展示会を失敗させないセミナー

化粧品産業技術展(CITE JAPAN)第10回|現地観察レポート

展示会名

化粧品産業技術展(CITE JAPAN)第10回

会場の様子がわかる動画はこちらです。

会場を歩いて感じたこと

2021年5月、3回目の緊急事態宣言の延長期間中という、展示会業界にとって本当に厳しい状況の中、パシフィコ横浜で開催された化粧品産業技術展を訪れました。東京ビッグサイトの使用禁止が解除された初日ということもあり、業界全体が展示会再開に向けて大きな期待を寄せていた時期だったことを覚えています。

会場に足を踏み入れると、予想以上に多くの来場者の姿がありました。緊急事態宣言下という状況を考えれば、これだけの人が集まっているのは、化粧品業界の方々の熱意と、リアルな場での情報交換を求める強いニーズの表れだと感じました。通路を歩く来場者の表情からは、久しぶりの展示会への期待感が伝わってきます。足を止めて真剣に製品を見つめる方、出展者と熱心に会話を交わす方、資料を手に次のブースへと向かう方。会場全体に、前向きなエネルギーが満ちていました。

今回、来場者の足を止めていたブースには共通点がありました。それは「誰に、何を伝えるのか」が明確に設計されていることです。このような取り組みは再現可能です。その具体的な考え方と手順は、展示会成功のための全体像で体系的にまとめています。

ブースを見て回ると、ソニー、パナソニック、シャープといった大企業が出展しており、木工でしっかりとつくり込まれたブースが目立ちます。こうした企業の姿勢は、化粧品産業技術への本気度を示すものであり、業界全体のレベルの高さを物語っています。しっかりと投資してブースを作り込むことで、来場者に対して「私たちは本気でこの市場に取り組んでいます」というメッセージを伝えることができるんですね。

特に印象的だったのは、オンラインソリューションを提案するブースに人が集まっている光景でした。コロナ禍という時代背景の中で、効率的効果的に学べるオンラインの価値が再認識されているのです。これらのブースでは、新たな価値を提供するソリューション商材を扱っているため、来場者との丁寧なコミュニケーションが欠かせません。実際、ブース前でミニセミナーを開催しているところでは、足を止める来場者が明らかに多く、「なんだろう?」という興味から自然と人が集まってくる様子が見られました。

一方で、同じ会場内でも、ブースによって来場者の集まり方に差があることも事実です。素晴らしい技術や製品を持っているのに、なかなか来場者に気づいてもらえていないブースも見受けられました。これは決して製品の質の改善の余地ではありません。展示会という特殊な環境の中で、どうやって来場者の注意を引き、関心を持ってもらうかという「伝え方」の部分なんです。

通路を歩く来場者の動きを観察していると、多くの方が目的を持って会場を回っているのがわかります。事前に出展者リストをチェックして、訪問先を決めている方も多いでしょう。でも同時に、「偶然の出会い」を求めている部分もあるはずです。予定していなかったブースで、思いがけない発見をする。それこそが展示会の醍醐味ですからね。

化粧品原料、容器・包材、香料、製造装置、受託製造など、さまざまな出展者属性が揃っているこの展示会は、まさに化粧品産業のサプライチェーン全体が一堂に会する貴重な機会です。来場者も同様に多様な背景を持っているため、ブース内では専門的な会話が繰り広げられています。「この原料の配合比率は…」「この容器のバリア性能は…」といった、その場にいなければ聞けないような深い議論が、あちこちで生まれているんです。

このような専門性の高い展示会だからこそ、僕は「ブース前でのミニセミナー」が非常に有効だと感じています。新しいソリューションや技術革新を伝えるには、ただブースに製品を並べるだけでは不十分なことが多いんです。5分、10分でも構いません。定期的にブース前で情報を発信することで、通りかかった来場者の足を止め、「もっと詳しく聞きたい」という気持ちを引き出すことができます。

皆さんが持っている技術や製品には、必ず価値があります。その価値を、本当に必要としている人に届けること。それが展示会の本質であり、僕たちが追求すべきゴールです。厳しい状況の中でも開催された化粧品産業技術展で、多くの出展者と来場者が真剣に向き合っている姿を見て、展示会の力を改めて信じることができました。皆さんも、自信を持って、来場者に価値を届けていきましょう。必ず、その想いは伝わりますから。

※この記事はAIを活用して作成しました。

 

ノース棟の様子はこちらをご覧ください。

 

 

開催時期 

2021年5月19日(水)~21日(金)

3回目の緊急事態宣言の延長期間中

会場

パシフィコ横浜

展示会概要

 

化粧品産業において有用かつ最新の素材・技術・サービスに関連する展示と技術発表を通じて、

有意義な情報交換の場を提供し、化粧品産業の発展に寄与していく展示会。

出展者属性

  • 化粧品原料
  •  

  • 容器、包材
  •  

  • 化粧用具
  •  

  • 香料
  •  

  • 製造装置、測定装置
  •  

  • 受託製造
  •  

  • 受託分析・試験
  •  

  • 業界誌紙など

 

来場者属性

  • 化粧品
  • 化粧品原料
  • 容器、包材
  • 化粧用具
  • 香料
  • 製造装置、測定装置
  • 受託製造
  • 受託分析・試験
  • 業界誌紙
  • その他 化粧品業界関係者
  •  

出展者リスト

 

出展者小間割り

 

主催者

 

日本化粧品原料協会連合会

化粧品産業技術展 事務局
(株)JTBコミュニケーションデザイン

Webサイト


https://www.citejapan.info/index.html

会場の様子

 

展示会の専門家 清永の視点

 

東京ビッグサイト使用禁止解除初日としては、きちんと来場者数を確保している印象。

ソニー、パナソニック、シャープなど大企業も多く

木工でつくり込んだブースになっている。

コロナ禍で効率的効果的に学べるオンラインソリューションに

人が集まっている。

新たな価値を提供するソリューション商材なので、

ブース前でミニセミナーを行うことが有効。

 ※ブース前で行うミニセミナーについては、

 「ブース前ミニセミナーの鉄則」をご覧ください。