展示会を失敗させないセミナー

測定計測展_総合試験機器展、自動認識総合展、フルードパワー国際見本市2021(4展合同)|現地観察レポート

展示会名

測定計測展_総合試験機器展、自動認識総合展、フルードパワー国際見本市2021(4展合同開催)

 

会場の様子がわかる動画はこちらです。

会場を歩いて感じたこと

僕が会場を歩いて最初に感じたのは、この展示会に出展されている企業の皆さんの「本気度」でした。測定計測展、総合試験機器展、自動認識総合展、フルードパワー国際見本市という4つの専門展が一堂に会した東京ビッグサイト南館は、まさに技術の最前線を感じさせる熱気に包まれていました。

会場を歩いていると、来場者の方々が真剣な表情で各ブースを回っている姿が目に入ります。カタログを手に、出展者と専門的な会話を交わしている様子からは、「本当に必要な技術を探している」という切実なニーズが伝わってきました。特に非接触や無人化といったテーマは、今の時代を反映していて、そうしたソリューションを展示しているブースには、自然と人だかりができていましたね。

多くのブースで見られたのは、「頑張りが逆効果になってしまっている」状態でした。しかしこれは裏を返せば、改善の余地が大きく残されているということでもあります。具体的な改善ポイントは、展示会営業で成果を出すための全体設計で詳しく解説しています。

僕が特に嬉しく感じたのは、多くの出展者が木工でしっかりとしたブースを作られていたことです。基礎小間のシステムブースではなく、自社の技術力や企業姿勢を反映した造作ブースに投資されている。これは素晴らしいことです。皆さんの「この展示会で成果を出したい」という強い意志が、ブースの作り込みから伝わってきました。会場全体の雰囲気も、安っぽさのない、プロフェッショナルな空気感に満ちていました。

ブースごとの差も明確に見えました。来場者が足を止めて話を聞いているブースと、素通りされてしまうブースでは、明らかに何かが違っていました。技術力がある企業、製品が優れている企業であることは間違いないのに、少し距離をおいて眺めていると、その違いがはっきりと分かるんです。

実は、僕が会場を歩きながら「ああ、もう一歩なんだけどな」と感じたことがあります。それは、せっかく立派なブースを作られているのに、パラペット、つまりブースの上段部分に社名だけを大きく掲げている出展者が、全体の8割にも達していたことです。これは決して批判ではありません。むしろ、「あと一歩で、もっと多くの来場者に振り向いてもらえるのに」という、皆さんへの応援の気持ちなんです。

会場を歩く来場者の動きを観察していると分かるのですが、皆さん本当に忙しそうなんです。限られた時間の中で、自分の伸びしろを解決してくれる出展者を必死に探している。そんな来場者が通路を歩きながらブースを見る時、最初に目に入るのがパラペット部分なんですね。

社名だけが書かれていると、来場者は「ああ、○○社さんね」とは思うかもしれません。でも、「自分の悩みを解決してくれそうかどうか」は判断できないんです。その結果、素通りしてしまう。一方で、「だれのどんな悩みを解決するブースなのか」が一目で分かるキャッチコピーを掲げているブースには、来場者が自然と引き寄せられていく様子が見えました。

僕が会場で目撃した印象的なシーンがあります。あるブースの前で、来場者が「あ、これうちの伸びしろに関係ありそうだ」とつぶやきながら、足を止めたんです。そのブースは、パラペットに具体的な伸びしろ解決を示すメッセージを掲げていました。出展者の方は、その来場者と熱心に会話を始め、デモンストレーションへと案内していきました。この一連の流れが、まさに理想的な展示会営業の形だと思いました。

皆さんが投資された立派なブースも、来場者に「自分ごと」として認識してもらえなければ、その価値を十分に発揮できません。でも逆に言えば、パラペットのメッセージを変えるだけで、皆さんのブースの成果は大きく変わる可能性があるということなんです。これは本当にもったいないし、同時に、すぐに改善できるチャンスでもあります。

会場の空気感として感じたのは、出展者の皆さんも来場者の皆さんも、コロナ禍を経て、リアルな展示会の価値を再認識されているということでした。オンラインでは得られない、face to faceのコミュニケーション、実機を見て触れる体験、その場での深い技術的な会話。そうした展示会ならではの価値を、皆さんが求めているのを肌で感じました。

だからこそ、僕は皆さんに伝えたいんです。せっかくこれだけの投資をして、これだけの準備をして展示会に臨まれているのですから、あと一歩、来場者目線でのメッセージを加えてみませんか。皆さんの技術は素晴らしい。製品も優れている。それを必要としている来場者は必ず会場にいます。その出会いを確実にするために、「私たちはあなたのこんな悩みを解決できます」というメッセージを、もっと分かりやすく伝えていきましょう。

次回の展示会では、きっともっと多くのブースで、来場者と出展者の活発な会話が生まれることを、僕は心から応援しています。皆さんなら必ずできます。

※この記事はAIを活用して作成しました。

 

 

開催時期 

2021年10月6日(水)~10月8日(金)

会場

東京ビッグサイト南館

展示会概要

 

  • 測定計測展
    自動車、ロボット、航空機関連などに用いられる光学・精密測定など幅広い計測業界の最新製品・技術・情報が一堂に集まる。
  • 総合試験機器展
    材料試験、環境試験と計測、評価に関する国内唯一の総合展として、2年に1度開催される。
  • 自動認識総合展
    非接触、無人化、新たな生活様式への取り組みが一層求められるなか、最新の自動認識技術を駆使した多くのソリューションや製品を集結させている。
  • フルードパワー国際見本市
    省エネ・省資源等環境対策、自動化や、ロボットの分野において注目されるフルードパワー技術の日本で唯一の専門見本市。
  •  

出展者小間割り・出展者リスト

主催者

 

  • 測定計測展
    一般社団法人日本光学測定器工業会
  • 総合試験機器展
    一般社団法人日本試験機工業会
  • 自動認識総合展
    一般社団法人日本自動認識システム協会
  • フルードパワー国際見本市
    一般社団法人日本フルードパワー工業会

 

Webサイト

会場の様子

展示会の専門家 清永の視点

 

基礎小間のシステムブースではなく、

木工のしっかりしたブースをつくっている出展者が多い印象。

ただ、もっとも目立つブースパラペット(ブースの上段部分)に

社名のみを表示しているブースが全体の8割に達し、

非常にもったいない。

パッと見て一目で「だれのどんな悩みを解決するブースなのか?」がわかる

ブースキャッチコピーを、大きく掲げるだけで、成果が大きく変わることは間違いない。

 ※ブースキャッチコピーのつくり方については、「成果を出すブースキャッチコピー3つの鉄則」をご覧ください。