展示会場の様子がわかる動画です。
会場を歩いてまず感じたこと
東京ビッグサイトの会場に足を踏み入れて、まず感じたのは空気の真剣さでした。
ここに集まっているのは、一般の消費者ではありません。全国各地の自治体で下水道事業を担当している、いわば日本のインフラを支える現場の責任者たちです。
だからこそ、ブースでの会話ひとつひとつに重みを感じます。見た目の派手さで人を集める展示会とは、明らかに温度が違っていました。
僕はこれまで数多くの展示会を見てきましたが、これほど専門性の高い来場者と専門性の高い出展者が向き合う場は珍しいと思います。
展示会基本情報
開催日時
令和8年8月4日(火)から8月7日(金)までの4日間です。開館時間は10時から17時までとなっており、初日のみ10時30分開館です。
会場
東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-11-1)です。国内最大級の展示会場であり、下水道分野の一大拠点にふさわしい規模を備えています。
主催者
公益社団法人日本下水道協会が主催しています。全国の下水道事業を横断的に支える公的な団体であることが、展示会全体の信頼感につながっていると感じました。
公式サイト
来場者層
来場者の中心は、全国の地方公共団体で下水道事業を管理する立場にある方々です。技術職の職員だけでなく、政策や予算を検討する立場の方も多く見られました。
そのため、来場者の一人ひとりが明確な課題意識を持って会場を歩いている印象を受けます。
主な出展分野
下水道に関わる最新技術、機器、サービスを扱う企業や団体が数多く出展しています。
今回は新設ゾーンとして「IT・DXゾーン」と「管路診断ゾーン」が設けられており、時代の変化を象徴する構成になっていました。
展示会の特徴
下水道展’26東京は、下水道分野における国内最大の展示会です。
単なる機器の展示にとどまらず、セミナーやキャリア関連の企画まで幅広く用意されているところに特徴があります。
一般的な消費財の展示会とは違い、来場者の目的が情報収集に強く振り切れている点も印象的でした。
今回のみどころ
今回の目玉のひとつが、8月5日に開催された「インフラDXが拓く下水道の未来」というスペシャルセミナーです。
定員400名という規模で、企業幹部が登壇し、DXという切り口から下水道の未来を語る企画でした。
老朽化した管路の維持管理や人手不足という、業界が長年抱えてきた課題に対して、テクノロジーがどのような答えを出していくのか。その最前線を見られる場になっていたと思います。
注目ポイント
僕が特に注目したのは、新設された「IT・DXゾーン」と「管路診断ゾーン」です。
下水道という社会インフラは、目に見えない場所で日々老朽化が進みます。その見えない課題を、センサーやデータで可視化しようという流れが、ゾーンの構成そのものに表れていました。
今回、来場者の足を止めていたブースには共通点がありました。それは「誰に、何を伝えるのか」が明確に設計されていることです。こうした成果の出る展示会営業は、決して偶然ではなく再現可能です。その具体的な考え方と手順は、展示会成功のための全体像で体系的にまとめています。
専門性の高い展示会だからこそ、伝え方の巧拙が来場者の反応にはっきり表れるのだと感じました。
会場の様子
会場全体を歩いてみると、落ち着いた雰囲気の中にも活気がありました。
派手な演出で人を集めるというより、技術資料やデモンストレーションでじっくり対話をするブースが目立ちます。
また、8月7日には全国360以上の自治体が参加する「公務員キャリアフェス」も併催されており、業界の未来を担う人材確保という視点まで会場に組み込まれていました。
展示会が単なる商談の場ではなく、業界全体の未来をつくる場になっている。そんな光景が広がっていました。

業界への意味
下水道というインフラは、老朽化と人手不足という二つの課題に同時に向き合っています。
この展示会は、その課題に対して全国の自治体と企業が一堂に会し、解決策を持ち寄る貴重な機会になっています。
普段は競合関係にある企業同士も、業界全体の課題解決という共通の目的の前では、情報を交換し合う場面が見受けられました。
これは、下水道という社会インフラがもはや一企業の努力だけでは支えきれない領域に入っていることの表れだとも感じます。
今年の展示会トレンド
今年際立っていたのは、DXという言葉が単なるスローガンではなく、具体的な技術として提示されていたことです。
管路の劣化状況をデータで診断する技術や、AIを活用した維持管理の提案など、現場の課題解決に直結する展示が増えていました。
加えて、太陽光発電やブルーカーボンといった環境関連のテーマも取り上げられており、下水道インフラが単なる処理施設ではなく、エネルギーや環境資源の拠点として捉え直されつつあることがうかがえます。
過去のレポート
同じ展示会の過去のレポートを公開しています。業界の流れや変化を立体的に見る定点観測の材料になさってください。
展示会営業の専門家 清永健一のワンポイントアドバイス
下水道展のような専門性の高い展示会では、来場者はすでに明確な課題を持って会場を訪れています。
だからこそ、ブースで最初にすべきことは売り込みではなく、課題を聞くことです。
来場者が抱えている悩みを丁寧にヒアリングし、それに対する自社の答えを提示できたブースほど、深い会話につながっていました。
そして、展示会の成果は当日だけで決まるわけではありません。会期中に出会った担当者へ、会期後どれだけ丁寧にフォローできるかで、商談化するかどうかが大きく変わってきます。
名刺の数を目的にするのではなく、そこから生まれる関係性を目的にする。この視点を持てる企業ほど、下水道展のような専門展示会での投資対効果を高められるはずです。
※この記事はAIを活用して作成しました。
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展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照。
展示会をテーマとした著書5冊を含む合計7冊を執筆し、すべてAmazon部門1位を獲得している。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。

