こんにちは!展示会営業(R)コンサルタントの清永です。
幕張メッセで開催された国際プラスチックフェア:IPF Japan2023という展示会を取材したレポートをお伝えします。
展示会場の様子がわかる動画
国際プラスチックフェア:IPF Japan2023の会場の様子を撮影しています。現場の雰囲気を感じていただけると思います。ぜひご覧ください。
会場を歩いて感じたこと
幕張メッセの広大なフロアを歩いていると、プラスチック業界の熱気が肌で感じられました。国際プラスチックフェア:IPF Japan2023は、3年に1度、いや今回は6年ぶりということもあって、会場には久しぶりの再会を喜ぶ声や、新しい技術への期待に満ちた表情があふれていました。来場者の多くは真剣な眼差しで各ブースを回り、製品カタログを手に取り、出展者と熱心に情報交換をしている姿が印象的でした。
第1ホールから第8ホールまでを使った大規模な展示会だけあって、会場内は活気に満ちています。来場者は目的のブースを目指して足早に歩く人もいれば、ゆっくりと各ブースを見比べながら歩く人もいて、それぞれのペースで情報収集をしている様子が伺えました。8つの専門展に分割されているおかげで、来場者が「自分の探している技術はこのエリアだ」と分かりやすくなっているのは、とても良い工夫だと感じました。
今回、来場者の足を止めていたブースには共通点がありました。それは「誰に、何を伝えるのか」が明確に設計されていることです。このような取り組みは再現可能です。その具体的な考え方と手順は、展示会成功のための全体像で体系的にまとめています。
ブースを見て回ると、各社それぞれの工夫が見られました。大型の機械を実際に動かしているブースでは、来場者が足を止めて実演を見入っている光景がありました。機械が動く音、説明する出展者の声、それに耳を傾ける来場者たち。そこには確かに「商談」の空気が生まれていました。「この機械、実際の生産ラインではどのくらいのスピードで動くんですか?」「御社の工場の規模だと、このモデルが最適ですね」といった具体的な会話が交わされていて、本当に素晴らしいと思いました。
一方で、僕が「もっと成果を出せるのにな」と感じたブースもたくさんありました。素晴らしい技術、優れた製品を展示しているのに、来場者との会話が「製品説明」で終わってしまっているブースです。出展者の方は一生懸命に製品の特長を説明し、来場者も興味深そうに聞いているのですが、「それで、次はどうするんですか?」という部分が曖昧なんです。名刺交換をして「また連絡します」で終わってしまう。これは本当にもったいないと感じました。
皆さん、決して間違ったことをしているわけではないんです。むしろ真摯に、誠実に対応されています。ただ、あと一歩だけ、「次のステップ」を用意しておくだけで、成果は何倍にもなる可能性があるんです。例えば、「今日ご覧いただいた機械の、御社の製品に合わせたシミュレーション診断を無料で実施します」とか、「現在お使いの設備の効率点検を特別に行います」といった特典があれば、来場者にとっても「ぜひお願いしたい」という明確な理由になります。
実際に、そうした工夫をしているブースもありました。そこでは出展者が「では、こちらの診断シートにご記入いただけますか?後日、具体的な改善提案をお持ちしますので」と、来場者に具体的な行動を促していました。来場者も「それは助かります。ぜひお願いします」と前のめりになっていて、その場の空気が「また連絡します」とは全く違うものになっていました。これが「ゴールを決めた対応」なんです。
ブースによって、この違いがはっきりと見えました。片方のブースでは来場者が「じゃあ、検討してみます」と言って去っていく。もう片方のブースでは「では来週の火曜日にお電話しますね」と約束が交わされている。同じように素晴らしい製品を持っていても、この差が生まれてしまうんです。でもこれは、皆さんの努力が足りないということではありません。ただ「次につながる仕組み」を知っているか、知らないかの違いだけなんです。
幕張メッセを歩きながら、僕は多くのブースで可能性を感じました。皆さん、本当に良い技術を持っていらっしゃる。そして来場者も真剣に、解決策を探しに来ている。この両者をしっかりとつなぐための「橋」があれば、もっともっと多くの成果が生まれるはずです。それが、診断や点検といった「来場者にメリットがある特典」であり、その特典へのエントリーを「ブース対応のゴール」にするという考え方なんです。
