高市政権の重点17分野と関連展示会の完全ガイド:ビジネスチャンスを掴む展示会活用術

目次

はじめに

2025年11月、高市政権が打ち出した「日本成長戦略本部」による重点投資対象17分野。これは単なる政策発表ではなく、今後の日本の産業構造を大きく変革する国家戦略です。これらの分野に注目する企業にとって、最新技術や業界動向を効率的に把握できる「展示会」は、ビジネス拡大の絶好の機会となります。

本記事では、展示会の専門家として、高市政権が掲げる17分野それぞれに対応する主要展示会を詳しく紹介します。新規参入を検討している企業、最新技術の導入を考えている担当者、そして商談機会を求める営業パーソンまで、必見の内容です。

展示会で失敗したくない方向けのセミナー。(株)展示会営業マーケティングでは、毎月1回、オンラインで「展示会営業セミナー」を開催しています。展示会書籍を5冊執筆している代表の清永健一自身が講師を務め、「目からうろこの内容だ」と好評をいただいています。展示会で成果を出したい方はぜひご参加ください。※


重点①AI・半導体分野

SEMICON Japan

開催時期: 毎年12月(2025年は12月17日~19日)
会場: 東京ビッグサイト
公式サイト: https://www.semiconjapan.org/jp

半導体産業における日本最大級の国際展示会です。製造装置、材料、検査・計測技術からSMARTアプリケーションまで、半導体のサプライチェーン全体をカバーしています。

デバイスメーカー、材料メーカー、AIプラットフォーマーが集結し、半導体材料の未来について多角的に議論するカンファレンスも初開催されるなど、AI時代に対応した内容に進化しています。
展示会レポートはこちらをご覧ください。

セミコンジャパン(SEMICON Japan)2024

AI・人工知能EXPO

開催時期: 年2回(春:4月、秋:10月)
会場: 東京ビッグサイト(春)、幕張メッセ(秋)
主催: RX Japan株式会社
公式サイト:https://www.nextech-week.jp/hub/ja-jp.html

AIソリューション、機械学習プラットフォーム、生成AI技術など、最新のAI技術が一堂に集結します。「生成AI World」という特設エリアも設置され、社会実装が進むAI技術をビジネスに活かすアイデアが見つかります。

製造業、金融機関、社会インフラなど、あらゆる業界のAI活用事例を学べる貴重な機会です。

展示会レポートはこちらをご覧ください。

NexTech Week2025【春】(AI・人工知能EXPO、ブロックチェーンEXPO、量子コンピューティング EXPO、デジタル人材育成支援 EXPO)

半導体・センサ・パッケージング展(ISP)

開催時期: 毎年1月、9月
会場: 東京ビッグサイト
公式サイト:https://www.nepconjapan.jp/tokyo/ja-jp/about/isp.html

半導体後工程に特化した専門展。先端封止技術や高密度実装技術の革新が進む中、この分野の最新トレンドを把握するには欠かせない展示会です。

展示会レポートはこちらをご覧ください。

ネプコンジャパン(エレクトロニクス開発・実装展)オートモーティブワールド(クルマの先端技術展)2024


重点②造船分野

Sea Japan

開催時期: 隔年開催(次回2026年)
会場: 東京ビッグサイト
公式サイト: https://www.seajapan.ne.jp/

1994年から開催されている国際海事展。造船・海運・舶用機器など海事産業のための総合展示会として、新製品の発表や商談、業界ネットワークの構築の場として活用されています。

前回2024年開催時には30周年を迎え、過去最大規模で開催されました。水素・アンモニアなど新燃料関連技術、ゼロエミッション船の技術も展示対象となっています。

展示会レポートはこちらをご覧ください。

SEA JAPAN2024


バリシップ

開催時期: 隔年開催(2025年5月22日~24日開催済み)
会場: テクスポート今治
公式サイト: https://www.bariship.com/

日本最大の海事都市・今治で開催される西日本最大の国際海事展。造船パビリオン、海運パビリオン、舶用機器パビリオンが設置され、今治の海事関連企業が一堂に出展します。

最終日は一般公開日として、次世代の海事産業を支える人材育成の場としても活用されています。約17,000名の来場が見込まれる大規模イベントです。


重点③量子技術分野

量子コンピューティングEXPO

開催時期: 年2回(春:4月、秋:10月)
会場: 東京ビッグサイト(春)、幕張メッセ(秋)
主催: RX Japan株式会社
公式サイト: https://www.nextech-week.jp/hub/ja-jp.html

