展示会に出展する際、展示会パネルは来場者に自社の商品・サービスを伝える重要なツールです。
展示会場では、多数の企業が隣り合って出展しています。
そのなかで来場者に、
「このブースは自分に関係がありそうだ」
「ちょっと見てみよう」
と思ってもらうためには、展示会パネルを上手く活用する必要があります。
一方で、展示会場を歩いていると、デザインはきれいなのに、何を伝えたいのか分からないパネルも少なくありません。
商品名。
会社名。
機能。
スペック。
企業理念。
導入実績。
これらをすべて詰め込んだ結果、文字が小さくなり、通路からほとんど読めなくなっているケースもあります。
展示会パネルの完成度次第で、来場者への伝わり方は大きく変わります。
しかし、重要なのは「かっこいいパネル」をつくることではありません。
清永健一の結論
展示会パネルは「説明するための板」ではありません。
通路を歩く来場者に「これは自分に関係がある」と気づいてもらい、実物・体験・会話へ導く装置です。
ですからパネル制作は、
「何色にするか」
「どの写真を使うか」
から始めないでください。
最初に考えるのは、
「誰に、何と気づいてほしいのか」
です。
この記事では、展示会パネルの基本的な役割、自作と外注の違い、制作時のポイント、キャッチコピー、文字サイズ、映像活用、パネルサイズ、制作の流れ、注意点、ブース内での配置、パネルの種類、準備、成功・失敗パターンまで詳しく解説します。
さらに、株式会社展示会営業マーケティングが2026年4月に実施した、出展者536名・業務目的来場者1,089名への独自調査「展示会白書」も使いながら、来場者が実際に何を見てブースに立ち寄るのかという視点から、展示会パネルのあり方を考えます。
展示会パネルの基本について
展示会に参加するなら、展示会パネルの準備は重要です。
展示会パネルは、来場者の興味を引き、自社の商品・サービスについて短時間で伝えるためのアイテムです。
ただし、パネルにはさまざまな役割があります。
「商品を詳しく説明するパネル」だけをイメージせず、ブース全体の中で何の役割を持たせるのかを考えてください。
展示会パネルの役割
展示会パネルには、主に次のような役割があります。
- 遠くから自社ブースの存在に気づいてもらう
- 誰向けの展示なのか伝える
- 来場者の課題を自分事化してもらう
- 商品・サービスの特徴やメリットを短時間で伝える
- 実物やデモへ視線を移してもらう
- スタッフとの会話を始めるきっかけをつくる
- ブース全体のイメージやブランドを統一する
魅力的でインパクトのある展示会パネルをつくれば、遠くからでもブースに気づいてもらいやすくなります。
その意味で、集客力を高めることはパネルの重要な役割の一つです。
また、商品・サービスの特徴やメリットを、一言で端的に表現することも重要です。
来場者がスタッフの説明を聞かなくても、
「これは何の商品か」
「自分にどう関係するのか」
がある程度分かる状態をつくります。
ただし、ここで一つ注意があります。
パネルだけですべてを説明する必要はありません。
展示会では、パネル、実物、デモ、スタッフとの対話が組み合わさって初めて理解が深まります。
展示会パネルの必要性
「そもそも展示会パネルは必要なのか?」
という疑問を持つ方もいるでしょう。
多数の企業が参加する展示会では、展示会パネルやサインは、自社の存在を伝える重要な要素です。
パネルがなければ、来場者は、
「どこの会社なのか」
「何を展示しているのか」
「自分に関係があるのか」
を判断しにくくなります。
特に展示会では、最初から目的を持って歩いている来場者も少なくありません。
限られた時間の中で多数のブースを比較しているため、意味がすぐ分からないブースは、そのまま通過される可能性があります。
展示会パネルは、ブースの存在を知らせるだけではなく、展示会後に、
「あのブースは〇〇をやっていた会社だった」
と思い出してもらうためにも役立ちます。
展示会パネルは自作する?制作を依頼する?
