こんにちは!展示会営業(R)コンサルタントの清永です。
東京ビッグサイトで開催された食品開発展2025という展示会を取材したレポートをお伝えします。
展示会場の様子がわかる動画
食品開発展2025の会場の様子を撮影しています。現場の雰囲気を感じていただけると思います。ぜひご覧ください。
会場を歩いて感じたこと
東京ビッグサイトの会場に足を踏み入れると、そこには熱気と期待感が満ちていました。食品開発展2025、この展示会は第36回を迎える歴史ある専門展で、食品業界の研究開発や品質保証に携わる方々が全国から集まってきています。会場を歩いていると、来場者の皆さんの真剣な眼差しと、新しい素材や技術との出会いを求める姿勢がひしひしと伝わってきます。
会場内を歩いていると、ブースごとに明確な違いが見えてきます。あるブースでは担当者の方が来場者と活発に会話を交わしていて、サンプルを手に取りながら「この素材の機能性データはこちらになります」「御社の製品にはこういった応用が可能です」と具体的な提案をしている様子が印象的でした。来場者の方も熱心にメモを取りながら、時には笑顔で頷き、時には真剣な表情で質問を重ねています。こうしたブースの周りには自然と人だかりができていて、通路を行き交う来場者の足も思わず止まるんですね。
もし今回の内容に「自社も同じ状況かもしれない」と感じた場合は、改善のチャンスです。成果が出る企業には共通した設計があります。そのチェックポイントと具体的な進め方は、展示会営業の成功ガイドで確認できます。
一方で、少し寂しそうなブースもありました。担当者の方は一生懸命に準備されているのが伝わってくるのですが、来場者との接点がなかなか生まれていない様子です。展示物は美しく並べられているのですが、通路を歩く来場者の視線はそのまま素通りしてしまう。きっと素晴らしい技術や製品をお持ちなのでしょうけれど、それが来場者に届いていないのがもどかしく感じられました。でも大丈夫です。こういった状況は決して珍しいことではありませんし、ちょっとした工夫で必ず変えていけるものなんです。
特に印象的だったのは、ヘルスイングリディエンツジャパンのエリアです。機能性素材を扱うブースが集まっていて、乳酸菌や植物抽出物、ペプチドといった素材の展示が並んでいます。ここでは来場者が「この素材のエビデンスはどの程度蓄積されていますか」「消費者への訴求ポイントはどこになりますか」といった具体的な質問を投げかけていました。研究開発担当者同士の専門的な会話が飛び交い、名刺交換の後も立ち話が続く。こうした光景は、展示会ならではの価値が生まれている瞬間だと感じます。
フードテイストジャパンのエリアでは、また違った空気感がありました。ここでは試食や香りのサンプルを提供しているブースが多く、来場者の表情も和やかです。「これ、面白い食感ですね」「この香りは新しいですね」といった感想が自然と口から出て、そこから技術的な話へと発展していく。味覚や嗅覚といった感覚を通じたコミュニケーションは、データだけでは伝わらない価値を共有できる素晴らしい手法です。
セーフティ&テクノロジージャパンのエリアでは、分析機器や衛生管理システムを扱うブースが並んでいました。ここでは来場者がより真剣な表情で、デモンストレーションを見つめています。食品の安全性は企業の存続に関わる重要なテーマですから、皆さんの眼差しも必然的に真剣になります。「この検査キットの精度は」「導入コストと運用コストは」といった実務的な質問が次々と飛び出していました。
通路を歩く来場者の動きを観察していると、興味深いパターンが見えてきます。目的を持って特定のブースを目指す方、資料バッグを片手に効率的に情報収集する方、じっくりと一つひとつのブースを見て回る方。それぞれのスタイルがあって、それぞれに合ったアプローチが必要なんだと改めて実感します。
ブースの装飾や展示方法にも、各社の個性が表れていました。大型のパネルで技術を分かりやすく説明しているブース、シンプルながらも洗練されたデザインで製品を際立たせているブース、体験型のデモンストレーションで来場者を惹きつけているブース。どれも間違いではなく、大切なのは自社の強みと来場者のニーズをどう結びつけるかということなんです。