日本唯一の量子コンピュータ技術に特化した展示会です。最新の研究からユースケースの紹介まで、量子コンピュータ技術のすべてが一堂に集結します。

製造業、金融機関、社会インフラ、物流業界などから専門家が来場し、量子コンピュータの活用を見据えた商談が活発に行われています。政府は量子技術を国家戦略における重要技術として位置づけており、今後の市場拡大が期待されます。

展示会レポートはこちらをご覧ください。

NexTech Week(AI・人工知能、XRメタバース、量子コンピューティング、ブロックチェーンEXPO)秋2025


重点④バイオ・合成生物学分野

BioJapan

開催時期: 毎年10月(2025年は10月8日~10日開催済み)
会場: パシフィコ横浜
公式サイト: https://jcd-expo.jp/

1986年初開催の、バイオテクノロジーにフォーカスを当てた世界最古級のイベント。医薬創薬分野を中心に、バイオものづくり、フードテック、ヘルスケア分野まで業界の垣根を超えた幅広い企業が出展します。

2025年は世界36か国・地域から約1,090社・団体が出展し、24,000件以上の商談が予定されるなど、史上最大規模での開催となりました。

展示会レポートはこちらをご覧ください。

BioJapan、再生医療JAPAN、healthTECH JAPAN2025

CPHI Japan(ファインケミカルジャパン)

開催時期: 毎年4月
会場: 東京ビッグサイト
公式サイト: https://www.cphijapan.com/

創薬から製造までのサプライチェーンにおける国際展示会。低分子からバイオ医薬・再生医療製品まで、日本発の革新的な医薬品の創出と安定供給をサポートします。

世界70ヵ国から3万人超の製薬関係者が来場し、800社以上が出展する大規模イベントです。

展示会レポートはこちらをご覧ください。

CPHI国際医薬品開発展・Medtec・ファーマIT&デジタルヘルス・ファインケミカルジャパン2025

バイオ医薬EXPO

開催時期: 年複数回(東京、大阪)
会場: 東京ビッグサイト、インテックス大阪
公式サイト:https://www.interphex.jp/tokyo/ja-jp/about/bp.html

バイオ医薬品に特化した専門展。研究機器・試薬、培養機器・設備、受託サービス、バイオ医薬原料などが出展対象です。

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インターフェックスWeek(医薬品・化粧品製造開発展)、再生医療EXPO東京2025


重点⑤航空・宇宙分野

国際宇宙ビジネス展(SPEXA)

開催時期: 毎年5月末ごろ(前回2024年10月開催)
会場: 東京ビッグサイト
主催: RX Japan株式会社
公式サイト:https://www.spexa.jp/tokyo/ja-jp.html

宇宙ビジネスに関するすべてが集まる展示会です。
官民挙げての宇宙開発の重要性が増している今、宇宙ビジネスに関するすべてが集まる展示会を開催します。

「ロケット打ち上げ」「衛星運用」「地上システム」「設計・製造・開発」「部品・素材」「衛星データ利活用」「宇宙空間利用」など、宇宙ビジネスに関するあらゆる製品/技術/サービスが出展し、宇宙ビジネスを発展させたい方々へオープンな出会いと最適なマッチングを提供します。

展示会レポートはこちらをご覧ください。

SPEXA(宇宙ビジネスEXPO)2025

国際航空宇宙展

開催時期: 不定期(前回2024年10月開催)
会場: 東京ビッグサイト
主催: 日本航空宇宙工業
公式サイト:https://www.japanaerospace.jp/jp/