展示会パネルを用意する場合、主に、
- 自社で制作する
- デザイナーや制作会社へ依頼する
という2つの方法があります。
どちらが正解というわけではありません。
展示会パネルを自作するメリット
小型のパネルで、社内にPowerPoint、Illustrator、Canvaなどを使える担当者がいる場合は、自作も十分可能です。
自作のメリットには、
- 制作費を抑えやすい
- 修正を社内ですぐ行える
- 展示会ごとに内容を変更しやすい
- 自社の考えを直接デザインへ反映しやすい
ことがあります。
特に、A1・A0などのシンプルな説明パネルなら、自社でデータを作成して印刷会社へ入稿する方法もあります。
展示会パネルを自作するデメリット
一方で、デザインに慣れていない場合、
- 文字が小さくなる
- 情報量が多すぎる
- 余白がなくなる
- 色が多くなる
- 視線の順番が分からない
など、展示会場では見にくいパネルになることがあります。
PC画面上ではきれいに見えても、展示会場で5メートル離れると何も読めない、ということも起こります。
制作会社へ依頼するメリット
プロのデザイナーや展示会施工会社へ依頼すれば、フォント、配色、余白、写真の使い方など、専門的な知識を活かしたパネル制作ができます。
また、パネル単体ではなく、ブース全体の壁面や什器との統一感まで含めて設計してもらうことも可能です。
制作会社へ依頼する際の注意点
外注にも注意点があります。
制作会社へ、
「目立つ感じでお願いします」
「かっこよくしてください」
とだけ伝えると、見た目はきれいでも、成果につながらないデザインになることがあります。
制作会社へ渡すべき情報は、
- 今回の展示会で出会いたい相手
- その人が抱えている課題
- 今回もっとも訴求したい商品
- その商品を使うと何が変わるのか
- パネルを見た後に何をしてほしいのか
です。
清永健一の判断基準
デザインは外注できます。
しかし、
「誰に何を伝えるか」は外注できません。
出展コンセプトは、出展企業自身が決める必要があります。
展示会白書から見る|来場者は立ち寄るブースを絞っている
展示会パネルを考えるときに、まず意識したいのは、来場者が会場内のすべてのブースを一つひとつ丁寧に見て回るわけではないということです。
展示会白書のデータ
業務目的来場者1,089名への調査では、直近の展示会で立ち寄ったブース数は「4~6社」43.1%が最も多く、次いで「7~10社」32.0%でした。
つまり、多数の出展企業が並ぶ会場で、実際に立ち寄ってもらえるブースは限られています。パネルは、通路を歩く来場者に「ここは自分に関係がある」と短時間で気づいてもらうための重要な入口です。
だからこそ、展示会パネルは「きれいに情報を並べるもの」と考えないでください。
通路から見た瞬間に、
「これは自分に関係がある」
と感じてもらえるかどうかが重要です。
もちろん、デザインは重要です。
しかし、順番があります。
「かっこいい」より先に、「これは自分に関係がある」と思ってもらう。
ここが展示会パネルの出発点です。
制作会社との打ち合わせで、
「青系にしますか?」
「写真を大きくしますか?」
と話す前に、
「ターゲットが困っていることを、パネル上で言葉にできているか」
を確認してください。
展示会パネルの仕事は、来場者へ商品のすべてを説明することではありません。まず気づいてもらい、次に「自分に関係がある」と意味を理解してもらい、その後に実物・デモ・スタッフとの会話へ進んでもらうことです。
この順番で考えると、パネルに何を載せるべきかも変わります。会社沿革や細かなスペックを最初から大量に見せるのではなく、ターゲットの課題、得られる変化、実物を見たくなる一言を優先します。
言い換えれば、展示会パネルは「情報を読む場所」ではなく、来場者が次の行動を選ぶための案内板です。
展示会パネルを制作・準備するときのポイント
展示会パネルの完成度を高めるためには、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
単にデザインを整えるだけではありません。
情報の優先順位、使用目的、正確性、視認性、キャッチコピー、映像との役割分担、サイズなどを総合的に考える必要があります。
全体のバランスを意識してデザインする
展示会パネルに記載できる情報量には限界があります。
その限られたスペースの中に、
- 商品写真
- 会社名
- 商品名
- キャッチコピー
- メリット
- スペック
- 実績
- 事例
- 認証
をすべて詰め込もうとすると、結局何が大切なのか分からなくなります。
画像の大きさ、文字の配置、フォント、色、余白などを含め、全体のバランスを考えてください。
最初に、
「このパネルで一番見せたいものは何か」
を一つ決めます。
それ以外は、そのメッセージを補助する情報です。
文字を小さくして情報を詰め込まない
情報量が増えると、必然的に文字が小さくなります。
しかし、小さな文字は通路を歩いている来場者から見えません。
展示会パネルは、手元のパンフレットではありません。
来場者が数メートル先から見るものです。
私は、メインのキャッチコピーについて、分かりやすい感覚として、
「人の顔くらいの大きさ。A4用紙1枚に1文字くらい」
