展示会場の様子がわかる動画です。
会場を歩いてまず感じたこと
幕張メッセの5・6ホールに足を踏み入れた瞬間、その熱量に圧倒されました。
通路は来場者で埋まり、各ブースからは実機のプロペラ音や担当者の熱心な説明の声が聞こえてきます。
今年のテーマは「ドローンによるインフラ革命 〜地域創生と街づくり〜」です。
そのテーマがブースの配置や展示内容に如実に反映されていて、単なる機体の見本市ではなく、社会課題の解決策を提案する場へと進化していることを肌で感じました。
日本のドローン産業が新たな段階に入ったことを、会場全体が物語っていた印象です。
展示会基本情報
開催日時
2026年6月3日(水)〜 6月5日(金) 10:00〜17:00
会場
幕張メッセ 国際展示場 5・6ホール(千葉県千葉市美浜区)
主催者
一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)、株式会社コングレ
後援には内閣府、総務省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、デジタル庁、復興庁、千葉県、千葉市など、主要省庁・自治体が名を連ねています。
公式サイト
来場者層
商談意欲が高く、明確な目的を持って来場するビジネスパーソンが中心です。
経営層や部門管理職など、意思決定権を持つ方が多いのも、この展示会の特徴のひとつです。
2展合計で24,000人の来場を見込んでいます。
主な出展分野
無人航空機(ドローン)本体・部品・ソフトウェア、農業・物流・インフラ点検・測量・警備・撮影など産業応用サービス、eVTOL(電動垂直離着陸機)・空飛ぶクルマ、地域創生・スマートシティ関連、保険・教育・訓練サービスなど多岐にわたります。
展示会の特徴
Japan Droneは2016年の初開催から今年で第11回目を迎えます。
国内で唯一、ドローンに特化した専門展示会として、産業界から長年にわたり高い信頼を得てきた場です。
今回は「第5回次世代エアモビリティEXPO」との同時開催により、ドローンにとどまらず空飛ぶクルマ(eVTOL)までを包括したエアモビリティ全体を見渡せる場となっています。
国際コンファレンスも併催されており、政策動向から技術の最前線まで、幅広い情報を一箇所で得られるのが大きな魅力です。
今回の見どころ
今年のテーマ「ドローンによるインフラ革命」が示すとおり、インフラ点検・防災・地域創生という社会課題への応用に注目が集まっています。
橋梁・トンネル・鉄塔などの点検に活用される産業用ドローンの展示は特に充実しており、現場担当者が熱心にメモを取る姿が印象的でした。
レベル4飛行(有人地帯における目視外飛行)の実証事例を紹介するブースも複数あり、制度と技術の両面で社会実装が加速していることが伝わってきます。
空飛ぶクルマのコーナーでは、実機の展示とともに事業ロードマップが公開されており、都市部の移動変革を見据えた議論が活発に行われていました。
注目ポイント
今回、来場者の足を止めていたブースには共通点がありました。それは「誰に、何を伝えるのか」が明確に設計されていることです。こうした成果の出る展示会営業は、決して偶然ではなく再現可能です。その具体的な考え方と手順は、展示会成功のための全体像で体系的にまとめています。
機体のスペックや映像を並べるだけのブースより、自治体や建設会社との協業事例を具体的に見せるブースのほうが、来場者との対話がずっと深まっていました。
「誰のどんな課題を解決できるのか」をひと言で伝えられるブースは、会場の中で際立って見えます。
会場の様子
平日開催にもかかわらず、会場は終日にわたって活況を呈していました。
僕が特に注目したのは、来場者の「質」の高さです。
名刺交換の後に商談スペースへ移動するシーンが各所で見られ、情報収集だけでなく、具体的な商談を目的として来場している方が多いことが伝わってきます。
海外からの来場者・出展者も目立ち、日本のドローン産業が国際的な注目を集めていることを感じさせました。
会場内には飛行デモスペースも設けられており、実際のフライトを間近で見学できる機会が多くの来場者を引きつけていました。


業界への意味
Japan Droneが毎年規模を拡大しながら続いていることは、日本のドローン産業が着実に成長していることの証です。
2022年に施行されたレベル4飛行解禁以降、法制度の整備と技術開発が連動して進んでいます。
この展示会が産官学の接点として機能していることが、産業全体の底上げに貢献していると感じます。
また、空飛ぶクルマとの同時開催は、地上から空へという輸送パラダイムの転換が、もはや絵空事ではなくなっていることを業界全体に示すメッセージとも受け取れます。
今年の展示会トレンド
今年会場全体を通じて感じたのは、「実証から実装へ」という潮流です。
これまで実証実験の段階にあった技術が、実際のビジネスモデルとして動き始めている事例が目立ちました。
もうひとつの大きなトレンドは「地域との連携」です。
複数の地方自治体がブースを出展し、ドローンを活用した地域課題の解決策を提示していました。人口減少や高齢化が進む地域でのインフラ維持、農業効率化、物流の確保など、ドローンが社会インフラとして機能し始めていることがよくわかる内容でした。
さらに、AIとドローンの統合も今年の大きなテーマのひとつでした。自律飛行・画像解析・異常検知など、AIを組み合わせた高度なシステムが多数展示されており、単体機器からシステムソリューションへの移行が一層加速している印象を受けます。
過去のレポート
過去のJapan Droneに関するレポートもあわせてご覧いただけます。毎年の変化を比較することで、この産業がどのように進化してきたかをより深く理解していただけるかもしれません。
展示会営業の専門家 清永健一のワンポイントアドバイス
Japan Drone 2026の会場を歩いて、あらためて感じたことがあります。
成果を出しているブースは、展示物の豪華さではなく「伝える設計」の明確さが際立っていました。
来場者は限られた時間の中で多くのブースを回ります。その短い接触時間の中で「自分ごと」として受け取ってもらえるかどうかが、その後の商談につながるかどうかを左右します。
ドローン産業は技術の進化が速い分、つい「新しいスペック」を前面に出してしまいがちです。しかし来場者が知りたいのは「自分の課題をこれで解決できるのか」という一点です。
出展を検討されている企業には、ぜひ「誰の、どんな課題を解決するか」をひと言で言えるかどうかを、準備の最初のステップにしてほしいと思います。
そこが明確になれば、ブースデザインもトークスクリプトも、自然と方向性が定まってきます。ドローン産業の次のステージを切り開くのは、技術力だけでなく「伝える力」を持った企業です。
※この記事はAIを活用して作成しました。
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展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照。
展示会をテーマとした著書5冊を含む合計7冊を執筆し、すべてAmazon部門1位を獲得している。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。