日本最大の航空宇宙産業の総合展示会。2024年開催時には23の国と地域から663企業が出展し、37,168人が来場しました。

トレードデーに加え、最終日はパブリックイベントも開催され、一般の方も航空宇宙技術に触れられる機会が設けられています。

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国際航空宇宙展2024

国際宇宙産業展(ISIEX)

開催時期: 毎年1月
会場: 東京ビッグサイト
公式サイト: https://biz.nikkan.co.jp/eve/isiex/

宇宙開発に特化した専門展。月面開発事業、ロケット開発、衛星活用事業、地上サービスなど、宇宙ビジネスの最新動向を網羅します。

2026年で第5回を迎え、日本の宇宙産業の成長と拡大に貢献しています。

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防災産業展、グリーンインフラ産業展、宇宙産業展(ISIEX)、G空間EXPO2025


重点⑥デジタル・サイバーセキュリティ分野

IT・DX総合展(Japan IT Week / Japan DX Week)

開催時期: 年4回(東京、大阪、名古屋で開催)
会場: 東京ビッグサイト、インテックス大阪、ポートメッセなごや
主催: RX Japan株式会社
公式サイト: https://www.japan-it.jp/hub/ja-jp.html

日本最大のIT・DX総合展。AI、セキュリティ、クラウド、業務システムなど、IT・DX関連の製品・サービスが一堂に集結します。

4つの専門展(Japan IT Week、Japan DX Week、営業・デジタルマーケティングWeek、EC・店舗Week)で構成され、来場者は自身の課題に応じて効率的に情報収集できます。

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Japan IT Week秋2025、IT・DX・AI総合展

セキュリティショー

開催時期: 毎年3月ごろ(日経メッセ内)
会場: 東京ビッグサイト
主催: 日本経済新聞社
公式サイト: https://messe.nikkei.co.jp/ss/

社会やビジネスの安全・安心を守るための最新製品やサービスを一堂に集めて紹介する展示会です。具体的な内容としては、防犯カメラ、サイバーセキュリティ、入退室管理システム、警備ロボット、災害対策、テロ対策など多岐にわたる技術やソリューションが展示されます。

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ジャパンショップ、ライティング・フェア、建築・建材展、リテールテック、セキュリティショー、ビルメン CONNECT、 Good 家電 Expo2025(日経メッセ)



重点⑦コンテンツ分野

東京ゲームショウ

開催時期: 毎年9月
会場: 幕張メッセ
公式サイト:https://tgs.cesa.or.jp/jp

世界最大級のゲーム展示会。ゲーム産業だけでなく、メタバース、eスポーツなど、デジタルコンテンツ全般の最新トレンドが集結します。

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東京ゲームショウ(TGS)2025

コンテンツ東京

開催時期: 毎年6月ごろ
会場: 東京ビッグサイト
主催:RX Japan株式会社
公式サイト:https://www.content-tokyo.jp/hub/ja-jp.html

映像・CG制作展、クリエイターEXPO、ライセンシングジャパンなどで構成される、コンテンツビジネスの総合展示会です。

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コンテンツ東京、XR・メタバース総合展2025


重点⑧フードテック分野

食品工場WEEK(フードテック)

開催時期: 年複数回
会場: 東京ビッグサイト、インテックス大阪
公式サイト: https://www.foodtechjapan.jp/hub/ja-jp.html

食品製造のDX化、自動化、スマート化を実現する技術が集結。代替肉、培養肉、AIによる食品ロス削減技術など、最新のフードテックソリューションが展示されます。

食料安全保障と環境保全の両立を目指す企業にとって、必見の展示会です。

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フードテックWeek、飲食業界イノベーションWeek、ドリンクジャパン2024

FOOMA JAPAN(食品製造総合展)

