展示会名

資産運用EXPO

開催時期
1月下旬

会場
東京ビッグサイト

出展対象商品
・投資信託 ・ETF ・NISA (ニーサ) ・iDeCo (イデコ) ・REIT
・FX/CFD ・ラップ口座 ・コンサルティング ・外貨預金 ・保険 ・仮想通貨 
・情報誌 ・ソーシャルレンディング歯科医師 ・歯科技工士 ・歯科衛生士
・太陽光発電 ・風力発電 ・海外不動産 ・相続対策コンサルティング ・トランクルーム 
・コインランドリー ・倉庫・工場 ・駐車場 ・新築一棟マンション ・新築一棟アパート 
・戸建住宅 ・オフィスビル ・空室対策サービス ・新築区分マンション ・中古一棟アパート 
・シェアハウス ・賃貸管理サービス
・保険 ・クレジットカード ・各種ローン ・太陽光発電 ・その他 固定費に関する商品
・サービス(電気、ガス料金 携帯、通信費 インターネット回線 など)
・家計相談サービス(ファイナンシャルプランナー)

主催者
リードエグジビションジャパン株式会社

サイト
https://www.am-expo.jp/ja-jp.html

会場の様子

展示会営業Ⓡコンサルタント清永の視点

会場の雰囲気は、住宅展示場がさらに派手になったようなイメージ。
原色系カラフルなブースが多い。ユニフォームを統一しているところも多い。
チョコ、お米、おしぼりなどのノベルティも多く、抽選で金塊が当たる、という
ものまである。
セミナーを行っているブースも多い。
ガリガリのド営業が多いのだろう。
スタッフがガンガンに声をかけてくる。
だからこそ、もし出展するなら、
逆に、黒基調にゴールドを入れて、文字少な目でシンプルなキャッチコピーを
つくり、高級感のあるブースを仕立てるとよい目立ち方をすると思われる。

また、どういう体験アトラクションをしようかと悩んでいる方は、
この展示会でそのイメージをつかむとよいと感じる。

こんにちは。
展示会営業(R)コンサルタントの清永です。
 
展示会 出展にはお金と労力がかかります。だからでしょうね。
「せっかくの展示会 出展をムダにしたくない!」という想いが強すぎて、
自社商材の紹介に終始してしまうブースが非常に多いのです。
しかし、これでは、大きな成果を出すことはむずかしいです。
では、どうすればよいのでしょうか? それは、  

『自社とライバル会社という垣根を超えて来場者の明るい未来を提示する』 ことです。

もし、あなたの会社の商材が、
あなたの会社のライバル会社の商材と組み合わせることで
来場者・顧客にとって、より役に立つのなら、
展示会場では、躊躇せずに、
ライバル会社の商材を自社商材と組み合わせて展示する とよい

でしょう。
幕張メッセで開催されたシーテック展示会 出展した日立さんのブースが このことをとてもうまく体現しておられましたので 突撃インタビューしてきました。ご覧ください。 

(展示会営業コンサルタント清永健一のイケてるブース突撃インタビュー)

では動画をどうぞ! 

 

展示会 出展で圧倒的に集客する盲点!≪日立グローバルライフソリューションズ≫【CEATEC シーテック】

(動画内の会話をテキストでも紹介しています)
 

清永
清永
展示会営業®コンサルタントの清永です。
日立さんのブースに来ています。
デモンストレーションが始まりました。
(コンパニオンさん)
みなさんこんにちは!
本日は、シーテック2019、日立ブースにようこそお越しくださいました。
このブースでは、これから、
ロボットと家電製品がつながる!そんな暮らしをご紹介していきます。
出展社
出展社
アイボ!
ホットミルクのメニュー送って!
(アイボが歩き回る)
出展社
出展社
アイボ!洗濯機の回転に合わせて踊ってるの?
かわいいねぇ。
出展社
出展社
アイボ、見守ってくれててありがとう!
じゃぁアイボ、次はお掃除を手伝ってくれる?
ミニマルと一緒にお掃除して!
出展社
出展社
アイボがお掃除ロボット ミニマルに近づいていきます。
ゆっくり近づいていく。
「アイボ!がんばれ!」
ミニマルがアイボに頼まれたお掃除をスタートしました。
こんな風に異なる価値を持つ家電製品がつながることで、
垣根がなくなってあたたかい気持ちになって楽しくなってきますね。
出展社
出展社
清永
清永
(まとめ)
今のデモンストレーションの核って何だったでしょうか?
だれがどう考えてもアイボですね!
でも、アイボって日立さんの製品でしたっけ?
ちがいますね。ソニーさんの製品なんです。
でもね、日立さんの実現する世界を展示会の来場者にイメージさせるためにアイボが必要だと考えてプレゼンテーションの軸に据えられたのだと思うんです。これは英断ですし、展示会ブースの魅力を圧倒的に高める良い方法だと感じました!
あなたも取り入れてみてください。
展示会営業®コンサルタントの清永健一でした。

