こんにちは!展示会営業(R)コンサルタントの清永です。
国際フォーラムで開催されたFIT(金融国際情報技術展)2025という展示会を取材したレポートをお伝えします。
目次
FIT(金融国際情報技術展)2025の会場の様子を撮影しています。現場の雰囲気を感じていただけると思います。ぜひご覧ください。
「FIT(Financial Information Technology)」(金融国際情報技術展)は、2000年に誕生した、金融総合専門紙「ニッキン」(日本金融通信社)が主催する国内最大の「金融機関のためのITフェア」です。
過去23回の開催では、のべ33万人以上の金融機関、金融機関関係者が来場し出展社との商談、情報交換の場として、ご活用いただいております。金融実務と実践に即した唯一の展示会として高い評価を得ています。
24回目となるFIT2025でも多くの出展社が金融機関向けソリューションを事例を交えてご提案いたします。
開催後には、一部セミナーで後日配信(オンデマンド配信)も実施します。
一方で、会場でしか見られない展示やセミナー、金融事例も盛り沢山です。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
テーマ
挑戦しないリスク~攻めのDXで顧客本位を極める~
金融業界は、顧客ニーズの多様化、デジタル技術の進化、異業種の参入などにより、大きな変革期を迎えています。このような状況の中、DX(デジタルトランスフォーメーション)は、持続的成長と競争優位性の確立に不可欠な戦略です。
金融機関にとって、DXへの対応が遅れることは深刻なリスクを伴います。従来型のサービスのままでは顧客満足度が低下し、顧客離れを招く恐れがあります。技術導入の遅れは業務の非効率性を継続させ、コスト増につながります。さらに、レガシーシステムの維持負担が増大し、優秀なデジタル人材の確保も困難になります。
こうしたリスクを回避するためには、業務の効率化やコスト削減を目的とした「守りのDX」に加え、顧客本位の経営と持続的成長を実現する「攻めのDX」が不可欠です。
顧客データを積極的に活用し、一人ひとりのニーズに最適化された商品・サービスをパーソナライズされたチャネルで提供することで、質の高い顧客体験を創出し、エンゲージメントを高めることができます。これにより、LTV(顧客生涯価値)の向上が期待されます。さらに、AI、IoT、ブロックチェーンなどの先端技術や、API連携によるオープンな環境の活用が欠かせません。
「攻めのDX」は、単なるデジタルツールの導入にとどまらず、ビジネスモデルや組織、企業文化そのものを変革し、未来の顧客ニーズを先取りして応え続けるための能動的な取り組みなのです。
「攻めのDX」の道のりは決して平坦ではありません。しかし「挑戦しないこと」自体がいまや最大のリスクです。
顧客本位を徹底し、新たな価値を創造して持続的成長を遂げるためには、この挑戦を避けて通ることはできません。変化を恐れず、果敢に挑戦し続けることこそが、これからの金融機関に求められる姿です。
2025年10月9日(木)~10日(金)
国際フォーラム
小間割り図面は以下の通りです。
主催、後援、協賛は以下の通りです。
WEBサイトは以下です。
https://www.sangyo-koryuten.tokyo/
会場を写真撮影しました。現場の様子をご覧ください。
全国から金融業界関係者が多数集まる良質な展示会。
ブースで製品を訴求するだけで終わっていて、
次の導線につながっていないのが、とてももったいない。
特典企画などを用いて、
行動要請するとさらに成果を出しやすくなると思われる。
ブース対応のゴールを決めた上で出展するだけで、
成果が大きく変わる。
来場者にメリットがある、診断、点検、リサーチなどの特典を用意し、
その特典へのエントリーをブース対応のゴールにすることが重要。
※特典企画の詳細は、「目からウロコの展示会フォロー」をご覧ください。
過去のレポートは以下の通りです。定点観測などにお役立てください。
このセミナーに参加すると、展示会で成果を出すコツがわかります。
展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照。
展示会をテーマとした書籍を5冊執筆している展示会の専門家。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。