開催時期: 毎年6月ごろ
会場: 東京ビッグサイト
公式サイト: https://www.foomajapan.jp/

FOOMA JAPAN は、一般社団法人日本食品機械工業会が主催し1978年誕生。

食品製造に関わるソリューションを世界一取り揃える展示会を目指し成長を続けています。食品製造現場の川上から川下まで、幅広い出展・展示分野とあらゆるソリューションが揃うFOOMA JAPANは課題解決を発見する場・機会として食品製造業の皆さまに高い評価を得ています。

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FOOMA JAPAN(フーマジャパン)食品製造総合展2025


重点⑨資源・エネルギー・GX分野

SMART ENERGY WEEK(スマートエネルギーWeek)

開催時期: 年3回(春:2月、秋:9月、関西:11月)
会場: 東京ビッグサイト、幕張メッセ、インテックス大阪
公式サイト: https://www.wsew.jp/

世界最大級の新エネルギー総合展。水素・燃料電池、太陽光発電、二次電池、スマートグリッド、洋上風力、核融合など、GX推進に必要なあらゆる技術が出展します。

2025年春の東京開催では68,840名が来場し、200講演以上のカンファレンスが開催されました。「核融合発電ワールド」「BIPV WORLD」などの特別企画も注目です。

展示会レポートはこちらをご覧ください。

スマートエネルギーWeek【秋】2025

WIND EXPO(国際風力発電展)

開催時期: 年2回(春:2月、秋:9月)
会場: 東京ビッグサイト、幕張メッセ

洋上風力発電、陸上風力発電の技術と部材が集結。日本の再生可能エネルギー拡大の鍵となる風力発電分野の最新動向を把握できます。

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スマートエネルギーWeek【秋】2025


重点⑩防災・国土強靭化分野

防災産業展

開催時期: 毎年1月
会場: 東京ビッグサイト
公式サイト: https://biz.nikkan.co.jp/eve/bousai/

日刊工業新聞社と日本防災産業会議が主催する、防災・減災によるレジリエンス社会の実現を目指す展示会。

耐震技術、気象観測システム、帰宅困難者対策、ドローン活用など、幅広い防災ソリューションが展示されます。2024年は87社190小間規模で、20,336名が来場しました。

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防災産業展、グリーンインフラ産業展、宇宙産業展(ISIEX)、G空間EXPO2025

震災対策技術展

開催時期: 年複数回(横浜、大阪、名古屋)
会場: パシフィコ横浜、マイドームおおさか
公式サイト: https://www.shinsaiexpo.com/

1997年初開催の、地震・自然災害対策に特化した日本唯一の専門展示会。地震対策用品、被災生活用品、備蓄食、ライフライン代替品など、実践的な防災製品が集結します。

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震災対策技術展2025

地域防災EXPO

開催時期: 毎年7月
会場: 東京ビッグサイト
主催: RX Japan株式会社
公式サイト: https://www.publicweek.jp/ja-jp/visit/bousai.html

自治体向けの防災ソリューションに特化した展示会。地域の防災力強化に貢献する製品・サービスが出展します。センサーによる浸水検知、防災アプリ、備蓄管理システムなど、ICTを活用した最新の防災・減災ソリューションが集結します。

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自治体・公共Week2025


重点⑪創薬・先端医療分野

既出のBioJapan、CPHI Japan、バイオ医薬EXPOに加え、以下の展示会も重要です。

再生医療JAPAN

開催時期: 毎年10月(BioJapanと同時開催)
会場: パシフィコ横浜
公式サイト:https://jcd-expo.jp/jp/

再生医療・細胞治療に特化した専門展。ES細胞、iPS細胞、細胞培養技術、遺伝子治療など、再生医療の最先端技術が集結します。

展示会レポートはこちらをご覧ください。

BioJapan、再生医療JAPAN、healthTECH JAPAN2025


重点⑫フュージョンエネルギー(核融合)分野

SMART ENERGY WEEK内「核融合発電ワールド」

開催時期: SMART ENERGY WEEKと同時開催
会場: 東京ビッグサイト、幕張メッセ
公式サイト:https://www.wsew.jp/hub/ja-jp/about/fusion.html