もしかすると、今回の出展で思うような成果が得られなかったと感じている方もいらっしゃるかもしれません。でも、それは決して失敗ではありません。展示会は学びの場でもあるんです。どんなアプローチが来場者の心に響くのか、どんな見せ方が効果的なのか、それを知ることができただけでも大きな一歩です。次回はきっと、もっと素晴らしい成果を生み出せるはずです。
この食品開発展という場所には、新しい技術との出会い、新しいパートナーとの出会い、そして新しいビジネスチャンスとの出会いが溢れています。皆さんの持っている素晴らしい技術や製品を、必要としている誰かが必ずいます。その出会いを生み出すのが展示会の醍醐味です。一緒に、もっと素晴らしい展示会を作っていきましょう。僕は皆さんの挑戦を心から応援しています。
※この記事はAIを活用して作成しました。
食品開発展2025の概要
食品の4大テーマである健康、美味しさ、安全・品質、フードロングライフに関わる専門展示会。
食品開発展は、食品分野の研究・開発、品質保証、製造技術者向けの専門展示会として1990年にスタートし、2025年で第36回を迎えます。
以下の4展で構成されます。
- ヘルスイングリディエンツジャパン
食品、飲料、菓子サプリメントなどに利用される新素材、注目素材が国内外から集まり、食品素材、受託製造企業の効率のよいマーケティング、ビジネスチャンス拡大の場としてご利用いただいています。 - フードテイストジャパン
消費者の健康志向も満たしつつ、新しい味、香り、テクスチャー、色など美味しさのための技術を提案する未来志向の展示会です。 - セーフティ &テクノロジージャパン
近年高まる食品の安全と高品質を確保するための分析・計測、安全・衛生、粉体・液体食品の製造技術、環境対策、包装技術が集まり、食品企業の抱える技術課題に応えます。 - フードロングライフジャパン
食品廃棄を減らすための対策として、味や品質を損なわず賞味期限を延長するロングライフ化技術が集結し、食品の製販に向け提案を行っていきます。
開催時期
2025年10月15日(水)~17日(金)
会場
東京ビッグサイト
出展対象
機能性素材
- ビタミン・ミネラル
- オリゴ糖・食物繊維
- 脂肪酸
- 乳酸菌・酵母
- たん白・ぺプチド・アミノ酸
- 植物抽出物
- 藻菌類 … 等
天然原材料
- 果実・野菜素材
- 穀類・豆類素材
- ハーブ・スパイス類
- 油脂
- 種実類
- 茶原料
- 天然塩
- 乳製品
- 海藻 … 等
受託製造・OEM・試験
- 顆粒・打錠・カプセル食品製造受託
- 微粉砕・刻み・殺菌受託
- 液体充填・ドリンク製造受託
- 機能性菓子製造受託 … 等
リサーチ&コンサルティング
- 市場調査
- マーケットコンサルティング
- SRサービス
- 特許事務所
- 法律事務所
- 販促サービス … 等
機能性評価・試験
- 食品 CRO
- 前臨床・臨床受託
- SR受託
- 機能性評価試薬・キット・装置 … 等
高機能食品プロジェクト
- 食品産業クラスター
- 地域資源高度活用 プロジェクトから生まれた新素材・新食品 … 等
食品添加物
- 調味料
- 甘味料
- 酸味料
- ゲル化剤
- 天然色素
- フレーバー … 等
天然原材料
- 野菜・果実
- 穀類
- 豆類
- 種実類
- ハーブ・スパイス類
- 香味油
- 油脂
- 醸造品
- 乳 … 等
評価
- 味センサ・臭いセンサ
- 香り分析装置
- テクスチャー測定装置
- 色彩計
- 美味しさ評価ソフト
- 評価受託 … 等
製造
- 減圧蒸留
- 凍結濃縮
- 凍結乾燥
- UHT
- 高圧処理
- 凍結含浸 … 等
セーフティ・ハイジーン
- 微生物・アレルゲン・検査キット
- 清浄度検査キット
- 安全性受託分析
- サニタイザー
- 異物対策・防虫資材
- 異物検査装置
- 衛生衣料・清掃資材・洗浄機材
- HACCP支援ソフト … 等
パウダー・リキッド
- 混合・撹拌・乳化機
- 粉砕・造粒機
- 乾燥装置
- 加熱&非加熱殺菌機
- 分離・精製・抽出・濃縮装置
- 打錠機・カプセル製造装置 … 等
フードアナリシス
- 栄養成分分析装置
- 近赤外分光分析装置
