展示会を失敗させないセミナー

日本ホビーショー2026(第50回)|現地観察レポート

展示会場の様子がわかる動画です。

会場を歩いてまず感じたこと

すごい熱気。出展者も来場者も楽しそうなのが印象的な良質な展示会です。

東京ビッグサイトの東7ホールに足を踏み入れた瞬間、そう感じました。

ホビーやハンドメイドの世界は、来場者が「好き」という強い動機を持って集まる場です。そのエネルギーが会場全体に漂っていて、展示会の空気そのものが活き活きとしていました。

僕は展示会を専門的に観察する仕事をしていますが、これほどポジティブな熱量を感じる展示会はそう多くありません。出展者の顔も明るく、来場者との会話が弾んでいる光景があちこちで見られました。

展示会基本情報

開催日時

2026年5月8日(金)〜5月10日(日)

会場

東京国際展示場(東京ビッグサイト)東7ホール

主催者

一般社団法人 日本ホビー協会(企画・運営協力:株式会社朝日新聞社)

公式サイト

公式サイトはこちら

来場者層

手芸・ハンドメイド・クラフト愛好家を中心に、手作りに関心を持つ一般消費者が多く訪れます。

女性を中心とした幅広い年代層が来場しており、ファミリー連れの姿も目立ちます。KIDSワークショップが設けられていることからも、子どもを巻き込んだ「ものづくり体験」を求める来場者が増えている印象です。

主な出展分野

手芸・ソーイング・ニット・刺繍・パッチワーク・クレイクラフト・レジンクラフト・レザークラフト・フラワーアレンジメントなど、ハンドメイド全般にわたる幅広い分野の製品・素材・道具が一堂に揃います。

ホビークッキングフェアとの同時開催により、食に関するクラフトジャンルも加わっており、例年以上に多彩な顔ぶれとなっています。

展示会の特徴

今回の日本ホビーショーは、第50回という節目の開催です。

テーマは「つくる、つづく、つながる」。半世紀にわたって積み重ねてきたホビーと手作り文化への敬意が、このテーマに凝縮されています。

50年という時間を超えて続いてきた展示会には、それだけ深い根拠があります。ハンドメイドや趣味の世界は景気に左右されにくく、人々の生活に密着したニーズを持っています。そのことが、この展示会の長い歴史を支えてきた力でもあると感じます。

「FIELD STYLE TOKYO 2026」との同時開催・相互入場可能という試みも、今回の大きな特徴です。屋外・アウトドア系のクラフト文化とホビーの世界が交差することで、新しい来場者層との接点が生まれています。

今回の見どころ

最大の見どころは、ワークショップの充実度です。

ブース内ワークショップ・総合ワークショップ・KIDSワークショップと3つのカテゴリーが設けられており、来場者が「見るだけ」でなく「体験する」ことに重点が置かれた設計になっています。

ステージイベントも充実しており、専門家によるデモンストレーションや作品発表が会場全体の演出として機能していました。こうした「体験の多層化」が、来場者の滞在時間と満足度を高める鍵になっています。

50周年記念という特別感が、例年来場している方にも「今年こそ行かなければ」という動機を生んでいる点も、集客力として見逃せないところです。

注目ポイント

展示会営業の観点で注目したいのは、「体験型コンテンツ」の設計です。

ホビー・ハンドメイド系の展示会では、「実際に触れる・作る」という体験が来場者の購買意欲と直結します。説明を聞くより、手を動かすことで製品への愛着が生まれます。

今回、来場者の足を止めていたブースには共通点がありました。それは「誰に、何を伝えるのか」が明確に設計されていることです。こうした成果の出る展示会営業は、決して偶然ではなく再現可能です。その具体的な考え方と手順は、展示会成功のための全体像で体系的にまとめています。

