出展対象業種
出展対象業種は以下の通りです。
- 放送事業者
- 放送ラジオ局
- 機器・製造メーカ
- ポストプロダクション事業者
- プロダクション事業者
- 映画・映像制作会社
- ビデオソフト制作会社
- レコード制作会社
- 音響・PA関連事業者
- CATV関連事業者
- 舞台・演出・美術・照明関連事業者
- コンテンツ制作関連会社
- インターネット関連会社
- 通信事業者、コンテンツ配信事業者
- 施設・店舗関連事業者・官公庁・団体
- 商社、広告代理店
こんにちは!展示会営業(R)コンサルタントの清永です。
幕張メッセで開催されたinter Bee(インタービー)2024という展示会を取材したレポートをお伝えします。
目次
inter Bee(インタービー)2024の会場の様子を撮影しています。現場の雰囲気を感じていただけると思います。ぜひご覧ください。
⼀般財団法⼈デジタルコンテンツ協会は「デジタルコンテンツEXPO」(以下、DCEXPO)を、拡張するメディアとエンターテインメント世界における先進映像表現技術の可能性を発信してきたINTER BEE IGNITIONとともに、『INTER BEE IGNITION×DCEXPO』として、11⽉13⽇(⽔)から15⽇(⾦)までの3⽇間、幕張メッセ 国際展⽰場 展⽰ホール6内で開催いたします。
DCEXPOは、先端技術とコンテンツをテーマにした国際イベントとして、コンテンツ産業のイノベーション促進に貢献してきました。2008年から毎年秋に開催しており、今年で17回目の開催です。質の高い技術を大学や企業の研究室の中で留めることなく、コンテンツと組み合わせて来場者の皆さんに体験いただくことで、世界を変えるようなイノベーションを起こすきっかけの場を創ります。これから世界へ羽ばたく日本の最先端コンテンツ技術をいち早くご体験ください!
【注目TOPICS】
<展示・パフォーマンス関連>
◆~現実とフィクションの境界を超えるマシン~/(株)Pocket RD
フランスのVIVA TECHNOLOGYで長蛇の列ができ話題になったPocket RD社が、DCEXPOにて新プロダクトを初展示!今回展示する、現実とフィクションの境界を超えるマシン・新プロダクトは、筐体の前に立った人の顔画像から、驚くほど自然な動画を生成します。映画やプロモーションビデオ、懐かしのコマーシャルに登場する人物になりきるエンタメ体験から、秘境探検や歴史人物の観光擬似体験、スポーツ選手やアイドルになりきり体験、さらには職業体験やファッションショーモデルとしてのシミュレーションまで、さまざまなジャンルでの応用が期待できます。
株式会社Pocket RD
◆Edible Lenticular Cuisine:レンズ形状のゼリーを活用した多視点からの見た目が変化する料理の提案/明治大学 宮下芳明研究室
本技術によって、視点によって見た目が変化する食品を作ることが可能になります。ゼリー素材を光学素子の形状に成形し、特殊な画像パターンと組み合わせることによって実現します。この技術を活用した料理開発により、視点によって色彩や画像が変化する独創的な食の表現を開拓し、より豊かな食体験の創出を目指しています。
明治大学 宮下芳明研究室
◆呼吸するクッション「fufuly」/ユカイ工学(株)
「ロボティクスで、世界をユカイに。」をモットーに、生活をユカイにするロボット製品の開発に取り組むスタートアップです。休憩時間をより豊かな気持ちで楽しむためのプロダクト、呼吸するクッション「fufuly」を展示いたします。近くにいる人の呼吸に同調するという生き物の性質をもとにしたDeep Breathing Technologyを搭載したfufulyで新しい休憩をご体験ください。
ユカイ工学(株)
◆GAZTUNT XR(ガツント エックスアール)/(株)ハシラス
ハシラスは体感装置と運用が得意なXR制作会社。ハシラスのハードウェア開発チームは、大勢が同時に遊べるアトラクション型XRの開発および運用を得意としており、今回のINTER BEEで展示する新作XRのデモツールは、その名も「GAZTUNT XR(ガツント エックスアール)」。XRゴーグルをかぶると、現実の景色も同行者の姿も見えている状態で、会場のあちこちに手型マークが見えます。手型に手を当て呪文を唱えると、現実空間に仮想物体を召喚!使用者に強い印象を与え、購買率アップを図る、感動体験ツールです。GAZTUNT XRを、ぜひ、会場でご体験ください。
(株)ハシラス
◆Metapunch X/XRLab@NTUT&GoldenSlash (台湾)
メタパンチXは、台湾のXRLab@NTUT(国立台北科技大学)とGoldenSlash(台湾のAR/VR/インタラクティブ・コンテンツ企業)によって開発された、世界初、遭遇型触覚フィードバックによるXR体感型インタラクションを搭載したeスポーツです。一礼・瞑想・パンチというシンプルな3ステップで、プレイヤーは日頃の鬱憤をスカッと発散できる! 日本初上陸の今回は、3体の新キャラクターが登場。あなたも、このマルチバースに飛び込もう! 溜まったストレスを解放しよう!