 
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展示会名

横浜デンタルショー

開催時期
1月中旬

会場
パシフィコ横浜

来場者属性
・歯科医師
・歯科技工士
・歯科衛生士 など

主催者
横浜デンタルショー運営委員会

サイト
http://www.yokohama-dentalshow.com/

会場の様子

 

 

展示会営業Ⓡコンサルタント清永の視点

全体として真面目に製品をアピールしようとしているブースが多い。
ブースキャッチコピーを掲げているブースは全体の1%もない。
歯医者業界の競争激化の流れを反映して、
採用、スタッフ教育、WEB集客、節税、補助金活用など
ノウハウ提供のみを行うゾーンが展会場の一角にあった。
普通に機械を展示するだけだと、
「ショールームで見ているから知っている」
となってしまう。
ではどうすればよいのでしょうか?
歯医者の先生は、私服で来ている。
もちろん情報収集に来ているのだが、半分プライベートなのだ。
であれば、歯医者さんのビジネスとは離れた趣味をきっかけとして
自社ブースに立ち寄らせるというやり方を検討するとよいだろう。

多くの歯医者さんは、
クルマ、時計、ゴルフが好きな方が多い。
であれば、
ブースの軒先で、
 ・パターゴルフ
 ・時計の値段当てクイズ
 ・ランボルギーニなどの高級車のバンパーをハンマーで叩いてへこませるアトラクション
などを行い、惹きつける、という方法を取ることができるのではないだろうか?

こんにちは。
展示会営業(R)コンサルタントの清永です。
 
今回の「イケてるブース突撃インタビュー」は、株式会社マックエイトさまです。
 
展示会では、商品のスペックや性能をアピールしてもなかなか伝わりません。
しかし、電子機器や基盤などの固い商材、むずかしい商材のブースほど、ついスペックを訴求してしまう傾向にあります。
 
これでは、残念ながら成果は出ません。
では、どうすればよいのでしょうか?
 
それは、
 1.ブースキャッチコピーで立ち止らせて、
 2.とっつきやすい体験アトラクションで対話して、
 3.その上で、商材の強みや特徴をアピールする
という流れをつくることが重要です。
 
この時に、実はポイントがあります。
それは、この3ステップをブーススタッフ全員が共有する、ということです。
 
ブーススタッフがこのステップを共有していないと、結局は、固い商材をむずかしくアピールしてしまうことになってしまうのです。
 
そうならないためにどうすればよいのでしょうか?
それは、『展示会の学園祭効果を活用する』ということです。
 
具体的には、体験アトラクションの設備や装置などを自社の社員で自作します。
自作する中で、会話がはずみます。日ごろあまり会話しない他部門の人たちの
対話も生まれるでしょう。
 
このようにして、社内の一体感を高めていくのです。
 
これらを上手くやっているブースが、幕張メッセで開催されたシーテックにありましたので
突撃インタビューしてきました。
 
続きは動画でご覧ください。

 

展示会の学園祭効果を活かして社内の一体感を高める方法とは?

(動画内の会話をテキストでも紹介しています)
 


