こんにちは!
展示会営業®コンサルタントの清永です。
ウィズコロナでも開催可能は展示会として、
テレビ東京:WBS(ワールドビジネスサテライト)や日本テレビ:news zero(ニュースゼロ)でも取材された、
半リアルな新しいタイプの展示会:PHESEが
2020年6月1日から6月5日までスモールワールズ東京で開催されました。
リアル展示会でもオンライン展示会でもない半リアルという発想。
コロナ・接触自粛の中でも開催できることはもちろんですが、
実は、この半リアルという方式、それ以外にもさまざまな隠れたメリットがあります。
主催者のSUPER PENGUIN(株)竹村社長や来場者さん、出展者さんのお話を
突撃インタビューしてきました。
(展示会営業コンサルタント清永健一のイケてるブース突撃インタビュー)
では動画をどうぞ!
【コロナでもできる展示会】展示会の新しいカタチ!リアルとオンライン展示会の間!@スモールワールズ東京_清永健一の展示会営業術
(動画内の会話をテキストでも紹介しています)
展示会営業Ⓡコンサルタントの清永です。
スモールワールズ東京に来ています。
ここでは、このコロナの時代にそれでも成果を出せる新しいタイプの展示会が開催されているようです。
すごく興味があるので今から取材に行ってきます!
このイベントの主催者のSUPER PENGUIN㈱竹村社長にお聞きします。これ、全く新しい取り組みだと思います。
当然、コロナという事情があるのだと思いますが、
コンセプトをもう少し詳しくお聞きしてもいいでしょうか?
コロナになってから、
オンライン展示会ってたくさん出てきていますよね。
もちろんこれも素晴らしい取り組みなのですが、
オンライン展示会だと、
ブースをつくってくれる職人さんたちの仕事が生まれないんです。
それをなんとか変えたいと思った、というのが、
もともとの発端なんです。
たしかに、オンライン展示会だと
ブース施工は発生しないですもんね。
それで、オンラインの良さとリアルの良さを融合した新しい形式の展示会ができないかなぁと考えてこの半オンラインというコンセプトが出来上がったんです。
なるほどです。それでね、
半オンラインと考えたときに、
「出展者だけ会場にいて、来場者はオンライン参加する」というパターンも選択肢としてはあったんじゃないかと思うんです。
でも今回は、「来場者がリアルな場に来て、出展者がオンラインで参加する」という形式ですよね。これは何か理由があるのでしょうか?
バイヤーさんは実際に実物を見ないと「買う!」「取引する!」という決定をできないと思うんです。でも、出展者さんがブースに常にいると、言い方は悪いですが、落ち着いてみれない、遠巻きに歩いてしまう、という面があると思うんです。
あははっ!なるほどです。
要するに「売り込まれるのが嫌だから、近づかないでおこう」という心理が働いちゃうということですね。結構買う気じゃないと、じっくり見れない、という・・・
確かにありますねぇ。
そうなんです。だったら、
出展者さんがいないっていうのも
実物さえ見れれば、悪くないんじゃないかなぁと。
そうなんです。しかも、出展者さんが会場に来なくていいということは、費用が浮くんです。旅費、交通費、宿泊費・・・
すると、出展のハードルが下がるんです。
確かに、来場者さんにとったら、気軽に障れるし、
それに、やはり、どうしてもオンラインだけではわからないことってありますもんね。
質感、重さ、手触り、におい・・・
そうなんです。
それに、オンラインだけだと、よっぽどその会社さんに信用・信頼がないと、取引できないと思うんです。
こうしたことを考えて、
バイヤーさんには実際に来てもらう、
出展者さんはいなくてもなんとかなるだろう、
とこう考えたわけです。
さぁ続いて、来場者さんにもお話を着てみようと思います。
実際にこの形式で出展者さんとお話してみてどんな感じでしたか?
もともと気になっていたメーカーさんだったので、
足を運ばせていただきました。
はい。そうです。
メーカーさんも高知の会社なのでちょっと遠くて。
こういう機会で、商品を触りながら直接お話ができてよかったです。
社内に持ち帰ってZOOM会議などでも進められそうです。
いいきっかけだったなぁと思っています。
よかったですねぇ。
実際、リアルな展示会にもいかれたことってあります?
出展者さんとお話するのはZOOMなので、
ちょっと、タイムラグというか時差があるんですが、
商品のことを実際に伺いたいときに伺える、自分のタイミングでお話できる、っていうのはメリットとしてあるかなぁと思います。
あっ!
リアルだと話しかけられちゃう?
