こんにちは!展示会営業(R)コンサルタントの清永です。
東京ビッグサイトで開催されている自治体総合フェア、企業立地フェア2025という展示会を取材したレポートをお伝えします。
展示会場の様子がわかる動画
自治体総合フェア、企業立地フェア2024の会場の様子を撮影しています。現場の雰囲気を感じていただけると思います。ぜひご覧ください。
会場を歩いて感じたこと
僕が東京ビッグサイトで開催された自治体総合フェアと企業立地フェアを取材してきました。会場を歩きながら感じたことを、皆さんにお伝えしたいと思います。
会場に入ってまず目に入ってきたのは、全国各地から集まった自治体の方々の熱気です。ブースには「地域の魅力を伝えたい」という想いが溢れていて、展示パネルや資料には各地域の特色がしっかりと表現されていました。今回は過去最多となる55を超える自治体・団体が出展されているということで、会場全体に活気がありました。
もし今回の内容に「自社も同じ状況かもしれない」と感じた場合は、改善のチャンスです。成果が出る企業には共通した設計があります。そのチェックポイントと具体的な進め方は、展示会営業の成功ガイドで確認できます。
来場者の動きを観察していると、興味深い傾向が見えてきました。明確な目的を持って来場されている自治体職員の方々は、事前に調べてきたであろうブースに真っすぐ向かい、担当者と熱心に話し込んでいる姿が印象的でした。一方で、通路を歩きながら「何か良い情報はないかな」と探している来場者の方々もたくさんいらっしゃいました。この「探している来場者」にどうアプローチするかが、展示会成功の大きなカギになるんです。
あるブースでは、担当者の方が通路を歩く来場者に積極的に声をかけていました。「○○県の企業誘致制度についてご案内しています」「地方移転をお考えの企業様に補助金情報をお伝えしています」といった具体的な呼びかけに、足を止める来場者が何人もいらっしゃいました。ブース内では「実は今、本社機能の一部移転を検討していまして」「助成金の要件について詳しく知りたいんです」といった具体的な会話が交わされていて、本当に実りある商談が生まれていることを肌で感じました。
ただ、会場を歩いていて「もったいないな」と感じるブースもありました。素晴らしい制度や魅力的な地域資源を持っているのに、担当者の方がブースの奥で座ったまま来場者を待っている光景です。決して怠けているわけではないんです。きっと真面目に、誠実に仕事に取り組んでいらっしゃる方々なんだと思います。でも、展示会という特殊な環境では、待っているだけでは素晴らしい出会いが生まれにくいんです。皆さんの地域を必要としている企業の方が、目の前の通路を通り過ぎてしまっているかもしれません。それは本当にもったいないことだと僕は感じました。
会場の空気感として特に印象的だったのは、ブース前でミニセミナーを開催しているところの賑わいです。「企業誘致の成功事例」「移転に使える補助金制度」といったテーマで、5分から10分程度の短いプレゼンテーションを行っているブースには、自然と人だかりができていました。一人の来場者が立ち止まると、その後ろにまた別の来場者が加わり、気づけば5人、6人と輪ができている。そんな光景を何度も目にしました。
あるブースでは、担当者の方が「10分後に企業誘致の補助金制度について簡単にご説明します。お時間ある方はぜひお立ち寄りください」と通りがかりの来場者に声をかけていました。時間になると、本当に数名の方が集まってきて、熱心にメモを取りながら説明を聞いていらっしゃいました。説明が終わった後、「詳しく相談したいのですが」と名刺交換をされている場面もありました。これこそが展示会の理想的な姿だと僕は思います。
ブースごとの差も明確に見えてきました。成果を出しているブースには共通点があります。まず、担当者の方が通路側に立って、来場者の目を見て話しかけていること。そして、「誰に」「何を」伝えたいのかが明確になっていること。展示パネルも「自分たちの言いたいこと」ではなく「来場者が知りたいこと」が書かれていました。
例えば、ある自治体のブースには「製造業の皆様へ:工場用地1平米あたり○○円、助成金最大○○万円」という具体的な数字が大きく掲示されていました。これを見た製造業関連の来場者の方が「おっ」という表情で足を止め、「詳しく聞かせてもらえますか」と自然にブースに入っていく。そんな流れができていました。
一方で、地域の歴史や自然の美しさは伝わってくるけれど、「それが企業にとってどんなメリットになるのか」が見えにくいブースもありました。決して悪いわけではないんです。むしろ、地域への愛情や誇りが感じられて、僕は応援したい気持ちでいっぱいになりました。でも、少しだけ視点を変えて、「企業が求めている情報」を前面に出せば、もっともっと多くの企業と出会えるはずです。皆さんの素晴らしい地域を必要としている企業は、絶対にいるんですから。
