こんにちは!展示会営業(R)コンサルタントの清永です。
パシフィコ横浜で開催された国際画像機器展2025という展示会を取材したレポートをお伝えします。
目次
国際画像機器展2025の会場の様子を撮影しています。現場の雰囲気を感じていただけると思います。ぜひご覧ください。
1978年開催の「高速度写真と画像計測国際会議」の併設展示会「国際画像計測機器展」にルーツを持ち、今回で47回目の開催を迎える国際画像機器展。本展示会は『国内最大・最先端のマシンビジョンが集う展示会』をテーマに、国内外よりマシンビジョン・ロボットビジョン業界を中心に画像処理の最先端技術が集う展示会として発展してまいりました。本展示会ご来場者については、6割近くが技術情報に着目しており、職種の半数近くが技術・設計部門や研究開発部門であることも特徴です。
◆国際画像機器展2025の見どころ
・特設ゾーン「ロボティクステクノロジーゾーン」
近年、画像処理技術は生成AIやディープラーニングの進化により、さまざまな分野で私たちの暮らしを支える“キーテクノロジー”としてその価値を一層高めています。
また、その活用は製造現場の省人化・効率化にとどまらず、事故の未然防止、医療診断支援、スマートシティの実現など、社会課題の解決に寄与する技術として欠かせない要素となっています。こうした画像処理技術の進化と応用領域の拡大を背景に、今年もロボティクステクノロジーゾーンを設置し、ロボット部品/材料、ロボット制御、自動化システム/RPAなどロボット関連の製品・サービスを幅広くご紹介します。
・無料で専門家に相談できる貴重な機会、「技術相談コーナー」
技術相談コーナーとは、日本映像処理研究会、日本インダストリアルイメージング協会、出展社有志の方々に相談員としてご協力をいただき、営利を目的とせず、中立な立場で皆様の疑問にお答えするコーナーで、本展示会の目玉企画の一つです。
こんな事はできないの? こんな製品はないの?など、画像処理でお困りのこと、疑問に思うことに無料でお答えいたします。解決できない難問・疑問がございましたら、ご来場のうえ、お気軽にご相談ください。
・希望の製品を簡単に検索できる『画像機器総覧』の体験コーナーと、カタログ展示コーナー
マシンビジョン、画像処理製品の検索ポータルサイト『画像機器総覧』。このコーナーではPCを実際に操作いただいて出展内容に関連する製品情報を閲覧できます。また『画像機器総覧』の出品企業様をはじめとした企業・団体様のカタログも配布しております。
・「求人コーナー」は、既卒者はもちろん、画像処理関連企業へ就職を希望する学生の方にも
国際画像機器展では展示会出展社による求人コーナーも設けます。リアルの製品や技術力をブースで見て、雰囲気も感じながら、求人情報を検討できるのはリアル展示会のメリットです。また、関連業界への就職を検討されている学生の方も、ぜひご覧いただければと思います。
・聴講無料の「国際画像セミナー」
マシンビジョン・ロボットビジョンとその関連技術について各分野の第一人者による講演が行われます。また、事例や応用、製品やサービスなどについて最新情報が得られると好評の出展者セミナーもございます。みなさまの知識習得や最新情報収集などにご活用いただければ幸いです。
開催時期
2025年12月3日(水)~5日(金)
パシフィコ横浜
主催者
主催、後援、協賛は以下の通りです。
アドコム・メディア株式会社
会場の小間割りは以下の通りです。

WEBサイトは以下です。
https://www.adcom-media.co.jp/ite/
会場を写真撮影しました。現場の様子をご覧ください。

全国から、画像関連の技術者などが多数集まる良質な展示会。
欲を言えば、ブースで製品を訴求するだけで終わっていて、
次の導線につながっていないのが、とてももったいない。
特典企画などを用いて、
行動要請するとさらに成果を出しやすくなると思われる。
ブース対応のゴールを決めた上で出展するだけで、
成果が大きく変わる。
来場者にメリットがある、診断、点検、リサーチなどの特典を用意し、
その特典へのエントリーをブース対応のゴールにすることが重要。
※特典企画の詳細は、「目からウロコの展示会フォロー」をご覧ください。
過去のレポートは以下の通りです。定点観測などにお役立てください。
このセミナーに参加すると、展示会で成果を出すコツがわかります。

展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照。
展示会をテーマとした書籍を5冊執筆している展示会の専門家。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。