展示会を失敗させないセミナー

ファベックス2026|現地観察レポート

展示会場の様子がわかる動画です。

会場を歩いてまず感じたこと

会場に入ってまず感じたのは、とにかく熱気がすごい、ということでした。

東京ビッグサイトの広い会場が、開場直後から多くの来場者で埋まっています。

通路をすれ違う人たちは、みなメモを片手に目的を持って動いていました。何かを探している。その目の真剣さに、この展示会の密度を感じました。

ファベックスは、フーデックスのような国際的なスケールとも異なり、アグリフードエキスポや地方銀行フードセレクションのような地域特化型の展示会とも違います。

中食・外食業界に絞り込みながらも、全国から出展企業が集まる。その絶妙なバランスが、この展示会の個性です。

「ちょうどいい規模感」とでも言うのでしょうか。会場全体を1日で歩き切れる密度と広さが、来場者にとっても出展企業にとっても使い勝手のよい環境を生み出しています。

展示会基本情報

開催日時

2026年4月15日(水)〜17日(金)、10:00〜17:00(3日間開催)

会場

東京ビッグサイト(東京国際展示場)

主催者

日本食糧新聞社(共催:一般社団法人 日本惣菜協会)

公式サイト

公式サイトはこちら

来場者層

スーパーマーケット、コンビニエンスストア、外食チェーン、学校・病院給食など、食品の仕入れや商品開発に携わるプロフェッショナルが中心です。

業界関係者のみが入場できる展示会のため、商談目的の来場者が非常に多いのが特徴です。

出展側から見ると、「課題を持って情報を探しに来ている」来場者と出会える場であることが、この展示会の価値のひとつと言えます。

主な出展分野

惣菜・弁当、デザート・スイーツ、ベーカリー、お米・米飯製品、食品素材・調味料など、業務用食品の広い分野にわたります。

同時開催として「デザート・スイーツ&ベーカリー展」「お米未来展」「食品&飲料OEM Expo」のほか、プレミアム・フードショー2026、ProWine Tokyo2026なども並行して開催されています。

一度の来場で、食品業界の多角的な情報収集ができる構成になっているのは大きな魅力です。

展示会の特徴

ファベックスの最大の特徴は、業務用に絞り込んだ「実務直結型」の展示会である点です。

一般消費者向けの食品イベントとは明確に異なり、バイヤーと出展企業の商談が成立しやすい環境が整っています。

大きすぎず、小さすぎない規模感も特徴のひとつです。フーデックスは国際展示会として圧倒的なスケールを誇りますが、来場者数が多すぎるゆえに「目当てのブースに辿り着けない」という声も聞かれます。

その点、ファベックスは会場全体が把握しやすく、出展企業と来場者の間に丁寧な対話が生まれやすい環境があります。

業種を絞り込むことで、来場者の質と目的意識が高まる。その循環がこの展示会の強みです。

今回の見どころ

今回のファベックス2026で目を引いたのは、健康志向と利便性を両立させた惣菜・弁当の提案でした。

コロナ禍以降に定着した中食需要の高まりを受け、栄養バランスへの配慮や機能性素材を活用した製品提案が多く見られました。

人手不足への対応としては、製造工程の効率化を支援する加工技術や省力化設備の出展が目立っていました。業界共通の悩みに向き合う出展企業の姿勢が伝わってきます。

デザート・スイーツ分野では、高付加価値路線の提案が増えており、外食業界が「体験価値」で差別化を図ろうとする動きが読み取れました。

お米未来展では、米粉を活用した製品や業務用の新品種米の提案が並び、日本の食文化を支えるお米の可能性を感じさせる展示が続いていました。

注目ポイント

今回、来場者の足を止めていたブースには共通点がありました。それは「誰に、何を伝えるのか」が明確に設計されていることです。こうした成果の出る展示会営業は、決して偶然ではなく再現可能です。その具体的な考え方と手順は、展示会成功のための全体像で体系的にまとめています。

逆に、どんなに商品が優れていても、ブース前に立った来場者が「これは自分向けではない」と感じてしまえば、立ち止まってもらえません。

業務用の展示会では特にこの傾向が顕著です。来場者は課題を持って会場に来ているため、自分の課題と関係のない情報には反応しにくい。だからこそ「誰向けのブースか」が問われます。

会場の様子

東京ビッグサイトの各ホールには、惣菜・弁当関連のブースが立ち並び、試食を提供するコーナーには人だかりができていました。

担当者と来場者が立ったまま名刺交換し、その場でサンプルを渡しながら会話を続ける光景があちこちで見られました。

展示会の会場でしか生まれない「一次情報の交換」が、そこかしこで起きていました。

AI時代に情報収集の手段は増えましたが、担当者の話し方、表情、商品の質感や香りは、会場に来なければ得られません。それがこの場の本質的な価値だと思っています。

会場全体に漂う真剣さとエネルギーは、展示会という場が今も業界の重要な接点であることを証明していました。

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業界への意味

中食・外食業界は今、大きな転換期の中にあります。

人手不足、原材料費の高騰、消費者の健康志向の高まり、そしてデジタル化への対応。これだけの課題が重なる時代に、業界のプレイヤーが一堂に集まるファベックスの役割は、以前にも増して重要になっています。

新しい技術や商品を実際に見て触れ、担当者と直接話すことで得られる情報は、ネット上のどんなデータよりもリアルです。

展示会は「情報収集の場」という側面だけでなく、「業界の体温を感じる場」でもあります。

その意味で、ファベックスは毎年、業界の現在地を確認できる貴重な機会を提供してくれています。

今年の展示会トレンド

今年のファベックスを通じて感じた展示会全体のトレンドを、僕なりの視点で整理してみます。

まず目立ったのは「絞り込みと特化」の傾向です。何でも扱う総合型の展示ではなく、特定の課題や顧客層に絞り込んだブース設計が増えています。

次に、「体験・実感」を重視した展示が際立っていました。試食や実演など、来場者が直接体感できる仕掛けを持つブースは、通路を歩く人の足を確実に止めていました。

また、「展示会後のフォロー設計」を意識したブース構成も増えてきました。QRコードで動画や資料に誘導したり、来場者の情報を効率よく収集できる仕組みを準備している企業が目立ちました。

展示会は今、単に商品を並べる場から「来場者との関係構築の起点」へと進化しています。この変化に気づいている企業は、着実に成果を出し始めています。

過去のレポート

ファベックスの過去のレポートは順次公開予定です。今後の更新をお待ちください。

ファベックス・デザート・スーツ&ベーカリー展2025|現地観察レポート

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展示会営業の専門家 清永健一のワンポイントアドバイス

ファベックスのような業種特化型の展示会で成果を出すためには、「この展示会に来る人は何を求めているのか」を事前に徹底して考えることが大切です。

業務用食品の展示会では、来場者の大半が明確な課題を持って会場に来ています。「何かいいものがあれば」ではなく、「この問題を解決できる商品・パートナーに出会いたい」という目的意識があります。

だからこそ出展企業に求められるのは、幅広い商品を並べるPRではなく、「この課題を抱えている方に伝えたいことがあります」という絞り込まれたメッセージです。

会場を歩いていて感じたのは、うまくいっているブースとそうでないブースの差は、ほぼこの一点に集約されているということでした。

展示会の成果は準備で8割が決まります。次の出展に向けて、ぜひ今から設計を始めてみてください。

※この記事はAIを活用して作成しました。

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