展示会場の様子がわかる動画です。
会場を歩いてまず感じたこと
4月15日、東京ビッグサイト南展示棟に足を踏み入れた瞬間、会場の空気が少し違うことに気づきました。
スーツ姿のビジネスパーソンもいれば、チームウェアを着た現場スタッフや、アスリート本人らしい体格の方の姿も目に入ります。スポーツの現場と、そのビジネスを支える人々が一堂に集まる、この展示会ならではの光景です。
「スポーツビジネス」という言葉が日本でも広がりつつある中、それを象徴するような熱気がありました。
展示会基本情報
開催日時
2026年4月15日(水)〜17日(金) 10:00〜17:00
会場
東京ビッグサイト 南展示棟
主催者
RX Japan合同会社
公式サイト
来場者層
プロスポーツチームや実業団、大学・高校のスポーツ関係者、アスリート本人など、スポーツの現場に直接携わる方々が全国から来場します。
一般消費者向けの展示会とは異なり、「現場で使えるサービスや製品を探しに来ている」という明確な目的を持った来場者が中心です。課題意識を持った来場者がそろうという点が、この展示会の最大の特徴といえます。
主な出展分野
本展は5つの専門展で構成されています。ファンエンゲージメント・集客支援EXPO(第9回)、チーム運営支援EXPO(第5回)、スタジアム・アリーナEXPO(第5回)、アスリートパフォーマンスEXPO(第5回)、そして今回初開催となった熱中症・暑さ対策ワールドの5つです。
Jリーグ、Bリーグ、Vリーグ、ラグビーリーグワンといった主要スポーツリーグが後援しており、スポーツビジネス全体をカバーする幅広いラインアップとなっています。
展示会の特徴
Japan Sports Weekは、日本で唯一「プロ・トップリーグチーム」と「アスリート」に特化した展示会です。
出展企業にとっては、製品やサービスを実際に使う側の担当者と直接対話できる場というのは、他の展示会にはなかなかない条件です。チームの強化担当者、施設管理者、スポンサー営業担当者——意思決定に近い立場の方が来場していることが多く、商談の質が高くなりやすい環境が整っています。
出展者にとっても、来場者にとっても、この展示会が特別な場所である理由はここにあります。
今回の見どころ
今回、特に注目を集めていたのが「Athlete Innovation Lab」と「Sports Team Sponsorship Hub」という2つの特設エリアです。
Athlete Innovation Labは、アスリートのパフォーマンス向上やリカバリーに関わるテクノロジーが集まるゾーンです。選手本人やコーチングスタッフが直接試せる体験型の展示が多く、「実際に使う人間」が来場しているこの展示会ならではの活気がありました。
Sports Team Sponsorship Hubは、スポンサー協賛を中心としたマネタイズのヒントが凝縮されたエリアです。チームの経営に携わる担当者が立ち止まって熱心に情報を集めている姿が、至るところで見られました。
注目ポイント
今回初開催となった「熱中症・暑さ対策ワールド」は、会場内で最も活気のあるエリアのひとつでした。
夏場の練習や試合における熱中症対策は、スポーツの現場では喫緊の課題です。その課題に直接答えるソリューションが集まっていたため、チームトレーナーや施設管理者が次々と足を止めていました。
課題が明確な来場者と、解決策を持つ出展者が出会う——これが展示会の本来の姿です。初開催でありながら、その構造が見事に実現されていたことは印象的でした。
会場の様子
初日の午前中から、会場は多くの来場者で賑わっていました。
僕が注目したのは、各ブースでの対話の密度です。展示会では「人が集まっているブース」と「素通りされるブース」がはっきりと分かれます。その差はいったいどこから来るのでしょうか。
今回、来場者の足を止めていたブースには共通点がありました。それは「誰に、何を伝えるのか」が明確に設計されていることです。こうした成果の出る展示会営業は、決して偶然ではなく再現可能です。その具体的な考え方と手順は、展示会成功のための全体像で体系的にまとめています。

業界への意味
スポーツビジネスという分野は、ここ数年で大きく変化しています。
かつては「競技力」が中心だったスポーツの世界が、「ファン獲得」「収益化」「データ活用」といったビジネス視点から再設計されようとしています。Japan Sports Weekは、その変化を象徴する場です。
選手のパフォーマンスを支える製品と、チーム経営を支えるサービスが同じフロアに並ぶ光景は、スポーツが「産業」として成熟しつつあることを物語っています。この展示会が毎年規模を拡大させている事実は、その変化の速さを如実に示しています。
今年の展示会トレンド
2026年の本展で感じた最大のトレンドは、「体験重視」の展示です。
カタログやパネルで製品を説明するのではなく、来場者が実際に試せる・感じられる展示が増えていました。特にアスリートパフォーマンスEXPOのエリアでは、実際にデバイスを装着したり、計測を体験したりできるブースが目立ちました。
来場者は「比べるために来ている」という視点を持っています。体験できる展示は、その比較検討を強力にサポートします。体験後の会話は「売り込み」ではなく「確認」になるため、その後の商談へとつながりやすくなるというメリットもあります。
また、スポンサーシップやデータ分析など、これまでは専門家だけが知る領域だったテーマが、わかりやすく展示されるようになってきたことも、本年の変化として挙げられます。スポーツビジネスの裾野が広がっている証拠といえるでしょう。
過去のレポート
Japan Sports Weekの過去回についても、当ブログで順次レポートを掲載しています。本展は毎年着実に規模を拡大させており、各回の変化を追うことでスポーツビジネスの動向を読み取ることができます。ぜひ合わせてご覧ください。
展示会営業の専門家 清永健一のワンポイントアドバイス
今回の会場を歩いて感じたことをひとつお伝えします。
この展示会の来場者は、非常に目的意識が明確です。「使えるものを探しに来ている」という方々に対して、最も効果的なアプローチは「売り込む」ことではなく「課題を一緒に整理する」ことです。
ブースで来場者と話すとき、「うちの製品はこれができます」より「今、どんな課題がありますか」のひと言のほうが、会話は深まります。展示会は情報収集の場でもありますが、信頼関係を築く最初の接点でもあります。
この展示会に出展されている方、あるいは次回の出展を検討されている方は、ぜひ「来場者が何を解決しに来ているか」を軸にブース設計を考えてみてください。それが成果につながる出展の第一歩です。
※この記事はAIを活用して作成しました。
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展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照。
展示会をテーマとした書籍を5冊執筆している展示会の専門家。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。

