展示会営業®コンサルタントの
清永健一です。
先週、出張で
愛媛県松山市に行った帰りに
道後温泉に寄ってきましたよ。
朝一でお風呂に入って、
とっても気持ちよかったです。
それで・・・
実は、この道後温泉には、
展示会で成果を上げるための
重大なヒントがあるって
ご存知でしたか?
今回のコラムでは道後温泉について
掘り下げてみたいと思います。
目次
ちょっと考えてみてください!
日本全国に温泉は3000ヶ所以上
あると言われています。
では、
こんなにたくさん温泉がある中で
道後温泉が、
こんなにも有名でありがたい感じがするのって
なぜでしょうか?
確かにそれもあると思います。
でも、もっと強力なポイントがありますよね。
それは・・・
道後温泉が、
『日本で一番古い温泉だ』、
ということです。
この『一番』ということが、
展示会で成果を出すために
とても重要なのです。
展示会場には、
たくさんのブースがあります。
来場者の限られた予算を取り合うのですから、
展示会場内の自社以外のブースは
すべてライバルと言っても過言では
ありません。
そんな中、どのようにすれば、
来場者を自社のブースに立ち止まらせる
ことができるのでしょうか?
答えは、
「わかりやすさ」
です。
ブース上段に、
わかりやすいキャッチコピーを
掲げましょう。
そして、
もっともシンプルにわかりやすい
メッセージが
『一番』
ということなのです。
清永がお手伝いしている企業さんの中に
『ある特定分野の技術施工数が日本一』
の会社がありました。
しかし、その会社は、
「そんなことは大したことない」
と考えて、一番であることを
特にアピールしていなかったのです。
清永は、「これはもったいない」と考えて、
ブース上段に大きくそのことをアピールし、
スタッフさんのトークにも、
『一番』
を盛り込むようにしました。
すると・・・
前年比、2.9倍の
名刺を獲得することができたのです。
Q:なぜ、このブースに立ち寄らないといけないのですか?
A:一番だからです。
シンプルにわかりやすいですよね。
あなたの会社も、ぜひ
『一番』
アピールして、
展示会で成果を出してくださいね。
というと、
「うちには一番なんかない! だから困っているんだ!」
という声が聞こえてきそうです。
でも、安心してください。
どんな会社にも、
『一番』が、必ずあります。
分野やエリアなどを、
自社が一番になれるように絞り込む、
という発想をもってください。
例えば、エリアで絞っていくなら、
日本一が無理でも、関西一、
関西一が無理でも、奈良県一、
奈良県一が無理でも、奈良市一、
奈良市一が無理でも、近鉄奈良線沿線一
としていけば、
あなたの会社も
『一番』
になれるはずです。
●●エリアの
□□業で
△△を行っている会社の中では、
うちが『一番だ!』
というような絞り込み方もいいですね。
おわかりでしょうか?
『一番』は、
『なる』のではなくて『つくりだす』
のです。
そして、大事なのは、
『一番』をつくりだした後です。
『一番』をつくっただけで
満足しているだけでは、
いけません。
『一番』をつくったら、
今度は、それを情報発信することが
重要です。
それを積極的に、
WEBやリアルで情報発信していきましょう。
情報発信によって、
自社が『一番』なのだ!ということを
世の中に浸透させていくのです。
この情報発信作戦、
実は、道後温泉もやっているんです。
道後温泉は、兵庫県の有馬温泉、和歌山県の白浜温泉と
ともに、日本三古湯のひとつです。
そうです。道後温泉は、
本当は、一番古いと言われる
3つの温泉のうちの
ひとつにすぎないのです。
有馬温泉も太古の昔、
大国主命や小彦名命が発見したことに
なっていますし、
ホントのところは、
どの温泉が一番古いかなんて、
ハッキリはわかりません。
でも、この中でもなんとなく
「日本最古の温泉ってどこ?」
と聞かれると
「道後温泉!」
と答えたくなりますよね。
これは、
道後温泉の
「われわれは、日本最古の温泉である!」
という情報発信作戦が成功していることを
意味しています。
ぼくたちのような中小企業は、
道後温泉を見習うべきなのです。
あなたの会社も
展示会で成果を上げるために
ということを、ぜひしてほしいと思います。
あなたの会社が展示会で成果を出すことを
心から応援しています。
このセミナー
に参加すると、自社にとって
もっとも効果的な
『一番』のつくり方がわかります。
ぜひ、参加してみてください。