こんにちは!展示会営業(R)コンサルタントの清永です。
幕張メッセで開催された鉄道技術展2025という展示会を取材したレポートをお伝えします。
展示会場の様子がわかる動画
鉄道技術展2025の会場の様子を撮影しています。現場の雰囲気を感じていただけると思います。ぜひご覧ください。
会場を歩いて感じたこと
僕は展示会を取材するたびに、会場の空気感そのものに大きなヒントが隠されていると感じています。今回の鉄道技術展2025も、幕張メッセの広大なフロアを歩きながら、たくさんの気づきと可能性を感じることができました。
会場に足を踏み入れると、まず目に飛び込んできたのは616社という過去最多の出展企業が創り出す、活気に満ちた展示会場の様子でした。来場者の方々は、真剣な表情で各ブースを巡り、担当者と熱心に会話を交わしています。特に印象的だったのは、大手鉄道会社のブース周辺に自然と人だかりができていて、そこでは技術者同士が専門的な話題で盛り上がっている光景でした。「この部分の仕様について詳しく教えていただけますか」「実際の導入事例はどのような感じですか」といった具体的な質問が飛び交い、ブースの担当者も資料を広げながら丁寧に説明している姿が印象的でした。
多くのブースで見られたのは、「頑張りが逆効果になってしまっている」状態でした。しかしこれは裏を返せば、改善の余地が大きく残されているということでもあります。具体的な改善ポイントは、展示会営業で成果を出すための全体設計で詳しく解説しています。
一方で、会場を歩いていると、ブースごとに明確な差が見えてくるのも事実です。賑わっているブースでは、来場者が立ち止まり、展示物に触れたり、スタッフと会話したりする姿が絶えません。そうしたブースには共通点があって、やはり「何を伝えたいのか」が一目で分かる展示になっているんですね。大きなパネルやデモンストレーション、実物展示などで、来場者の興味を引きつける工夫が随所に見られます。
その一方で、素晴らしい技術を持っているはずなのに、少し足を止める人が少ないブースもありました。これは決してその企業の技術力や製品力が劣っているということではありません。むしろ、もったいないなと感じるんです。展示パネルに専門用語がぎっしり並んでいたり、カタログが整然と並べられているだけだったり、スタッフの方が少し遠慮がちに待っている様子だったり。そんなブースを見ると、「もう少し見せ方を工夫したら、もっとたくさんの方に立ち止まってもらえるのに」と、応援したい気持ちになります。
例えば、ある中小規模のブースでは、担当者の方が通りかかる来場者に一生懸命声をかけようとしているのですが、タイミングがなかなか合わずに苦戦している様子が見られました。でも、その横のブースでは、実演デモを定期的に行っていて、「次回は10分後です」という案内があることで、自然と人が集まってくるんです。この違いは、決して企業規模や予算の改善の余地だけではなく、展示会という場をどう活用するかという視点の違いなんだと僕は思います。
会場全体の雰囲気としては、やはり専門性の高いBtoB展示会ならではの真剣さが漂っていました。来場者の多くは名刺交換をしながら、「後日、詳しい仕様書をいただけますか」「実際に導入する場合のスケジュール感はどうでしょうか」といった、具体的な商談につながる会話をしています。こうした光景を見ると、展示会が単なる製品紹介の場ではなく、ビジネスを生み出す重要な接点になっていることを実感します。
初出展の日立製作所やシャープといった大手企業のブースは、さすがに多くの来場者で賑わっていました。ブランド力もありますが、それ以上に「どんな提案をしてくれるのだろう」という期待感が来場者の足を運ばせているように見えました。一方で、知名度では劣るかもしれない企業でも、ニッチな技術や独自のソリューションをしっかりアピールしているブースには、確実に見込み客が訪れていました。
会場を巡りながら感じたのは、来場者の皆さんは本当に真剣に情報を探しているということです。ただ歩いているわけではなく、目的を持って、必要な技術やパートナーを見つけようとしています。だからこそ、出展する側も「誰に、何を、どう伝えるか」を明確にすることが、これほど大切なんだと改めて思いました。
