あなたは、社長として「営業」を
どのように定義づけていますか?
少し考えてみてください。
・売ること?
・数字をつくること?
・説得すること? などなど
こんにちは!展示会営業コンサルタントの清永です。
前回、清永は、
営業とは
「あるものの価値を
対価をもらえるほどのレベルで伝えること」
と定義しました。
これについて、思いの外、反響をもらいましたので
今回は、予定を変更して、
「営業」ということについて考えてみようと思います。
この文章をご覧ください。
「世間一般的には営業職はきつい、
厳しいという認識がある。」
「営業成績によっては、
高額の手当が期待できることもあるが、
常に数字(結果)というプレッシャーを受け続ける。」
「組織からノルマ(個人別の売上目標)が
設定されていることがあり、
ノルマが達成できない場合は
上司から叱責を受けるなどし
身の狭い思いをさせられる職場環境になることが多い。」
「売上ノルマが財物の場合、
従業員の中にはノルマ達成のために
苦し紛れに自らが自費で
対象財物を購入する自爆営業を行うこともある。」
これ、実は、ウィキペディアで
「営業職」と調べた際に
出てくる文章からの抜粋なんですよ。
う~ん。「営業職」、ひどい言われようですね・・・
なんでこんなことになるのでしょうか?
「営業」・・・考えれば考えるほど、深い言葉ですね。
何事も単体で見ると、
思考が堂々めぐりしがちです
こういう時は、何かと比較してみましょう。
そうですね。「クチコミ」と比較してみてはどうでしょうか?
そうすると「営業」というものの本質が見えてくる
気がします。
さて、「営業」と「クチコミ」、
比較してみましょう?
なにか共通点があるでしょうか?
「営業」って、商品やサービスの良さを伝え
販売し対価をもらう行為ですね。
ではクチコミはどうでしょうか?
クチコミも、商品やサービスの良さを伝える行為です。
たとえば、「あそこのカレー屋さん、おいしいよ」と
だれかに伝えた場合は、
カレー屋さんのカレーという商品が良い
ということを伝えるクチコミを行っていると
言えます。
こう考えると、
営業もクチコミも共通して、
「あるものの良さを伝える行為だ」と言えそうですね。
では、営業とクチコミのちがいは何でしょうか。
次週、解き明かしていきますので
あなたも来週までに考えてみてくださいね。