と考えることをおすすめしています。
もちろん、ブースサイズや設置高さによって適正サイズは変わります。
しかし、「思っているよりかなり大きくする」という感覚は重要です。
使用目的を明確にする
展示会パネルには複数の役割があります。
しかし、1枚ですべてを実現しようとすると、パネルが複雑になります。
そこで、パネルごとに一番の使用目的を決めます。
たとえば、
- 遠くから人を止めるパネル
- 実物のメリットを説明するパネル
- Before/Afterを見せるパネル
- 導入事例を伝えるパネル
- ブランドの世界観を伝えるパネル
です。
特に通路側から見えるメインパネルは、細かな商品説明より、
「誰のどんな課題に関係がある展示なのか」
を伝えることを優先してください。
必要な情報を正確に記載する
展示会パネルに掲載する情報は正確でなければなりません。
商品サイズ、価格、性能、納期、導入実績、削減率などに間違いがあれば、企業としての信頼を損ないます。
特に、
- 業界No.1
- 日本初
- 世界初
- 〇%削減
- 導入〇社
などの強い表現を使う場合には、根拠を確認してください。
デザイン確定後では修正費用や納期に影響するため、印刷前に複数人でチェックすることをおすすめします。
見やすくて、かつインパクトのあるものにする
展示会場は情報量の多い空間です。
左右にも正面にも、企業名、商品名、映像、照明、キャッチコピーがあります。
そのため、ある程度のインパクトがなければ存在に気づいてもらえません。
一方、インパクトを求めるあまり、内容が理解できなくなってはいけません。
「目立つ」ことと「伝わる」ことは別です。
目立った瞬間に、何のブースか理解できることが理想です。
5メートル先から確認する
PC画面上で完成したパネルを見て、
「きれいにできた」
と判断しないでください。
可能なら実寸に近い状態で表示し、5メートル程度離れて見てください。
確認するのは、
- 一番大きな文字が読めるか
- 誰向けか分かるか
- 何が良くなるのか分かるか
- 商品の写真が何か判別できるか
- 見る順番が自然か
です。
展示会パネルは、制作担当者が机の前で見るものではありません。
来場者が歩きながら見るものです。
展示会白書のデータ
来場者1,089名への調査では、1社あたりのブース滞在時間は「10~20分未満」39.5%、「5~10分未満」36.8%でした。
パネルで細部まで説明し切ろうとするより、短時間で「何を見るべきか」「何を確かめるべきか」を伝え、実物・デモ・会話へ移ってもらう設計が重要です。
実務では、完成データをPC画面で確認するだけでは不十分です。実寸出力が難しければ、少なくとも想定サイズに近い状態で表示し、数メートル離れ、歩く速度で横切りながら見てください。
そのときに読むのは全文ではありません。最初に目へ入る一言、写真、数字だけです。そこから「もう少し見たい」と思わせられるかを確認することが、展示会用パネルのチェックになります。
インパクトのあるキャッチコピーを活用する
展示会パネルには、キャッチコピーを活用します。
ただし、単に格好いいコピーをつくればよいわけではありません。
たとえば、
「未来を変える革新的ソリューション」
「次世代のDXを実現」
では、具体的に誰に関係があるのか分かりません。
私が展示会キャッチコピーで重視しているのは、
- メリット提示
- 具体性
- TO MEメッセージ
です。
たとえば、
「生産管理システム」
ではなく、
「まだExcelで生産計画を組んでいる工場長へ」
とすれば、該当する人は、
「俺のことだ」
と思います。
これがTO MEメッセージです。
詳しくは、ブースキャッチコピー3つの鉄則をご覧ください。
商品名より先に「課題の言葉」を考える
出展者は自社の商品をよく知っています。
そのため、つい商品名や技術名からパネルをつくってしまいます。
しかし、来場者は、その名称を知らないことがあります。
たとえば、
「ABC-3500 高性能自動〇〇装置」
と大きく表示しても、知らない人には意味がありません。
それより、
「〇〇工程にまだ3人使っていませんか?」
と書けば、その課題を持つ人には伝わります。
映像を効果的に活用する
映像は、展示会ブースの訴求力を高める有力なツールです。
動画やアニメーションを使えば、静止画では伝えにくい、
- 製品の動き
- 作業工程
- Before/After
- ソフトウェアの操作
- 導入現場
などを分かりやすく伝えられます。
特に実際の商品と映像を連動させると効果的です。
映像で使用方法を見せ、その横に実物を置き、実際に触ってもらう。
そうすれば、視覚情報だけでなく体験につながります。
一方で、映像を流しているだけでスタッフとの会話が始まらなければ、営業成果にはつながりにくくなります。
また、展示会場は騒がしいため、音楽やナレーションに依存しすぎないことも重要です。
字幕や大きな文字を使い、無音でも意味が伝わる映像にします。
プロジェクター・モニターの使い方については、展示会でのプロジェクター・モニター活用方法も参考にしてください。
会場規模やブースの広さを考慮してサイズを決定する
展示会パネルのサイズは、会場規模やブースの広さを考慮して決めます。
