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NEXTECH WEEK 2026【春】AI・人工知能、ヒューマノイドロボット、ブロックチェーン、量子コンピューティング|現地観察レポート

展示会場の様子がわかる動画です。

会場を歩いてまず感じたこと

東京ビッグサイトに足を踏み入れた瞬間、今年の雰囲気が例年とは少し違うと感じました。

空気の密度が違うのです。

いつもなら来場者の流れはある程度均一に広がるものですが、今回は明らかに人の流れに「偏り」がありました。その偏りをたどっていくと、ある一角に大きな人だかりができていました。

それが今回新設された「ヒューマノイドロボット EXPO」のエリアです。

展示会の現場には、数字やレポートでは掴みきれない「空気感」というものがあります。その空気が何を語っているのか——僕がこの会場で読み取ったことを、展示会営業の視点からお伝えします。

展示会基本情報

開催日時

2026年4月(春季開催)

会場

東京ビッグサイト(東展示棟)

主催者

RX Japan株式会社

公式サイト

公式サイトはこちら

来場者層

来場者層は非常に幅広く、製造業・IT・商社・スタートアップなど多業種にわたっていました。

特に今回はヒューマノイドロボットEXPOの新設効果もあって、普段の回より明らかに若い来場者が増えていました。エンジニアと思われる層、投資家や事業開発担当らしき層、そして純粋に興味本位で来たと思われる一般的なビジネスパーソンまで、幅広い顔ぶれが印象的でした。

主な出展分野

NEXTECH WEEKは複数の専門展で構成される複合イベントです。今回の主な出展分野は以下のとおりです。

AI・人工知能 EXPO、IoT/M2M EXPO、量子コンピューティング EXPO、サイバーセキュリティ EXPO、ブロックチェーン EXPO、そして今回新設のヒューマノイドロボット EXPO。

テクノロジーの最前線を網羅する構成となっており、一度の来場で多様な最先端技術に触れることができるのがこの展示会の大きな特徴です。

展示会の特徴

NEXTECH WEEKは、IT・デジタル・製造テクノロジー分野における日本最大級の複合専門展です。

複数のテーマ別専門展が同一会場・同一会期で開催されるため、来場者は自分の関心分野を軸にしながら、隣接する技術領域にも自然と触れることができます。このクロスオーバーな設計が、異業種間の新しい出会いを生みやすい環境をつくっています。

出展者にとっても、単一業界の展示会と比べて来場者の多様性が高く、思わぬ商談のきっかけが生まれやすいのが特長です。主催のRX Japan株式会社がこれだけの規模感を継続的に運営されていることには、改めて敬意を感じます。

今回の見どころ

今回最大の見どころは、やはりヒューマノイドロボット EXPOの新設でした。

これまでロボットといえば「産業用ロボット」の文脈が中心でしたが、ヒューマノイド——つまり人型ロボットという括りで展示会として独立させるのは、業界全体がこのテーマを「次のステージ」と位置づけたことの表れです。

その判断は正しかったと思います。実際、このエリアが今回の会場でもっとも人を集めていました。来場者が足を止め、スマートフォンで動画を撮り、隣の人と話し合う——そんな光景がそこかしこに広がっていました。

注目ポイント

ヒューマノイドロボットのエリアで強く印象に残ったのは、完成品を展示している企業の顔ぶれでした。

滑らかな動きを披露する二足歩行ロボット、自律的にタスクをこなすデモを行うロボット——そうした完成品としての「存在感」を放っていたのは、中国をはじめとした海外企業が多数を占めていました。

日本企業の姿を探すと、部品・素材・センサー・アクチュエーターといった要素技術での出展が目立ちます。その技術水準の高さは確かなもので、海外完成品メーカーも日本の部品を採用しているケースが多いと聞きます。しかしながら、完成品としての存在感という点では、正直やや影が薄く感じました。

鉄腕アトム、ドラえもん、ガンダム——日本はロボットへの夢を世界に先駆けて描いてきた国です。その想像力を育ててきた国だからこそ、完成品の世界でも改めて存在感を発揮してほしいと、僕は強く思います。部品・素材で世界を支える力があるのなら、完成品という舞台でもその底力を見せてくれるはずです。

