展示会場の様子がわかる動画です。
会場を歩いてまず感じたこと
今回、僕は開催2日目にあたる7月9日に、東京ビッグサイト西展示棟へ足を運びました。会場に一歩入ると、初日にも劣らないすごい熱気が伝わってきます。
ブースを見て回ると、その振れ幅の大きさに驚かされました。手作り感のあるナース服を展示する温かみのあるブースがあるかと思えば、少し先にはアーチ型の装飾で来場者を出迎える病院向けアプリのブースもあり、幅広い出展者が同じフロアに集まっていることを実感しました。
医療という一つの産業の中に、これほど多様な立場の出展者が存在するのかと、歩きながら何度も感じ入りました。
展示会基本情報
開催日時
国際モダンホスピタルショウ2026は、2026年7月8日(水)から7月10日(金)までの3日間、10時から17時まで開催されました。
会場
会場は東京ビッグサイトの西展示棟です。
主催者
主催は一般社団法人日本病院会と一般社団法人日本経営協会です。特別協力として、公益社団法人日本看護協会も名を連ねています。
公式サイト
来場者層
病院経営者や事務長、医師や看護師といった医療従事者に加えて、医療情報システムの担当者や自治体の医療政策関係者まで、幅広い立場の方々が来場していました。医療DXへの関心の高まりを反映してか、IT部門の担当者らしき姿も多く見受けられます。
主な出展分野
電子カルテシステムや医療情報システム、AI・生成AIソリューション、医療画像管理のPACSやRIS、セキュリティ・ネットワークインフラ、シフト管理や勤怠管理といった業務効率化ツール、搬送ロボットやIoT機器、健診システム、そして医療設備やアメニティ関連まで、約150社以上が出展していました。
展示会の特徴
国際モダンホスピタルショウは、病院や介護現場のDX推進に特化した専門展です。単なる医療機器の展示会ではなく、経営課題や現場課題の解決策を横断的に見渡せる場になっている点が大きな特徴だと感じます。
日本病院会という病院経営の当事者団体が主催に加わっていることも、この展示会ならではの強みだといえるでしょう。現場のリアルな課題感を踏まえた企画が、随所に見られました。
今回のみどころ
今回とくに印象に残ったのは、AI・生成AIソリューションを掲げるブースの多さです。電子カルテの入力支援や画像診断の補助など、現場の負担軽減を切り口にした提案が目立ちました。
これまで医療現場のDXというと、大規模なシステム導入のイメージが先行しがちでした。しかし今回の会場を見る限り、日々の小さな業務を軽くする発想の展示が、着実に増えていると感じます。
注目ポイント
会場を歩いていて気づいたのは、同じ「熱意ある出展」であっても、来場者の足の止まり方には差があったことです。手作り感を前面に出したブースには親近感を持つ来場者が集まり、洗練されたデザインのブースには専門性を求める来場者が引き寄せられていました。
このように、頑張っているのに成果に差がつく現場を見ていると、その原因は熱意ではなく設計にあることが伝わってきます。展示会営業は、正しい順番と考え方で取り組めば結果が大きく変わるものです。その本質については、展示会営業の成功ガイドで詳しく解説しています。
来場者に立ち止まってもらうには、誰に向けた展示なのかを一目で伝える工夫が欠かせないと、あらためて感じました。
会場の様子
2日目の会場は朝から人の流れが途切れず、通路のあちこちで立ち話をする来場者の姿が見られました。
とくにAI関連のブースやデモンストレーションが行われているコーナーの周辺は人だかりができていて、実機を前に説明を聞き入る姿が印象的です。
出展社のスタッフの方々が、専門用語をかみ砕きながら丁寧に説明している場面も多く、現場への配慮を感じる光景でした。

業界への意味
医療・介護現場は、人手不足や業務負担の増加という課題を長年抱えてきました。今回の会場構成を見ると、その課題に対してテクノロジー側から着実にアプローチが積み重ねられていることがわかります。
大規模なシステムだけでなく、現場の一つひとつの作業を軽くする小さな工夫が積み重なることで、医療現場全体の持続可能性が高まっていくのだと感じました。
今年の展示会トレンド
今年目立ったのは、生成AIを活用したソリューションの急増です。文書作成や情報整理といった、これまで人手に頼っていた業務を支援する提案が数多く見られました。
搬送ロボットやIoT機器の展示も存在感を増していて、現場の省人化と質の向上を両立させようとする流れが、会場全体から伝わってきます。
過去のレポート
過去の展示会レポートについても、順次公開してまいります。あわせてご覧いただけますと幸いです。
展示会営業の専門家 清永健一のワンポイントアドバイス
今回の会場を歩いて感じたのは、医療という専門性の高い業界であっても、来場者に伝わる言葉で語りかけることの大切さは変わらないということです。
専門用語を並べただけの説明よりも、現場の悩みに寄り添う一言のほうが、来場者の足を止める力を持っていました。これは医療DXの分野に限らず、あらゆる展示会営業に通じる原則だと考えます。
医療・介護分野に関わる企業のみなさまには、自社の技術力だけでなく、それが現場のどんな悩みを解決するのかを、来場者目線でわかりやすく伝える工夫を大切にしていただきたいと思います。
※この記事はAIを活用して作成しました。
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展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照。
展示会をテーマとした著書5冊を含む合計7冊を執筆し、すべてAmazon部門1位を獲得している。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。

