こんにちは!展示会営業(R)コンサルタントの清永です。
パシフィコ横浜で開催されたEdgeTech+2025という展示会を取材したレポートをお伝えします。
展示会場の様子がわかる動画
EdgeTech+2025の会場の様子を撮影しています。現場の雰囲気を感じていただけると思います。ぜひご覧ください。
会場を歩いて感じたこと
パシフィコ横浜のEdgeTech+2025という展示会を取材してきました。組込みシステムやエッジテクノロジーに関する日本最大級の展示会です。会場を歩いていると、来場者の皆さんが真剣な眼差しでブースを見て回っている姿が印象的でした。
この展示会の素晴らしいところは、全国から本当に伸びしろを持った来場者が集まってくることなんです。会場を歩いていると、展示員と来場者が専門的な話をしている様子があちこちで見られました。「このセキュリティ要件に対応できますか」「エッジAIの実装事例を教えてほしい」といった具体的な質問が飛び交っていて、会場全体に熱気がありました。来場者の質が高く、本気で解決策を探している方々が多いというのは、出展する側にとって本当に恵まれた環境だと思います。
多くのブースで見られたのは、「頑張りが逆効果になってしまっている」状態でした。しかしこれは裏を返せば、改善の余地が大きく残されているということでもあります。具体的な改善ポイントは、展示会営業で成果を出すための全体設計で詳しく解説しています。
ただ、会場を見て回りながら、僕はとてももったいないなと感じたことがあるんです。多くのブースで、展示員の皆さんが一生懸命に製品の説明をされていました。技術的な話も詳しく、来場者も熱心に聞いている。その熱量は素晴らしいんです。でも、その会話が終わると、名刺交換をして「ありがとうございました」で終わってしまっているブースが多かったんですね。
あるブースでは、来場者が「これはうちの伸びしろにぴったりかもしれない」と前のめりになって話を聞いていました。展示員の方も丁寧に説明されていて、本当に良い雰囲気だったんです。でも会話が終わると、お互いに名刺を渡して「後日、資料をお送りします」という言葉で終わってしまいました。その来場者は満足そうに次のブースへ向かっていきましたが、僕は「あと一歩あれば、もっと確実につながるのに」と感じたんです。
別のブースでも似たような光景がありました。来場者が具体的な相談をされていて、展示員の方が製品カタログを手渡しながら丁寧に対応されていました。素晴らしい対応だと思いました。ただ、その後の流れが見えなかったんです。その来場者がブースを離れた後、本当にアクションを起こしてくれるのか。もしかしたら、会社に戻って忙しい日常に戻れば、「あの展示会、良かったな」という記憶だけになってしまうかもしれません。
一方で、少数ですが工夫をしているブースもありました。あるブースでは、「無料の○○診断を実施しています」という看板が出ていて、来場者に具体的な次のアクションを促していました。そのブースでは、展示員が製品説明をした後、自然な流れで「よろしければ、御社の現状を診断させていただいて、最適な提案をさせていただけませんか」と提案されていました。来場者も「それは助かります」と前向きに反応していて、その場で日程調整の話が始まっていました。この差は大きいと僕は思います。
皆さん、考えてみてください。展示会という場は、普段なら会えないような見込み客が、向こうから伸びしろを持ってやってきてくれる貴重な機会なんです。しかも、EdgeTech+2025のような専門性の高い展示会では、来場者の質も高い。こんなにありがたい環境は、他にはなかなかありません。でも、その場で製品の説明をして終わってしまったら、せっかくの出会いが次につながらない可能性があるんです。
会場を歩いていて感じたのは、多くの出展企業が「ブース対応のゴール」を明確に決めていないということでした。もちろん、製品を知ってもらうことは大切です。でも、それだけでは不十分なんです。ブースでの会話を、次のステップにつなげる仕組みが必要なんです。
例えば、来場者にとってメリットのある特典を用意することができます。無料診断、無料点検、無料リサーチ、無料コンサルティング、特別価格での試用など、いろいろな形があります。大切なのは、来場者が「それなら、ぜひお願いしたい」と思える価値を提供することです。そして、その特典へのエントリーをブース対応のゴールに設定するんです。
