展示会を失敗させないセミナー

インターペット東京2026(ビジネスデー)|現地観察レポート

展示会場の様子がわかる動画です。

会場を歩いてまず感じたこと

東京ビッグサイトの東ホールに足を踏み入れた瞬間、ワクワクする気持ちでいっぱいになりました。

今回訪れたのは、ビジネスデーと呼ばれる業界関係者向けの日程です。ペットサロンのオーナーさん、ペット用品の卸売り業者さん、ペットショップの経営者さん——そういったプロフェッショナルたちが、ビジネスの目的を持って会場に集まっています。

ワンちゃんはいません。愛犬家の方もいません。賑やかなペットの鳴き声も、可愛らしい写真を撮ろうとするスマートフォンの輪も、この日にはない。そのかわり、会場全体に漂うのは真剣なビジネスの空気感でした。

展示会にはいくつもの「顔」があります。ビジネスデーのインターペットは、普段の賑やかな展示会とはまったく異なる、もう一つの顔を持つ展示会でした。

展示会基本情報

開催日時

2026年4月2日(木)〜2026年4月5日(日)の4日間で開催されました。うちビジネスデーは4月2日(木)・3日(金)の2日間です。

会場

東京ビッグサイト 東1・2・3・7・8ホール(東京都江東区有明3-10-1)

主催者

メッセフランクフルト ジャパン株式会社

公式サイト

公式サイトはこちら

来場者層

ビジネスデーの来場者は、ペット業界のプロフェッショナルが中心です。ペットサロンオーナー、ペットショップ経営者、ペット用品の卸売り・仕入れ担当者、獣医師、トリマー、ペット関連のECサイト運営者など、業界の最前線で活動する方々が来場されていました。

一般の愛犬家・愛猫家とはまったく異なる目線で会場を歩いています。新商品を試すというより、取引先候補として品定めをする視点です。その眼差しの鋭さが、一般公開日とは空気を大きく変えていました。

主な出展分野

ペットフード・サプリメント、グルーミング用品・トリミングツール、ペットウェア・アクセサリー、医療・健康用品、ペット保険・サービス、ペット関連のITソリューションなど、幅広い分野の企業が出展していました。今回は600社以上が出展しており、国内外のメーカー・ブランドが集結しています。

展示会の特徴

インターペットは、人とペットの豊かな暮らしをテーマに掲げるペット業界最大規模の総合展示会です。ドイツ・フランクフルトを拠点とするメッセフランクフルトが主催しており、グローバルなネットワークを持つ点が国内他展示会との大きな違いです。

一般公開日では来場ペットと一緒に楽しめるイベントが多数用意されていますが、ビジネスデーはその性格がまったく異なります。出展社と来場者の間で、具体的な取引・仕入れ・商品開発に関する商談が進む、純粋なBtoBの場として機能しています。

業界内のリレーションシップを深める場でもあり、久しぶりに顔を合わせる同業者同士が情報交換をする光景も随所に見られました。

今回の見どころ

今回、特に注目したのは「ペットウェルネス」の広がりです。ペットフードの成分表示へのこだわりや、機能性サプリメントのラインナップが年々充実しています。人間の健康意識の高まりがペット市場にも波及していることを、会場を歩きながら強く感じました。

また、グルーミング用品のゾーンでは、プロのトリマー向けに特化した製品の展示が目立ちました。業務効率を高めるための道具、アレルギー対応の薬剤、使い心地にこだわったシザーなど、プロの視点に応えようとする出展社の姿勢が伝わってきました。

海外からの出展社も多く、グローバルな製品トレンドを直接確認できる場としての価値も高いと感じています。

注目ポイント

展示会の現場に立つと、「頑張っているのに成果が出ない」企業が少なくありません。その原因は、努力不足ではなく「設計」の問題であることがほとんどです。展示会営業は、正しい順番と考え方で取り組めば結果が大きく変わります。その本質については、展示会営業の成功ガイドで詳しく解説しています。

ビジネスデーの来場者は目的が明確です。「何かよさそうなものを探しに来た」という人はほとんどいません。仕入れる商品を決める、取引先候補を絞る、新しいサービスの導入を検討する——こういった具体的な課題を持って歩いています。

だからこそ、出展社側に求められるのは「その場でどれだけ課題に寄り添えるか」です。商品の説明をするのではなく、来場者の商売上の悩みをいかに引き出して対話できるか。そのブースが際立っていました。

