新型コロナウィルス禍、外出自粛中の営業活動の実態~47%がリモート商談を取り入れるも、74%が新規見込み客づくりに悩み~

2020年4月30日

株式会社展示会営業マーケティング

https://tenjikaieigyo.com/

新型コロナウィルス禍、外出自粛中の営業活動の実態

47%がリモート商談を取り入れるも、74%が新規見込み客づくりに悩み

株式会社展示会営業マーケティング(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:清永 健一)は、2020年4月28日に開催した「リモート営業オンライン展示会」の参加者を対象に、「新型コロナウィルス禍、外出自粛中の営業活動の悩みに関する匿名のアンケート調査を行いました。

「新型コロナ禍、外出自粛中の営業活動の悩みに関するアンケート

手段:WEB上のアンケートフォームでのアンケート調査    実施日:2020年4月28日から4月30日  

有効回答数:57   調査対象:大企業、中小企業の経営者・社員およびフリーランス

■設問5 緊急事態宣言中のお悩みを具体的にお教えください。(自由記述)

・新規に顧客と知り合う機会がない  ・新規リストの獲得

・電話営業を継続しているが、お客様の心理状態が前向きにならず検討が進まない。

・展示会やイベントの非開催  ・バーチャルでの発信、顧客獲得がむずかしい

・新規顧客の接触をどこまでするか迷う。特に高齢者。

 

■講評■

設問2「営業にZOOMなどを活用したリモート商談を取り入れていますか?」について、「「全ての商談で取り入れている」と「少し取り入れている」の合計が47%に達しました。さらに、「取り入れることを検討している」が39%あり、今後も、リモート商談の流れが加速していくことが予想されます。

設問4「緊急事態宣言中の営業活動において一番困っている点はどれですか?」について。

「新規見込み客づくりがやりにくい」という回答が、74%に達しました。

設問5「緊急事態宣言中のお悩みを具体的にお教えください。」(自由記述)については、

  • 新規に顧客と知り合う機会がない  
  • 新規リストの獲得
  • 電話営業を継続しているが、お客様の心理状態が前向きにならず検討が進まない。
  • お客様と会う機会が減少している。特に新規は難しい。
  • お得意先の新規案件が進まない  
  • 新規の商談活動が出来ない
  • 展示会やイベントの非開催  
  • バーチャルでの発信、顧客獲得がむずかしい
  • 新規顧客の接触をどこまでするか迷う。特に高齢者。
  • 当社は、年間10回以上10年以上に渡って、外部展示会に出展しており、その打率も高く、 
    新規様獲得は「外部展示会」という営業形態なので現在、両手両足をもがれた感があります。

などの回答が多くなっています。

このことから、外出自粛で客先に訪問できないことによって、新規見込み客づくりができなくなっていることがわかります。

外出自粛が長引くと、さらにこの傾向が強まってくることが予想されます。

客先訪問しなくても新規見込み客づくりを行うことができる営業手法を開発することが

急務となっています。

 

清永(きよなが)健一 プロフィール

株式会社展示会営業マーケティング 代表取締役。

展示会営業Ⓡコンサルタント。中小企業診断士。奈良生まれ、東京在住。神戸大学経営学部卒業後、メガバンク系コンサルティング会社など複数の企業で手腕を発揮。

2015年に独立、株式会社展示会営業マーケティングを創業する。展示会のプロフェッショナルとして、展示会主催者や出展企業などにそのノウハウを伝授。「日本の専門コンサルタント100 2020年版」に選出、掲載。
著書の「飛び込みなしで新規顧客がドンドン押し寄せる展示会営業術」「3秒で顧客をつかむ!コスト効果3300%の展示会営業術」「展示会のプロが発見!儲かっている会社は1年に
1回しか営業しない」(ともにごま書房新社)、「仕事のゲーム化でやる気モードに変える」、「営業のゲーム化で業績を上げる」(ともに実務教育出版)はいずれもamazon部門1位獲得。

展示会の専門家として、NHKラジオ総合第1に出演、川崎市、愛知県、埼玉りそな銀行、名古屋銀行、公益法人東京都中小企業振興公社、一般社団法人日本能率協会、各地の商工会議所など講演実績多数。