こんにちは!
展示会営業(R)コンサルタントの清永健一です。
今年もよろしくお願いします!
さて、1月8日(金)に1都3県:東京、神奈川、千葉、埼玉で
再び緊急事態宣言が発出されました。
さらに、大阪府、京都府、兵庫県にも宣言が発出される見込みです。
目次
コロナの猛威が加速しています。
清永は日々、数多くの方にお会いしますが、
コロナへの対応姿勢について、
大きく2つに分かれるように感じています。
清永がどちらをお奨めしたいかは、言うまでもないですよね。
コロナが収束する時期がハッキリわかっているのなら
「嵐が去るまでの辛抱だ!」とじっと我慢するのも良いでしょう。
清永も、一刻も早くコロナが収束することを願っています。
しかし、コロナがいつまで続くのか、確定的なことは誰にもわかりません。
宮崎は県独自の緊急宣言を出しましたし、
愛知、岐阜も緊急事態を要請すると報道されています。
このような状況の中、
清永は、コロナの収束を「前向きに諦める」ことを提案いたします。
言い換えれば、
永久にこの状態が続いたとしても業績を上げ続けることができる
強い会社を目指すと決意する
べきなのです。
ぼくたち人類は、これまでもピンチをチャンスに変えてきました。
アイザック・ニュートンは、
ペストの大流行による大学の休校期間中に、
落ちるリンゴを見て万有引力の法則を発見しました。
オイルショックの時、
日本人は石油の供給が止まるのではないかと大混乱になりながらも、
必死で省エネ技術を向上させ、苦境を乗り越えました。
全世界を経済危機に陥れたリーマンショックをきっかけとして、
これまで世になかった革新的なサービスを提供する会社が多数生まれています。
民泊サービスのAirbnb(エアビーアンドビー)、
格安ネット印刷のラクスル株式会社、
クラウド仕事依頼サイト運営ランサーズ株式会社などは、
リーマンショックが起こった2008年9月前後に創業しているのです。
ぼくたちは、コロナもチャンスに変えるべきなのです。
テレビ、新聞、雑誌などで「コロナ禍」というワードを目にしない日はありません。
「禍」という文字には、
「よろこばしくない事柄」、「不幸をひきおこす原因」、「災難」という意味があります。
でも、新型コロナウィルスは事実でしかありません。
それをどう解釈するかは、ぼくたち自身が自分で決めることができます。
ひとつ提案があります。
今後は、「コロナ禍」という単語を見た時、
「禍」という文字を「チャンス」と読み替えませんか?
「コロナか」を「コロナチャンス」と読むのです。
ぼくたちが一日に何度も目にする「コロナ禍」という言葉を、
目にするたびに 「コロナ禍(チャンス)」と心の中で唱えれば、
世界がもっと前向きになるのではないでしょうか?
企業が、コロナをチャンスに変えるためにとても重要なことがあります。
それは、社内に勢いを取り戻す、ということです。
コロナという、自分や自社でコントロールできない不測の事態によって、
事業計画を狂わされてしまった多くの企業では、
今、社内が沈滞し停滞ムード、閉塞感が漂ってしまっています。
多くの企業が、コロナによって勢いを奪われてしまったのです。
「勝者の民を戦わしむるや、積水を千仭の谷に決するが若き者は、形なり」
これは、2500年前に書かれ、ビル・ゲイツなども愛読したとされる「孫子の兵法」の一節です。
ぼくの恩師であり孫子兵法家の長尾一洋氏は、
孫子の知恵を現代の経営に活かすために、この一節を次のように訳しておられます。
「戦いに勝利する者は、人民を戦闘させるにあたり、
満々とたたえた水を深い谷底へ一気に決壊させるような勢いを作り出す。
これこそが勝利に至る態勢(形)である」
企業経営には、勢いが必要なのです。
では、どのようにすれば社内に勢いを取り戻すことができるのでしょうか?
