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JASIS2021_最先端科学・分析システム&ソリューション展|現地観察レポート

展示会名

JASIS2021_最先端科学・分析システム&ソリューション展

会場の様子がわかる動画はこちらです。

会場を歩いて感じたこと

僕が幕張メッセで開催されたJASIS2021を訪れたとき、会場全体に漂っていたのは、日本の科学技術を支える企業の真摯な姿勢でした。分析機器や科学機器のメーカーが一堂に会するこの展示会は、アジア最大級の規模を誇り、多くの来場者が会場内を熱心に歩き回っていました。

会場を歩いていると、フラット型のブースが目立ち、各社が製品の展示方法に相当な工夫を凝らしている様子が伝わってきます。精密機器が美しくディスプレイされ、照明の使い方も洗練されていて、まるで科学技術の美術館のような雰囲気さえ感じられました。出展企業の皆さんが、自社の技術に誇りを持ち、丁寧に製品を見せようとしている姿勢には、本当に心を打たれます。

もし今回の内容に「自社も同じ状況かもしれない」と感じた場合は、改善のチャンスです。成果が出る企業には共通した設計があります。そのチェックポイントと具体的な進め方は、展示会営業の成功ガイドで確認できます。

ただ、来場者の動きを観察していると、気になる光景がありました。多くの方が、ブースの前で一瞬立ち止まるものの、そのまま通り過ぎてしまうのです。ブースの中では、出展者の方が一生懸命に製品の説明をされているのですが、通路を歩く来場者との間に、見えない壁があるような感じでした。会話が生まれているブースと、そうでないブースの差が、かなりはっきりと表れていたんですね。

特に印象的だったのは、専門性の高さゆえの伸びしろです。展示されている分析機器や科学機器は、どれも素晴らしい技術の結晶なのですが、その技術が「誰のどんな悩みを解決するのか」が、パッと見ただけでは伝わりにくいんです。来場者の方々も、きっと何か伸びしろを抱えて会場に足を運んでいるはずなのに、自分の悩みとブースの技術が結びつかないまま、次のブースへ移動してしまう。これは本当にもったいないことだと感じました。

あるブースでは、出展者の方が来場者に対して熱心に技術説明をされていました。でも、その会話は既に立ち止まってくれた方とのもの。つまり、もっと多くの潜在的なお客様が、ブースの前を素通りしてしまっているんです。会場の空気感としては、真面目で誠実ではあるものの、少し静かすぎる印象がありました。

ここで僕が皆さんにお伝えしたいのは、素晴らしい技術をお持ちなのだから、あと一歩の工夫で、もっと多くの来場者と繋がれるということです。ブースの上段、パラペットと呼ばれる部分に、「誰のどんな悩みを解決するブースなのか」というメッセージを大きく掲げてみてください。例えば、技術的な仕様を並べるのではなく、「検査時間を半分に短縮したい研究者の方へ」といった具合に、来場者の立場に立った言葉で語りかけるんです。

これは決して、皆さんの今の展示方法が間違っているということではありません。製品へのこだわりも、丁寧な展示も、全て素晴らしいことです。ただ、そこにもう一つ、来場者目線のメッセージを加えるだけで、通路を歩く方の足が止まり、「これは自分のための技術かもしれない」と気づいてもらえる可能性が、ぐっと高まるんです。

皆さんが日々研究開発に注いでいる情熱、そして展示会にかける想い、僕はしっかりと受け取りました。その情熱が、より多くの来場者に届くように、ちょっとした表現の工夫を加えてみませんか。きっと、会場の空気感も変わり、ブースでの会話も増え、展示会が今以上に実りあるものになるはずです。僕は皆さんの成功を心から応援していますよ。

※この記事はAIを活用して作成しました。

 

開催時期

2021年11月8日(月)~10日(水)

会場

幕張メッセ

展示会概要

 

科学の進歩を支える、分析機器、科学機器メーカーが一堂に会する展示会。

欧州のanalytica展、米国のPittcon展と並んで、分析・計測に関するアジア最大級の展示会。

来場者属性

  • ラボ用分析機器
  • 自動化関連機器・情報処理システム
  • その他分析関連事業
  • 理化学機器
  • 実験用器具・消耗品
  • 実験室設備
  • 環境(公害)用分析・計測機器
  • 作業環境用・保安用分析機器
  • ライフサイエンス関連機器・サービス
  • 物理量・物性・工業量計測機器
  • 分野別専門機器
  • プロセス用・現場用分析機器
  • 医用検査機器・システム

小間割り

出展者リスト

主催者

 

一般社団法人日本分析機器工業会、一般社団法人日本科学機器協会

サイト


https://www.jasis.jp/

会場の様子

展示会の専門家 清永の視点

フラット型のブースなどが多く、

製品の見せ方には非常にこだわっている印象。

しかし、各商材の専門性が高すぎるため、

その技術が何の役に立つのかがわかりにくい。

「誰のどんな悩みを顔決するブースなのか?」というブースキャッチコピーを

ブース上段のパラペットに大きく文字で掲げるだけで

来場者を呼び込める可能性が高い。

ブースキャッチコピーのつくり方は、

ブースキャッチコピー3つの鉄則」をご参照ください。