次世代エネルギー源として注目される核融合技術に特化した特別企画。2030年代の発電実証を目指す最新の研究開発成果が紹介されます。

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スマートエネルギーWeek【秋】2025


重点⑬マテリアル(重要鉱物・部素材)分野

高機能素材Week

開催時期: 東京11月、名古屋2月、大阪5月
会場: 幕張メッセ、ポートメッセなごや、インテックス大阪
公式サイト:https://www.material-expo.jp/hub/ja-jp.html

機能性フィルム・プラスチック・セルロース・炭素繊維複合材・金属・セラミックスなどの最先端の素材技術が一堂に出展する世界最大規模の展示会です。
また、材料だけではなく、材料の製造加工機械、検査測定分析機器など素材産業に関わるあらゆる技術が出展しています。
各業界の研究・開発・設計・製造担当者が来場し、出展社と活発な商談が行われています。

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高機能素材Week・ファインテックジャパン・Photonix・リサイクルテックジャパン2025

nano tech(ナノテクノロジー総合展示会)

開催時期: 毎年1月
会場: 東京ビッグサイト
公式サイト:https://www.nanotechexpo.jp/

ナノテクノロジーに関する世界最大級の国際総合展示会。カーボンナノチューブなどのナノ材料・素材の最新技術が一堂に集結します。

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nano tech、MEMS SENSING&NRTWORK SYSTEM、tctJAPAN、先端表面技術展、表面技術要素展、地球環境とエネルギーの調和展、DER Microgrid、再生可能エネルギー世界展示会&フォーラム、InterAqua、Convertech、機能性材料展、グリーンマテリアル、JFlex、3DECO tech、町工場見本市2025

電子機器トータルソリューション展(JPCA Show)

開催時期: 毎年6月
会場: 東京ビッグサイト
公式サイト:https://www.jpcashow.com/show2026/index.html

電子回路と製造技術の総合展。半導体パッケージング、実装プロセステクノロジーなど、エレクトロニクス製造に関わる材料・部材が展示されます。

展示会レポートはこちらをご覧ください。

電子機器トータルソリューション展2025


重点⑭港湾ロジスティクス分野

国際物流総合展

開催時期:毎年9月ごろ
会場: 東京ビッグサイト
公式サイト:https://www.logis-tech-tokyo.gr.jp/

物流・ロジスティクスの総合展示会。港湾の自動化、デジタル化、環境対応技術が展示されます。

展示会レポートはこちらをご覧ください。

国際物流総合展INOVATION EXPO2025

スマート物流EXPO

開催時期: 年複数回
会場: 東京ビッグサイト、インテックス大阪

IoT・AIを活用したスマート物流システム、自動搬送ロボット、倉庫管理システムなどが出展します。

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ファクトリーイノベーションWeek2024(スマート工場EXPO、スマート物流EXPO、ウェアラブルEXPO、ロボット開発・活用展、グリーンファクトリーEXPO)


重点⑮防衛産業分野

危機管理産業展(RISCON TOKYO)

開催時期: 毎年10月ごろ
会場: 東京ビッグサイト
公式サイト: https://www.kikikanri.biz/

『危機管理』をテーマにした国内最大級の総合トレードショーです。「防災・減災」、「BCP・事業リスク対策」、「セキュリティ」の主要3分野を柱に、さまざまな課題やリスクに対処するための製品・サービスが一堂に集います。危機管理における展示会のなかのトップランナーとして認知されており、国・自治体関係者をはじめ、インフラや商業施設、製造業、情報通信業等、あらゆる業界の経営層や管理・総務部門など組織の危機管理を担うキーパーソンが来場し、質の高いビジネスマッチングを長年に渡り支えています。
全国各地で頻発化・激甚化する自然災害や今後発生が予想される南海トラフ地震と首都直下地震、また、各地で増加する強盗事件をはじめ、サイバー攻撃による凶悪犯罪など日常や社会全体に潜むリスクが顕在化し、これらへの「備え」として官民一体となった対策が必要です。本展では、危機管理の課題を抱える来場者と、販路拡大・新規参入を目指す出展者のビジネスマッチングを支援します。