それは、他者に依存しない、ということです。
清永は、今回のコロナでそのことを痛感しました。
展示会に向けて準備万端整えても、
肝心の展示会が中止になってしまっては成果を出すことはできません。
コロナによって昨年2020年は3月から7月まで5か月もの間、
ほとんどの大規模展示会が中止になりました。
余談になりますが、
昨年と異なり、今回は、緊急事態宣言下でも、
中止せず開催される展示会が数多くあります。
たとえば、アジア最大級の食品・飲料専門展示会:フーデックス(3月9日から12日)も
去年は中止になりましたが、今年は開催を表明しています。
展示会は、感染防止と経済活性化の両立の縮図です。
ですので、展示会主催者が果敢に開催に向けて動いておられるこの状況は、
とてもすばらしいことだと感じています!
とはいえ、
展示会の中止の判断をするのは展示会主催者です。
出展社がどんなにがんばっても主催者の判断をくつがえすことはできません。
これは、展示会開催・中止の判断を主催者という他者に依存している状態です。
この状態で中止が発表されても、出展社は
「仕方ないなぁ」「どうしようもないもんなぁ」とつぶやくしかありません。
こうして停滞ムードが漂い、社内から勢いがなくなるのです。
そうならないためには、自社でコントロールできる範囲を増やすことです。
『自前オンライン展示会』開催は、
まさに、自社でコントロールできる範囲を広げていく取り組みです。
その名の通り、オンライン展示会を自前で開催しますから、
開催・中止を自社で判断することができます。
そもそも、オンライン開催なので、
コロナや災害などの非常事態であっても基本的に開催できます。
さらに、
『自前オンライン展示会』サイトのコンテンツ充実やオンラインセミナー実施を通じて、
これまで見込み客との接点づくりを代理店や紹介者などに依存していた会社も、
見込み客を自己集客する力がつきます。
そして、自己集客した顧客をオンラインセミナーでの啓蒙やオンライン商談等によって、
まさに自力で顧客獲得していくことができるようになるのです。
見込み客との接点づくりから受注までを、
他者に依存せず、すべて自社で自力で行うことができるのが、
『自前オンライン展示会』の最大の利点です。
自社でコントロールできる範囲を拡大し、
自力で顧客獲得していく体制を整え、それを粛々と実行していくことで、
必ず、社内に勢いを取り戻すことができます。
1995年1月17日、阪神淡路大震災が起こりました。
この時ぼくは神戸で大学生をしていて、
激震地である神戸市六甲に下宿していました。
幸い、ぼく自身やぼくの仲間は、みんな無事でしたが、まわりの状況は最悪でした。
避難所の方々は、日を追うにつれ、
肉体的にも精神的にも限界が近づいてきているように見えました。
ぼくは、当時何の力もないただの大学生でしたが、
それでも、「何かしたい」、「避難所の人たちに少しでも元気になってほしい」、と思い、
大学の仲間と一緒に、
ボランティア活動に熱心なシンガソングライターの泉谷しげるさんの
チャリティーライブを開催したのです。
チャリティーライブの当日、たくさんの避難所の方々が、
ライブ会場の神戸大学六甲台講堂に集まってくれました。
そこには、一瞬でもつらいこと、悲しいことを忘れて、
本当に楽しんでおられる姿がありました。
清永は、
この時の、人と人が集まり、
逆境を乗り越えていく姿を決して忘れることができません。
今まで、ぼくたちは、一か所に集まり励ましあうことで、
災害や苦境を乗り越えてきました。
コロナがもっともやっかいなのは、
未曾有の災害なのに、こんなに苦しいのに、人と人が集まれない、という点だとぼくは思います。
しかし、25年前の阪神淡路大震災のころとは違い、
今は、デジタル技術が飛躍的に発展しました。
物理的には集まれなくても、
YouTubeやZOOMなどのデジタルツールを活用すれば、
オンラインで集まることができるのです。
ぼく自身、そのことを強く実感しました。
清永が主催した「リモート営業オンライン展示会」のオンラインセミナーでは、
4時間もの間、100人以上の方に視聴いただきました。
この時、ぼくは、3時間を超えたあたりから、
だんだん、100名超の参加者の方々と
リアルで集まっているような錯覚にとらわれました。
100名超の参加者さんたちと、
力を合わせてコロナを乗り越えていく、リアルな集会のような一体感を得られたのです。
これこそが、デジタル技術の持つ底知れないパワーであり、
ぼくたち中小企業がDX化を通して手に入れていくべき武器なのだと思うのです。
今年も、コロナに負けずに、中小企業が力強く業績を向上させていく技術、知見、ノウハウを
発信していきます。ご期待ください。
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