展示会を失敗させないセミナー

SPEXA(宇宙ビジネスEXPO)2026|現地観察レポート

展示会場の様子がわかる動画です。

会場を歩いてまず感じたこと

東京ビッグサイト南ホールに足を踏み入れた瞬間、これまでとは違う空気を感じました。

毎年来ていますが、年々勢いが増している気がします。

あちこちでビジネスベースの商談が発生しており、単なる情報交換を超えた実務的な会話がブースのそこかしこで生まれていました。

宇宙ビジネスはかつて「大企業や研究機関のもの」という印象が強かった分野です。

しかし今回の会場を歩くと、中小企業の担当者が真剣な表情で商談を進める場面に何度も出くわしました。

宇宙が、地上のビジネスと地続きになっている。そのことを体感できる展示会でした。

展示会基本情報

開催日時

2026年5月27日(水)〜29日(金) 10:00〜17:00

会場

東京ビッグサイト 南ホール

主催者

RX Japan GK(後援:内閣府 宇宙開発戦略推進事務局、宇宙開発フォーラム実行委員会)

公式サイト

公式サイトはこちら

来場者層

宇宙関連企業はもちろん、非宇宙産業の企業、政府・自治体、大学・研究室、そして投資家まで、幅広い層が来場しています。

「宇宙に関わろうとしている人たち」の裾野が確実に広がっているのを感じます。

主な出展分野

ロケット、人工衛星、宇宙データセンター、AI、衛星データ活用、地上システム、部品・素材、宇宙探査など、宇宙ビジネスに関するほぼすべての領域をカバーしています。

今回は昨年比1.6倍となる300社が出展し、400以上のソリューションが一堂に集まりました。

展示会の特徴

SPEXAの最大の特徴は、「宇宙ビジネスのすべてが一カ所に集まる」点にあります。

ロケット開発という川上から、衛星データを活用した地上サービスという川下まで、バリューチェーン全体を見渡せる構成になっています。

欧州宇宙機関(ESA)をはじめ、スペイン、スウェーデンなど海外の宇宙機関がパビリオンを構えており、国際色も豊かです。

日本の宇宙産業が、グローバルなビジネスの文脈で動いていることを実感できます。

今回の見どころ

今回特に注目を集めていたのは、「CubeSatサロン」です。

小型人工衛星に関する相談をその場でできるコーナーで、若い起業家から大企業の担当者まで、熱心に質問を投げかける場面が続いていました。

また、40講演を超えるカンファレンスとピッチステージも見逃せません。

技術と事業の両面から宇宙ビジネスの最前線を学べる機会として、多くの来場者が積極的に参加していました。

注目ポイント

僕が今回とくに足を止めたのは、衛星データを農業や防災に活用する出展ブースです。

宇宙というと「遠い話」に聞こえますが、農家の方や自治体の担当者が具体的な課題を持って相談に来ている姿を見ると、宇宙は既に生活インフラの一部になろうとしているのだと実感します。

今回の展示で印象的だったのは、来場者と出展者の間で交わされる会話の深さです。

「御社の技術はこういう用途に使えますか」という実務直結の問いに、出展側が即座に答えていく。その往復の密度が、以前とは明らかに違います。

会場の様子

南ホール全体を使った会場は、通路も広くゆったりとした設計でした。

それでも昼を過ぎると通路が埋まるほどの来場者があり、多くのブースでスタッフが引き切りなしに対応していました。

今回の展示会でも感じたのは、成果が出ている企業ほど「その場の対応」ではなく、事前・当日・事後までを一貫した設計で動いているという点です。この全体像を理解せずに出展してしまうと、どうしても場当たり的な営業になりがちです。展示会で成果を出すための考え方と具体的な進め方は、展示会営業の成功ガイドで体系的に解説しています。

会場を歩きながら、準備の差が来場者への対応の差として如実に出ているのを感じました。

SPEXA(宇宙ビジネスEXPO)2026の会場の様子_展示会営業術 (2) SPEXA(宇宙ビジネスEXPO)2026の会場小間割り_展示会営業術 SPEXA(宇宙ビジネスEXPO)2026の会場の様子_展示会営業術 SPEXA(宇宙ビジネスEXPO)2026の会場の様子_展示会営業術 (4) SPEXA(宇宙ビジネスEXPO)2026の会場の様子_展示会営業術 (3)

業界への意味

宇宙産業は長らく「国家プロジェクト」の色が強い分野でした。

しかしSPEXAの会場を歩くと、民間企業が主役として動き出していることを強く感じます。

スタートアップが大企業と対等に並んでいる光景は、数年前には考えにくかったことです。

宇宙産業の裾野が広がることは、新たな雇用や技術革新を生み出す可能性を秘めています。展示会がその交差点として機能していることに、主催者の力量を感じます。

今年の展示会トレンド

今年のSPEXAで目立ったトレンドは、「データの活用」と「国際連携」の2点です。

衛星から取得したデータをAIで解析し、地上のサービスに結びつける取り組みが多数出展されており、宇宙と地上の距離が縮まっていることを感じます。

また、海外機関や企業との共同プロジェクトを前面に出したブースが増えており、日本の宇宙産業が国際舞台で存在感を高めようとしている意図が伝わってきました。

展示会全体を通じて、「宇宙をビジネスとして語る」成熟度が確実に上がっています。

過去のレポート

SPEXAは毎年開催のたびにスケールアップしており、過去の観察レポートと比較することで業界の成長を読み取ることができます。

過去のレポートもあわせてご覧ください。

SPEXA(宇宙ビジネスEXPO)2025|現地観察レポート

SPEXA2024(宇宙ビジネスEXPO)

展示会営業の専門家 清永健一のワンポイントアドバイス

SPEXAのような成長著しい展示会に出展する際は、「まず顔を知ってもらう」という意識が重要です。

宇宙ビジネスは関係者の顔ぶれがまだ絞られており、業界内での信頼関係が成約に直結します。

ブースでの売り込みより、来場者の課題をじっくり聞くことに時間を使ってください。

「この会社は話を聞いてくれる」という印象を残すことが、展示会後のフォローを劇的にやりやすくします。

展示会はゴールではなく、関係構築のスタートラインです。会期後の連絡を前提に、当日の名刺交換・会話の質を高めることを意識しましょう。

※この記事はAIを活用して作成しました。

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