- クロマト・質量分析計
- 抗酸化能測定
- 糖度・塩分濃度計
- 水分・水分活性・pH計
- 味・色・匂い識別装置 … 他
フードエコ
- 排水処理装置・資材
- 脱臭・消臭機器システム
- 未利用資源有効活用システム
- 脱炭素・省エネソリューション … 他
パッケージ・ラベル
- フィルム、軟包材、容器、ラベル
- 三方シール・四方シール包装機
- 真空ガス置換包装機
- 製袋、容器成形充填機 … 他
食品添加物
- 日持向上剤・保存料
- 酸化防止剤
- pH調整剤
- 酵素
- 品質保持剤 … 等
製造・設備
- 乾燥装置
- 殺菌装置
- クリーン化資材
- 冷凍・冷蔵・解凍
- 生産管理・在庫管理IT … 等
包装・容器
- 真空包装
- ガス置換包装
- バリア容器
- レトルト包装
- バリアフィルム
- 脱酸素剤 … 等
分析・計測
- 溶存酸素計
- 酸素透過率計
- サニタイザー
- 水分活性計
- pH計 … 等
来場者属性
- 食品・飲料メーカーの研究・開発・企画開発担当者
- サプリメント・製薬・化粧品メーカーの研究・開発・企画開発担当者
- 商社・卸
- 試験・研究機関
- 通信販売 など
- 食品・健康食品メーカーの研究開発部・品質保証部・生産管理部・技術部・製造部
- 製薬・化粧品・添加物メーカーの研究開発部・品質保証部・生産管理部・技術部・製造部
- 試験・研究機関
- フードサービス・流通・商社の品質管理部・生産管理部・購買
- 食品・飲料メーカーの研究・開発・企画開発担当者
- サプリメント・製薬・化粧品メーカーの研究・開発・企画開発担当者
- 商社・卸
- 試験・研究機関
- 通信販売 など
小間割り
小間割り図面は以下の通りです。

主催者
主催、後援、協賛は以下の通りです。
主催
- インフォーマ マーケッツ ジャパン株式会社
後援
- 農林水産省
- 厚生労働省
- 東京都
- 日本貿易振興機構(ジェトロ)
- 農業・食品産業技術総合研究機構食品研究部門
協賛
- (一財)食品産業センター
- (公財)日本健康・栄養食品協会
- (一財)日本食品分析センター
- (一社)全国清涼飲料連合会
- (一社)日本植物油協会
- 全日本スパイス協会
- 日本香料工業会
- (一財)東京顕微鏡院
- フード・フォラム・つくば
- (一財)食品分析開発センターSUNATEC
- (一社)日本農林規格協会
- (公社)日本包装技術協会
- (一社)日本分析機器工業会
- (特非)国際生命科学研究機構(ILSI JAPAN)
- 食品膜・分離技術研究会
- 精糖工業会
- 全国製麺協同組合連合会
- (公社) 日本技術士会
- (公財)日本適合性認定協会
- (一社)ハラル・ジャパン協会
- (一社)日本包装機械工業会
- (一社)甘味食品試験センター
WEBサイト
WEBサイトは以下です。
https://www.hijapan.info/
会場の様子(写真)
会場を写真撮影しました。現場の様子をご覧ください。

展示会の専門家 清永の視点
全国から開発者やディーラーが多数集まる良質な展示会。
欲を言えば、ブースで製品を訴求するだけで終わっていて、
次の導線につながっていないのが、もったいない。
特典企画などを用いて、
行動要請するとさらに成果を出しやすくなると思われる。
ブース対応のゴールを決めた上で出展するだけで、
成果が大きく変わる。
来場者にメリットがある、診断、点検、リサーチなどの特典を用意し、
その特典へのエントリーをブース対応のゴールにすることが重要。
※特典企画の詳細は、「目からウロコの展示会フォロー」をご覧ください。
過去のレポート(定点観測用)
過去のレポートは以下の通りです。定点観測などにお役立てください。
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展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照。
展示会をテーマとした書籍を5冊執筆している展示会の専門家。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。