会場全体を通して感じたのは、この展示会が持つポテンシャルの高さです。日ごろなかなか接点を持つことが難しい自治体のキーマンと、企業が直接対話できる貴重な機会です。全国各地の選択肢を一度に比較検討できる場は、そう多くはありません。だからこそ、出展される皆さんには、この機会を最大限に活かしてほしいと心から思います。
展示会は「待ち」ではなく「攻め」の営業です。皆さんの地域の素晴らしさを、自分たちから積極的に伝えていく場です。声をかけること、ミニセミナーを開催すること、来場者目線で情報を整理すること。これらは決して難しいことではありません。ちょっとした工夫と勇気で、結果は大きく変わってきます。
僕は皆さんを応援しています。日本の地域を元気にしようと頑張っている自治体の皆さん、そして新しいビジネスチャンスを探している企業の皆さん。この展示会を通じて、素晴らしい出会いが生まれることを心から願っています。次回参加される際は、ぜひ今日お伝えしたポイントを意識してみてください。きっと成果が変わってきますよ。
※この記事はAIを活用して作成しました。
自治体総合フェア、企業立地フェア2024の概要
自治体総合フェア
自治体総合フェアは、自治体経営の革新を推進するとともに、地域住民が真に豊かさを実感できる魅力ある地域社会の実現を図ることを目的とした、「公民連携」をテーマにした総合展示会です。1997年に第1回を開催し、今回で28回目を迎えます。
本展示会では自治体で働く方の「実務」を対象としたソリューションが一堂に会します。
展示会当日は全国から多くの自治体職員の方が、自分たちの課題解決に必要な情報収集に来場されています。
自治体総合フェア2024では【つながり、育む、持続可能な社会へ ~世界と日本の新たな局面のなかで、自治体の課題に立ち向かう~】をメインテーマに開催いたします。
企業立地フェア
2007年に企業立地促進法(現改正法:地域未来投資促進法)が成立した翌2008年に第1回にあたる「企業誘致フェア」を開催いたしました。今年で17回目の開催になります。最適な立地やビジネス環境を提供する自治体と、継続的な発展を目指す企業との架け橋になることを開催の目的としております。
日本全国より企業誘致に取り組む自治体が出展し、地域ごとの魅力や制度を紹介されています。
現地へいかずとも、全国各地の自治体の方から直接お話を聞くことのできる貴重な場として、毎年多くの方にご来場いただいております。
「企業立地フェア」は、最適な立地条件やビジネス環境を提供する自治体と、持続的な成長を志向する企業とのマッチングを目的として、2008年より毎年開催している展示会です。
2007年に制定された「企業立地促進法」(現:地域未来投資促進法)を契機としてスタートし、本年で18回目を迎えます。
地域経済の活性化と産業振興を目指し、自治体と企業の橋渡しを担う重要な場として、毎年多くの出展者・来場者にご参加いただいております。
■企業立地フェア2025 見どころ紹介
【その1】最新情報や先進事例紹介 ~ 全国自治体・団体の展示と主催者セミナー
2025年の本フェアには、過去最多となる55を超える自治体・団体が出展いたします。
全国各地の地方移転候補地を一堂に比較・検討いただける、またとない機会です。
主催者セミナーでは、全国的に注目を集めた”企業誘致”や”地方移転”の先進事例を取り上げ、自治体による施策や最新の動向をご紹介いたします。
開催時期
2025年7月16日(水)~18日(金)
会場
東京ビッグサイト
小間割り
東京ビッグサイトの小間割り図面は以下の通りです。

主催者
主催、後援、協賛は以下の通りです。
主催
一般社団法人日本経営協会
WEBサイト
WEBサイトは以下です。
- 自治体総合フェア
https://www.noma-lgf.com/ - 企業立地フェア
https://www.noma-bcd.com/
会場の様子(写真)
会場を写真撮影しました。現場の様子をご覧ください。

過去のレポート(定点観測用)
過去のレポートは以下の通りです。定点観測などにお役立てください。
展示会の専門家 清永の視点
日ごろ、なかなか接点を持つことがずかしい自治体キーマンと出会うことができる良質な展示会。
展示している商材が、来場者にとってどう役に立つのかを伝えることが重要なので、ブース前でミニセミナーを行うことが有効。
※ブース前で行うミニセミナーについては、 「ブース前ミニセミナーの鉄則」をご覧ください。
展示会で成果を出すコツを知りたい方へ
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展示会で成果を出すノウハウを習得できます。

展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照。
展示会をテーマとした書籍を5冊執筆している展示会の専門家。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。

