こんにちは!展示会営業(R)コンサルタントの清永です。
国際フォーラムで開催されたFIT(金融国際情報技術展)2025という展示会を取材したレポートをお伝えします。
展示会場の様子がわかる動画
FIT(金融国際情報技術展)2025の会場の様子を撮影しています。現場の雰囲気を感じていただけると思います。ぜひご覧ください。
会場を歩いて感じたこと
国際フォーラムで開催されたFIT(金融国際情報技術展)2025を取材してきました。会場に足を踏み入れた瞬間、金融業界の真剣な熱気がひしひしと伝わってきたんです。
ブースを回っていると、来場者の方々の視線の鋭さに驚かされました。スーツ姿の金融機関の担当者たちが、資料を手に真剣な表情でブースのスタッフと語り合っている光景があちこちで見られます。この展示会は24回目を迎え、過去23回でのべ33万人以上が来場しているという実績があるだけに、来場者の質の高さは本当に素晴らしいものがありました。全国から集まった金融のプロフェッショナルたちが、自社の伸びしろ解決のために真剣に情報を求めている様子が伝わってきます。
展示会の現場に立つと、「頑張っているのに成果が出にくい」企業も見受けられます。しかしこれは設計を見直すことで大きく変わる領域です。その本質については、展示会営業の成功ガイドで詳しく解説しています。
会場を歩きながら、ブースごとの対応を観察していて感じたことがあります。製品やサービスの説明はどのブースもとても丁寧で、スタッフの方々の専門知識も素晴らしい。来場者との会話も弾んでいて、技術的な質問にもしっかり答えている姿が印象的でした。ただ、その素晴らしい会話が終わったあと、来場者の方々が「ありがとうございました」と名刺交換をして去っていく場面を何度も目にして、僕は心の中で「ああ、もったいないな」と感じてしまったんです。
決して批判しているわけではありません。むしろ、これだけ質の高い来場者と素晴らしい会話ができているのだから、あと一歩踏み込めば、もっと大きな成果につながるのにと、応援したい気持ちでいっぱいになったんです。
ある大手企業のブースでは、セキュリティソリューションについて熱心に説明していました。来場者の銀行の担当者は「これは興味深いですね」と何度もうなずいていて、明らかに関心を持っている様子でした。でも会話の最後は「また社内で検討してみます」という言葉で終わり、その後のアクションが見えないまま、次の来場者対応に移っていきました。せっかくこれだけ興味を持っていただけたのに、次につながる具体的な提案がないのは、本当にもったいないと感じたんです。
別のブースでは、若手のスタッフが一生懸命デモンストレーションをしていました。その熱意は素晴らしく、来場者も興味津々で画面を覗き込んでいます。でも、デモが終わった後、「資料をお送りしますね」という言葉だけで会話が終わってしまう。来場者は満足そうに見えましたが、その方が会社に戻ってから実際に行動してくれる確率はどのくらいあるのだろうかと、ちょっと心配になりました。
会場全体の空気感は、真面目で誠実な雰囲気に満ちていました。金融という堅実な業界らしく、派手な演出よりも中身を重視した展示が多く、来場者もじっくりと時間をかけて情報収集している様子が印象的でした。テーマが「挑戦しないリスク~攻めのDXで顧客本位を極める~」ということもあり、AIやブロックチェーン、パーソナライゼーションといった先端技術の展示が目立っていて、金融業界の変革への真剣な姿勢が伝わってきました。
ブースを見ていて感じたのは、出展企業の皆さんは製品の訴求には本当に力を入れているということです。でも、ブース対応のゴールが明確に設定されていないケースが多いように見えました。来場者との素晴らしい会話を、次のアクションにつなげる仕組みがあれば、きっともっと大きな成果が生まれるはずです。
例えば、「無料のセキュリティ診断を実施します」とか「御社の業務効率を分析するリサーチを特典としてご用意しています」といった、来場者にとって明確なメリットのある提案があれば、その場でエントリーしていただけます。これがブース対応のゴールになれば、展示会後のフォローもスムーズになりますよね。
ある中堅企業のブースでは、比較的工夫が見られました。「導入前の伸びしろ整理シートを一緒に作成しましょう」という提案をしていて、来場者が具体的に次のステップをイメージできる仕掛けがありました。このブースの周りには、他のブースよりも長く滞在している来場者が多かったように感じます。
皆さん、本当に一生懸命に取り組んでいらっしゃるからこそ、あと少しの工夫で成果が何倍にもなる可能性があるんです。せっかくこれだけ質の高い来場者が全国から集まってくれているのですから、その貴重な機会を最大限に活かしていただきたいと心から思います。