広い会場・広い通路から見てもらう場合には、大きなパネルや壁面グラフィックが有効です。
一方、1小間程度のブースで巨大なパネルを置くと、圧迫感が出たり、商品が隠れたりする可能性があります。
小規模ブースでは、
- 遠距離用の大型パネル
- 商品横の小型説明パネル
を組み合わせる方法もあります。
大型パネルは搬入・施工方法も事前に確認してください。
展示会パネルに載せる情報の優先順位
何を載せるか迷った場合は、私は次の順番で考えることをおすすめします。
| 優先順位 | 情報 | 役割 |
|---|---|---|
| 1 | ターゲットの課題・困りごと | 「自分に関係がある」と気づいてもらう |
| 2 | 得られる変化・メリット | 興味を持ってもらう |
| 3 | 実物・写真・Before/After | 意味を理解してもらう |
| 4 | 具体的な数値・事例・根拠 | 信頼性を高める |
| 5 | 商品名・会社名 | 商品・企業を識別してもらう |
| 6 | 細かな仕様・スペック | 興味を持った人へ補足する |
もちろん、ブランド認知を主目的にする大企業であれば、会社名やブランド名の優先度が高くなることもあります。
しかし、新規顧客との商談創出を目的とする中小企業であれば、
「自社が言いたい順」ではなく、「来場者が判断したい順」
に並べることが大切です。
展示会パネルを制作する基本的な流れ
展示会パネルの制作には基本的な流れがあります。
順番を間違えると、途中で、
「結局、何を一番大きくするんだ?」
という議論になり、デザインのやり直しが発生します。
展示会に参加する人のペルソナを設定する
最初に、展示会来場者の中で、自社がもっとも出会いたい相手を明確にします。
来場者全員をターゲットにしないことです。
たとえば、
「製造業の人」
では広すぎます。
「食品工場の生産技術責任者で、洗浄工程の人手不足に困っている人」
というように具体化します。
その人は、
- 何に困っているか
- 何を探しに展示会へ来ているか
- どんな言葉に反応するか
- 何を見れば信用するか
を考えます。
この来場者像がずれると、その後どれだけパネルをきれいにしても成果につながりにくくなります。
私は、
ワンブース・ワンアイテム・ワンターゲット
を基本として考えることをおすすめしています。
展示会に合わせて展示パネルのコンセプトを確定させる
ターゲットが決まったら、展示会パネルのコンセプトを決めます。
「認知度を上げる」
「商品を知ってもらう」
だけでは少し抽象的です。
より具体的に、
「このパネルを見たターゲットに、何と気づいてほしいか」
を考えます。
たとえば、
「この会社は高性能な装置メーカーだ」
ではなく、
「この装置なら、自社の人手不足を改善できるかもしれない」
と感じてほしい。
ここまで決めれば、キャッチコピーや写真の方向性が見えてきます。
使用するサイズを決定する
コンセプトが決まったら、設置場所とサイズを決めます。
展示パネルには、A1、A0、壁面全体を使う大型パネルなど、さまざまなサイズがあります。
また、縦向き・横向きによってもデザインが変わります。
サイズを決める際には、
- 何メートル先から見るのか
- どの高さに設置するのか
- 通路の幅
- ブースの間口
- 商品との位置関係
- 人が前に立ったときに隠れないか
を確認してください。
記載する情報を選択する
サイズが決まったら、載せたい情報を一度すべて洗い出します。
そのうえで、優先順位を付けます。
ここで大切なのは、
情報を追加する作業ではなく、情報を削る作業
です。
「この情報がなくても、来場者は実物を見てくれるか?」
「この説明はスタッフが口頭で行えばよくないか?」
と考え、不要なものを削ります。
キャッチコピーを確定する
次に、パネルで最も大きく表示する言葉を決めます。
この言葉は、商品名とは限りません。
むしろ、ターゲットが普段使っている課題の言葉の方が強いことがあります。
社内用語や技術用語ではなく、顧客が使う言葉を探してください。
具体的なデザインを構築する
ここで初めて、具体的なデザインへ進みます。
- フォント
- 色
- 写真
- 余白
- レイアウト
を決めます。
最初にラフをつくると、全体像を共有しやすくなります。
一方で、最初の案に固執する必要はありません。
デザインしていく途中で、
「この言葉はもっと大きくした方がよい」
「写真は1枚に絞ろう」
と気づくこともあります。
目的から外れない範囲で柔軟に修正します。
印刷前に実寸・遠距離チェックをする
制作データが完成したら、実寸を意識してチェックします。
最低でも、
- 5メートル先からキャッチコピーが読める
- 1~2秒で誰向けか分かる
- 何の商品・サービスか分かる
- 写真と文字のどちらを最初に見るか分かる
ことを確認してください。
展示会パネルを制作するときの注意点
著作権に十分注意する
展示会パネルを制作する際には、著作権や商標権などに注意してください。
Web上で見つけた写真やイラストを無断で使ったり、有名キャラクターや他社のロゴを許可なく掲載したりしないことです。
写真素材、フォント、イラストについても、商用利用・印刷利用の条件を確認します。
