こんにちは!展示会営業(R)コンサルタントの清永です。
東京ビッグサイトで開催されたアグリビジネス創出フェア2025という展示会を取材したレポートをお伝えします。
展示会場の様子がわかる動画
アグリビジネス創出フェア2025の会場の様子を撮影しています。現場の雰囲気を感じていただけると思います。ぜひご覧ください。
会場を歩いて感じたこと
僕がアグリビジネス創出フェア2025の会場を訪れて感じたのは、日本の農業技術への情熱と可能性でした。東京ビッグサイトの会場には、全国から139もの研究機関が集まり、最新の研究成果を発表していました。20回目という節目を迎えたこの展示会には、本当に多くの来場者が足を運んでいて、通路を歩く人々の表情からは、真剣に情報を探している姿勢が伝わってきました。
会場を歩いていると、コーディネーターの方々が来場者に熱心に説明している光景があちこちで見られました。特にビジネスチャンス発掘ツアーでは、グループでブースを回る来場者たちが、ガイド役のコーディネーターの説明に真剣に耳を傾けていました。「この技術、うちの現場でも使えそうだな」という声や、「実際の導入事例を聞かせてもらえますか」といった具体的な質問が飛び交っていて、会場全体に前向きなエネルギーが満ちていました。
今回の展示会でも、設計の有無で成果に大きな差が出ていると感じました。これは裏を返せば、正しい取り組みをすれば成果につながる可能性が高いということです。展示会営業の全体像については、こちらのガイドで整理しています。
スマート農業やフードテック関連のブースでは、特に多くの人だかりができていました。AIやIoTを活用した最新技術に、農業従事者の方々が興味津々で見入っている姿が印象的でした。展示されているモニターを覗き込みながら、「これなら人手不足の改善の余地も解決できるかもしれない」と話し合う来場者の姿に、日本の農業が抱える伸びしろと、それを解決しようとする前向きな姿勢を感じました。
ただ、会場を見て回りながら、僕はある想いを抱きました。それは、素晴らしい技術や研究成果を持っているのに、その先の一歩がもったいないと感じるブースがいくつもあったことです。ブースのスタッフの方々は本当に一生懸命に説明されていて、来場者も「いいですね」「興味あります」と言いながら名刺交換をしている。でも、その後どうなるんだろう、と思ってしまったんです。
あるブースでは、来場者が「これ、詳しく知りたいんですけど」と言っていました。スタッフの方は「では資料をお渡ししますので、後日ご連絡ください」と答えていました。もちろん悪くはないんです。でも、その来場者の方、会場を出たらたくさんの資料に囲まれて、どれから手をつけていいかわからなくなってしまうかもしれません。せっかく「詳しく知りたい」という前向きな気持ちになっているのに、その熱が冷めてしまう前に次のステップを示せたら、もっと素敵だなと思いました。
別のブースでは、来場者との会話が盛り上がっていました。「この技術、うちの圃場に合うかな」という質問に、スタッフの方が丁寧に答えていました。会話は15分くらい続いたでしょうか。最後は笑顔で名刺交換をして、「ぜひ検討します」と来場者が去っていきました。素晴らしい対応だったと思います。でも、もしここで「では、御社の圃場の状況を無料で診断させていただけませんか。具体的にどう活用できるかご提案します」という提案があったら、どうでしょう。その来場者の方は、おそらく「ぜひお願いします」と言ってくれたんじゃないかと思うんです。
会場全体を見渡すと、ブースによって明らかに温度差がありました。人が途切れないブースもあれば、スタッフの方が手持ち無沙汰に立っているブースもありました。でも、技術の優劣だけで決まっているわけではないんです。人が集まっているブースは、何か「入りやすさ」があったり、「ここで何が得られるか」が明確だったりしました。
皆さん、本当に素晴らしい研究成果や技術を持っているんです。だからこそ、もう一歩踏み込んで、来場者の方に「次はこうしてください」という道筋を示してあげられたら、もっともっと成果が出るはずです。来場者の方も、実は迷っているんです。「この技術、気になるけど、どうやって進めたらいいんだろう」って。そんな時に、「まずは無料診断を受けてみませんか」とか「導入シミュレーションをしてみませんか」という具体的な提案があれば、背中を押してもらえたような気持ちになります。
僕が見た限り、この展示会に来ている方々は、本気で伸びしろ解決を求めています。会場の熱気がそれを物語っていました。だからこそ、出展している皆さんには、その熱意に応える準備をしてほしいんです。製品説明で終わりじゃなくて、「次にこうしましょう」というゴールを決めて、そこに向かって会話を進めていく。それだけで、きっと成果は大きく変わります。