次回出展される際は、ぜひブース対応のゴールを明確に決めてから臨んでみてください。来場者にとって価値のある特典を用意して、その特典へのエントリーをゴールに設定する。それだけで、展示会後の営業活動が格段にやりやすくなりますし、成果も大きく変わってくるはずです。
皆さんの展示会での成功を心から応援しています。一緒に、もっと成果の出る展示会営業を実現していきましょう!
※この記事はAIを活用して作成しました。
FIT(金融国際情報技術展)2025の概要
「FIT(Financial Information Technology)」(金融国際情報技術展)は、2000年に誕生した、金融総合専門紙「ニッキン」(日本金融通信社)が主催する国内最大の「金融機関のためのITフェア」です。
過去23回の開催では、のべ33万人以上の金融機関、金融機関関係者が来場し出展社との商談、情報交換の場として、ご活用いただいております。金融実務と実践に即した唯一の展示会として高い評価を得ています。
24回目となるFIT2025でも多くの出展社が金融機関向けソリューションを事例を交えてご提案いたします。
開催後には、一部セミナーで後日配信(オンデマンド配信)も実施します。
一方で、会場でしか見られない展示やセミナー、金融事例も盛り沢山です。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
テーマ
挑戦しないリスク~攻めのDXで顧客本位を極める~
金融業界は、顧客ニーズの多様化、デジタル技術の進化、異業種の参入などにより、大きな変革期を迎えています。このような状況の中、DX(デジタルトランスフォーメーション)は、持続的成長と競争優位性の確立に不可欠な戦略です。
金融機関にとって、DXへの対応が遅れることは深刻なリスクを伴います。従来型のサービスのままでは顧客満足度が低下し、顧客離れを招く恐れがあります。技術導入の遅れは業務の非効率性を継続させ、コスト増につながります。さらに、レガシーシステムの維持負担が増大し、優秀なデジタル人材の確保も困難になります。
こうしたリスクを回避するためには、業務の効率化やコスト削減を目的とした「守りのDX」に加え、顧客本位の経営と持続的成長を実現する「攻めのDX」が不可欠です。
顧客データを積極的に活用し、一人ひとりのニーズに最適化された商品・サービスをパーソナライズされたチャネルで提供することで、質の高い顧客体験を創出し、エンゲージメントを高めることができます。これにより、LTV(顧客生涯価値)の向上が期待されます。さらに、AI、IoT、ブロックチェーンなどの先端技術や、API連携によるオープンな環境の活用が欠かせません。
「攻めのDX」は、単なるデジタルツールの導入にとどまらず、ビジネスモデルや組織、企業文化そのものを変革し、未来の顧客ニーズを先取りして応え続けるための能動的な取り組みなのです。
「攻めのDX」の道のりは決して平坦ではありません。しかし「挑戦しないこと」自体がいまや最大のリスクです。
顧客本位を徹底し、新たな価値を創造して持続的成長を遂げるためには、この挑戦を避けて通ることはできません。変化を恐れず、果敢に挑戦し続けることこそが、これからの金融機関に求められる姿です。
開催時期
2025年10月9日(木)~10日(金)
会場
国際フォーラム
小間割り
小間割り図面は以下の通りです。

主催者
主催、後援、協賛は以下の通りです。
主催
- 日本金融通信社(ニッキン)
共催
- 金融ジャーナル社
WEBサイト
WEBサイトは以下です。
https://www.sangyo-koryuten.tokyo/
会場の様子(写真)
会場を写真撮影しました。現場の様子をご覧ください。

展示会の専門家 清永の視点
全国から金融業界関係者が多数集まる良質な展示会。
ブースで製品を訴求するだけで終わっていて、
次の導線につながっていないのが、とてももったいない。
特典企画などを用いて、
行動要請するとさらに成果を出しやすくなると思われる。
ブース対応のゴールを決めた上で出展するだけで、
成果が大きく変わる。
来場者にメリットがある、診断、点検、リサーチなどの特典を用意し、
その特典へのエントリーをブース対応のゴールにすることが重要。
※特典企画の詳細は、「目からウロコの展示会フォロー」をご覧ください。
過去のレポート(定点観測用)
過去のレポートは以下の通りです。定点観測などにお役立てください。
展示会で成果を出すコツを知りたい方へ
このセミナーに参加すると、展示会で成果を出すコツがわかります。

展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照。
展示会をテーマとした書籍を5冊執筆している展示会の専門家。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。