顧客の企業ロゴや導入実績を掲載する場合も、必要に応じて掲載許可を取ります。
遠距離から見ても内容が分かるようにする
展示会パネルは、目の前だけで読まれるものではありません。
遠くから見て、
「あそこは何をやっているのだろう」
と思ってもらう必要があります。
遠距離から見たときに、写真や文字が一つの塊にしか見えない場合は、情報が多すぎる可能性があります。
情報を引き算することも重要
パネル制作の打ち合わせでは、
「これも載せよう」
「この機能も大事だ」
「社長から沿革も入れてと言われた」
と情報が増えていきます。
しかし、展示会パネルでは、
何を載せるか以上に、何を載せないか
が重要です。
詳しい仕様はカタログ。
細かな技術情報はWeb。
企業沿革は会社案内。
というように役割分担してください。
Webサイトをそのままパネルにしない
Webサイトは、自ら情報を探している人が、画面をスクロールしながら読む媒体です。
展示会パネルは、歩いている人に数秒で意味を伝える媒体です。
役割が違います。
Webページの文章をコピーして文字を大きくしただけでは、展示会パネルとして機能しません。
光の反射も確認する
パネルの素材や設置角度によっては、照明が反射して文字や写真が見えにくくなることがあります。
特に光沢のある素材やアクリルカバーを使う場合には注意してください。
設営完了後、本番時の照明を点灯した状態で通路から確認します。
誇大表現にならないようにする
展示会では短時間で注目を集めたいので、強い言葉を使いたくなります。
しかし、根拠のないNo.1表現や、条件を省いた成果数値などは避けてください。
強いキャッチコピーだからこそ、裏付けられる事実を使います。
展示会ブースでのパネル配置戦略
どれほど良いパネルを制作しても、設置する場所が悪ければ見てもらえません。
展示会ブースでのパネル配置では、来場者の動線と視線を考えることが重要です。
入口付近・通路から見える位置を意識する
まず確認するのは、来場者がどの方向から歩いてくるかです。
正面から来るのか。
右から来るのか。
左から来るのか。
角小間なのか。
それによって最初に見える面が変わります。
最重要メッセージは、最初に目に入りやすい場所へ配置します。
視覚的な導線を考慮した配置
展示会ブースでは、来場者の視線を自然に動かします。
たとえば、
キャッチコピー
↓
商品・実物
↓
Before/Afterや補足パネル
↓
デモ・体験
↓
スタッフとの会話
という流れです。
すべてのパネルを同じ大きさ・同じ強さで見せると、どこを見ればよいか分からなくなります。
ブランド名やロゴを最優先するとは限らない
ブランド認知が重要な企業なら、ロゴやブランド名を大きく見せることは有効です。
しかし、まだ知名度の高くない中小企業が新規商談を獲得したい場合、
会社名より先に、
ターゲットの課題
を見せた方がよい場合があります。
目的によって優先順位は変わります。
スリーピースの設計を活用する
複数のパネルを使う場合には、中央に大きなメインパネル、左右に補助パネルを配置する方法もあります。
たとえば、
- 中央:メインキャッチコピー・商品
- 左:課題・Before
- 右:解決後・After・導入事例
という構成です。
3枚すべてに同じ量の情報を載せるのではなく、それぞれに役割を持たせます。
パネルの高さにも注意する
パネルの高さも重要です。
低い位置へ置くと、スタッフや来場者が前に立った瞬間に見えなくなります。
逆に、高い場所へ細かな説明文を置いても読めません。
遠距離から見るキャッチコピーは高い位置。
詳しい説明は目線付近。
というように使い分けます。
パネル同士の距離も考える
複数のパネルを置く場合、近づけすぎると情報が一つの塊に見えます。
逆に離れすぎると関係性が分かりません。
余白を使いながら、視覚的につながる距離で配置します。
ブース全体に統一感を持たせる
展示会ブースでは、色、フォント、写真のテイスト、パネル形状などを統一すると、ブース全体にまとまりが生まれます。
しかし、私がより重要だと思うのは、見た目の統一だけではありません。
すべてのパネルが同じターゲットに、同じ価値を伝えていること
です。
左側は経営者向け。
右側は技術者向け。
中央は一般消費者向け。
という状態では、ブースの意味がぼやけます。
パネルの種類と用途
展示会ブースで使われるパネルには複数の種類があります。
目的に合わせて使い分けてください。
宣伝パネル
商品やサービスの特徴・メリットを伝える一般的なパネルです。
写真、キャッチコピー、数字などを組み合わせ、短時間で意味を伝えます。
ブランド識別パネル
企業ロゴ、ブランドメッセージ、理念などを伝えるパネルです。
認知度向上やブランドイメージ形成を重視する展示会では有効です。
一方、商談創出が最優先なら、ブランドメッセージだけでなく顧客課題も表示します。
バックパネル
バックパネルは、ブース背面に設置する大型パネルです。
遠くから見えやすいため、
- メインキャッチコピー
- ターゲット
- 代表商品
- 大きな写真
などを配置するのに向いています。
ブース全体の印象を決める要素なので、テーマやターゲットに合わせてデザインします。
細かなスペックを大量に載せるより、遠くから一瞬で意味が伝わることを優先してください。
