こんにちは!展示会営業(R)コンサルタントの清永です。
東京ビッグサイトで開催されたN-PLUS・エヌプラス・製品開発技術展2024という展示会を取材したレポートをお伝えします。
展示会場の様子がわかる動画
N-PLUS・エヌプラス・製品開発技術展2024の会場の様子を撮影しています。現場の雰囲気を感じていただけると思います。ぜひご覧ください。
会場を歩いて感じたこと
東京ビッグサイトの東6ホールに足を踏み入れると、ものづくりに関わる人たちの熱気が伝わってきました。N-PLUS・エヌプラス・製品開発技術展2024、15年目を迎えたこの展示会には、149社もの出展者が集まり、それぞれの技術や製品を懸命にアピールしていました。
会場を歩いていると、来場者の方々の真剣な表情が目に入ってきます。ある方はブースの前で立ち止まり、展示されたサンプルを手に取って何度も確認しています。別の場所では、出展者と来場者が身を乗り出すようにして技術の詳細について議論を交わしていました。「この素材、うちの製品にも使えないかな」「耐熱性はどのくらいまで対応できますか」そんな具体的な会話があちこちから聞こえてきます。こういう真剣なやり取りこそが、展示会の醍醐味なんですよね。
今回の展示会でも、設計の有無で成果に大きな差が出ていると感じました。これは裏を返せば、正しい取り組みをすれば成果につながる可能性が高いということです。展示会営業の全体像については、こちらのガイドで整理しています。
今回特に目を引いたのは、空飛ぶクルマをテーマにした展示企画でした。未来のモビリティに向けた軽量化技術や新素材の提案に、多くの来場者が足を止めていました。テトラ・アビエーションやSkyDriveといった先端企業の方々が登壇するセミナーには、開始前から人が集まり始め、会場の期待感が高まっているのが感じられました。こうした新しいテーマに挑戦する姿勢は、本当に素晴らしいと思います。
ブースを見て回ると、それぞれに工夫が見られました。プラスチック高機能化展のエリアでは、実際の製品サンプルを豊富に展示しているブースに人が集まっていました。来場者は手に取って質感を確かめたり、重さを比較したりと、五感を使って製品を理解しようとしています。接着・接合・ファスニング展のコーナーでは、実演を交えた説明をしているブースがあり、「なるほど、こうやって使うんですね」という納得の声が聞こえてきました。
一方で、もう少し工夫の余地があるかなと感じるブースもありました。技術資料がパネルにびっしり並んでいるものの、少し情報が多すぎて、どこから見ていいか迷ってしまう様子の来場者もいらっしゃいました。きっと伝えたいことがたくさんあるんだと思います。その熱意は素晴らしいのですが、もしかしたら「これだけは伝えたい」という核心を大きく打ち出すと、もっと多くの方に立ち止まってもらえるかもしれませんね。
サーマルマネジメント・EMC対策展のエリアでは、専門性の高い技術展示が並んでいました。スタッフの方々が専門用語を使って丁寧に説明されている姿が印象的でしたが、来場者の中には少し難しそうな表情をされている方も見受けられました。技術力が高いからこそ、その価値を分かりやすく伝える工夫をすれば、もっと多くの方に魅力が届くはずです。皆さんの持っている素晴らしい技術を、ぜひもっと多くの人に知ってもらいたいですね。
環境配慮型素材展のコーナーでは、バイオマスポリマーやサーキュラーエコノミーに関する展示が注目を集めていました。「これからの時代、こういう素材が必要なんだよね」という来場者同士の会話も聞こえてきます。時代のニーズをしっかり捉えた展示構成になっていると感じました。
全体として、149社という規模感の中で、それぞれの企業が自社の強みを活かそうと努力している様子が伝わってきました。真剣に商談をしているブース、デモンストレーションで人を集めているブース、じっくりと技術説明をしているブース。アプローチは様々ですが、どの企業も「自分たちの技術を知ってほしい」という想いは同じなんですよね。
展示会という場は、そうした想いを直接伝えられる貴重な機会です。皆さんの熱意と技術力があれば、きっともっと多くの成果を生み出せるはずです。次回の出展では、今回の経験を活かして、さらに多くの方に足を止めてもらい、深い会話につなげていきましょう。僕は皆さんのチャレンジを心から応援していますよ。
※この記事はAIを活用して作成しました。
N-PLUS・エヌプラス・製品開発技術展2024の概要
N-PLUS・エヌプラス・製品開発技術展.