こうすることで、ブースでの会話が具体的な次のアクションにつながります。展示員の方も、何を目指して会話をすればいいのかが明確になります。「この方には、ぜひ診断を受けていただこう」という目標があれば、会話の方向性も定まりますよね。そして来場者にとっても、単に情報を得るだけでなく、自社の伸びしろ解決に向けた具体的な一歩を踏み出すことができます。
会場の雰囲気を見ていると、来場者の皆さんは本当に真剣でした。「今の製品ではセキュリティ要件を満たせない」「エッジAIを実装したいけど、どう進めればいいかわからない」「コストを下げながら性能を上げたい」といった切実な伸びしろを抱えて会場に来られているんです。そんな方々に、製品情報を提供するだけでなく、具体的な解決への道筋を示すことができたら、どれだけ喜ばれるでしょうか。
皆さんのブースには、きっと素晴らしい技術や製品があると思います。それを必要としている人が、わざわざ会場まで足を運んでくれているんです。あと一歩、次につながる仕組みを用意するだけで、展示会の成果は大きく変わります。これは本当にもったいないことだと僕は思います。せっかくの投資と努力を、最大限の成果につなげてほしいんです。
次に出展される時は、ぜひ「ブース対応のゴール」を明確に決めてから臨んでください。そして、来場者にメリットのある特典を用意して、その特典へのエントリーを目指してブース対応をしてみてください。きっと、これまでとは違う手応えを感じていただけると思います。皆さんの展示会出展が、大きな成果につながることを、僕は心から応援しています。
※この記事はAIを活用して作成しました。
EdgeTech+2025の概要
「機器制御の黒子」として製品開発シーンを支えてきた組込みシステムは、今やモビリティ、製造、ロボティクス、インフラといったあらゆる産業の中核を担う存在へと進化しています。
その役割は、単なる制御からリアルタイム知能、セキュア通信、クラウド連携、UX設計まで広がり、まさに「動くAI」として社会インフラを支える中核技術になりつつあります。
この劇的な変化の背景には、生成AI/エッジAIによるソフトウェアの自動化、IoTデバイスによる常時接続環境、強化される国際的なセキュリティ規制といった複合要因が存在します。さらに近年では、センサ・アクチュエータ・推論エンジンを一体化した“フィジカルAI”が、物理空間での判断と行動を可能にし、組込み技術を「静かな知能」から「動的で創造的な価値提供者」へと変貌させています。
EdgeTech+ 2025は、こうした変革の最前線を体感できる、日本最大級の組込み・エッジテクノロジー総合展示会です。AI(生成AI/エッジAI)× IoT × セキュリティの融合がもたらす新たな社会実装の波は、組込みシステムを“隠れた制御装置”から“戦略的収益エンジン”へと押し上げています。
本展では、AIを前提とした設計思想、セキュアバイデザイン、レジリエントなサプライチェーン構築などを軸に、組込みエコシステムの全体像を俯瞰。さらに制度・市場動向から現場での実装展開までを取り上げ、ステークホルダーの皆様に新たな成長の視点とビジネス機会を提供します。
開催時期
2025年11月19日(水)~21日(金)
会場
パシフィコ横浜
会場小間割り
会場の小間割りは以下の通りです。

主催者
主催、後援、協賛は以下の通りです。
主催
一般社団法人 組込みシステム技術協会
WEBサイト
WEBサイトは以下です。
https://www.jasa.or.jp/expo/
会場の様子(写真)
会場を写真撮影しました。現場の様子をご覧ください。

展示会の専門家 清永の視点
全国から、課題を持つ来場者が多数集まる良質な展示会。
欲を言えば、ブースで製品を訴求するだけで終わっていて、
次の導線につながっていないのが、とてももったいない。
特典企画などを用いて、
行動要請するとさらに成果を出しやすくなると思われる。
ブース対応のゴールを決めた上で出展するだけで、
成果が大きく変わる。
来場者にメリットがある、診断、点検、リサーチなどの特典を用意し、
その特典へのエントリーをブース対応のゴールにすることが重要。
※特典企画の詳細は、「目からウロコの展示会フォロー」をご覧ください。
過去のレポート(定点観測用)
過去のレポートは以下の通りです。定点観測などにお役立てください。
展示会で成果を出すコツを知りたい方へ
このセミナーに参加すると、展示会で成果を出すコツがわかります。

展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照。
展示会をテーマとした書籍を5冊執筆している展示会の専門家。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。