ポスターパネル
ポスターパネルは、A1やA0などのサイズで商品横などに置きやすいパネルです。
商品写真、特徴、Before/After、導入事例などを見せる用途に適しています。
シンプルな構成にし、宣伝文句やキャッチコピーは短くします。
メインパネルでは伝えきれない補足情報を担当させると使いやすくなります。
ライトボックスパネル
ライトボックスパネルは、内部のLEDなどでグラフィックを明るく見せる方法です。
写真や色が鮮やかに見え、展示会場でも視認性を高めやすいのが特徴です。
ロゴやキャッチコピーを大きく見せる用途にも向いています。
ただし、光れば来場者に意味が伝わるわけではありません。
ライトボックスでも、まずメッセージ設計です。
電子パネル・デジタルサイネージ
モニターなどの電子パネルでは、動画、アニメーション、インタラクティブコンテンツなどを表示できます。
静止画だけでは伝わりにくい、
- 実際の製品動作
- ソフトウェア操作
- シミュレーション
- 加工工程
- 変化
を伝えるのに適しています。
コンテンツの更新が容易なのもメリットです。
ただし、情報を大量に流せるからといって、何分もある会社紹介動画を流し続ける必要はありません。
卓上パネル
小型ブースや展示台では、卓上サイズのパネルも便利です。
実物の横で、
- 何の商品か
- どこを見てほしいか
- 従来品と何が違うか
を説明します。
遠距離集客用ではなく、商品に近づいた来場者の理解を深めるパネルとして使います。
展示会パネルは「説明」で終わらせず、体験・対話へつなげる
来場者がパネルを見て興味を持ったら、次に何をしてほしいでしょうか。
そのまま全文を読んで帰ってほしいわけではないはずです。
実物を見てほしい。
触ってほしい。
デモを見てほしい。
質問してほしい。
これが展示会です。
展示会白書のデータ
展示会で得た情報が購買意思決定に影響したと回答した来場者868名では、「実物を見たことで、導入への社内説得がしやすくなった」44.1%、「担当者と直接話したことで、信頼性や対応力を確認できた」39.9%でした。
展示会の価値は、パネルを読ませることだけではありません。パネルを入口にして、実物確認や対話へ進んでもらうことで、購買判断に必要な確かめ方ができます。
つまり、展示会の価値は、パネルを読ませることだけではありません。
パネルをきっかけに、人・実物・体験へ進んでもらうこと
なのです。
私は展示会では、
実物 → 体験 → 説明
という順番をおすすめしています。
パネルは、この流れを始める入口と考えてください。
たとえば、パネルに「耐久性が高い」と書くだけではなく、そのすぐ横で従来品との違いを触って確かめられるようにする。「作業時間を短縮」と書くなら、実際の動作を見せる。そうすると、パネルの言葉が体験によって裏付けられます。
そして体験した来場者には、「どの工程でお使いですか」「現在はどんな方法で対応していますか」と質問します。パネルから実物、実物から会話へとつながることで、来場者の課題に応じた提案へ進みやすくなります。
展示会成功パターンから学ぶパネル活用
展示会パネルは、それ単体だけで成果を生み出すものではありません。
パネルと実物、デモ、体験、スタッフの接客を組み合わせることで効果を発揮します。
IT企業の場合|顧客の声をパネルとデモに反映する
たとえばIT企業であれば、自社が言いたい機能を並べるのではなく、既存顧客へのヒアリングから、顧客が特に困っている業務を抽出します。
パネルには、その課題を大きく表示します。
その横でスマートフォンアプリやシステムのデモを見せれば、
「自分に関係がある」
↓
「どうやって解決するのだろう」
↓
「実際に触ってみたい」
という流れをつくれます。
重要なのは、パネルとデモが別々のことを言っていないことです。
製造業の場合|来場者参加型の体験へ送る
製造業なら、来場者が実際に製品やサンプルを触れるワークショップや実演を用意できます。
その場合、パネルにはすべての技術説明を書くのではなく、
「ここを触ってください」
「従来品と比べてください」
「〇秒で違いが分かります」
など、体験のポイントを表示します。
自分自身で確認した体験は、口頭説明だけより理解されやすくなります。
食品企業の場合|試食の意味をパネルで伝える
食品展示会では、試食コーナーを設けるブースが多くあります。
しかし、単に、
「どうぞ食べてください」
だけでは、試食して終わる可能性があります。
パネルに、
「〇〇不使用なのに、この食感」
「冷凍後も〇〇を維持」
など、何を確かめてほしいのかを書いておきます。
すると試食そのものが商品説明になります。
さらに、商品開発の背景や生産者のストーリーを映像で補完する方法もあります。
Before/After型|変化を一瞬で見せる
清掃、加工、コーティング、ソフトウェア、業務改善などでは、Before/Afterが非常に分かりやすい見せ方です。
左にBefore。
右にAfter。
中央に変化を表す短い数字。
この構成なら、長い文章を読まなくても意味が伝わります。
失敗から学ぶ展示会パネルのポイント
展示会では、「パネルをつくったのに成果につながらなかった」というケースもあります。
よくある失敗を確認しておきましょう。
