こんにちは!展示会営業(R)コンサルタントの清永です。
パシフィコ横浜で開催された図書館総合展2023という展示会を取材したレポートをお伝えします。
展示会場の様子がわかる動画
図書館総合展2023の会場の様子を撮影しています。現場の雰囲気を感じていただけると思います。ぜひご覧ください。
会場を歩いて感じたこと
僕が訪れた図書館総合展2023は、本当に温かい雰囲気に包まれた素敵な展示会でした。会場を歩いていると、図書館関係者や出版社の方々、そして本を愛する人たちの真剣な表情と、時折こぼれる笑顔が印象的でした。通路を行き交う来場者の皆さんは、目的を持って会場を回っている様子で、ブースに立ち寄っては熱心に説明を聞き、資料を手に取り、メモを取る姿が目立ちました。
特に心が温まったのは、学生さんたちが参加している「図書館へのおすすめ本」企画です。自作のPOPやチラシで本を紹介するブックトラックの前では、来場者が足を止めて、学生さんの力作を興味深そうに眺めていました。若い世代と図書館関係者が自然に会話を交わす様子は、この展示会ならではの光景だと感じました。
今回の展示会でも感じたのは、成果が出ている企業ほど「その場の対応」ではなく、事前・当日・事後までを一貫した設計で動いているという点です。この全体像を理解せずに出展してしまうと、どうしても場当たり的な営業になりがちです。展示会で成果を出すための考え方と具体的な進め方は、展示会営業の成功ガイドで体系的に解説しています。
会場全体を見渡すと、ブースごとに雰囲気がかなり違っていることに気づきます。あるブースでは、スタッフの方が積極的に来場者に声をかけ、デモンストレーションを交えながら熱心に製品やサービスを説明していました。その周辺では、来場者が足を止めて真剣に耳を傾け、「これはうちの図書館でも使えそうだ」といった前向きな会話が聞こえてきました。こうしたブースの前には、自然と人だかりができていて、活気にあふれていました。
一方で、もう少し工夫できそうなブースもありました。展示物は素晴らしく、製品の質も高いのに、来場者との会話がそこで終わってしまっているケースです。スタッフの方が一生懸命説明されて、来場者も「いいですね」「検討します」と言って名刺交換をして立ち去る。その後の展開が見えないまま、次の来場者対応に移っていく様子を何度か目にしました。皆さん本当に頑張っているのですが、せっかくの出会いがそこで止まってしまうのは、もったいないなと感じました。
実際に会場で耳にした会話で印象的だったのは、「これ、詳しく知りたいんですが」と来場者が尋ねたときの対応でした。あるブースでは「では後日、詳しい資料をお送りしますね」と言って終わっていましたが、別のブースでは「ぜひ御館の伸びしろを教えていただけませんか。無料の図書館システム診断をさせていただきます」と、具体的な次のステップを提案していました。後者のブースでは、来場者が手帳を開いて日程調整を始めていて、その場で関係性が深まっていく様子が見て取れました。
皆さん、本当に良い製品やサービスを持っているんです。展示物も丁寧に準備されていて、説明も分かりやすい。でも、そこから先の橋渡しができていないブースが多いことに、僕は「あと一歩なのに!」という気持ちになりました。これは決して批判ではなく、皆さんの努力が最大限の成果につながってほしいという願いからです。
図書館総合展という展示会は、25回も続いている歴史ある展示会です。来場者の質も高く、皆さん真剣に情報収集をしています。会場の空気感からも、単なる冷やかしではなく、本当に必要なものを探している真摯な姿勢が伝わってきました。だからこそ、この貴重な出会いの機会を、もっと活かせるはずなんです。
僕が見てきた成功事例では、ブース対応のゴールを明確に決めているところが圧倒的に成果を出しています。例えば、「館内レイアウト無料診断にエントリーしてもらう」「蔵書管理の伸びしろチェックシートに記入してもらう」「利用者動線リサーチの申し込みをいただく」といった、来場者にとってもメリットがある次のアクションを用意しているんです。そうすることで、会話が自然と「では、いつ頃お伺いしましょうか」という具体的な展開になっていきます。
会場を歩きながら、僕は何度も「皆さん、あと少しの工夫で成果が大きく変わりますよ!」と心の中で応援していました。展示している製品やサービスの質は本当に高いんです。スタッフの皆さんの知識も豊富で、説明も丁寧です。ただ、その先の導線を作ることで、せっかくの出展がもっと実りあるものになります。
次回出展される際には、ぜひ「このブースを訪れた方に、どんな次のステップを踏んでもらいたいか」を考えてみてください。そして、その次のステップが来場者にとってもメリットのあるものになっているか、チェックしてみてください。きっと、展示会後のフォローが格段にやりやすくなり、成果も大きく変わってくるはずです。
皆さんの熱意と製品力は素晴らしいです。あと一歩の工夫で、もっと多くの図書館に貢献できると、僕は確信しています。次の展示会が、さらに実りあるものになることを心から応援しています!
※この記事はAIを活用して作成しました。
図書館総合展2023の概要
本展は、「館種を越えた図書館界全体の交流・情報交換の場となる」「図書館または周辺分野に関するトピック・技術・製品サービス情報について<1年分のまとめ>の役割を担う」「図書館界にくる新しい方々・団体にとってのガイダンスとなる」を方針として各方面よりご好評をいただき、今秋で25回目の開催を迎えます。今回は、会場・オンライン・サテライト会場の3形式で開催します。
企画:図書館へのおすすめ本
◆企画概要
企画に参加する学生さん・生徒さん(学生協働・図書館サークル等のチームでも、個人でも可)が、出版社がリストアップした「図書館へのおすすめ本」群のなかから、テーマにあった本を選び、その本を自作のPOPやチラシとともにデコり、ブックトラックに載せて図書館総合展会場特設コーナーで展示する企画です。 リストの中から選んだ書籍のPR物(POP、チラシ)の製作にあたっては、出版社の協力をいただきながら作成します。
◆選書対象となるリスト
図書館総合展が毎秋発行している「図書館へのおすすめ本」冊子です。今回のリストには(2022年版)出版社244社掲載点数1944点が掲載されています。学生が学習の資料として、また学生生活の中で読むような書籍ではなく、公共図書館・大学図書館等に置かれる本がまんべんなくリストされているという特徴があります。
開催時期
2023年10月24日(水)~25日(木)
会場
パシフィコ横浜
会場小間割り
会場小間割りは以下の通りです。

主催者
主催、後援、協賛は以下の通りです。
主催
図書館総合展運営委員会
WEBサイト
WEBサイトは以下です。
https://www.libraryfair.jp/
会場の様子(写真)
会場を写真撮影しました。現場の様子をご覧ください。

展示会の専門家 清永の視点
全国から本好き、図書館すきが集まる良質な展示会。
欲を言うとブースで製品を訴求するだけで終わっていて、
次の導線につながっていないのが、とてももったいない。
特典企画などを用いて、
行動要請するとさらに成果を出しやすくなると思われる。
ブース対応のゴールを決めた上で出展するだけで、
成果が大きく変わる。
来場者にメリットがある、診断、点検、リサーチなどの特典を用意し、
その特典へのエントリーをブース対応のゴールにすることが重要。
※特典企画の詳細は、「目からウロコの展示会フォロー」をご覧ください。

展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照。
展示会をテーマとした書籍を5冊執筆している展示会の専門家。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。