まだ、見てるのに~、みたいな・・・
自分のペースで見れるのはやっぱり
いいと思います。
なるほどです。
やっぱり、「WEBで見て問い合わせをする」というだけよりも
実物を触ってその上でお話するっていうのは、やりやすいですか?
そうなんです。
商品そのものだけななくて、その背景とかストーリーを聞けるのも
すごくいいです!
さぁ、では続いて、
僕自身が来場者としてこの新しい展示会を体験してみたいと思います。
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ここのブース、すごくちっちゃくてかわいいものがいっぱいあるんです。他の人がどうやって使ってるのかとかすごく気になるので
聞いてみたいですね!
備え付けのタブレットで動画で説明してくれてるのですが、
直接聞いてみたいので、ええっと、この「応答」ボタンを押してみますね。
こんにちは!
当社のミニチュアシリーズをご覧いただいています。
ぼく思うんですけれど、これを会社でサンクスカード的に使うと
感謝の気持ちが見えるんで、楽しいですし、
それに、大きいと大げさですけれど、小さいと渡す方も、渡される方も、気軽にできるから、いいコミュニケーションになるなぁと。
すごくこだわってるんです。
ホンモノと同じ紙ですし、加工方法も同じです。
ホンモノと同じ金箔の加工をして本当のミニチュアの商品をつくっているのが特徴です。
さぁ、さらに竹村さんに来てみようと思います。
このブース、いろいろこだわりがある気がするのですが・・・
サイズ感にはこだわりました。
今回、コロナの中の開催ですから、密集しないように
一人で見れるようにしてあります。
横幅1メートルにして、両サイドに囲いをしているんです。
それに、ブースとブースの間を2メートル空けています。
会場レイアウトとかブースの造作でもコロナ対策をしているんです。
あと、なんか絶妙に手に取りたくなる高さな気が・・・
よくおわかりですね。
出展者さんがいらっしゃらないことをポジティブにとらえるなら
来場者さんにとって、売り込まれず、つかまらず、ゆっくり手に取って商品を見れるということだと思うんです。
今回そのことを考えて、
1段目には、一番見せたいメイン商材を置く、
2段目には、それに関連した商品を置く、ということにしています。
さぁでは、実際にそのブースをつくった方にも
インタビューしてみます。
どういう工夫があるんですか?
ノックダウン方式で組み立て式になっているので全部バラバラにできます。背板から棚から何もかもです。
全部バラせるんですね。ということは、運ぶ時、輸送の時、めっちゃ便利ですね。
そうなんです。
それに、ストック、保管の時にも場所を取らないんです。
しかも何回でも使いまわしができます。
あれ?なんか、どなたかがタブレット越しにおられます。
大沼さん、こんにちは!
お茶取りに行ってました。
いつも、在宅でデスクワークしながら映しているんですけれど、
お茶取りに行って隻外してたんです。帰ってきたら人がいたんでうれしかった(^-^)
ありがとうございます!
ぼくも声かけてくれてうれしかったです(^-^)
いろんな人とお話できて、
説明して差し上げると
「買わせてください」って言ってくれる人もいて
うれしかったです。
大沼さん 聞いていいですか?
リアルな展示会にも出展したことありますよね。
どうですか?ぶっちゃけこの形式、どうですか?
えっと・・
実際に人としゃべることができるといのがマストだと
わたしは思っているんです。ものだけ、ってなると人ってなかなかか動かないんだけれど、こうやって話しかけたり、声を掛けられるとすごくいい。遠くにいてもできますしね。
それに、お金の少ない中小企業でも参加しやすいという点もすごくいいです。
なるほどです。
そうですよね。
「ちょっとお茶取りに行こか」って隻外して戻ってきて
また、来場者さんとお話する、ってなかなか、実際の展示会だとできないですもんね。
考えた、っていうのがいいと思うんです。
このコロナの中で、自分だけじゃなくて、
ブース施工がなくなっちゃったブース設営の方や売り先がなくなったわたしたちのような中小企業も困っている。
そんな中、主催者の竹村さんは、困っているだけじゃなくて、どうするかって考えたことが一番いいとわたしは思うんです。考えてやってみたこのことが素晴らしいと心から思います!
ありがとうございます!
本当にその通りですよね。
ぼく鳥肌たっちゃいました。
竹村さん
その通りですよね。
色々制約があるけれど、それをプラスに転じていく取り組みだと思います。
はい!
今、展示会業界は危機なんですけれど、
危機だからこそ変化のチャンスだとも思っています。
今回のこの取り組みがそのためのきっかけになってくれたら、
と思っています。
ありがとうございます!
ぼくも勇気をもらいました!
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