あらゆる製品に「New」「Next」をプラスする製品開発技術展『エヌプラス(N-Plus)2024 』が10月9日(水)から11日(金)の3日間、東京ビッグサイト 東6ホールで開催する。昨年を上回る149社におよぶ出展者が自社の製品・技術・サービスを展示するほか、空飛ぶクルマをテーマとした展示企画や有識者を講師として迎えるセミナーなど「ものづくりの最新情報」が集結する。
10月9日(水)
15年目を迎えたN-PLUSの見所
川崎 徹 氏 (有)カワサキテクノリサーチ 代表取締役
最新の接着接合技術とものづくり
佐藤 千明 氏 東京工業大学 科学技術創成研究院 未来産業技術研究所 教授
【基調講演】空飛ぶクルマの現状と課題
中野 冠 氏 慶應義塾大学大学院付属システムデザイン・マネジメント研究所 顧問
福澤 知浩 氏 (株)SkyDrive 代表取締役 CEO
中井 佑 氏 テトラ・アビエーション(株) 代表取締役
グローバルトップランナーへの挑戦:樹脂複合材料で未来を創る
伊賀 徹 氏 出光ファインコンポジット(株) 取締役 複合材料研究所長
10月10日(木)
「サステナブル社会に貢献するバイオエンプラ」-ユーザーの期待と新素材開発の最前線-
[基調講演]
バイオマスポリマーの合成とケミカルリサイクルの研究はどこまで進んでいるか
青島 貞人 氏 大阪大学 名誉教授(理学研究科高分子合成化学)
[パネリスト]
青島 貞人 氏 大阪大学 名誉教授(理学研究科高分子合成化学)
駒谷 隆志 氏 日本バイオプラスチック協会 顧問
馬場 文明 氏 三菱電機(株) リビングデジタル・メディア事業本部CS部 技術統轄
神谷 有弘 氏 元デンソー(株)
稲田 幸輔 氏 大塚化学(株) 化学品事業本部 ダイレクター
[コーディネーター]
伏見 勝夫 氏 (有)カワサキテクノリサーチ 主席コンサルタント
東陽テクニカのエアモビリティ評価・計測への取り組みと実例
南澤 貞巳 氏 (株)東陽テクニカ エアモビリティプロジェクト
10月11日(金)
自動車のサーキュラーエコノミーについて将来像をどう描くのか?
[コーディネーター]
大庭 敏之 氏 大庭塾 代表
[パネリスト]
美藤 洋平 氏 日産自動車(株) 企画・先行技術開発本部 材料技術部 主管
羽柴 正典 氏 トヨタ紡織(株) カーボンニュートラル環境センター CN推進室 室長
高野 純一 氏 三菱ケミカルグループ(株) ビジネス・サステナビリティ部長
中西 栄三郎 氏 東京製鐵(株) グリーンEV鋼板事業準備室 プロジェクト上級エキスパート
グリーンアンモニア合成用触媒の現状と課題
細野 秀雄 氏 東京工業大学 栄誉教授、元素戦略MDX研究センター特命教授
空飛ぶクルマの現状と将来展望 ~大阪・関西万博とその後の社会実装に向けて~
髙野 滋 氏 (株)ANA総合研究所 顧問
ほか、計34セッション。
■公式WEBサイト:
- プラスチック高機能化展
幅広い産業で活用されるプラ・エンプラ、FRP・CFRP、フィルム・ゴム等の素材や加工品、加工技術およびそれらを用いた製品の提案までを集める。
- 軽量化・高強度化展
EVや空飛ぶクルマ、電動航空機といった次世代モビリティにも欠かせない『軽量化』と、耐久性や安全性、長寿命化のために求められる『高強度化』これらの両面、あるいはいずれかのニーズに応える素材、技術、製品の提案を募集。
- コーティング・表面処理展
毎回来場者のニーズが最も多い『コーティング』『表面処理』に関わる提案。これに応える素材・材料、加工技術・受託加工、機械の提案が集う。
- サーマルマネジメント・EMC対策展
ものづくりの過程や電子機器・電池に欠かせない『熱対策』『サーマルマネジメント』に関わる展示と、AI・DX・5Gの普及に伴いニーズの高まる『ノイズ対策』『電磁波対策』『EMC対策』という関連した領域の提案を集める。
- 不織布・機能紙・CNF展
