展示会場の様子がわかる動画です。
会場を歩いてまず感じたこと
パシフィコ横浜の展示ホールに足を踏み入れた瞬間、僕はそのスケールに改めて圧倒されました。
ジャパントラックショー2026は過去最大規模での開催となり、170社598小間という数字がそれを物語っています。展示面積は約25,000㎡に及び、物流業界の熱気が会場全体から伝わってきます。
3日間の会期を通じて約65,000人の来場者が見込まれるこの展示会は、もはや単なるトラックの見本市ではありません。業界全体の未来を語り合う場として、確実に進化を続けています。
展示会基本情報
開催日時
2026年5月14日(木)〜16日(土) 10:00〜18:00(最終日は17:00終了)
会場
パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)
主催者
一般社団法人 国際物流総合研究所
公式サイト
来場者層
物流事業者、トラックオーナー・ドライバー、荷主企業の担当者、架装・部品メーカー関係者など、物流・運輸業界のキーパーソンが多数来場します。
最終日の土曜日は一般のファミリー層も多く訪れ、子どもから業界の専門家まで幅広い層が集う展示会です。
主な出展分野
新型トラック・トレーラー、特装車・作業車、架装製品、部品・用品、整備・アフターサービス、IT・ソフトウェア、物流機器、通信機器など、物流業界を支えるあらゆる分野の企業が集結しています。
展示会の特徴
ジャパントラックショーの最大の特徴は、日本最大級のトラック関連総合展示会としての位置づけにあります。
国内4大トラックメーカーが一堂に会するのはこの展示会だけです。いすゞ自動車・UDトラックスの共同ブース、日野自動車、三菱ふそうトラック・バスが最新モデルを展示し、各社の技術開発の方向性を直接比較できる貴重な機会となっています。
今回は46社が新規出展し、業界全体の盛り上がりがデータとして裏付けられています。国土交通省や全日本トラック協会をはじめ、全47都道府県のトラック協会が後援に名を連ねる点も、この展示会の公共性と信頼性の高さを示しています。入場料が無料であることも、来場者の裾野を広げる大きな要因となっています。
今回の見どころ
今回の展示会で特に注目を集めたのは、電動化・脱炭素化に向けた各社の取り組みです。
日野自動車が展示した「日野プロフィア Z FCV」は、国内初の燃料電池大型トラック量産モデルです。単なるコンセプトモデルではなく、実際に市場に投入される量産車として登場した意義は大きく、会場内でも特に多くの人が足を止めていました。
また、日本トレクスのスワップボデー(冷凍機能付き)や日本フルハーフの次世代冷凍車など、物流現場の課題に直接応える製品も目を引きます。展示会場には約150台もの車両が並び、圧倒的な臨場感を生み出していました。
注目ポイント
展示会を歩いていると、来場者の足を止めているブースには共通した特徴があることに気づきます。
それは「誰に、何を伝えるのか」が明確に設計されているという点です。単に製品を並べるのではなく、課題解決のストーリーとして展示を構成しているブースには、自然と人が集まっていました。こうした成果の出る展示会営業は、決して偶然ではなく再現可能です。その具体的な考え方と手順は、展示会成功のための全体像で体系的にまとめています。
今回の展示会ではIT・ソフトウェア系の出展社も増えており、物流DXへの関心の高まりが出展企業の構成にも反映されていました。
会場の様子
会場内は常に多くの来場者で活況を呈していました。
業界のプロフェッショナルたちが真剣なまなざしで車両を見て回る一方、最終日には子どもたちの笑顔も会場に広がっています。大型トラックの運転席への試乗体験やスタンプラリーは、次世代を担う子どもたちにトラックの仕事への関心を育てる機会にもなっていました。
屋外エリアにはキッチンカーも出店し、崎陽軒の人気シウマイ弁当や展示会限定の炒飯弁当なども販売されるなど、来場者へのもてなしにも力が入っています。展示会全体が、業界と社会をつなぐ場として丁寧に設計されていることが伝わってきます。


業界への意味
物流業界は今、かつてない変革の時期を迎えています。
「2024年問題」への対応、脱炭素化、デジタル化、人材不足——こうした課題が重なり合う中で開催された今回の展示会は、業界が一体となって答えを探す場となっていました。
170社もの企業が集結した事実そのものが、「業界として前進しようとしている」という強いメッセージです。展示会とは、個々の企業の展示の集積ではなく、業界全体の意志の表れでもあります。その熱量を、会場のあちこちで感じることができました。
今年の展示会トレンド
今回のジャパントラックショー2026を通じて見えてきたトレンドは、大きく3つです。
まず「電動化・水素化の加速」です。FCVやEVトラックの展示が増え、各社の脱炭素への取り組みが具体的なかたちで示されていました。
次に「物流DXの浸透」です。IT・ソフトウェア系の出展が充実しており、デジタル技術による物流効率化が業界全体の共通課題として認識されていることが伝わります。
そして「安全・省力化技術の深化」です。運転支援技術や自動化への関心は年々高まっており、ドライバー不足という構造的課題に対するテクノロジーによる解答が、各社のブースに凝縮されていました。
過去のレポート
ジャパントラックショーの過去の開催レポートは、公式サイトでもご確認いただけます。展示会ごとの業界動向の変化を追うことで、物流業界の歩みをより深く理解できます。今回の2026年開催を起点に、今後の変化を追い続けることをお勧めします。
展示会営業の専門家 清永健一のワンポイントアドバイス
展示会場を歩いていると、僕はいつも同じことを思います。
「せっかくここまで準備してきたのに、もったいないな」と感じるブースが、少なからずあります。製品は素晴らしい、スタッフも熱心に動いている——それなのに来場者が素通りしてしまう。
その原因のほとんどは、展示の「設計」にあります。何を伝えたいのか、誰に来てほしいのか、来場者はどういう課題を持っているのかを整理した上でブースを構成するだけで、来場者の反応は大きく変わります。
ジャパントラックショーのような大規模展示会では、来場者の多くが明確な課題を持って会場に訪れています。その来場者に「これは自分ごとだ」と感じてもらえるブース設計こそが、展示会営業の核心です。
展示会は年に一度の大舞台です。その舞台を最大限に活かすために、ぜひ「設計」という視点で自社の出展を見直してみてください。
※この記事はAIを活用して作成しました。
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展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照。
展示会をテーマとした書籍を5冊執筆している展示会の専門家。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。