XRLab@NTUT&GoldenSlash (台湾)
◆HaptoRoom: 部屋全体を触覚インタフェース化する床材一体型デバイス
/慶應義塾大学大学院 Embodied Media Project
HaptoRoomは、部屋全体のあらゆる表面を触覚インタフェースとして活用するための技術。床材と一体化したデバイスに圧力センサーと振動触覚アクチュエータを設置することにより、既存の家具に追加の機器を付加することなく、部屋全体に再構成可能な触覚インタラクションを実現します。地面圧力センサーで計測した歩行に合わせ、コンテンツを即時生成するソフトウェアも開発。HaptoRoomとのコラボで、触覚を含む新たな空間体験のアイデアを迅速に試すことができます。
慶應義塾大学大学院 Embodied Media Project
◆ViXion01S~眼のピント調節機能を代替・拡張する次世代アイウェア~/ViXion(株)
「CEATEC AWARD 2024」の総務大臣賞を受賞したViXion01S~眼のピント調節機能を代替・拡張する次世代アイウェア~がDCEXPOに登場。ViXionは、個人の目の見え方や見ているものに合わせて自動でピントを調節し、スムーズなオートフォーカスを実現するアイウェア。センサーが対象物までの距離を測定し、独自のアルゴリズムをもとに小さな特殊レンズの形を瞬時に変えることでストレスフリーなピント調節を実現。老視や近視、弱視など見えにくさの課題を持つ方を対象とし、両手が塞がる細かい近接作業や、近くと遠くを繰り返し見る場合などに適しています。
ViXion(株)
<コンファレンス関連>
◆【INTER BEE IGNITION×DCEXPO 基調講演】
トークセッション:アカデミー賞『ゴジラ -1.0』山崎貴監督&「計算機自然神社」も話題の落合陽一氏
11月15日(金) 12:30〜14:05 幕張メッセ国際会議場 2F 国際会議室
第1部:落合陽一 × 河口洋一郎が語る「メディア・アートとAIの未来」
第2部:山崎貴 ×河口洋一郎が語る「特撮の魅力」
世界的なCGアーティスト河口洋一郎氏が主宰し、今年で18回目を迎える「ASIAGRAPH創(つむぎ)賞・匠賞」。「創賞」は、特に優れたクリエイティビティを、また「匠賞」は特に優れた技術力を様々なコンテンツとして発表され評価された方に贈られます。今年の創賞は、世界的なメディアアーティストであり、2025大阪・関西万博のテーマ事業プロデューサーでもある落合陽一氏が受賞。匠賞は、日本を代表する映画監督であり、『ゴジラ-1.0』で日本だけでなく海外でも高い評価を受け、第96回アカデミー賞においてはアジア映画として初めて視覚効果賞を受賞した山崎貴氏に贈られます。河口洋一郎氏が落合陽一氏、山崎貴氏とそれぞれ対談し、お二人の魅力を引き出す注目のトークセッションです。
左から落合陽一氏、山崎貴氏、河口洋一郎氏
◆SIGGRAPH招聘トークセッション: Metaの研究者が語るEmerging Technologies
11月15日(金) 14:20〜15:10 幕張メッセ展示ホール6 特別企画オープンステージ
世界最大のCGとインタラクティブ技術の国際学会ACM SIGGRAPHより、Metaの研究者でありSIGGRAPH2025の人気プログラム”Emerging Technologies” のチェアであるNathan Matsuda氏を迎え、最新テクノロジーについて語るセッション。
NVIDIAからTomasz Bednarz氏(SIGGRAPH SACAG Chair)、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授の南澤孝太氏も緊急参戦!