会場の様子

会場全体は広大で、東ホールの複数ホールを使った大規模な展示会です。入口付近には大手メーカーの大型ブースが並び、奥に進むほど専門性の高い製品・サービスを提供する中堅・中小企業のブースが広がっていました。

ビジネスデーの空気感を一言で表すなら、「静かな熱量」です。お祭りのような賑やかさはありません。しかし、ブースごとに交わされる会話には、数字と現場感が混じった実務的な熱気がありました。

来場者の歩き方も独特です。立ち止まって話し込む時間が長い。名刺交換の後にすぐ商談へと移行する場面も多く見られました。一般公開日とはまったく異なるリズムで、会場が動いています。

通路では同業者同士が鉢合わせて情報交換をする場面もありました。「あそこのブース面白いよ」「あのメーカー今年から方針変えたみたいだよ」——こういった生きた情報が飛び交うのも、BtoBの展示会ならではの光景です。

インターペット2026の会場の様子4_展示会営業術 インターペット2026の会場の様子3_展示会営業術 インターペット2026の会場の様子2_展示会営業術 インターペット2026の会場の様子_展示会営業術

インターペット2026の会場小間割り_展示会営業術 インターペット2026の会場小間割り5_展示会営業術 インターペット2026の会場小間割り4_展示会営業術 インターペット2026の会場小間割り3_展示会営業術 インターペット2026の会場小間割り2_展示会営業術

業界への意味

インターペットのビジネスデーは、ペット業界にとって「業界の今」を確認する場です。どのカテゴリが伸びているのか、どのような製品に引き合いが集まっているのか、どんな会社が新しく参入してきているのか——会場を歩くだけで、業界の地図が更新されていきます。

ペット業界は近年、急速に市場が拡大しています。少子化による「ペットの家族化」が進み、ペットへの支出は増加傾向にあります。その流れを受けて、業界の外からも参入企業が増えています。今回の展示会でも、食品・化粧品・IT・介護など、異業種からの参入と見られる出展社の姿が目立ちました。

こうした変化の波を、展示会の現場で肌で感じることができる。それがBtoB展視察の最大の価値だと僕は思っています。

今年の展示会トレンド

今回のビジネスデーを通じて感じた展示会全体のトレンドは、「専門特化」と「関係性重視」の二軸です。

出展社の多くが、幅広い来場者に向けた総花的なアピールではなく、特定のターゲット層に向けて絞り込んだ提案をしていました。「ペットサロン向け」「EC事業者向け」「動物病院向け」など、相手を明確にしたブース設計が増えています。これは非常に正しい方向性です。

一方で、商品説明の場から対話の場へとブースのあり方が変化していると感じました。「どんなお困りごとがありますか」という問いかけから始まるブース対応が増え、来場者との関係構築を重視する姿勢が業界全体に広がりつつあります。

過去のレポート

インターペットのレポートは過去にも掲載しています。業界の変化を時系列で追いたい方は、過去のレポートもあわせてご覧ください。

インターペット大阪2023|現地観察レポート

インターペット2023~日本最大級のペット展示会~|現地観察レポート

インターペット2022|現地観察レポート

インターペット

 

展示会営業の専門家 清永健一のワンポイントアドバイス

ビジネスデーの会場を歩いて、改めて感じることがあります。

BtoBの展示会では、来場者の「目的意識」が一般公開日とまったく違います。だからこそ、出展社に求められるものも違います。「来てもらえれば何か起きる」ではなく、「この人たちの課題に対して、自分たちは何を提供できるか」を事前に設計しておく必要があります。

ビジネスデーの来場者は、時間が限られたプロです。雑談には応じてくれますが、要点のないブース対応には早々に切り上げます。逆に、自分の課題に的確に応えてくれるブースには、しっかり時間を使ってくれます。

展示会の準備で意識してほしいのは、「誰が来るか」を具体的にイメージすることです。ペットサロンオーナーと、ペット用品の卸売りバイヤーとでは、関心のポイントがまったく異なります。その違いを踏まえたブース設計と会話の設計が、ビジネスデーでの成果を大きく左右します。

ペット業界は今、大きな変化の波の中にあります。その変化を現場で感じながら、次の一手を考える——展示会はそのための最高の場所です。出展を検討している方には、ぜひビジネスデーにも足を運んで、業界の空気を肌で感じてほしいと思います。

※この記事はAIを活用して作成しました。

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