2026NEW環境展・地球温暖化防止展|現地観察レポート
展示会場の様子がわかる動画です。
会場を歩いてまず感じたこと
初日、僕は会場に足を運びましたが、大盛況でした。
来場者も出展者も特定の業界に偏らず、雑多で勢いがある印象です。
環境・廃棄物処理の専門家はもちろん、製造業や建設業、自治体の担当者、さらには学生まで、さまざまな立場の人が会場を行き交っていました。
「環境展」というとどこか専門的でアカデミックなイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、実際の会場はもっと生活に根ざした活気にあふれています。
特に人だかりができていたのは、猛暑対策関連の商材を展示しているブースです。
熱中症対策グッズや冷却技術、屋外作業向けの保護具を展示するブースには、立ち止まる来場者が絶えませんでした。
展示会基本情報
開催日時
2026年5月20日(水)〜5月22日(金)の3日間。開場時間は午前10時〜午後5時(最終日は午後4時まで)です。
会場
東京ビッグサイト(有明)東1・2・3・7・8ホール および 東1・2・3ホール屋外実演会場。
主催者
日報ビジネス株式会社。後援には環境省・経済産業省・国土交通省など複数の政府機関が名を連ねています。
公式サイト
来場者層
環境・廃棄物処理・エネルギー関連企業の担当者を中心に、製造業・建設業・自治体の環境部門、研究機関など幅広い層が訪れています。
特定の業界に閉じた展示会ではなく、環境課題に関心を持つあらゆる業種が集まる場といえます。
主な出展分野
資源循環・リサイクル、廃棄物処理・収集運搬技術、再生可能エネルギー、省エネルギー機器・システム、脱炭素・CO2削減ソリューション、気候変動適応製品など多岐にわたります。
展示会の特徴
NEW環境展と地球温暖化防止展が同時開催されているのが、この展示会の大きな特徴です。
廃棄物処理・リサイクルから再エネ・省エネ、脱炭素まで、環境課題全体を網羅するワンストップの場として機能しています。
屋内1,800小間・屋外80小間という規模は、国内の環境専門展示会としても最大クラスです。
企業展示にとどまらず、脱炭素フォーラムやSDGs関連セミナーも充実しており、学びの場としての設計も行き届いていました。
今回の見どころ
今回の展示会で注目したいのは、出展ジャンルの広がりです。
従来の廃棄物・リサイクル中心の印象から、エネルギー転換・カーボンニュートラルを核に据えた展示が明らかに増えています。
加えて、猛暑対策関連の出展が目を引きました。
熱中症予防用品や冷却ウェア、屋外作業向けのシェルターなど、「暑熱環境」をひとつのビジネステーマとして打ち出す企業が、複数ブースにわたって並んでいます。
環境展でこの分野がこれほどの存在感を示したのは、近年の猛暑の深刻化が背景にあるといえます。
注目ポイント
特に人が集まっていたのは、「今すぐ使える」解決策を提示しているブースです。
来場者は製品カタログを眺めに来ているのではなく、現場で抱える課題の答えを探しに来ています。
そのニーズに応えているブースほど、足が止まる時間が長くなっていました。
今回、来場者の足を止めていたブースには共通点がありました。それは「誰に、何を伝えるのか」が明確に設計されていることです。こうした成果の出る展示会営業は、決して偶然ではなく再現可能です。その具体的な考え方と手順は、展示会成功のための全体像で体系的にまとめています。
会場の様子
会場内は通路が広く取られているにもかかわらず、人が途切れない時間帯が続いていました。
出展者のブース設計も多様で、デモ重視のつくり、相談ブース型のレイアウト、パンフレットを前面に出した情報提供型など、各社の工夫が随所に感じられます。
屋外会場では大型機材の実演展示も行われており、屋内では見せにくい迫力ある展示に来場者が足を止めていました。
会場全体に漂う「勢い」は、業界がいま確実に動いていることを教えてくれているようでした。

業界への意味
環境産業はいま、大きな変化の局面にあります。
「廃棄物処理」「省エネ」という従来の文脈から、「カーボンニュートラル」「サーキュラーエコノミー」「気候変動への適応」へと、ビジネスの軸が急速に移行しています。
今回の展示会は、その変化を会場全体で体感できる場でした。
出展者が環境専門企業にとどまらず、製造・建設・IT・素材メーカーまで参加していることが、この産業の裾野の広がりを示しています。
「環境対応は規制に合わせるもの」という時代から、「環境がビジネスの中心になる」という時代への移行を、この会場で実感しました。
今年の展示会トレンド
今年の最大のトレンドは、「リアルな課題への接近」です。
気候変動は抽象的な将来像から、猛暑・洪水・熱中症といった今まさに体験されている問題へと変わりつつあります。
それに呼応するように、今年の展示では「すぐに現場で使える」ソリューションを前面に出す出展者が目立っていました。
脱炭素フォーラムなどのカンファレンス企画も充実しており、経営者層や管理職の来場も増えている印象です。
「環境展に来るのは専門家だけ」という時代は、終わりを迎えつつあるといえるでしょう。
過去のレポート
過去のNEW環境展・地球温暖化防止展の現地観察レポートは、以下です。定点観測にお役立てください。
展示会営業の専門家 清永健一のワンポイントアドバイス
今回の会場を歩きながら、僕が改めて感じたことがあります。
来場者は「情報収集」に来ているのではなく、「課題の解決策」を探しに来ているということです。
猛暑対策のブースに人が集まったのは、そこに「今すぐ必要なもの」があったからにほかなりません。
展示会に出展する企業にとって大切なのは、自社の製品スペックを並べることではありません。
「来場者がどんな課題を抱えているか」を起点に、ブースのメッセージと展示を設計することが重要です。
準備の段階でそれができているブースほど、当日の来場者の反応が明らかに違います。
次の出展に向けて、ぜひ一度立ち止まって、ブースの設計を見直してみてください。
※この記事はAIを活用して作成しました。
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展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照。
展示会をテーマとした書籍を5冊執筆している展示会の専門家。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。