Metaの最新研究成果である「MRのための体験主導型ハードウェア・プロトタイピング」の解説の他、2025年には、一体どんなテクノロジーが注目されるのか?! 目が離せない話題の技術とは?! ぜひお楽しみに!
左からNathan Matsuda氏、Tomasz Bednarz氏、南澤孝太氏
◆中東で一番有名な日本人、鷹鳥屋明氏登場!「石油と砂漠の国のエンタメとイノベーション、中東アラブの今を語る」
11月15日(金) 15:30〜16:30 幕張メッセ展示ホール6 特別企画オープンステージ
近年、サウジアラビアを中心とした湾岸諸国で行われている大規模開発、エンタメ、スタートアップに関するイベント等の開催、投資などが話題になっている。筑波大学非常勤講師で株式会社アルタイル CEOの鷹鳥屋明氏が、中東や日本を含めて、今話題になっている案件を取り上げると共に、今後の中東諸国の国家戦略について語ります。
鷹鳥屋明氏
◆先端的なテクノロジーの真実の価値を問う「テクノロジーは地球を救えるのか⁈」
11月13日(水) 16:10〜17:20 幕張メッセ展示ホール6 特別企画オープンステージ
本セッションの前半では経済産業省事業「先端テクノロジー社会実装プログラム(TIP)」に採択された研究者達を迎え、研究にかける思いや開発の動機等について話してもらい、パネリストから社会へのインパクトや社会実装の観点からフィードバックを行います。後半では先端的なテクノロジーは人々を幸せにするのか、テクノロジーの本当の価値は何であるか等についてディスカッションを行います。地球規模の課題解決やダイバーシティの実現が急務である今、「テクノロジーは地球を救えるのか?!」という観点で、これからの世界、地球に、テクノロジーがどう貢献するのか、本質的な視点を提示する注目のセッションです!
左から、奥田浩美氏、南澤孝太氏、畑瀬研斗氏
◆【INTER BEE IGNITION×DCEXPO 企画デモンストレーション】
最新のマーカーレスモーシャンキャプチャ&イマーシブ、日本初上陸のデモ体験/展示ホール6 特別企画オープンステージ
デモ1:空間合成アップデート&デモンストレーション(xR/モーションキャプチャ/イマーシブ)
xR合成でのバーチャルプロダクション、生成AIの活用、イマーシブ体験、リアルタイム・マーカーレス・モーションキャプチャ等の空間合成を活用したアプリケーションをアップデートします!
日本初上陸、バスケットボールの全選手をボールも含めてリアルタイムでキャプチャ可能なマーカーレス・モーションキャプチャ等のソリューションを、Disguise Japan 社長 三寺剛史氏、AR51 CEO Moshe Bitan氏がデモを交えて解説。ラスベガスのSphereの解説や今後につながるテクノロジーも紹介します。
(協力:Disguise Japan / AR51 / Absen Japan / 光和/ nac XR / Tailor Innovations)
デモ2:クリエイティブのプラットフォーム活用:
ゲームからライブエンターテイメント、バーチャルプロダクションまで拡がる相乗効果と効率化
さまざまなサービスやデバイスをつなぐプラットフォーム。ビジネスはもちろん、クリエイティブ、そしてライブエンターテイメントの世界でも活用が急増しています。3D、そしてイマーシブにもつながる注目のプラットフォーム「ROBLOX」「Disguise」を、Disguise Japan 社長 三寺剛史氏、TOKYO EPIC CEO 和田亮一氏が紹介し、相乗効果や効率化、コミュニティ形成など、その実際を解説します。
(協力:Disguise Japan / TOKYO EPIC / Tailor Innovations)
左から、 Moshe Bitan氏、三寺剛史氏、和田亮一氏
◆INTER BEE IGNITION×DCEXPO 出展者プレゼンテーション
17LIVEのVライバーとのコラボレーション企画として、展示会場でのステージイベント(出展者ピッチ)を開催します。ピッチする出展者を一部ご紹介します。
左から、清 楼銘氏、スラたん氏、りぼん_chan氏
◆11月13日(水) 12:30〜14:30 展示ホール6 特別企画オープンステージ