会場の様子

開場直後から来場者の流れは絶えることなく続いていました。

今回、来場者の足を止めていたブースには共通点がありました。それは「誰に、何を伝えるのか」が明確に設計されていることです。こうした成果の出る展示会営業は、決して偶然ではなく再現可能です。その具体的な考え方と手順は、展示会成功のための全体像で体系的にまとめています。

一方で、立派なブース装飾をしながらも来場者の足が止まっていないブースも見受けられました。力を入れているのに届いていない——そのギャップは、準備の段階で解決できるものです。

ヒューマノイドロボットEXPOのエリアは特に熱気があり、デモ展示の前には常に人だかりができている状態でした。動くものには人が集まる——この原理は展示会においても変わりません。

NextechWeek春2026の会場の様子_展示会営業術 NextechWeek春2026の会場の様子_展示会営業術 (4) NextechWeek春2026の会場の様子_展示会営業術 (3) NextechWeek春2026の会場の様子_展示会営業術 (2)

Nextech Week春2026の会場小間割り_展示会営業術

業界への意味

ヒューマノイドロボットが展示会として独立した専門展になったことは、単なるトレンドの反映ではないと思います。

これは産業構造の転換点を示すサインです。

これまでロボットは「特定の工程を自動化するもの」でした。しかしヒューマノイドが普及すれば、「人が行うあらゆる作業を代替できる可能性」が生まれます。製造・物流・介護・建設——あらゆる労働集約型の現場に影響が出うる話です。

日本が誇る部品・素材・精密加工の技術は、こうした完成品の品質を左右する根幹です。サプライチェーンの上流にいる日本企業にとって、この市場の拡大は大きなビジネスチャンスでもあります。来場者の目がその完成品に集まっているとき、実はその中に日本の技術が息づいていることを、僕たちは誇りを持って伝えていく必要があると感じました。

今年の展示会トレンド

今年のNEXTECH WEEKから読み取れる展示会トレンドをいくつか整理します。

まず「体験型デモ」の重要性がさらに高まっています。来場者はもはや「説明を聞く」だけでは満足しません。実際に動いているものを見て、触れて、感じることを求めています。デモ展示に力を入れているブースは、それが一目でわかる人の集まり方をしていました。

次に「テーマの細分化・専門化」の流れがあります。今回のヒューマノイドロボットEXPOの新設はその典型です。AI・IoTのような広い括りから、より具体的な技術テーマへと展示会の切り口が進化しています。これは来場者のニーズが高度化・専門化していることの表れでもあります。

そして「海外企業の存在感の増大」も今年の特徴として挙げられます。特にヒューマノイドロボット分野では、アジアを中心とした海外企業が完成品で積極的に市場に打って出ていました。この潮流は今後さらに加速するでしょう。

過去のレポート

過去のNEXTECH WEEKや関連展示会の観察レポートはこちらからご覧いただけます。展示会ごとの変化や業界トレンドの流れを時系列で確認したい方にもお役立ていただけます。

NexTech Week2025【春】(AI・人工知能EXPO、ブロックチェーンEXPO、量子コンピューティング EXPO、デジタル人材育成支援 EXPO)|現地観察レポート

NexTech Week2024【春】(AI・人工知能EXPO、ブロックチェーンEXPO、量子コンピューティング EXPO、デジタル人材育成支援 EXPO)

NexTech Week2023【春】(AI・人工知能EXPO、ブロックチェーンEXPO、量子コンピューティング EXPO、デジタル人材育成支援 EXPO)

NexTech Week 2022春

展示会営業の専門家 清永健一のワンポイントアドバイス

今回の会場を歩いて改めて感じたのは、「展示会は一次情報の宝庫だ」ということです。

ヒューマノイドロボットの前に集まった来場者の顔を見てください。彼らの反応、彼らの質問、彼らが足を止めた瞬間——これはどんなマーケットレポートにも載っていない生きた情報です。

AI時代においても、この一次情報の価値は落ちるどころか高まっています。AIが処理できるのは既存のデータです。しかし展示会の現場にあるのは、まだデータになっていないリアルな市場の反応です。

出展企業の皆さんに伝えたいのは一つです。展示会に出て「売ろう」とするのをいったんやめてください。会場の来場者が何に反応しているか、何を課題と感じているか——その観察こそが、次のビジネスの種になります。

ヒューマノイドロボットに集まった人たちの期待と不安を、あなたのビジネスにどう活かすか。それを考え、設計し、次の展示会につなげていく——それが展示会営業の本質です。

※この記事はAIを活用して作成しました。

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