清永
清永
展示会営業®コンサルタントの清永健一です。
今日は、幕張メッセのCEATECに来ています。
見ていると、なんか面白いブースが・・・ぐるぐる何かが回っているんです。行ってみようと思います。
清永
清永
「ご自由にお取りください」って書いてあるので、
手に取って見ようと思います。
清永
清永
これは何なのでしょうか?
はい!こちらは基盤に使われている部品でして、
様々な用途に合わせて使われているんです。
出展社
出展社
清永
清永
なるほどです。
これもそうですか?
(別のものを取る)
こちらはLEDに使われる基盤です
出展社
出展社
清永
清永
なるほどです!
それでね!
「固い感じ、難しい感じの商材なのですが、
 ブースがめちゃくちゃ面白いですね!
清永
清永
たとえば、このブースキャッチコピー
「変な部品を作ってる会社です!」
おもしろいですね~。これ、どういう意味なのですか?
「他にはない!」ってことですよね。
当社独自でしかやっていないもの、という意味を込めています。
変という言葉ですけれど、個性的というか・・・
出展社
出展社
清永
清永
いい意味で「変」ということですよね。
ぼくもこの「変」というワードで
思わず目を引かれてしまいましたもん。
そうですね!
キャッチコピーとしてはインパクトが高いと思います。
出展社
出展社
清永
清永
ここにも何か面白いものがありますね!
これは何なんですか?
これは、いつも来場者さんにやってもらっているんですが、
こんな風にココにカードを入れる、(装置の差込口にカードを入れる)と、プレゼントがもらえるんです。
出展社
出展社
清永
清永
あっ!今何か出てきましたね!
やってみていいですか?
カードを差すと、あっ!出ていましたね!
うれしい
清永
清永
いいですねぇ~。
この装置が御社の商材なのですか?
いえ、これは売りものというわけではないのですが、
せっかく展示会に出るので、「みんなでつくろう!」ということで
学園祭みたいにつくったんです。
出展社
出展社
清永
清永
えっ!ご自分たちで作ったんですか?
はい!勉強も兼ねて作りました。
実際に自分たちで作らないとどういう部品かということも
わかりませんしね。
出展社
出展社
清永
清永
いいですね!どうですか?お客さん、来てますか?
そうですね。
やはり、来場者さんはこちら(ブースの右側)から
来るので、キャッチコピーに目を止めてくれる人が多いです。
出展社
出展社
清永
清永
なるほどですね!
あと2日がんばってください!
応援しています!
清永
清永
とても面白かったですね。
ちょっとまとめてみたいと思います。
まずは、なんと言ってもブースキャッチコピーですよね。
「変な部品を作っている会社です」
「変」という一見するとマイナスイメージのある言葉を
使うことで、来場者にインパクトを与える、という点がとても面白いなぁと思いました。
清永
清永
次に、このぐるぐるまわる装置ですね。回っているだけで、目を引きますし、近づくと、「ご自由にお取りください」と書いてあるから取りますよね。で、この包装も面白くて、ガチャガチャのカプセルみたいなキャッチーな包装なんだけど、空けてみると、めちゃくちゃ無骨な骨太な部品が入っているというね。面白いです。
清永
清永
それと、最後に、この装置、これを展示会を迎えるにあたって社員さんで作ったということなんです。これは、展示会の準備を社内の一体感を高めるために活用したよい例だと思いました。
随所に工夫を凝らしておられます。まず、立ち止まって手に取ってもらわないと良さが伝わらない、ということをよくお分かりになったブースだなぁと感じました。普通だと、「この部品の素材はこうであ~で、そうで・・・」とその性能、スペックを知りたくなるんだと思うんですけど、そうではなくて、まず、来てもらう、立ち寄ってもらう、ということをよく考えられたブースだったと思います。

 

 
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展示会名

レジャージャパン
(レジャー施設向けアトラクション・アクティビティ・演出設備・サービス展)

開催時期
12月上旬

会場
東京ビッグサイト

出展社数

約190社

来場者数
約19,000人

来場者属性

・遊園地・テーマパーク・レジャー施設
・ゼネコン
・舞台技術
・商業施設・交通施設・モール施設
・レジャースポーツ・アウトドア施設
・自治体
・ホテル・宿泊施設・プール・スパ・温浴施設
・アリーナ・体育館
・水族館・動物園・ミュージアム・美術館・博物館
・芸能・劇団

来場者の役職
・経営者・オーナー・役員・・・約20%
・館長・支配人・管理職・・・約12%
・部長・課長・マネージャー・・・30%
・係長・主任・・・約15%
・一般職員・・・約15%
・その他・・・約5%

主催者
TSO International 株式会社

サイト

http://leisure-japan.jp/

会場の様子

 

展示会営業Ⓡコンサルタント清永の視点

レジャー用品なども多いため、体験させる、身体を動かさせる、ということに
長けたブースが多い印象。
全体として、各ブースからさまざまな音が出ているので、
簡易マイクのようなものを用意し、ブースのスタッフはマイクを通して
来場者に話しかけるとよい。
ARやVRが効果的に使われている。ただ、AR、VRをそのまま展示するだけのところは
やや集客に苦戦している。AR、VRとアナログなもの、フィジカルなものを組み合わせて
体験できるようにするなどの工夫をするとよりよい。