会場の様子

会場に入ると、まず色彩の豊かさに目を奪われます。

布・糸・ビーズ・レジン素材・フラワーなど、色とりどりの素材が並んでいて、視覚的な楽しさが抜群です。展示会として「映える」空間が自然に生まれていました。

各ブースでは出展者が積極的に声をかけており、来場者との距離が近いのが印象的でした。大型展示会にありがちな「見せるだけ」の展示ではなく、「一緒に楽しむ」という雰囲気が漂っています。

KIDSワークショップのエリアでは、子どもたちが集中して作業に取り組む姿が見られ、保護者も隣で笑顔を見せていました。世代を超えてものづくりが伝わっていく瞬間に、この展示会の本質を感じます。

ホビーショー2026の会場の様子_展示会営業術 (2) ホビーショー2026の会場の様子_展示会営業術 ホビーショー2026の会場の様子_展示会営業術 (4) ホビーショー2026の会場の様子_展示会営業術 (3)   

ホビーショー2026の会場小間割り_展示会営業術

業界への意味

日本ホビーショーが第50回を迎えたことは、ハンドメイド・ホビー業界全体の底力を示しています。

コロナ禍以降、手芸やDIYへの関心が高まり、ハンドメイド市場は大きく成長しました。オンライン販売やSNSの普及により、趣味が収益につながる時代にもなっています。この展示会は、そうした時代の変化を映す鏡でもあります。

出展企業にとっては、商品を売るだけでなく、ユーザーのリアルな声を直接聞ける貴重な場です。展示会は一次情報の宝庫であり、オンライン上では決して得られない生きた情報が集まります。

業界関係者はもちろん、これからハンドメイドビジネスに参入しようとしている方にとっても、市場の今を知る絶好の機会といえるでしょう。

今年の展示会トレンド

今年の日本ホビーショーで感じた大きなトレンドは、「体験の多層化」です。

製品を展示するだけでなく、ワークショップ・ステージ・同時開催イベントと、複数の体験軸を組み合わせることで来場者の満足度を高める設計になっています。「展示会は見るもの」という概念が、「展示会は体験するもの」へと変わりつつある流れを、今回の会場でも強く感じました。

また、KIDSワークショップの充実が示すように、「次世代への継承」を意識した動きも目立ちます。ハンドメイド文化を子どもたちへ伝えていくことが、業界の長期的な発展につながるという意識が、しっかりと組み込まれていました。

さらに、アウトドア系イベントとの同時開催は、ホビーの定義を広げる試みです。室内の手芸だけでなく、屋外でのクラフトやDIYと連携することで、新しい来場者層を呼び込もうとする主催者の意図が伝わってきます。

過去のレポート

日本ホビーショーの過去の開催についても、現地観察レポートを掲載しています。展示会ごとのトレンドの変化や業界動向については、バックナンバーをぜひご覧ください。

日本ホビーショー2025|現地観察レポート

日本ホビーショー2024

日本ホビーショー2023

日本ホビーショー2022

 

展示会営業の専門家 清永健一のワンポイントアドバイス

日本ホビーショーで印象的だったのは、来場者の「目的意識の高さ」でした。

ホビー・ハンドメイド系の展示会では、来場者がすでに明確な動機を持って会場に入ります。「あの素材を試したい」「あのブランドの新作を見たい」という具体的な目的があります。こうした来場者に対して効果的なのは、「押し売り」ではなく「体験の提供」です。

触れて、作って、感じてもらうことで、説明よりも深い納得が生まれます。出展される企業へのアドバイスとしては、ブースで「何ができるか」を前面に出すことをおすすめします。製品スペックではなく、「あなたはここで何を体験できますか」というメッセージが、来場者の心を動かすのです。

50回という歴史を刻んだこの展示会。これからも多くの出展者と来場者が集い、ものづくりの喜びを分かち合う場として続いていくことを、心から応援しています。

※この記事はAIを活用して作成しました。

展示会で成果を出すコツを知りたい方へ

このセミナーに参加すると、
成果を出すノウハウを習得できます。

 

オンライン展示会営業®セミナーの詳細はこちらをクリック

展示会営業セミナー