展示会営業(R)コンサルタントの清永です。
展示会で成果を上げるためには、
まず、来場者の足を止めることが重要ですね。
そのために、もっとも重要なのが、
実は、ブースキャッチコピーです。
ブースキャッチコピーとは、
下の写真の白抜き文字の部分です。
見逃されがちですが、
このブースキャッチコピーが
しっかり来場者に刺さるかどうかによって
成果が3~5倍も変わってきます。
目次
では、どのようなブースキャッチコピーなら
成果が出るのでしょうか?
実は、ブースキャッチコピーには
鉄則があります。
その鉄則とは、この3点です。
来場者は、
「自社や自分にメリットがある」
と思うから、そのブースに興味を持つのです。
ですから、どんなメリットを与える商材を
展示しているブースなのかを
わかりやすく伝えましょう。
ここで重要なのは、
商品のスペックや実績ではなく、
来場者に提供できるメリットを提示する
ということです。
メリットとは、言い換えると
「来場者のどんな悩みを解決するのか?」
です。
しっかり考えてみてください。
来場者はブースが具体的であればあるほど、 足を止めます。 では、どうすれば具体的になるのでしょうか? それは、ブースキャッチコピーの中に数字を入れることです。
A:「経費を大幅に削減することができます。」
B:「2年で経費を35%削減します。」
あなたは、AとB、
どちらの方に引き付けられましたか?
Bですよね。
ブースキャッチコピーに
数字を入れるだけで、訴求力が高まるのです。
あなたのブースキャッチコピーに数字を組み込めないか?、
考えてみてください。
TO ME メッセージを入れるということです。
TO ME メッセージとは、
だれ宛てのメッセージなのかをキャッチコピーに
入れてしまうという意味です。
「自分にピッタリのブースだ!」
「まさに自分のためのブースだ!」
と感じると立ち止まってくれるのです。
ですから、あまり広すぎるターゲット設定を
してはいけません。
たとえば
「中小企業の社長 必見!」
という書き方だとどうでしょうか?
形式上は、
TO ME メッセージ になっています。
でも、中小企業の社長さんって、
世の中に何人いるのでしょうか?
個人事業主を合わせると、
400万人以上いますね。
ちょっと多すぎます。
これでは、
「まさに、自分にピッタリだ」
とは思ってもらいにくいはずです。
もうすこし絞りの効いた
TO ME メッセージを考えてみましょう。
この3つの鉄則を使ってつくった
ブースキャッチコピーの例が、これです。
これは、ぼくの展示会営業(R)コンサルティング研修を受講して
展示会:スーパーマーケットトレードショーと出展した新潟県O社さんの
ブースです。
メリット提示は、
「女性・高齢者でも楽々!」で、
具体性は、
「労災ゼロ!」です。
そして、
TO ME メッセージは、
「人材確保に悩むスーパーの責任者様へ」
です。
どうでしょうか?
ブースキャッチコピーづくり3つの鉄則を
上手く活かして、ターゲットに刺さる
内容になっていますね。
この会社さんは、このブースキャッチコピーで
前年比3.57倍の成果を上げることに成功しました。
あなたも、3つの鉄則を用いて
ブースキャッチコピーを練り上げてほしいと思います。
あなたの会社の展示会の成功を心から願っています。
ブースキャッチコピーづくりの裏技ともいうべき応用編を
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成果の出るブースキャッチコピーをつくれるようになります。