皆さんの技術は素晴らしいです。その素晴らしさを、もっと多くの人に届けるために、ほんの少しの工夫を加えてみませんか。次の一歩を示すこと。それが、来場者にとっても、出展者の皆さんにとっても、最高の結果につながっていくと、僕は信じています。
※この記事はAIを活用して作成しました。
アグリビジネス創出フェア2025の概要
本フェアは、平成16年度(2004年)から継続的に開催しており、今年度で20回目となります。
今年度は、全国の139の研究機関が最新の研究成果を出展するとともに、各分野の有識者による講演や、農林水産、食品分野などのスタートアップの創出に向けたセミナーなど、様々な企画を行います。
昨今、アグリビジネスへの注目度がますます高くなり、日本の技術力に大きな期待が寄せられています。期間中は、豊富な専門知識と経験を持つコーディネーターが会場に常駐し、産学官連携に向けて様々なサポートを行います。
なお、首都圏の個性豊かな中小企業などの優れた製品や技術を一堂に展示する「産業交流展2023」と同時開催となります。
《アグリビジネス創出フェア2025 実施企画》
【基調講演】
11月26日(水曜日) 13時00分~14時00分 メインステージ
講演タイトル:「食と農のスタートアップが地球と子供たちの未来を救う」
講演者 :一般社団法人 AgVenture Lab 理事長 荻野 浩輝
【セミナー】
スマート農業やフードテックの最新研究成果とスタートアップによる新規事業創出を中心に、農業現場における技術の社会実装等のパネルディスカッションやフードロス削減などの課題解決に関するセミナーなどを実施します。
▼基調講演・セミナーに関する最新情報は、以下のURLから御確認ください。
https://agribiz.maff.go.jp/seminar
【マッチングを促進するための取り組み】
●コーディネーターカウンター
豊富な専門知識と経験を持つコーディネーターが会場に常駐し、来場者からの相談を受け付け、産学官連携に向けたサポートを行います。
●ビジネスチャンス発掘ツアー
コーディネーターがガイド役となり、特定のテーマごとに関連した出展ブースを訪問するツアーです。
<11月26日>
11:00~ フードテックの紹介ツアー
スタートアップ企業を中心とした食分野の各種課題を解決するための最新技術の紹介
14:30~ 最新の技術を活用したスマート畜産経営ツアー
AIやIoTを活用した畜産経営に関する研究や技術開発を進展しており最新情報と活用技術の紹介
<11月27日>
11:00~ スマート農業ツアー
みんなで知ろう、みんなで体験しよう。動き出したスマート農業!!
14:00~ 次世代アグリテック探索ツアー
地球や人と調和する農業技術を持つアグリテックスタートアップ
<11月28日>
11:00~ 食品ツアー
食品新素材・新技術の事業化に向けて
14:00~ スタートアップ・スマート農業ツアー
スタートアップが創り出すスマート農業の世界へようこそ!
開催時期
2025年11月26日(水)~28日(木)
会場
東京ビッグサイト
会場小間割り
会場小間割りは以下です。

主催者
主催、後援、協賛は以下の通りです。
主催
一般社団法人日本アミューズメント産業協会(JAIA)
WEBサイト
WEBサイトは以下です。
https://agribiz.maff.go.jp/
会場の様子(写真)
会場を写真撮影しました。現場の様子をご覧ください。

過去のレポート(定点観測用)
過去のレポートは以下の通りです。定点観測などにお役立てください。
展示会の専門家 清永の視点
全国から農業関係者が多数集まるの良質な展示会。
欲を言えば、ブースで製品を訴求するだけで終わっていて、
次の導線につながっていないのが、とてももったいない。
特典企画などを用いて、
行動要請するとさらに成果を出しやすくなると思われる。
ブース対応のゴールを決めた上で出展するだけで、
成果が大きく変わる。
来場者にメリットがある、診断、点検、リサーチなどの特典を用意し、
その特典へのエントリーをブース対応のゴールにすることが重要。
※特典企画の詳細は、「目からウロコの展示会フォロー」をご覧ください。
展示会で成果を出すコツを知りたい方へ
このセミナーに参加すると、展示会で成果を出すコツがわかります。

展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照。
展示会をテーマとした書籍を5冊執筆している展示会の専門家。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。