展示会名

高機能プラスチック展(樹脂・炭素繊維・成形加工機などが出展)
高度な技術をアピールする展示会。技術者などの来場も非常に多い。

開催時期

12月上旬(東京)
5月中旬(大阪)

会場

幕張メッセ
インテックス大阪

出展社数

約1,500社(東京)
約500社(大阪)

来場者数

約70,000人(東京)
約40,000人(大阪)

来場対象者

・プラスチックメーカーの 研究・開発、設計・製造、品質管理、購買・資材部門の方
電子部品、家電、航空宇宙、自動車、機械部品、医療機器のプラスチックユーザー
・金属・セラミック など、プラスチック以外のユーザー

来場対象製品

・プラスチックメーカーの 研究・開発、設計・製造、品質管理、購買・資材部門の方
電子部品、家電、航空宇宙、自動車、機械部品、医療機器のプラスチックユーザー
・金属・セラミック など、プラスチック以外のユーザー

主催者

リードエグジビジョンジャパン株式会社

サイト

https://www.plas.jp/ja-jp.html

会場の様子

 

展示会営業Ⓡコンサルタント清永の視点

高度な技術に関する展示会なので、まじめで骨太な印象。
高度な技術をそのまま説明しようとしているブースが多いので、
体験アトラクションをつくり、体験の後、技術的な説明をするとよい
と思われる。
ブース内のパネルの文字が技術の詳細を説明しようとしすぎて
小さい印象。欲張りすぎず、遠くからも見える大きな文字にする方が
効果的。
上の写真の通り、全体的に青や濃紺が多いので、
黄色、オレンジ、赤などをブースカラーにすると目立つ。

 

こんにちは。
展示会営業(R)コンサルタントの清永です。
 
今回の「イケてるブース突撃インタビュー」は、コーデンシ株式会社さまです。
 
「うちは、技術はありますが製品はないんです。展示会は、技術しかない会社には向いていないのではないでしょうか?」
展示会営業Ⓡコンサルタントとしてこんな質問をいただくことがあります。
 
確かに少し考えると、製品がある方が展示会には向いているような気がしますね。
 
でもそんなことはありません。技術しかない企業でも展示会で成果を出すことができます。
 
その際のポイントは、
 ①技術をモノ化すること
 ②複数の技術がある場合は、それぞれをモノ化すること
 ③モノを体験できるようにすること
です。
 
幕張メッセのCEATEC(シーテック)で、とてもうまく技術をモノ化している企業があったので取材してきました。
 
突撃インタビュー、ご覧ください。
 

 

展示会で、技術はあるけれど製品がない会社が成果を出す方法≪シーテック≫

(動画内の会話をテキストでも紹介しています)

清永
清永
また面白そうなブースがあります!
行ってみます!
清永
清永
これ、何かすごく惹かれるんですけど、
何なんですか?
回るんですか?
ちょっとやってみますね!(手をかざす)
出展社
出展社
清永
清永
あ~!まわった!
回りましたよ!
じゃぁちょっと回ったんで止めてみますね!
(手をかざす)
出展社
出展社
清永
清永
あっ!止まった!
今、ブロックサインみたいなやつを出されましたか?
はい。これはジェスチャーセンサーと言いまして、
手の形を認証するセンサーなんです。
出展社
出展社
清永
清永
カタチを認証するセンサー=ジェスチャーセンサーと言うんですね。
見ていてください!
手を1本、2本、3本、4本!
それにフリック、フリック!
(次々とスロットが止まる!)
出展社
出展社
清永
清永
ちょっとやってみてもいいですか?
どうぞ!
出展社
出展社
清永
清永
やってみますね!
順番通りじゃない方がおもしろいかな?
2!1!3!
あ~残念。スロットがそろわなかった。
そろったら景品もらえたんですよね。悔しい~!
でもとっても面白いですね。
ありがとうございます!
出展社
出展社
清永
清永
これってあれですか?
ジェスチャーセンサーとかサイネージとか、これも
御社の製品なんですか?
はい!弊社のものです。
出展社
出展社
清永
清永
これ、でも、おもしろいですね。
ぐにゃってなってますもんね。
はい!そうなんです。これ、(パネルを曲げながら)すごい曲がるんです。
出展社
出展社
清永
清永
フレキシブルサイネージって言うんですね。
そうなんです。マジックフレックスって言うんですが、
普通、サイネージパネルというのは硬いんですが、それをゴムで作ることによって曲面を表現できるようになっているんです。
出展社
出展社
清永
清永
では、御社の製品である
ジェスチャーセンサーとマジックフレックスのデジタルサイネージを使ってこれを作ってくれたということですね。すごい面白かったと思います。
ありがとうございます!
出展社
出展社
清永
清永
(まとめ)
いいですね。まず、見栄えがいいですもんね。
それで、ジェスチャーセンサーとかマジックフレックスとかデジタルサイネージとかいろいろ紹介したいものがあるんだと思うのですが、それを単体でそれぞれ紹介するのではなくて、今見せてれたように複合品にして面白く見せて、体験させた後で、実際に技術の説明をする、という点が秀逸です。
清永
清永
こうすると、頭に自然と入りますよね。
そういう上手い見せ方をしておられるブースだと思いました。
あなたも参考にしてみてください。