重点⑯情報通信分野

ワイヤレスジャパン×ワイヤレス・テクノロジー・パーク(WTP)

開催時期: 毎年5月
会場: 東京ビッグサイト
公式サイト: https://wjwtp.jp/

日本最大級の無線通信専門展示会。5G/ローカル5G、6G、Wi-Fi 7、IoT無線、ミリ波/テラヘルツ波など、最先端の無線通信技術とソリューションが集結します。

総務省、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルなど、業界のキーパーソンが基調講演を行い、2030年実用化を目指す6Gの最新動向も把握できます。

2025年のテーマは「ワイヤレスで全産業へ広がるAI革命」で、35,000人超が来場しました。

展示会レポートはこちらをご覧ください。

ワイヤレスジャパン×WTP・運輸安全・物流DX EXPO2025


重点⑰海洋分野

前述のバリシップ、Sea Japanに加え、以下も重要です。

海洋都市横浜うみ博

開催時期:毎年7月ごろ
会場:大さん橋ホール
公式サイト:https://umihaku.jp/
海洋資源開発、海洋再生可能エネルギーなどの最新動向を学べます。

テクノオーシャン

開催時期: 隔年開催(11月ごろ)
会場: 神戸国際展示場
公式サイト:https://to2025.techno-ocean.com/

海洋科学技術に関する国際展示会。海洋探査、海洋資源開発の最新技術が展示されます。


展示会活用のポイント

1. 事前登録は必須

ほとんどの展示会は事前登録制です。当日のスムーズな入場のため、必ず事前に登録しましょう。VIP特典が受けられる場合もあります。

2. セミナー・カンファレンスも活用

展示ブースだけでなく、業界の第一人者による講演やパネルディスカッションにも参加しましょう。最新トレンドや課題を効率的に学べます。

3. 商談の準備を万全に

名刺は多めに用意し、自社の課題や導入検討している技術を明確にしておくことで、有意義な商談ができます。

4. 同時開催展も要チェック

多くの展示会は複数の専門展で構成されています。関連分野の展示も併せて見学することで、新たなビジネスヒントが得られるでしょう。

5. 継続的な参加

展示会は毎年進化します。継続的に参加することで、業界の変化を肌で感じ、競合他社の動向も把握できます。


まとめ

高市政権が掲げる重点投資対象17分野は、今後の日本経済の成長エンジンとなる領域です。これらの分野に関連する展示会は、最新技術の情報収集、ビジネスパートナーの発掘、商談機会の獲得において、極めて重要な役割を果たします。

本記事で紹介した展示会の多くは、年に複数回、あるいは東京・大阪・名古屋など複数都市で開催されています。自社の事業戦略に合わせて、計画的に参加することをお勧めします。

政府の重点投資政策の波に乗り、展示会を最大限活用することで、あなたのビジネスを次のステージへと引き上げましょう。


【2025年度 主要展示会カレンダー】

  • 1月: nano tech、国際宇宙産業展、防災産業展
  • 2月: SMART ENERGY WEEK【春】
  • 4月: AI・人工知能EXPO【春】、CPHI Japan、量子コンピューティングEXPO【春】、IT・DX総合展
  • 5月: ワイヤレスジャパン×WTP、バリシップ(隔年)
  • 6月: JPCA Show
  • 7月: 地域防災EXPO、バイオ医薬EXPO
  • 9月: SMART ENERGY WEEK【秋】、東京ゲームショウ
  • 10月: BioJapan、AI・人工知能EXPO【秋】、量子コンピューティングEXPO【秋】、国際航空宇宙展(不定期)
  • 11月: SMART ENERGY WEEK【関西】
  • 12月: SEMICON Japan

各展示会の詳細は公式サイトで最新情報をご確認ください。ビジネスの未来を切り拓く一歩を、展示会から始めましょう。

展示会カレンダー展示会レポートもご活用ください。

 

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