6年ぶりの開催で、業界の期待も大きかったこの展示会。次回はさらに3年後になります。次回出展される時には、ぜひ「ブース対応のゴール」を決めて臨んでみてください。皆さんの素晴らしい技術と製品が、もっと多くのお客様の伸びしろ解決につながり、確実な成果として花開くことを、僕は心から応援しています。展示会は本当に可能性に満ちた場所です。その可能性を最大限に引き出すための一歩を、一緒に踏み出しましょう。
※この記事はAIを活用して作成しました。
国際プラスチックフェア:IPF Japan2023の概要
アジア最大のプラスチック&ゴム総合展。3年に1度開催される。前回開催の2017年より6年ぶりに開催されます。(※2020年度は、新型コロナウイルス感染症拡大のため中止となりました。)
この展示会は世界の技術をリードするプラスチック・ゴムに関する原材料、機械、金型、製品、リサイクル機器、受託加工などの全プロセスを網羅する国内最大級の専門展であり、出展社数800社、来場者数5万人という規模で行われます。 場所は千葉・幕張メッセの第1ホール~第8ホール。同展は3年に1度開催され、ゴム・プラスチック関連製品、機材、技術を発表し、商談の機会を設ける展示会。今回で7回目を向かえ、751社・団体、2217小間で開催する。
今回は専門分野に的を絞り、8つの専門展に分割することで、来場者が目的の情報を集めやすくする工夫を凝らしてある。 8つの分野は高機能プラスチック原料・添加剤・フィラー展、プラスチック成形機・成形関連システム展、プラスチック・ゴム金型設計製造システム展、ゴム原料・成形システム展、コンポジット材料・成形システム展、発砲プラスチック展、リサイクル装置・システム展、プラスチック・ゴム受託加工・製造専門展となる。世界中から多くのバイヤーが来場し、出展者とのビジネスが展開される見込み。
開催時期
2022年11月28日(火)~12月2日(土)
会場
幕張メッセ
出展対象業種
出展品目は以下の通りです。
| 1. 原材料・添加剤 | 樹脂原材料、添加剤、着色剤、パージ剤など |
| 2. 成形機 | 射出成形機、押出成形機、ブロー成形機、熱成形機など |
| 3. 成形機部品・付属品 | シリンダー、スクリュー、ノズル、ヒーター、油空圧機器など |
| 4. 成形関連機器 | 取出機、乾燥機、混合機、ロボット、金型等温調機など |
| 5. 二次加工機・関連資材 | 印刷機、ウエルダー、切断・裁断機、表面処理機、バリ取機など |
| 6. 試験・計測・検査・制御装置 | 試験機、計測器、センサー、コントローラー、ICT、ソフトウェアなど |
| 7. 金型関連装置・資材 | 金型部品、ホットランナー、金型加工機、金型設計ソフトなど |
| 8. リサイクル・廃棄物処理装置 | 粉砕機、選別機、減容機など |
| 9. 工場設備機器・資材 | 工場空調設備、集塵・除塵装置、クリーンルーム、自動倉庫など |
| 10. 製品・半製品 | 工業部品、精密成形品、シート、フィルム、ゴム成形品など |
| 11. 受託加工・製造 | プラスチック・ゴム成形・加工、試作品製造、金型製造、金属加工など |
| 12. メディア・情報 | 新聞、雑誌、書籍、団体など |
小間割り
小間割り図面は以下の通りです。

主催者
主催、後援、協賛は以下の通りです。
主催
- 国際プラスチックフェア協議会
WEBサイト
WEBサイトは以下です。
https://www.ipfjapan.jp/
会場の様子(写真)
会場を写真撮影しました。現場の様子をご覧ください。

展示会の専門家 清永の視点
プラスチック関連のの来場者が多数集まる良質な展示会。
欲を言えば、ブースで製品を訴求するだけで終わっていて、
次の導線につながっていないのが、とてももったいない。
特典企画などを用いて、
行動要請するとさらに成果を出しやすくなると思われる。
ブース対応のゴールを決めた上で出展するだけで、
成果が大きく変わる。
来場者にメリットがある、診断、点検、リサーチなどの特典を用意し、
その特典へのエントリーをブース対応のゴールにすることが重要。
※特典企画の詳細は、「目からウロコの展示会フォロー」をご覧ください。

展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照。
展示会をテーマとした書籍を5冊執筆している展示会の専門家。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。
