総務・人事・経理Week2025春|現地観察レポート

総務・人事・経理Week東京秋2024|現地観察レポート

https://tenjikaieigyo.com/office-expo2024/c

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展示会営業の専門家 清永健一のワンポイントアドバイス

今回の展示会を歩いて感じたのは、「業界として元気が出てきた」という手応えです。

暖色系でまとめられた会場、川柳というユーモアのある企画。これは主催者がバックオフィス担当者を「もっと明るくしたい」という気持ちで設計しているからだと思います。出展企業もその気持ちに応えるように、親しみやすいブース作りを工夫している様子が随所に見られました。

来場者の立場から見ると、目的意識が明確な方が多い展示会です。つまり出展企業にとっては、ターゲットが絞られた質の高い見込み顧客との出会いが期待できる場だといえます。

展示会の現場で成果を出している企業ほど、「その場で売ろうとしない」という共通点があります。来場者の課題をしっかり聞き、次の商談につなげることを最優先にしている企業が、展示会後の受注に結びついています。

バックオフィス分野は、担当者の悩みが非常に具体的です。だからこそ、「あなたの悩みはこれですよね?」と伝えられるブースメッセージの設計が、成果を大きく左右します。この展示会への出展を検討されている方は、ぜひその点を意識した準備をしていただければと思います。

※この記事はAIを活用して作成しました。

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