 
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こんにちは。
展示会営業(R)コンサルタントの清永です。
 
今回の「イケてるブース突撃インタビュー」は、パラマウントベッドホールディング株式会社さまです。
 
展示会で周りのブースと差別化するにはどうすればよいのでしょうか?
このことを考える時に重要なのは、『展示会とは相対的なものだ』ということです。
 
よく、展示会ではオレンジや赤などの暖色を使うべきだ、というような主張がありますが、
それは誤りです。
なぜでしょうか?
 
それは、展示会では常に周りとの比較で考えるべきだからです。
つまり、周りにオレンジや赤などの暖色が多い場合は、あえて黒、濃紺、青などの寒色にするのが有効だということです。
 
幕張メッセのCEATEC(シーテック)で、『展示会は相対的なものである』ということをよくわかっておられるブースがあったので、突撃インタビューしてきました。
 

 

展示会で周りのブースと差別化する目からウロコの方法とは?

(動画内の会話をテキストでも紹介しています)

清永
清永
展示会営業Ⓡコンサルタントの清永です。
おもしろいブースがあるので覗いてみたいと思います!
清永
清永
いいですねぇ。これはベッドですねね。
このブースは何のブースなんですか?
このブースは、パラマウントベッドと言います。医療介護用のベッドなのですが、アクティブスリープという新しいブランドなのですが、寝ている方の睡眠状態を測って自動でベッドが動くというものです。
出展社
出展社
清永
清永
なるほどです!
快適な眠りのためにベッドが色々測定して自動で動いてくれる、というものなのですね。
体験ってできますか?
はい!もちろんです。
出展社
出展社
清永
清永
ベッドに寝ながら・・・
はじめは傾きがあったベッドが
睡眠に入った状態をセンサーが感知すると自動的にフラットになる。
1分に1度、少しずつベッドが動くので眠りを妨げないようになっています。
そして、身体が目覚めやすくなっている状態をセンサーがキャッチすると自動的にベッドが起き上がってくるんです。
出展社
出展社
清永
清永
あ~!いいですねぇ。
おもしろいですね。
そして、睡眠状態をたとえば94点みたいに点数化してくれてコメントと一緒に評価してくれるんです。
出展社
出展社
清永
清永
いいですねぇ。
堪能しました。
でもこれって、ぼくたち毎日必ず寝るわけですから、その寝る時間が充実するということは、人生が充実すると言っても過言ではないですよね。
はい!おっしゃるとおりです。
快適な睡眠で健康な生活を送っていただけると思います。
出展社
出展社
清永
清永
ありがとうございます!とってもおもしろかったです。
清永
清永
おもしろかったですね。
それで・・・
展示会営業Ⓡコンサルタント的に言うと、すごく面白いなぁと
思うポイントがあるんです。
それは、周りをみてください。
たとえば、あそこには、
AMADAさん「金属加工機械のグローバルメーカー」、
こっちには、
立花エレックさん「機械メーカー」
さらに、こっちは、
科学技術振興機構なんです。
清永
清永
おわかりでしょうか?
展示会場の中でこの一角というのは、デバイスとか
かなり込み入った技術に関する商材を展示しているゾーンなんです。
そこに忽然とベッドが現れる。
技術、技術、技術、技術ときて、そこに突然、
誰の暮らしにも身近なベッドが現れるんです。
そうすると、つい気になっちゃいますよね。
で、なんでここにベッドなんだろう?と思って
説明を聞いたら、ベッドもかなり、技術の粋をつくして
睡眠の質を高めていく、そういうベッドなので場所との親和性もあり、かつ、他のブースとパッと見で完全に差別化している点が
とってもおもしろいなぁと感じました。
あなたも参考にしてみてください。


 
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こんにちは。
展示会営業(R)コンサルタントの清永です。
 
今回の「イケてるブース突撃インタビュー」は、富士通株式会社さまです。
 
展示会には、たくさんのブースが出展しています。
ですから来場者は、たくさんのブースで、さまざまな説明を受けることになります。
 
そんな中で、自社のブースを来場者の記憶に強烈に残すためには
どうすればよいでしょうか?
 