最終日には学生向けのイベントも予定されているということで、業界の未来を担う若い世代にも門戸が開かれているのは素晴らしいことですね。こうした取り組みが、鉄道業界全体の活性化にもつながっていくはずです。
展示会は本当に可能性に満ちた場所です。準備の仕方次第で、結果は大きく変わります。今回の鉄道技術展でも、工夫次第でもっと多くの成果を得られるブースがたくさんあると感じました。皆さんの技術や情熱が、もっと多くの人に届くように、僕はこれからも応援し続けていきたいと思います。
※この記事はAIを活用して作成しました。
鉄道技術展2025の概要
「第9回鉄道技術展」は、鉄道・交通システムやインフラ技術、施設、電力、輸送、運行管理、車両、インテリア、旅客サービス関連、他あらゆる鉄道分野の技術が横断的に会する総合見本市として10年に第1回目がスタートし、13年からは2年に1度開催されている。「鉄道技術」のジャンルは多岐の分野にわたり、安全・安心・快適・環境・省エネを追求して取り組まれている。その製品・技術・サービスの向上・効果が鉄道だけにとどまらず、最終的には地域活性・街づくりにまでつながっていくことが見込まれている。過去最多の616社・団体が出展!国内最大規模の鉄道に特化したB2Bイベント
「第9回鉄道技術展2025」
社会インフラ構造物、モニタリング、維持管理の技術展
「第6回橋梁・トンネル技術展」
11月26日(水)~29日(土)幕張メッセ(4~8ホール)にて開催
2年に一度開催される国内唯一の大規模鉄道ビジネス展示会「第9回鉄道技術展2025」ならびに、社会インフラ構造物、モニタリング、維持管理をテーマにした展示会「第6回橋梁・トンネル技術展」が本日開幕しました。
今回の鉄道技術展には、初出展となる株式会社日立製作所、シャープ株式会社をはじめ、過去最高となる616社・団体が出展し、業界の最前線を担う最新技術とサービスが紹介されています。
JRグループをはじめとする旅客鉄道会社各社(※)は、最新の導入技術やサービス、そして未来への展望を披露。音楽館が提供する運転シミュレータ、さまざまな鉄道事業者によるAI関連技術の実例紹介など、最先端の革新的な技術に触れることができる貴重な機会となっています。
さらに今回は、業界の未来を担う人材をテーマに、最終日の11月29日には、学生向けイベント「鉄道業界探求フェア」を実施します。鉄道業界での仕事を目指す学生さんには、鉄道事業者の方と直接話ができる、仕事を知るうえで絶好の機会となっています。
会場は幕張メッセ(千葉県千葉市)4~8ホール、11月26日(水)より11月29日(土)までの4日間開催します。4日間で4万人の動員を見込んでいます。
開催時期
2025年11月26日(水)~28日(金)
会場
幕張メッセ
出展対象
出展対象は以下の通りです。
- 交通・鉄道システム、横断的技術
交通計画
まちづくり
スマートシティ
ITS、ICT
高速鉄道
貨物輸送、物流、コンテナ、IT
都市交通(メトロ、モノレール、AGT、LRT、BRT、他)
防災・安全管理技術
快適性
インターオペラビリティ
省エネルギー技術
コンサルタント
シミュレーション技術
ユニバーサルデザイン - 土木・インフラ技術・施設
軌道構造(PCまくらぎ、締結装置)
線路(レール、線路構造、分岐、配線、連動装置)
橋梁
トンネル(掘削技術、工法)
保線技術(保線機械、機材)
建設技術
軌道検測(軌道状態監視技術、軌道検測車)
土木構造(構造、土留め、築堤)
防災対策(地震、降雨、風雪、気象予報)
駅(駅舎構造、駅建築、デザイン)
プラットホーム(構造、ホーム柵)
跨線橋
車両基地、車両工場 - 電力・輸送・運行管理
電力設備
変電設備、回生変電所
饋電システム
架線構造、架線検測
列車群制御
輸送計画
運行管理システム
通信・信号技術(CBTC、ATACS、無線、電子閉塞)
踏切装置
列車保安技術(ATC、ATS、ATO、TASC) - 車両、インテリア