ターゲット層を見誤る
最も大きな失敗の一つが、今回出会いたい来場者を明確にしないままパネルをつくることです。
対象が曖昧だと、
「高品質」
「幅広く対応」
「トータルソリューション」
といった誰にでも当てはまる言葉が並びます。
その結果、誰にも強く刺さらなくなります。
過剰に装飾する
目立とうとして、色、写真、アイコン、装飾文字を増やしすぎると、情報の優先順位が分からなくなります。
展示会パネルでは、
最も大切な情報が最も大きく見えること
が基本です。
スタッフがパネルを隠している
パネルの設置場所は良かったのに、本番になるとスタッフがその前に立ち、キャッチコピーを隠しているブースがあります。
スタッフの立ち位置まで含めてパネル配置を設計してください。
会社目線の言葉だけになっている
「弊社は創業〇年」
「最先端技術」
「豊富なラインナップ」
だけでは、来場者は、
「それで自社に何のメリットがあるのか」
を判断できません。
会社目線の特徴を、顧客目線の価値へ変換します。
スタッフ教育ができていない
パネルで来場者を止めることができても、スタッフが質問に答えられなければ成果につながりません。
パネルで興味を持ってもらえても、スタッフが質問に的確に答えられなければ、来場者の期待を下げてしまいます。
パネル制作とスタッフ教育は別々に考えないことが重要です。
展示会準備のチェックリスト
展示会の成功には、パネルだけでなく、展示会全体の準備が重要です。
準備期間とスケジュール管理
開催日から逆算し、
- ターゲット決定
- 出展コンセプト決定
- パネルキャッチコピー決定
- ラフ制作
- デザイン
- 社内確認
- 校正
- 印刷
- 施工
までスケジュール化します。
直前に制作を始めると、キャッチコピーを考える時間がなくなり、昨年のパネルを少し修正するだけになりがちです。
必須アイテム一覧
展示会ではパネル以外にも、
- 商品・実物
- 展示台
- ラック
- モニター・プロジェクター
- パンフレット・カタログ
- 名刺
- リード情報取得ツール
- スタッフ用名札
- 延長コード・電源タップ
- 文具・養生用品
などが必要になります。
詳しくは、展示会の備品・持ち物リストも参考にしてください。
当日の運営とトラブル対応
展示会当日は、スタッフ全員が役割を理解しておく必要があります。
来場者への声かけ。
商品説明。
デモ。
技術質問。
名刺・リード取得。
商談。
それぞれ誰が担当するかを決めます。
また、
- 電源が落ちる
- 映像が映らない
- パネルが剥がれる
- 商品が不足する
- スタッフが欠席する
といったトラブルも想定し、対応方法を共有します。
設営後は必ず「来場者側」からブースを見る
施工が完成したら、ブースの中から、
「いい感じだな」
と確認して終わらないでください。
通路へ出て、実際の来場者と同じように歩いてください。
右から。
左から。
5メートル先から。
10メートル先から。
確認します。
そのとき、
- 一番重要な言葉が見えるか
- 人が立っても隠れないか
- 照明が反射しないか
- 隣のブースと重なって見えないか
- 何の商品か分かるか
を確認します。
展示会パネル最終チェックリスト
- □ 今回もっとも出会いたい相手が決まっている
- □ ワンブース・ワンアイテム・ワンターゲットになっている
- □ 誰向けのパネルなのか一瞬で分かる
- □ ターゲットが使う課題の言葉が入っている
- □ 商品・サービスを使うメリットが具体的
- □ 商品名だけが大きくなっていない
- □ 会社名だけが最も目立っていない
- □ 一番重要なメッセージが一つに絞れている
- □ 文字を小さくして情報を詰め込んでいない
- □ メインコピーが十分大きい
- □ 5メートル先から読める
- □ 色を使いすぎていない
- □ 写真を使いすぎていない
- □ 余白が確保されている
- □ Before/Afterなど変化が伝わる
- □ 数字や実績に根拠がある
- □ 商品情報に誤りがない
- □ 著作権・商標・画像使用条件を確認した
- □ 実物へ視線が移る配置になっている
- □ デモ・体験へつながっている
- □ スタッフとの会話を始めやすい
- □ スタッフが前に立ってもパネルが隠れない
- □ ブース全体で色・フォントが統一されている
- □ ブース全体で伝えている価値が統一されている
- □ モニターとパネルの内容が重複しすぎていない
- □ Webサイトの文章をそのまま転載していない
- □ 実際の通路から見え方を確認した
よくある質問|展示会パネルのデザイン・作り方
展示会パネルには何を書けばよいですか?
最初に書くべきなのは、自社の商品説明ではなく、今回もっとも出会いたい相手が抱えている課題です。
そのうえで、商品を使うと何が変わるのか、実物、数字、事例などを組み合わせます。
展示会パネルの文字サイズはどのくらいがよいですか?
見る距離や設置高さによって変わります。
メインキャッチコピーについては、私は一つの感覚として「人の顔くらい」「A4用紙1枚に1文字くらい」と考えることをおすすめしています。
最終的には、実寸で5メートル程度離れて確認してください。
展示会パネルはA1とA0のどちらがよいですか?