自社ブースを来場者に強烈に記憶させるには、来場者に身体を動かしてもらうことです。
「叩く」「踏む」「飛ぶ」「ぶつける」などの原始的な動作がとても効果的です。
幕張メッセのCEATEC(シーテック)で、わたし自身がそういう体験をしました。
 
突撃インタビュー、ご覧ください。
 

 

展示会で来場者に自社ブースを強烈に記憶させる裏技(なわとび)CEATEC【富士通株式会社】

(動画内の会話をテキストでも紹介しています)

清永
清永
展示会営業Ⓡコンサルタントの清永です。
富士通さんのブースに来ています。
これを見てください。
むちゃくちゃおもしろいんです。
『運動能力可視化なわとびセンシング』
今からやられていただこうと思います。
これを腰にベルトのようにつけてください。
出展社
出展社
清永
清永
わわわっ!なんか緊張しますねぇ。
なわとび、ぼく30年ぶりです。
3、2、1とスクリーンに出ますので30秒間なわとびを飛んでみてください
出展社
出展社
よーい!スタート!
出展社
出展社
清永
清永
(なわとびを飛び始める)
(順調!楽しくて笑顔が出ています)
清永
清永
やばい!足がもつれた。
再開しようとするけれど・・・
ヘロヘロ・・・
そうこうしているうちに終わってしまった・・・
清永
清永
疲れたぁ~。
ヘトヘトになっちゃいました・・・
ちょっと途中つまづいちゃいましたけれど、
(スクリーンを指し示しながら)このデータを見ると意外と平均よりバランスはいいようです。(とフォローしてくれています)
出展社
出展社
清永
清永
はははっ!ほめ上手ですね♪
ありがとうございます!
清永
清永
まさに、運動能力の可視化だと感じました!
清永
清永
(まとめ)
体験させるということがいかに大事かということです。
このなわとび30秒、思った以上になわとび30秒ってきつかったですけれど、でもね、これをやったら、多分、ぼくはこのことを忘れないと思います。この展示会でぼくがなわとびを富士通さんのブースでやったということを絶対に忘れないと思います。そういう記憶に残すアンカーとして非常に有効なアトラクションだと感じました。

 
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こんにちは。 展示会営業(R)コンサルタントの清永です。  
今回の「イケてるブース突撃インタビュー」は、みずほ情報総研株式会社さまです。  
展示会は、ビジネスの場ですから、つい、ビジネス上のメリットを訴求することによって来場者にアピールしようとしがちです。  
しかし、これだけでは来場者を立ち寄らせ人垣をつくることはできません。
  来場者は確かにビジネス上のメリットを求めて展示会に足を運んでいますが、
どのブースを見るかという判断は実は無意識に好き嫌いでしている
からです。  
幕張メッセのCEATEC(シーテック)でそのことをよくわかっているブースがあったので突撃インタビューしてきました。   では続きは動画でどうぞ。  

 

展示会でブースに来場者を立ち寄らせるのは実はビジネス上のメリットではない!≪シーテック≫【みずほ総研】

(動画内の会話をテキストでも紹介しています)  