車体構造(材料、構体設計、配電、デザイン、塗装、洗浄)
走り装置(台車、配管、潤滑剤、駆動装置、連結器、緩衝装置)
ドア、窓、幌(ドアエンジン、構造、ガラス素材)
車内情報伝送(TIMS、ATI、イーサネット、ケーブル、コネクタ、ディスプレイ)
プロパルジョン(制御装置、補助電源装置、半導体)
ディーゼル機関、トランスミッション、バイモード
蓄電池、キャパシタ
ブレーキ装置(空気供給、ディスク、材料、制輪子、回生ブレーキ)
アコモデーション(床、荷棚、室内デザイン、材料、車内照明、不燃性素材)
座席(構造、材料、デザイン)
車内設備(トイレ、洗面施設、ユニバーサルデザイン、喫煙対策、空調)
車両試験(各種測定装置、試験装置、各種検測車)
運転室・乗務員室
安全対策
メンテナンス技術
快適性(乗り心地、車内環境、騒音、振動) - 旅客サービス
駅(旅客対応設備、出改札装置、照明、券売機)
駅ビル、店舗、ビル構造・工法
ユニバーサルデザイン、バリアフリー
自動案内、サイン、メディア・アド、供食
予約システム
ICT
防災・安全対策
総合・映像セキュリティ、警備関係 - 自動化
ロボット、AI、IoT技術、ソリューション - 次世代モビリティサービス
スマートモビリティ、Maas、BRTなど最新技術
来場対象者
- 鉄道事業会社
- 鉄道車両メーカー
- エンジニアリング・建設
- 鉄道技術メーカー・サプライヤー
- 商社
- 業界団体
- 学術・研究・開発
- 観光庁
- コンサルタント
- 通信・電機
- セキュリティ・情報システム
- 学生
小間割り
小間割り図面は以下の通りです。

出展者一覧
出展者一覧は以下の通りです。
主催者
主催、後援、協賛は以下の通りです。
主催
産経新聞社
共催
株式会社シー・エヌ・ティ
後援
- 国⼟交通省近畿運輸局
- ⼤阪府
- ⼤阪市
- 大阪商工会議所
協賛
- 独立行政法人自動車技術総合機構 交通安全環境研究所
- 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構
- 公益財団法人鉄道総合技術研究所
- 公益社団法人日本交通計画協会
- 一般社団法人海外鉄道技術協力協会
- 一般社団法人信号工業協会
- 一般社団法人鉄道建築協会
- 一般社団法人鉄道分岐器工業協会
- 一般社団法人日本建設業連合会
- 一般社団法人日本試験機工業会
- 一般社団法人日本地下鉄協会
- 一般社団法人日本鉄道運転協会
- 一般社団法人日本鉄道技術協会
- 一般社団法人日本鉄道施設協会
- 一般社団法人日本鉄道車両機械技術協会
- 一般社団法人日本鉄道車輌工業会
- 一般社団法人日本鉄道電気技術協会
- 一般社団法人日本電機工業会
- 一般社団法人日本電気制御機器工業会
- 一般社団法人日本民営鉄道協会
- 一般社団法人日本モノレール協会
- 全国路面軌道連絡協議会
- 日本鉄道システム輸出組合
WEBサイト
WEBサイトは以下です。
http://www.mtij.jp/
会場の様子(写真)
会場を写真撮影しました。現場の様子をご覧ください。

過去のレポート(定点観測用)
過去のレポートは以下の通りです。定点観測などにお役立てください。
展示会の専門家 清永の視点
全国から鉄道、交通インフラ関連の来場者が多数集まる良質な展示会。
欲を言えば、ブースパラペットに単に社名だけを書いている会社が多く
非常にもったいない。
ブースキャッチコピー3つの要素
- メリット提示
- 具体性
- TO ME メッセージ
にもとづき、シンプルに短い言葉で伝えることが重要。
※キャッチコピーのつくり方は、
「ブースキャッチコピー3つの鉄則」をご覧ください。

展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照。
展示会をテーマとした書籍を5冊執筆している展示会の専門家。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。