用途によります。
商品横で近くから読む説明パネルならA1程度でも使えます。
通路から離れた来場者に訴求する場合にはA0以上、あるいは壁面全体を使う方法もあります。
展示会パネルは縦型と横型のどちらがおすすめですか?
設置場所によって決めます。
高さを使いたい場合は縦型、壁面を広く使いたい場合は横型が適する場合があります。
デザイン上の好みではなく、通路からどう見えるかで判断してください。
展示会パネルは自作できますか?
できます。
小型でシンプルなパネルなら、PowerPointやCanva等でも制作可能です。
ただし、印刷時のサイズ・解像度・文字の大きさなどを確認してください。
大型壁面やブース全体のデザインは、プロへ依頼する方が適している場合があります。
展示会パネルは何枚くらい必要ですか?
ブースサイズや商品数によって異なります。
数を増やすことより、
「メインメッセージ」
「実物の補足」
「事例」
など役割を分けることが重要です。
かっこいい展示会パネルなら集客できますか?
見た目は重要ですが、それだけでは十分ではありません。
見た目で目を引くだけでは十分ではありません。来場者が「これは自社の課題に関係がある」と理解できる言葉を先に設計してください。
まず自分事化、そのうえでデザインです。
商品スペックはどこまでパネルへ載せるべきですか?
通路から見るメインパネルには、必要最低限で構いません。
詳細スペックは、実物横の説明パネル、カタログ、Webサイトなどに分けることをおすすめします。
会社概要や沿革は載せた方がよいですか?
会社の信用を示すうえで必要な場合はあります。
ただし、限られたパネル面積の中で、ターゲットの課題より大きく会社沿革を載せる必要があるかは検討してください。
電子パネルと紙のパネルはどちらがよいですか?
用途が異なります。
課題やキャッチコピーを常時見せるなら静止パネルが分かりやすく、動き、操作、Before/Afterなどはモニター・電子パネルが適しています。
組み合わせる方法も有効です。
展示会パネルは「説明書」ではなく「会話を始める装置」
展示会パネルを魅力的にするためには、
- 全体のバランス
- 文字サイズ
- 配色
- 写真
- キャッチコピー
- パネルサイズ
- 配置
- 映像との組み合わせ
など、多くの要素を考える必要があります。
しかし、その前にもっと重要なことがあります。
「誰に、何と気づいてほしいのか」
です。
来場者の足を止めるうえで重要なのは、単に目立つことではありません。
「これは自社の業務課題に関係がある」と、一瞬で意味が伝わること
です。
つまり、優れた展示会パネルとは、最も豪華なパネルでも、最もかっこいいパネルでもありません。
ターゲットが、自分の課題を見つけられるパネル
です。
そして、そこで終わりではありません。
パネルを見て興味を持った来場者が、
実物を見る。
体験する。
質問する。
開発者と話す。
自社の場合ならどうなるかを相談する。
そこまでつなげることが重要です。
清永健一の結論
展示会パネルに、商品のすべてを説明させないでください。
パネルで、
「これは私の話だ」
と思ってもらう。
そして実物を見る。
触ってみる。
スタッフと話す。
自社に合うか確かめる。
展示会パネルの成功とは、「全部読んでもらうこと」ではなく、「次の会話が始まること」です。
だから私は、展示会ブースそのものと同じように、
パネルも「会話を始める装置」として設計する
ことをおすすめしています。
展示会営業®とは、展示会で名刺を集める活動ではなく、ターゲット企業との接点をつくり、商談・案件・売上につなげ、そのプロセスを通じて会社を強くする営業活動です。
展示会ブース全体で来場者の足を止める方法については、展示会で来場者の足を止める展示方法もご覧ください。
映像を使う場合は、展示会でのプロジェクター・モニター活用方法、備品全体については、展示会の備品・持ち物リストで解説しています。
今回引用した出展者536名・業務目的来場者1,089名への独自調査は、展示会白書で公開しています。
展示会で成果を出すコツを知りたい方へ
「パネルはきれいなのに人が止まらない」
「情報を詰め込みすぎてしまう」
「制作会社からデザイン案をもらったが、成果につながるか判断できない」
「ブースで商品説明はできているが、商談につながらない」
という場合は、パネルだけでなく、ターゲット、出展コンセプト、キャッチコピー、実物、体験、スタッフの接客、展示会後のフォローまでを一つの営業プロセスとして設計することが重要です。
展示会を失敗させないセミナーでは、展示会を名刺集めで終わらせず、商談・案件・売上につなげる展示会営業®の考え方を体系的に解説しています。

展示会営業(R)コンサルタント。経済産業大臣登録中小企業診断士。詳細はウィキペディアご参照。
展示会をテーマとした書籍を5冊執筆している展示会の専門家。執筆書籍は、すべてamazon部門1位を獲得しており、「日経MJ」、「NHKラジオ総合第一」他、多くのメディアで取材を受けている。1300社を超える展示会出展支援経験に基づく実践的なアドバイスが好評を博している。ほぼ毎週、東京ビッグサイトに出没する自称 展示会オタク。
