展示会場の様子がわかる動画です。
会場を歩いてまず感じたこと
4月の池袋、サンシャインシティ。コンベンションセンターのフロアに足を踏み入れた瞬間、活気の密度に圧倒されました。
第73回という節目を迎えたインターナショナル プレミアム・インセンティブショー春2026。3日間の会期を通じて、国内外の販促・ノベルティ関連企業が一堂に集まるこのイベントは、業界の今を映す鏡のような場でした。
テーマは「革新が販促市場を飛躍させる PartⅡ」。前回に続く「革新」の問いかけが、今年のフロアにどんな答えを生んでいるのか。そんな視点を持ちながら、僕はゆっくりと会場を歩きました。
展示会基本情報
開催日時
2026年4月8日(水)・9日(木)・10日(金)の3日間にわたって開催されました。
会場
東京・池袋のサンシャインシティ 文化会館ビル コンベンションセンターで開催されました。
主催者
株式会社ビジネスガイド社が主催しました。長年にわたり販促業界の専門見本市を牽引してきた実績のある主催者です。
公式サイト
来場者層
販促企画担当者、マーケティング関係者、企業ギフトの購買担当者が中心です。メーカー、流通、広告代理店など、業種を横断した専門家が全国から足を運んでいました。
主な出展分野
販促ツール、企業ギフト、ノベルティグッズ、デジタル販促、エコ・サステナブル素材を活用した製品など、販促・マーケティングに関わる幅広い分野が揃っていました。
展示会の特徴
この展示会の最大の特徴は、「販促」という切り口で業界横断的に出展者が集まる点です。食品メーカー、アパレル、ITサービス、印刷会社——業種を問わず、「人に何かを届けたい」という思いを持つ企業が集結しています。
それだけに、来場者も多様です。同じ展示会でありながら、それぞれが持ち込む課題はまったく異なります。会場全体が、まるで大きな商談広場のような雰囲気でした。
今回の見どころ
今回特に注目を集めていたのは、第35回を迎えた日本プロモーション企画コンテストの表彰式です。受賞企業のブースには自然と人が集まり、成功事例を直接聞ける場として機能していました。
また、サステナブル・ノベルティの集約展示エリアも見応えがあります。環境配慮を前面に出した製品が一か所にまとまっており、来場者が比較検討しやすい設計になっていた点が印象的でした。特別講演のステージでは、キャンペーン成功事例の共有が行われ、多くの来場者が熱心にメモを取っている姿が見られました。
注目ポイント
今回、僕が特に目を引かれたのは「推し活」関連の販促グッズの存在感です。キャラクターグッズ、アクリルスタンド、缶バッジ、フォトカード——個人の趣味と企業プロモーションの境界線が、急速に溶け合ってきていることを実感しました。
推し活の勢いが市場全体を底上げしていると言えるほど、そのジャンルに関わる製品やサービスの展示が目立っていました。消費者が「好き」という感情で動く力を、企業がどう販促に活かすか。この問いが、フロア全体に漂っていたように感じます。
「ファンダム」という言葉が業界の共通言語になりつつある今、この変化をいち早くつかんでいる企業とそうでない企業の差は、ブースの雰囲気にもはっきりと表れていました。
会場の様子
会場は3日間を通じて高い集客を維持していました。平日にもかかわらず、午前中から来場者が途切れず、多くのブースで活発な商談が進んでいました。
今回、来場者の足を止めていたブースには共通点がありました。それは「誰に、何を伝えるのか」が明確に設計されているということです。こうした成果の出る展示会営業は、決して偶然ではなく再現可能です。その具体的な考え方と手順は、展示会成功のための全体像で体系的にまとめています。
逆に、魅力的な商品を持ちながらもブース前を素通りされてしまっている企業も見受けられました。展示物の見栄えと、来場者への語りかけのバランスは、今も変わらない大きな課題です。


業界への意味
販促業界において、この展示会が果たしている役割は非常に大きいと感じています。デジタルマーケティングが隆盛を極める中、「モノを渡す」という行為の価値が改めて見直されているからです。
画面の外にある実物のノベルティや、手に取れるギフトが持つ記憶への刻み込み方は、デジタル広告とは本質的に異なります。そこに「販促」の強みがあり、このプレミアム・インセンティブショーはその価値を体現する場になっています。
今年の展示会トレンド
今年のトレンドとして僕が感じたのは、大きく3つです。
ひとつ目は「サステナビリティの主流化」です。エコ素材やリサイクル品を扱う企業が増えただけでなく、それを前面に打ち出すことがもはや差別化ではなく「当たり前」になりつつあります。
ふたつ目は「体験型プロモーションの強化」です。単なる商品展示ではなく、使い方や世界観を体感させるブース設計が増えていました。展示会ならではのリアルな接触を活かした演出が、各社の工夫どころになっています。
3つ目が「推し活・ファンダム文化との融合」です。個人の熱量を企業プロモーションに取り込む動きは、今後さらに加速するでしょう。この3つのトレンドは互いに絡み合いながら、販促市場の新しいスタンダードを形成しつつあります。
過去のレポート
過去のインターナショナル プレミアム・インセンティブショーの観察レポートも公開しています。展示会の変遷を振り返りたい方は、ぜひあわせてご覧ください。
展示会営業の専門家 清永健一のワンポイントアドバイス
今回の会場を歩いて改めて感じたのは、展示会とは「出会いの場」であると同時に、「設計の差が如実に出る場」だということです。
どれだけ良い製品を持っていても、ブースに呼び込む設計と、来場者との会話の質がなければ成果は生まれません。逆に、ニッチな分野であっても、しっかりと設計されたブースは確実に人を引き寄せていました。
販促業界の企業にとって、この展示会は「お客さまに見られる側」と「お客さまを集める側」の両方を一度に経験できる貴重な機会です。ぜひ出展と来場の両面から、この場を最大限に活用してほしいと思います。
※この記事はAIを活用して作成しました。
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展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照。
展示会をテーマとした書籍を5冊執筆している展示会の専門家。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。