清永
清永
展示会営業Ⓡコンサタントの清永健一です。
なんか、むちゃくちゃ面白そうなブースがあるので行ってみます。こんにちは!
こんにちは!
出展社
出展社
清永
清永
これは、何なんですか?
加齢シミュレーション、って書いてますけれど・・・
はい!
10年後の顔画像をAIが予測します!
出展社
出展社
清永
清永
うっ!
ちょっと怖いですねぇ。
はい!
ドキドキします!
出展社
出展社
清永
清永
やってみていいですか?
どうぞ!
カメラはここです。
もう半歩前にでてください。
出展社
出展社
ではいきますよ。
出展社
出展社
清永
清永
笑った方がいい?
いえ。
普通の顔でお願いします。はい!チーズ!(しばらく経って)はい。完了です
出展社
出展社
清永
清永
はい!ありがとうございます!
では、まず、撮影したデータから3次元の顔を予測します。
その上で、10年後の顔を予測します。加齢現象って筋肉が垂れてくるような3次元の顔の形の変化を伴いますので、3次元を予測してからその3次元形状がどのように変化するかを予測します。
出展社
出展社
清永
清永
なるほどです。
ドキドキしますねぇ。
清永
清永
これは、もとのデータっていうのはどこのものなのですか?
元のデータは、科学警察研究所という警察庁の研究機関で警察官を対象にして同一人物の10年間の変化を測定したデータがあるんです。
出展社
出展社
清永
清永
そうなんですね。
さぁ、そう言っている間に、できましたか?
はい!できました。
左が10年前(現在)、右が10年後です。
こんな形です。
(画像を見ながら)
目じりが下がってきたり、鼻が大きくなったり、口元とかほうれい線が大きくなって落ちてくるという感じです。
出展社
出展社
清永
清永
うわー、凝視できない・・・
おもしろいです。
逆に若返らせたりもできるんですか?
はい!できます。
やってみましょう!
出展社
出展社
清永
清永
あっ!ツルっとした。
ずいぶん、シミとかしわが消えて、いい感じですね。
出展社
出展社
清永
清永
どうもありがとうございました。
清永
清永
とってもおもしろい技術だと思いました。
それで、展示会営業Ⓡコンサルタントとしてはね、これ自体もすごく面白いなぁと思うのですが、多分、ここはみずほ総研さんのブースですから、色々なAIなんかの最先端の技術がたくさんあるんだと思うんです。紹介したい技術もたくさんあるはずなんです。
清永
清永
でも、これ見てください。
(ブースと通路を指し示しながら)
こっちからこっちに人が流れていますね。そういう中で、
みずほ総研さんが紹介したい技術の中で、この加齢シミュレーションというのが最もキャッチーなんだと思うんです。
清永
清永
なぜキャッチーなのか?
それは、
人はだれしも自分自身に一番興味があるからです。
その自分の加齢のシミュレーションができるとなると人は立ち止るんだと思うんです。そういうアイキャッチ商材を前に押し出した面白いブースでした。あなたもぜひ参考にしてみてください。


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展示会名

Inter BEE(国際放送機器展)

開催時期

11月中旬

会場

幕張メッセ

出展社数

約1,100社

来場者数

約38,000人

主催者

一般社団法人 電子情報技術産業協会

サイト

https://www.inter-bee.com/ja/about/outline/

会場の様子

展示会営業Ⓡコンサルタント清永の視点

メディアとエンターテイメントの総合展示会というだけあって
会場の雰囲気、個社のブースともにスタイリッシュ。
カッコよさだけで終わらせず実売につなげていくことが、
この展示会で成功するポイント。
全体的に黒や濃紺が多いので、黄色、赤、薄紫などをブースカラーにすると目立つ。

 

CEATEC(シーテック)2019に行ってきました。
このコラムではCEATEC2019の見どころについて、展示会営業(R)コンサルタント清永の視点で解説していきますね。

 

CEATECとは、言うまでもなく、毎年10月に幕張メッセで開催される大規模展示会です。
2000年に家電総合見本市として誕生、その後日本家電産業の栄枯盛衰とともに形を変えてきました。
今では、IoT先端展示会ともいうべき様相となっています。

 

では、その見どころを次の章からどうぞ!

 

見どころはIoTにあり!

思えば、清永が初めてCEATEC(当時はCEATEC JAPANと言いました)を見たのは2003年。
まだケーブルテレビ会社の営業マンをしていた時です。

 

同僚とともに展示会場に行って度肝を抜かれたことを今でもハッキリ覚えています。

当時は、

  • 薄型テレビ
  • デジタルカメラ
  • DVDレコーダー

がデジタル3種の神器と呼ばれ、家電華やかなりし頃。

 

ド派手なコンパニオンとともにソニー、パナソニック、日立、NECなどなどのブースが立ち並んでいました。
日本の家電産業がまだまだ元気だったころです。

 

それから15年の時を経たCEATEC2019。
家電見本市だったころとは全く別物になっていました。

 

展示会のコンセプトを家電からIoTに変更したことで、出展社も展示会場の雰囲気も様変わりしているのです。

 

IoTとは、ご存知の通り、「モノのインターネット化」。
つまり身の回りのあらゆるものがインターネットを介してつながることです。
現在のCEATECの見どころは、ズバリこのIoTにあると言ってよいでしょう。

 

シーテック館内

 

つながるということは、これまで別だったものが一緒になったり、垣根がなくなったりすること。

 

CEATEC2019の会場はまさにこの、
・「つながる」
・「一緒になる」
・「垣根がなくなる」
を体現しているような世界観でしたっ!