衛生用品、モビリティの内装やフィルタ、電池など産業用にも広くニーズが存在する『不織布』や、繊維製品として近似した特長の『機能紙』『特殊紙』。『パルプ』『セルロースナノファイバー』など、素材・材料から加工品・加工技術、関連する機器・装置に至るまでの提案を募集する。
- 接着・接合・ファスニング展
部品や材料、異種材を『くっつける』ための接着剤やテープ、ネジ・ボルトなど『接着』『接合』『ファスニング』の素材・材料、技術、機器、受託加工をPR。
- 受託・加工技術展
N-PLUSの各展が対象とする技術を組み合わせた『微細・精密加工』『試作』『受託加工』サービスに加え、 化学素材・材料の『受託合成』『分析』『テスト』などのサービスを募集
- 高機能化部品展
プラスチック、金属、CNFなどの素材・材料と、コーティング、接着・接合といった技術で生み出される 『機械部品』『電子部 品』 空飛ぶクルマやEV・自動車、航空機・船舶、人工衛星などのモビリティに高機能化・高付加価値化をもたらす 『部品』 を集める。
- 環境配慮型素材展
SDGsやサーキュラーエコノミーの実現という世界的な課題に応え る 『エコマテリアル』『バイオプラ』『プラ代替素材』など、環境負荷を 低減する素材・材料、加工品、それらを用いた製品を集める展示会。
- 電動化技術展
EV・PHEV、航空機、船舶、建機、人工衛星などの動力の『電動化』が急速に進んでいる。これら次世代モビリティが必要とする電動化技術、バッテリー・電池、パワー半導体やLiDARといった要素技術の提案が集う。
- 衛星測位・位置情報展
コロナ禍で注目された人流データ解析・可視化という『位置情報』は、感染症・災害対策やマーケティング、業務効率化への活用・展開が期待されている。そのサービスの根底となる『衛星測位』『屋内測位』『シームレス測位』の技術、機器・装置、端末、から各種サービス提案に至るまでを一堂に集める商談展示会。
- フライングカーテクノロジー
2023年の国内での事業化、25年の大阪万博での運航がロードマップに示された『空飛ぶクルマ』。日本発の空飛ぶクルマの飛躍・高機能化のための『素材』『開発・技術』『機体』『管制』などの提案が集う国内唯一の展示会。
会場
東京ビッグサイト
日時
2024年10月9日(水)~11日(金)
会場小間割り
会場の小間割りは以下の通りです。

主催者
主催、後援、協賛は以下の通りです。
主催
N-PLUS事務局
WEBサイト
WEBサイトは以下です。
https://www.n-plus.biz/
会場の様子(写真)
会場を写真撮影しました。現場の様子をご覧ください。

過去のレポート(定点観測用)
過去のレポートは以下の通りです。定点観測などにお役立てください。
展示会の専門家 清永の視点
全国からものづくりに関わる課題感の高い来場者が多数集まる良質な展示会。
欲を言えば、ブースパラペットに単に社名だけを書いている会社が多く
非常にもったいない。
ブースキャッチコピー3つの要素
- メリット提示
- 具体性
- TO ME メッセージ
にもとづき、シンプルに短い言葉で伝えることが重要。
※キャッチコピーのつくり方は、
「ブースキャッチコピー3つの鉄則」をご覧ください。
また、せっかくブースで引き付けても、内気な人が多いせいか、
接客で損をしているブースが非常に多い。
ブース前に壁のように立ってブースの中を見えなくするのは絶対にNG。
ブースを遠目から見るように立ち、自分とブースの間のスペースに来場者を通すようにすることが重要。
詳細は、「即実践!マル秘テクニック」をご覧ください。

展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照。
展示会をテーマとした書籍を5冊執筆している展示会の専門家。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。
