展示会場の様子がわかる動画です。
会場を歩いてまず感じたこと
僕は初日に幕張メッセへ足を運びました。この分野の老舗展だけに、会場全体の熱気がすごいです。
サイバー攻撃対策商材を扱うブースが多いからでしょうか、青色のブースが目立ちます。
青は信頼やセキュリティを象徴する色とも言われますが、会場全体がそのトーンで統一されているように感じたのは、出展各社がそのイメージを意識的に発信しているからかもしれません。
ネットワーク・セキュリティという目に見えにくいテーマを扱う業界が、色彩を通じてメッセージを伝えようとしている。その工夫の積み重ねが、会場の独特の雰囲気をつくり出していました。
展示会基本情報
開催日時
2026年6月10日(水)〜12日(金)
展示会・講演は10:00〜18:00(最終日のみ17:00終了)、基調講演は9:30より開始(初日は9:15より)です。
会場
幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)
主催者
NANO OPT Media, Inc.
公式サイト
来場者層
IT・ネットワーク分野の技術者、情報システム担当者、経営層を中心に、学術・メディア関係者も多数訪れます。
具体的な課題を持ってリサーチに来ている来場者が多く、質の高い対話が生まれやすい展示会です。
主な出展分野
ネットワークインフラ、AIインフラ・データセンター、クラウドネイティブ、エンタープライズDX、生成AI・AIOps、セキュリティ、IoT・エッジコンピューティング、5G・6G、GX・SDGs、スペースビジネス&テクノロジー、デジタルメディアなど、幅広いテーマが揃っています。
展示会の特徴
Interopは1994年に日本で初めて開催された、インターネット・ネットワーク分野では国内最古参の展示会です。
単なる製品展示にとどまらず、「ShowNet」と呼ばれる世界最大級の相互接続デモネットワークを会場内に実際に構築するという取り組みが、業界関係者から特に高く評価されています。
ベンダーの垣根を超えて機器をつなぎ、動作を実証してみせるこの試みは、技術者にとって得がたい一次情報の場になっています。
今回の見どころ
今年のメインテーマは「AIとインターネットの次章〜Internet for AI, AI for Internet.〜」です。
AIとネットワークインフラの融合という大きなテーマが掲げられており、生成AIやAIOpsを活用した実装事例のデモ展示が数多く並んでいました。
「Data Center Summit」「Internet × Space Summit」「Network × Media Summit」といった特別企画も開催され、専門性の高い議論が集中していたことも今年の特徴です。
注目ポイント
サイバーセキュリティゾーンの充実ぶりが、今回の展示を通じて特に印象に残りました。
ランサムウェア対策、ゼロトラストアーキテクチャ、AIを活用した脅威検知など、一口にセキュリティといっても多様なアプローチが並んでいます。
特に中堅・中小企業向けのセキュリティパッケージを前面に出した出展企業の増加は、業界全体が「大企業だけの課題ではない」という認識を共有し始めている証拠でしょう。
会場の様子
会場は平日にもかかわらず終日にぎわいを見せていました。ブースをさっと眺めるのではなく、立ち止まってデモを真剣に確認する来場者が多く、情報収集の密度が高い印象です。
展示会の現場に立つと、「頑張っているのに成果が出ない」企業が少なくありません。その原因は、努力不足ではなく「設計」の問題であることがほとんどです。展示会営業は、正しい順番と考え方で取り組めば結果が大きく変わります。その本質については、展示会営業の成功ガイドで詳しく解説しています。
来場者の足を止めていたブースには共通点がありました。デモの見せ方がシンプルで、解決できる課題がひと目でわかる設計になっていたのです。


業界への意味
AIインフラの需要拡大は今、ネットワーク業界を根本から変えつつあります。
データセンターの電力問題、AIモデルの推論スピード、エッジ処理とクラウドの使い分け——こうした課題がリアルに議論される場として、Interopの存在意義はいっそう大きくなっています。
業界の第一線にいるエンジニアや意思決定者が一堂に集まる場で、こうした議論を直接聞けることは、AIには代替できない一次情報の体験です。
今年の展示会トレンド
今年最大のトレンドは「AIとネットワークの統合」と言っていいでしょう。
従来は独立して語られていたAIとネットワークインフラが、今年は明らかに一つのテーマとして語られるようになっていました。
セキュリティの文脈でも、AIによる自動検知・自動対応のデモが複数のブースで見られ、この分野の技術進化の速さを肌で感じます。
また、スペースビジネスとネットワークを組み合わせた特別企画が設けられていたことも印象的でした。衛星通信や宇宙インフラへの関心が、着実に産業界に広がっていることを感じさせる構成です。
過去のレポート
Interop Tokyo の過去の現地観察レポートは、展示会営業コンサルタント 清永健一の公式サイトでご覧いただけます。
展示会営業の専門家 清永健一のワンポイントアドバイス
Interopのような専門性の高い展示会では、来場者の課題意識が非常に明確です。
「セキュリティを強化したい」「AIをネットワークにどう活かせるか知りたい」といった具体的な目的を持った方が多いため、ブース側もそれに応えるメッセージ設計が求められます。
キャッチコピーや展示物が「一般的なソリューション紹介」になっているブースは、こうした来場者の目に留まりにくいのが現実です。
出展される方は、「どんな課題を持った人に来てほしいか」を言葉にすることから始めてみてください。それだけで、ブースへの引き付け方が大きく変わります。
※この記事はAIを活用して作成しました。
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展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照。
展示会をテーマとした書籍を5冊執筆している展示会の専門家。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。