◇LOOVIC株式会社 「ルービック」 空間認知を支援する音声収録移動支援システム
◇株式会社SceneryScent 「DIVE MONSTER」 特殊効果演出のための香り演出機器
◇ユカイ工学株式会社 「fufuly」 呼吸するクッション
◇株式会社 Pocket RD ~現実とフィクションの境界を超えるマシン~
◇サイバー南無南無 仏教美術×テクノロジーアートの融合
◇Auto VR株式会社 「オートVR」 自動車販売店向けにVR技術
◇株式会社HKSK 「XRT(XR ターミナル)」
◆11月14日(木) 10:20〜12:20 展示ホール6 特別企画オープンステージ
◇Hapbeat合同会社 / 東京工業大学大学院「Hapbeat」張力式振動生成機構を活用した装着型触覚デバイス
◇奈良先端科学技術大学院大学/東京大学「セルフリオネット」指の力でアバターを動かす、多様な触感を体験できるVRシステム
◇明治大学大学院 宮下芳明研究室「Edible Lenticular Cuisine」ゼリー素材の食べられるレンズ
◇慶應義塾大学大学院 Embodied Media Project 「HaptoRoom」部屋全体を触覚インタフェース化 等、数々の出展者がPRを行います!
<ネットワーキング企画>
◆イノベーティブネットワーキング
11月14日(木) 17:45〜19:15 幕張メッセ展示ホール6 特別企画オープンステージ
先端的な映像表現技術やテクノロジーが集まるINTER BEE IGNITION×DCEXPOにて、ネットワーキングをオープンに開催。出展者や来場者によるオープンマイクピッチやパフォーマンス等を実施します。
◇サイバー南無南無 in Inter BEE IGNITION x DCEXPO
読経とダンスミュージック、お坊さんとテクノロジーアート、非日常体験をぜひ!
◇最新バーチャルプロダクション・モーションキャプチャ・イマーシブ体験 presented by Disguise
日本初上陸、リアルタイムでキャプチャ可能なマーカーレス・モーションキャプチャのデモを実施!
展示・コンファレンス・ステージ企画および、TIP採択技術・TechBiz支援対象技術の一覧と詳細については、公式HP(https://www.dcexpo.jp)をご覧ください。
幕張メッセ会場:11⽉13⽇(⽔)〜11⽉15⽇(⾦) 10:00〜17:30(最終⽇のみ17:00まで)
先端的なコンテンツテクノロジーの体験展⽰と、研究者や専⾨家等によるトークセッション、スタートアップによるプレゼンテーションや、アカデミー賞『ゴジラ -1.0』山崎貴監督&「計算機自然神社」も話題の落合陽一氏が登壇する基調講演、読経とダンスミュージックが融合する「サイバー南無南無」パフォーマンス等、⾒どころ満載です!ぜひご来場ください!
開催時期
2024年11月13日(水)~15日(金)
幕張メッセ
出展対象業種は以下の通りです。
小間割り図面は以下の通りです。
主催者
主催、後援、協賛は以下の通りです。
WEBサイトは以下です。
https://www.inter-bee.com/ja/
会場を写真撮影しました。現場の様子をご覧ください。
放送・通信関連の来場者が多数集まる良質な展示会。
メディアとエンターテイメントの総合展示会というだけあって会場の雰囲気、個社のブースともにスタイリッシュ。
カッコよさだけで終わらせず実売につなげていくことが、この展示会で成功するポイント。
全体的に黒や濃紺が多いので、黄色、赤、薄紫などをブースカラーにすると目立つ。
ブースで製品を訴求するだけで終わっていて、
次の導線につながっていないのが、とてももったいない。
特典企画などを用いて、
行動要請するとさらに成果を出しやすくなると思われる。
ブース対応のゴールを決めた上で出展するだけで、
成果が大きく変わる。
来場者にメリットがある、診断、点検、リサーチなどの特典を用意し、
その特典へのエントリーをブース対応のゴールにすることが重要。
※特典企画の詳細は、「目からウロコの展示会フォロー」をご覧ください。
過去のレポートは以下の通りです。定点観測などにお役立てください。
このセミナーに参加すると、展示会で成果を出すコツがわかります。