展示会営業(R)コンサルタントの清永です。
前々回、前回と展示会で成果を上げるための
すべての出発点となる出展コンセプトの
検討の仕方について、お伝えしています。
今回のコラムは、前回に引き続き、
名古屋市にある清掃会社:(株)オーアンドケーさんの
事例で、出展コンセプトのつくり方を具体的に
考えていきますよ。
前回は、出展コンセプト検討シートの
「(2)役に立ちたい人が心の中でつぶやいている悩み」
まで、深掘りしましたね。
ですので、今回は、
「(3) だったら、うちがこんな風に、役に立てますよ」
について考えてみましょう。
目次
問3.「だったら、うちがこんな風に、役に立てますよ」
ここでは、悩みが解消された状態を
その理由とともに挙げていきます。
その際に、重要なのは、
出会いたい人がつぶやいている悩みの中で
できるだけ優先順位の高い悩みにリーチする方が
成果が出やすい、という点でしたね。
「(2)役に立ちたい人が心の中でつぶやいている悩み」
で挙げた悩みを優先順位の高いものから列挙すると、
おそらくこんな感じだと思います。
- 「スタッフがまた辞めてしまった」
- 「ノロウイルスとかインフルがホント怖い」
- 「スタッフが採用できないなぁ」
- 「入所者が増えないぞ」
- 「入所者や家族からまたクレームが・・・」
- 「スタッフの人間関係が悪いんだよなぁ」
- 「ヤバイ!今、監査来たら対応できないぞ」
オーアンドケーさんは、清掃会社ですから、
優先順位1「スタッフがまた辞めてしまった」
については、対応することがむずかしいでしょうね。
では、
優先順位2「ノロウイルスとかインフルがホント怖い」
という悩みについては、どうでしょうか?
これなら、清掃会社として、ズバリ対応できそうですね。

とうことで、
「(3) だったら、うちがこんな風に、役に立てますよ」
の答えは、
「うちなら、ノロウイルスやインフルエンザが
施設内で発生しないようにできますよ。」
のようになります。
問4.「ホント?って思うでしょ。裏付けはね・・・」
さぁ、出展コンセプト検討シートの完成まで
あと一息です。
続いて、最後の問い
「(4)ホント?って思うでしょ。裏付けはね・・・」
に回答しましょう。
この問いも非常に重要です。
なぜなら、
人は、
「あなたの悩みを解決できますよ」と
言われると、必ず
「ホントなの?」
と感じるからです。
この「ホントなの?」に回答するのが
この問4です。
オーアンドケーさんは、
清掃会社として、長年の実績や技術を
有しています。
問4に対する回答は、
- 30年におよぶ様々な清掃ノウハウの蓄積があります。
- ルミテスターで汚染物質を高感度に測定します。
- 浮遊菌を押さえる加湿器を活用します
- 弊社オフィスでは、清掃と加湿器の活用で
たったひとりもインフルエンザになっていません。
ということになるでしょうね。
出展コンセプトの活用法:ブースに反映させる
これで、ついに
出展コンセプト検討シートが
完成しました。

ここまでくれば、
あとは、このコンセプトを
ブースデザインやチラシなどの
ツール類に落とし込むだけです。
そうしてできたオーアンドケーさんの
ブースはこんな風になりました。

来場者の悩みに直結しているからでしょうね。
オーアンドケーさんのブースには
かつてないほどの人垣ができたのです。
あなたも、ぜひこの手順で
出展コンセプト検討シートを
作成してみてください。
あなたの展示会出展が成功することを
心から願っています。
このセミナーに参加すると、展示会で成果を出すコツがわかります。

展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照。
展示会をテーマとした書籍を5冊執筆している展示会の専門家。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。