 

ANAブースでの見どころ

たとえば今回、広大なスペースで初出展を果たしたANA。
航空会社のANAだから、航空技術や輸送に関するテーマで出展するのかと思えば全くちがうんです。

 

ANAはアバターロボットを出展していました。
自分の手を動かすと遠隔地にあるアバターロボットの手が、自分の手のごとく動くという技術です。

 

シーテックANAブース

 

その精度はルービックキューブで遊べるほど。
清永も握手してもらったのですが、本当にリアルな人間の手を握っているようでした。

 

ANAの広報担当者さんに聞くと、
「遠隔地にいる自分の分身であるアバターを自由自在にコントロールできるようになれば、もはやそれはそこに移動したのと同じだ」
とのことです。

 

そして、実際にそのアバターを動かす技術を持っているのは、ANA自身ではなく技術ベンチャー企業。
ANAは、技術ベンチャー企業と「一緒になって」出展しているんです。

 

その目的は、ANAがアバターに力を入れていることを世に知らしめるとともに、先端技術を持つ企業と「つながること」だと言うのです。

 

DeNAブースの見どころ

同じく初出展となるDeNA。
パッと考えるとAIによる知育ゲームのようなものを出展していそうなのですが、これまた全然ちがいます。

 

DeNAの見どころは、「働き方改革タクシー」を提案していたことです。

 

シーテックDeNAブース

 

タクシー配車アプリに加えてカメラなどで運転手の状態を確認します。
このことにより、居眠りや事故につながりかねない特性を見つけ、交通事故の削減支援ができます。

 

またAIとビッグデータを活用して乗車予測を立てることで、空車率を低減するサービスなども紹介していました。

 

こうしたソリューションによって新人とベテランの経験という「垣根がなくなる」ことがイメージできました。

 

日立ブースの見どころ

このようにIoT展示会にふさわしく、
・「つながる」
・「一緒になる」
・「垣根がなくなる」
を体現していたのは、ANAやDeNAなどの初出展企業だけではありません。

 

家電見本市時代からのCEATECの常連である日立のブースにも見どころがありました。

 

日立のブースでやっていたのは、IoT家電のデモンストレーション。
「あぁ。やっぱり日立はイメージ通りだなぁ」と思ったのも束の間。

 

冷蔵庫、掃除機、エアコンをIoTでつないだ生活を紹介するこのデモンストレーションの核になっていたのは、アイボです。
そう、あの機械犬アイボなんです。。

 

シーテック日立ブース

 

ソニーのアイボが日立のIoT家電を操作する主婦を愛らしくサポートするというシナリオで、デモンストレーションは展開していきます。

 

オーディエンスはアイボの愛らしさ(以前のアイボよりも格段にかわいくなっていた)に、ついついデモンストレーションを見入ってしまいます。

 

清永はつい、「アイボはソニーの商材なのにそんなことでいいの?」と思ってしまうのですが、そういう考えの時代はもう終わったというでしょうね。

 

日立が提唱するIoT家電のイメージを伝えるために必要なら、ライバル企業であるソニーの商材でも躊躇なくデモンストレーションの中心に据えるのです。

 

そうです、自社、競合という「垣根がなくなって」きているのです。

 

展示会会場の見どころ

こうした変化は、出展社からだけでなく主催者からも感じられました。
会場のレイアウトが通常の展示会と異なっていました。

 

具体的には、海外からの出展企業と日本のスタートアップ企業のブースの場所を隣り合わせに配置していたのです。

 

シーテック2019館内

 

通常これらの企業は別々の離れたゾーンに配置されています。

 

物理的な距離の「垣根をなくし」、高い技術力を有するもののまだ海外まで営業に行く余裕のない企業と尖った技術を探したい海外企業を「つなげる」意図が主催者側にあったのではないかなぁと清永は思うのです。

 

さいごに

CEATEC2019の見どころを、「展示会営業のプロ」清永が解説してみました。
いかがでしたでしょうか?

 

展示会の見どころ、あり方は時代の変化と共に変わっていくものであることをお分かりいただけたと思います。
来年のCEATEC2020も楽しみですね。

 

同時にこれまでと同じ方法で展示会に出展していると、時代からも、そしてライバルからも取り残されれてしまうことも感じていただけたでしょうか?

 

もし自社の展示会のあり方に不安を感じたら、お気軽に清永までお声掛けくださいね。
全力で貴社の展示会を応援させていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

 

 

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