「鬼滅の刃」に学ぶ!展示会における言語化の効果とは?

こんにちは!

展示会営業(R)コンサルタントの清永です。

映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」

大ヒットしていますね。

 

コロナ下をものともせず、公開後39日時点で、

1939万7589人を動員し、

興行収入は259億1704万3800円に達しているとのことです。

歴代興収記録2位の『タイタニック』(262億円)超えは確実、

歴代興収記録1位の『千と千尋の神隠し』(308億円)も射程圏内に入っているとのこと。

 

ちなみに、興行収入、歴代ベスト10はこの通りだそうです。

 

1位:『千と千尋の神隠し』(308億円)


2位:『タイタニック』(262億円)


3位:『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(259億円)


4位:『アナと雪の女王』(255億円)


5位:『君の名は。』(250.3億円)


6位:『ハリー・ポッターと賢者の石』(203億円)


7位:『ハウルの動く城』(196億円)


8位:『もののけ姫』(193億円)


9位:『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(173.5億円)

 

10位:『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(173億円)

 

 

それで・・・遅ればせながら、ぼくも見てきました。

 

「ホントにそんなに面白いのかなぁ。」

「わざわざ映画館で見る価値ってあるのかなぁ」

「でもまぁ、こんなにヒットしてるわけだから、
 ヒットの要因を探しに行ってみようかな」

 

というかなり、斜に構えた感じで、映画館に出かけました。

 

そんな状態なので、入場時にもらった

おまけノベルティ(マウスパッド大の厚紙)も

<↓これがその現物写真です↓>

「ん~、特にいらないなぁ」と思っていたんです。

 

でも、見終わった後は、

「部屋に飾ろう!どこに飾ろうかな♪」

というマインドに変わっちゃってました(笑)

 

 

展示会やオンライン展示会でも、

見込み客の心理をこのように変化させることができたら

最高だと思いませんか?

 

 

あなたの会社の見込み客が、

当初は、

「まぁ、あんまり興味ないけど、一応確認しておくか・・・」

と冷めた様子で、

展示会ブースに立ち寄ったり、

オンライン展示会サイトを閲覧したりしていたとしても、

ブースで話を聞いたり、サイトの記事や動画を閲覧しているうちに、

あなたの売りたい商材に対する興味を強く持つようになるとしたら・・・

とってもいいですよね。

 

 

映画「鬼滅の刃」には、そのヒントがあったように思うんです。

 

映画がヒットした要因については、すでに色々な方が

さまざまな分析をしておられますので、ここでは触れません。

ぼくは、映画が嫌いではありませんが、大好きというわけでもありません。

映画館に行くのは年間数回程度です。

それに、もとから「鬼滅の刃」が好きだったわけではありません。

ぼくは、無類のマンガ好きですが、「鬼滅の刃」については、

コミックをチラっと見たことがある程度しか知りません。

 

でも、そんなぼくだからこそ、

一般人の感覚で、先入観なしに、この映画を考察できるんじゃないかなぁと思うんです。

 

映画は、素直におもしろかったです!正直に言うと感動して、ちょっと涙が出ちゃいました。

それで・・・ぼくは、

自分がどこに感動したかを考えたんです。

すると、あることに気付きました。

 

映画「鬼滅の刃」は、

大事なことを言語化してきちんと伝えているんです。

大事なことを言語化しているシーンはたくさんあるのですが、

ネタばれにならないように、1つだけお伝えします。

 

主人公:炭治郎は、敵役の鬼:猗窩座(あかざ)に対して、こう言います。(うろ覚えです)

 

「俺たちはいつも、鬼に有利な夜の闇の中で戦っている。

 俺たち、生身の人間は、鬼とちがって、手も足も切られたら二度と生えてこない。

 お前なんかより、煉獄さん(←猗窩座と互角以上に戦った主人公の先輩)の方が

 ずっとすごいんだ! お前の負けだ!煉獄さんの勝ちだ!」

 

このセリフ、

普通に映画を見ているだけだと見逃してしまいそうな、

3つのポイントをきちんと説明していることにお気づきでしょうか?

 

  • そもそも闘っている時間帯が鬼に有利な夜であること
  • 人間にとって致命傷になるようなダメージを与えても鬼はすぐ再生すること
  • そんな不利な条件でも互角以上に戦い抜いたこと

 

 

もし、これらを言語化してきちんと伝えてくれていなかったら、

ぼくは、そこまで感動しなかったんじゃないかと感じます。

 

きちんと言語化して伝えてくれているからこそ、

こんなにも多くの人が

この映画を見て感動しているのだと思うんです。

 

 

あなたの会社は、自社商材の良さをきちんと言語化できていますか?

「うちの製品の良さは、使えば必ずわかる!」と考えて、

言語化していない企業が多い気がします。

とてももったいないことです。

 

価値をきちんと言語化できているか?  ぜひ点検してみてほしいと思います。

 

 

価値の言語化には、「ブースキャッチコピーづくり3つの鉄則」を

踏まえることが重要です。参考にしてみてくださいね。

 

 

 

 

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